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感染者/PCR検査に係わる順位 [睡夢庵 日々徒然]

【 感染者/PCR検査に係わる順位 】

日   付   29 28 27 26 25 24 23 22 21 
東京の感染者数 58 60 57 54 48 55 31 29 34 
関東の感染者数 84 87 80 83 69 73 47 35 42 
全国の感染者数 109 112 88 99 79 89 53 40 48 

上記はここ9日間の感染者数の推移ですが、この数値変動を見ても東京都も厚生労働省も経済産業省もまだ様子見を決め込む様です。

今の状況ではすぐに第1波の半分位には到達しそうですね。 日本は元々が「密」なのですから、人が動き始めると「3密」も守れやしません・・・それに今度は傾斜が緩やかだっただけにばら撒かれた無症状感染者の数が多いでしょうから、第1波の様に対策の効果は急には表れないでしょう。

西村経済再生担当大臣は「医療体制には余裕があるので、今の時点で緊急事態宣言の再指定をするとか、心配があるというわけではない」と述べ、現時点で緊急事態宣言の再指定や、都道府県をまたいだ移動の自粛を求める必要はないという認識を示しました、だそうです(^^;)

何を根拠に? それは東京都が挙げている様な指標の数字なのでしょうか? あの様な数字で抑えが効くような物ならば、ドイツやスウェーデンが何故今の様な状況になったのでしょうかね? どちらも日本以上の「感染症防疫システム」を備えていましたが・・・
急激に感染が立ち上がれば日本が持つ余裕度など一瞬にして消し飛んでしまいますよ。 それがアメリカの爆発状態であり、ドイツの一向に下降しない新規感染者数であり、イギリスの死者数なのではないでしょうか?

次も「3密」が同じ様な効果を上げるとでも? 既に殆どの人は「3密」を前提にして行動・対策を講じているにも関わらず上記の様な数字になっているのですから・・・

今回は東京への人の流入・流出を止めなければ収まらないかも・・・

今の所、東京都が何か新たな「感染者捕捉対策」を採ったという話は聞きませんからね。 このままでは先に挙げた数字が描くラインに沿って感染者は加速度的に増えるだけでしょう。

東京都の日々のPCR検査人数を見ると5月7日に急に1106人と前日の98人、前週のMAX454人という数の倍に伸びています。 所が14日を境に30日迄平均では800件を切る所まで落ちてしまいます。 また6月に入ると1500~2000人で推移する様になっていますが本来これが新規感染者の捕捉に回っていればよいのですが・・・
5月24日から感染者が増加に転じている事を見るとどうも14日からの2週間で拡散速度との逆転が起きてしまった様です。

神奈川はほぼ同じ時期に検査件数が減り始め5月24日以降は平均100件弱という所迄減っています。 これでは・・・

北海道は4月下旬から一向に進歩がなく、120人/日前後で推移していますがこの間ピークの499人から現在の86名に徐々に減るという状態ですから、とても濃厚接触者の全てに網を掛ける事など出来ぬ相談ですので、副次感染者がウヨウヨなのでしょうね、ランダムに新規感染者が発生しています。

これに比べニューヨーク州では4月26日時点で薬局を活用して4万件/日に倍増させるという報道が出ていましたね。
やろうと思えば可能な事なのでしょうが、“大東京都”(^^;)が未だに2000人/日、どう考えればいいのでしょうかね。

え?それでも減らなかったではないか? それはそうでしょう、既に感染が蔓延した集団を検査しても検査は感染者を炙り出すためのものですから陽性患者を増やすばかりです。 ですから、検査数/速度が集団の副次感染者数と増加速度を超えていなければ減少には結び付きません。 こう言う意味で副次感染者を追って検査をしない無作為検査の導入は百害あって一利なしと言われるのです。 確かに検査をしなければ、無症状感染者が野放し状態になるのは事実ですが・・・

初期の段階では無症状感染者の割合は半分弱と言われていましたが、厚生労働省が日々報告を上げ始めた空港検疫での結果では無症状率は96.6%になっています。
この状態ではまずもって保菌者を全て捕捉する等は不可能な事でしょう。 となれば何か打つ手はある?ですね。

今感染者が多かった国でほぼ収束状態を維持しているのはスイス、オーストリア、オランダ、オーストラリア、アイルランド、中国、韓国といった辺りが100人/日以下をキープしています。 感染者1万人以下ではノルウェイ、フィンランド、マレーシア、ハンガリー等が1桁/日に近付いています。

しかし、今回のウイルスは季節性を見せませんので、将に今の様な状況がワクチンが開発される迄続くと考えるべきなのでしょう。
ですから、PCR検査能力を新規患者が増えないレベルでバランスさせる所迄高め、常時この能力の維持を図るしか現状採り得る方法はないのでしょう。

日本の状況はと言えば、今現在の検査能力では新規感染者が増え続けていますから、能力不足である事は間違いありません。
まずは東京都が常時5~6000人/日の検査をする能力を持つ事が先決でしょう。 コアの東京が収まらねば、周りはお土産を貰い続ける事になってしまいますから。


以下には厚生労働省報道資料の「各都道府県の検査陽性者の状況」というPDFのデータを使っています。

URL : https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000644366.pdf

各都道府県の人口に関しては「ホームメイト」のサイトにある「47都道府県別の人口」というページのデータを使っています。

URL : https://www.homemate.co.jp/research/population/all/

《 人口十万人当たりの感染者数 》 n/10万人

1. 岩手県   感染者なし 47. 東京都   44.79
2. 鳥取県   0.52    46. 富山県   27.19
3. 鹿児島県  0.67    45. 石川県   26.00
4. 徳島県   0.79    44. 北海道   20.94
5. 長崎県   1.23    43. 大阪府   20.52
6. 岡山県   1.35    42. 福岡県   16.38
7. 宮崎県   1.54    41. 神奈川県  15.94
8. 秋田県   1.56    40. 石川県   15.51
9. 青森県   2.06    39. 千葉県   15.20
10. 静岡県   2.16    38. 埼玉県   15.15

《 PCR検査余裕度 》

感染者1名当たり患者を含め何名の検査を行ったか

1. 岩手県    ?    47. 神奈川県   8.49
2. 鳥取県   490.33   46. 石川県    9.65
3. 鹿児島県  232.82   45. 東京都   12.49
4. 長崎県   186.88   44. 北海道   16.53
5. 徳島県   144.83   43. 富山県   17.16
6. 栃木県    97.09   42. 千葉県   18.92
7. 香川県    94.14   41. 福岡県   19.95
8. 静岡県    91.55   40. 兵庫県   20.76
9. 宮崎県    91.12   39. 沖縄県   21.21
10. 熊本県    86.41   38. 大阪府   21.81
11. 福島県    80.40
12. 大分県    80.05
13. 山梨県    76.32
14. 岡山県    73.31
15. 和歌山県   61.91
16. 三重県    61.89
17. 秋田県    61.88
18. 山口県    60.54
19. 新潟県    57.86
20. 島根県    51.58

24. 宮城県    39.70
  平均     20.96

どの様な組み合わせが感染者数に近似するかを見て来ましたが、上記がその順位関係に最も近い並びを示しました。

ここで言う「PCR検査余裕度」というのは私が勝手につけた名称ですが、その時点までのPCR検査人数感染者数で割るという単純な物です。
これは一人の「感染者」に対し何人の「濃厚接触者」を検査する能力を持っているかの概略を示す物と考えて良いと思っています。

検査実施人数の中には「治療中患者の治癒確認検査」、「医療従事者」、「発熱外来受診者」、「手術対象者」、「介護従事者」等も含まれますので実質的に濃厚接触者捕捉に割かれるのは半分以下のでしょうし、患者が増えるに従ってこの部分の率が上がりますから初動でどれだけ抑えられるかに以後を決めると言ってよいでしょう。

今の所この限界値は25人/人位、これを全都道府県が持てば終息迄持って行く事が可能になるのではと推定しています。 すぐに感染拡大が遮断出来た県は50人/人が殆どだと思います。
24位(中央値)の宮城県で39.70人/人、平均は20.96なのでいかにワースト側が足を引っ張っているか・・・

東京都の感染者の最大は165人/日だったと思いますので東京都は最低限4,125人/日の検査能力を持てばという事ですが、東京都のサイトで直近の最大検査数を見ると6月12日で2,077人しか出来ていません。 因みに陽性は39名(1.88%)で、その前後も2%±ですから効率が悪いと言えば・・・

今迄の様に家族の検査も後回しになる様な状況ではとても感染症防疫体制を充足しているとは言えません。 にも拘わらず、これまでのPCR検査数の伸びを見ていますととても副次感染者迄投網を掛ける能力を得ようとする努力がなされたとは感じられません。 特に東京、北海道、神奈川は状況を改善しようと言う意識があるのかすら疑ってしまう状況です。

それと厚生労働省が主導すべき、PCR検査を行う現場の能力と地方行政組織・厚生労働省との間のタイムラグ&報告形態が一向に改善を見ていません。

毎日の検査情報が的確かつリアルタイムに更新・共有出来る環境がこれだけ時間を経過しても構築できていない様が厚生労働省が発表する「新型コロナウイルス陽性者数(チャーター便帰国者を除く)とPCR検査実施人数(都道府県別)【1/15~6/28】」という報道資料にアカラサマに出ています。 正直これは「国恥」といっても良い物ですが、良くぞこんな物の提示を続けられるものと呆れています。

資料にある各都道府県のPCR検査実施人数ですが
 6/27資料 6/28資料 増加数 日平均 感染者総数/日当り
北海道  20,182 20,326 144 123 1,222/7.4
埼玉県  33,141 33,238 97 201 1,109/6.7
東京都  77,406 77,406 0 469 6,114/37.1
神奈川県 12,347 12,347 0 74 1,464/8.9
愛知県  12,445 12,455 0 75 523/3.2
京都府  9,896 9,896 0 59 366/2.2
大阪府  39,556 39,970 414 242 1,816/11.0
福岡県  15,995 16,166 171 97 854/5.2

この数値は 2020/01/15 からの 165日間の累積値です。 本来であれば厚生労働省担当部局では検査状況がリアルタイムに把握出来る様にシステム化を終えていなければおかしいですね。 PCR検査は「新型コロナ防疫対策」の肝になる機能ですが、未だにこの為体とは・・・
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20200630_PCR-PerKranke.png 左図は総検査数を総感染者で単純に割った物で、「感染者1人当たり何人の検査が実施されるか」ですが日数要素を含みませんので余り意味を持つとは言えませんが、これが感染者数順位に近似します。
20200630_PCR-PerDay.png 左図は1日当たりの平均検査人数になります。 わずか25人で線引きしてもこれを超えている県がたったこれだけというのが実態です。
20200630_PCR-Margin.png 左図は東京都の1日の最大感染者数を各県の人口で引き直して見たもので、その都道府県の検査能力でどの程度カバー出来るかを示すものです。 “1”以上であれば、最大感染者数だけは検査可能という意味ですので、まぁ最低限という所でしょう。 それでもこれを超える所は図の通り寂しい限り。

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空港検疫捕捉感染者
20200630_空港検疫捕捉.png
死者発生県における致死率
20200630_都道府県別死亡率.png
地方別感染者数推移(3/13以降)
20200630_地域別件数推移.png
上位9県感染者累積関東7県日別感染者数
20200630_上位件数伸び.png 20200630_関東日別発生件数.png

西村経済再生担当大臣が「嫌な感じ」と表現したらしいですが、わたしからすれば1週間前の感覚ですね。
PCR検査の様相などを考えると多分この先2週間は増え続ける事でしょう。 それも今すぐに遊興業の休業と東京への勤務以外での出入りを再自粛して貰ってでしょうね。

これ以上考えるのが嫌になりますね。 この上米国や南米の感染力を増したウイルスでも入り込んで来よう物なら如何なる事か。

4か月も前に検討を開始しているべき「感染症防疫体制の立て直しとデジタルシステム化」がまだ何も出来ていない状態に等しい有様ですから・・・


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東京都!! 何時までこの状況を放置する積もり? [睡夢庵 日々徒然]

【 東京都!! 何時までこの状況を放置する積もり? 】

東京都は自身が決めた妙な数値基準に自縄自縛状態なのですかね。 こんな数値に大した意味はないでしょうに。 現実に起きている状況は感染者増が底を打ってから既に1ヵ月以上上昇傾向を続け、かつ傾斜が立ち上がり始めている非常に危険な状態に陥っているという事です。 僅かずつ増分が増えて行くという事が何を意味するかは明らかで副次感染者の捕捉漏れが徐々に増えているという状況でしょう。 その中で規制緩和や移動自粛の緩和を行ったのですから、上昇率が上がるのは当たり前。 次に待っているのは感染の急増です。 周辺県は既に大量のお土産を貰ってしまった様です。

空港検疫捕捉感染者
20200627_空港検疫捕捉.png
死者発生県における致死率
20200627_都道府県別死亡率.png
地方別感染者数推移(3/13以降)
20200627_地域別件数推移.png
上位9県感染者累積関東7県日別感染者数
20200627_上位件数伸び.png 20200627_関東日別発生件数.png


個人的には「良くこの状態に留まっているな」というのが実感で、感覚的予測より3日遅い。 ですが、埼玉が完全に東京の後追いを始めてしまいました。 そして、千葉、茨城、神奈川も同時に感染者が出ています。 それだけならまだしも宮城や京都、大阪、山梨でも感染者が続き始めています。 これらは明らかにエンタメ・観光・ビジネス環境の接触・移動率の増加によるものである事は明らかです。

現状では完全終息は無理な話ですが、この状況で入国制限の緩和や地域間異動の緩和を続ければ先は明らかです。 ここで緊急方針転換をしたとしても既についたイナーシャーであと1週間は増加が続くでしょうし、現在のPCR検査の状況では既に広がった感染者からの拡散を喰い止める事は難しいのではないかと恐れています。

「新規感染者20人未満」、「感染経路不明50%未満」、「感染者比率1未満」、「重症患者数」、「入院患者数」、「PCR検査陽性率」、「相談件数」といった指標を定めてモニタリングしている様ですが・・・これに「再要請の目安」などという変なリミッターを設けたのは完全なミスですね。

最もシビアに見なければならないのは「PCR検査陽性率」でこれがプラス方向に振れ、続けて上昇したら非常に危険な信号ですが20日以前に既に明確に警報が点いていたはずなのですが、「再要請目安」を定めた指標にマージンがある為グズグスしているのでしょうか、でもウイルスは待ってくれません。 25日2%、26日4%というのは決定的サインと言っても良いのではないでしょうかね。 検査対象選定基準が状況に追いついていないシグナルで、漏れが加速度的に増え始めた表れと取って差し支えないと思います。

この前のデータを取っていないので検査陽性率の推移が分からないのですが、発生感染者数を見れば徐々に増加していたのは明らかでしょう。

以下は NHK NEWS WEBに掲載されている東京都が「再要請の目安」としている数値です。

東京都がモニタリング(監視)している指標
 ①新規感染者数 ②経路不明の割合 ③感染者増加比率
 ■1週間平均
1日あたり 
■1週間平均
1日あたり 
■週単位
緩和目安 20人未満 50%未満 1未満
6月20日 36.1人 41.1% 1.98
6月21日 34.4人 45.2% 1.5
6月22日 31.7人 48.6% 1.13
6月23日 32.3人 48.2% 1.07
6月24日 37.9人 45.7% 1.27
6月25日 38.9人 43.4% 1.19
6月26日 41.6人 44% 1.22
再要請目安 50人以上 50%以上 2以上
東京都がモニタリング(監視)している指標
 ④重症患者数 ⑤入院患者数 ⑥検査陽性率 ⑦相談件数
6月20日 18人 204人 1.9% 611件
6月21日 18人 219人 1.9% 597件
6月22日 19人 231人 2.1% 1065件
6月23日 20人 225人 2.1% 889件
6月24日 20人 215人 2.1% 820件
6月25日 19人 218人 2.3% 832件
6月26日 17人 223人 2.7% 844件

次は厚生労働省 報道資料等より拾った26日のPCR検査数他ですが

    26日  25日 検査数 新規 治療中 感染者数 平均検査数
東京  73,753  71,904  1,849  54   223  5,997  12.29
埼玉  32,451  32,115   336  16   75  1,090  29.77
千葉  17,597  17,416   181   4   29   945  18.62
神奈川 12,278  12,202   76   7   51  1,453   8.45
茨城   5,209   5,192   17   2   10   172  30.28

治療中の患者を抱えてこの数しか出来ていないというのは一向にPCR検査の環境が変わっていない表れでしょうね。 そこに持って来て、新規感染者減への安心感や組織的疲労蓄積の影響も出ているのでしょう。 現状では東京等はこの3倍程度を継続的に実施出来ねばとても終息いや収束すら覚束ないでしょう。

他のデータを基にした物では東京では感染者1名当たり2.8人位しか検査していなかった事になっていたと思います。 治療中の患者やその治療に携わる人間、そして発熱外来、手術前検査等を含めるととてもではないですが、現状の様な検査数では抑える事は不可能です。

感染者の分散傾向をみれば東京都が元凶なのははっきりしています。 他府県が何をしようが東京都が終息方向に向かわねば蟷螂之斧。

昨今話題に上っている国産の~30分/現場でPCR検査という唾液によるPCR検査試薬が認可され、適用範囲が拡大される事を祈るばかりです。
そうなれば一般病院でも自己防衛も可能になりますから、病院の深刻な経営環境悪化の歯止めにもなるでしょう。


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iPhone 6s 代替について [睡夢庵の電脳環境]

【 iPhone 6s 代替について 】

次の前3項目がなければ私の手元には既に iPhone SE 2020 があったかも・・・

以下の4項目の影響とiPhone 12 のリーク情報を見るにつけ、iPhone SE 2020の興味が薄れ、iPhone 12 mini の登場を待とうという気になってしまいました。

その理由 :

1. Appleのユーザーに対する姿勢がいよいよ鼻につく様になったこと。

  これはGoogle等の米国大手IT企業を含めての対ユーザーへの姿勢
  の問題。 囲い込みを図り、拒否する場合はアカラサマナ差別を加える事
  その中で一番鼻に付くのがApple、ユーザーは提供する機能の中で
  使っていればいいというのが鼻持ちならない。
  これが極端なのがユーザーに自分が作るファイルを自分でコントロール
  させないところ。

2. iOS 13 のバッテリー制御の不具合で草臥れていたバッテリーがついに
  顎を出した為、バッテリー交換を余儀なくさせられた事。
  交換の結果思いの外もつ事が分かって・・・

  電話、チョイ遣いのブラウザ、地図帳、メモ紙代わり、スナップ写真撮り
  音声メモ、iPod代わり、デジタルブックリーダ、デジタルコンパス、
  オーディオアナライザ、ウェーブジェネレータ、健康管理用といった
  範囲では iPhone 6s で十分お釣りが来る位の能力がある。

3. SE 2020 と iPhone 6s では私が使いたい機能の範囲で “お財布携帯”
  以外にメリットが見いだせなくなった事。
  特に外観が iPhone 8 と共通で A13 に対してバッテリーが非力では。

4. そして止めを刺したのは 2020/06/23 に公表された iOS 14 のサポート
  対象機種、これに iPhone 6s も含まれていた事。 只、正規版のユーザ
  リリースは今秋予定となっていますので、iPhone 12 と同期ですかね(^^)

URL : https://www.apple.com/jp/newsroom/2020/06/apple-reimagines-the-iphone-experience-with-ios-14/
URL : https://www.apple.com/ios/ios-14-preview/

こうなってくると iPhone 12 mini も要らない? まぁ、もうちょっとスペックが出てこないと・・・
まだ、devicespeifications.com も "unconfirmed" のままですから・・・

URL : https://www.devicespecifications.com/

《 現状の iPhone/Android 双方への不満点 》

1. 製品寿命が短過ぎる

  iPhone では4~5年は保証されるようだが、Android は旗艦クラスで
  ないと1~2回の更新でお仕舞?
  Lenovo TAB4 8 Plus は1度っきりでお仕舞だった。

2. Windows PCとのデータ交換性に乏しい事とユーザーのコントロール権を
  大幅に制限している事。

3. アプリが往々にしてネット接続が前提になっている事。

  端末内の操作に関してはオフラインが原則ではないソフトを許すべきでは
  ない。

4. バックグラウンド(出てはこないが)を使って勝手にOSの更新を
  行っている事。 最近は Windows も同様。 米国大手は締め付けに対して
  手を組み始めましたからね。 使用許諾契約などもほぼ時を同じくして
  更新され、ちょっとずつ手前有利に変えて来ています。

《 iPhone SE 2020 と 6s に対する評価 》

iPhone 6s の本体バッテリーで丸1日使用が可能になってしまうと逆になぜ早く交換しなかったかちょっと悔いる結果になっています。
2日近い連続使用を希望していたので、5000mAh のポータブルバッテリーと抱き合わせて使う道を選んだ訳ですが、思わぬ所に落し穴が。
まさか、Wi-Fiのイニシャライズの突入が給電容量を超えて強制シャットダウンが、それもシステム起動時に発生し始めるとは夢にも思いませんでした。
本体バッテリー交換の結果私の使い方であれば、最悪でも20時間位はもちそうですし、ケチを決め込めば2日近く・・・

こうなってくると SE 2020 の必要性が急に薄れて(^^;)しまい、次の iPhone 12 でデザインが一新されそうな事と1廻り小さい廉価なものが出てくるという話もあって萎んでしまう事になりました。

・ デザイン   iPhone 6s ~ 8 と差がないデザイン/サイズで操作性の
         向上等は期待出来ない。

・ 処理速度   強力なCPUパワーは魅力だが・・・
         ゲームをする事は考えられないので iPhone 6s でも
         それほど不足は感じない。

         ブラウザを使うのであれば、現状の倍位の CPU/GPU
         パワーがある方がストレスはないが、老眼/近視/乱視
         ミックスで左右のフォーカスポイントに40cm近い
         ずれがある私にとってはスマホでのブラウジングは
         荷が重い(^^;)

・ センサー類  搭載されるセンサーの種類、精度を含め同じ動作をする。

・ 回線性能   仕様上2世代差はある様だが、現状でも100Mbps台は
         十分に出るし、LTEチャンネルにも差がない。

・ メモリー   どちらもSDが付かないので本体容量が限度なので
         この面では救いがない。
         写真、動画等を入れるには徹底して制限しないと写真や
         動画が撮れなくなる。

・ 外部記憶   Lightning 経由では繋げるものへの制限が多い。
         サードパーティのものも動かない事が多くて
         そもそも給電能力がないのだから駄目だけれど。

といった感じで、ネット性能、カメラ性能、お財布携帯位しか優位点がないものに、それも次世代がすぐに出る事が分かっていてここで5万台の投資をする? になってしまいます。
カメラやビデオを多用するのであればですが、最近殆ど撮らなくなりましたし、そちらは1眼やコンデジもありますので・・・

で、リーク情報の iPhone 12 mini に期待をして、SE 2020 は対象外になりました。
リーク情報を取り纏めたサイトを一つ

URL : https://xn--uq-og4aohldqc.jp/iphone12mini.html

同時に Xiaomi Note 9s や OPPO の Reno3 A 辺りも物色してみましたが、やはりこのクラスはどこかにレベルダウンが隠されていて・・・それとセンサーがない事、OSのバージョンアップがいつまでなされるかの不安がありますからね。 僅か2回同じバージョンでだったりしたら・・・

で、2020/09 ~ 10 に発売されるであろう iPhone 12 mini のスペックを見ると価格は2~3万はアップするでしょうがこちらに期待をしますね。

☆ 旧SE の様なエッジが立ったデザインになる様なので期待してます。
  持ち易さも向上するかも。
☆ 画面解像度が 2688*1242 ピクセルになるので画面上情報量が増える。
  ただ、目がついていくか? 多分現状の1344系に拡大可能では?
  リフレッシュレートは 60Hz だけの様だがゲームをしないから・・・
☆ CPU/GPU に RAM 容量も増える様なので、SE 2020 以上の処理能力を期待
☆ 5G Sub6 には対応するみたい。 まぁ、付いていても恩恵は受けないが。
☆ バッテリーの容量も構成も変わる様で SE 2020 よりずっともつらしい。
☆ カメラも標準と超広角は付くらしい。
☆ 802.11ay に対応するらしいが対応ルーター導入予定はないけど・・・
☆ おさいふ対応
★ mini は顔認証だけらしいのが残念な所、現在タッチIDでアプリに
  ロックを掛けているがこれを毎回パスコードで開く? セキュリティ上も
  ちょっとここは SE 2020 に軍配を上げますね~
★ 端子がまだ Lighting に拘っているのが・・・
★ iOS がアプリにネットワーク情報を渡さなくなった為、この系統のアプリ
  使い物にならなくなっている事。 これが直ればいいが・・・
  fing、Net Analyser という現在ローカルネットワークに繋がっている
  デバイスの情報を知る為のアプリがゴミになっている。
  Android 版では有効な情報を返してくれるが、Mac Address を拾えなく
  したお陰でアプリサイドが四苦八苦。 いずれも使い物にならなくなって
  います。 これ、IP Address/Mac Address/機種/メーカー等の情報を
  確認する良いツールだったのですが・・・いちいちルーターの HDCP
  サーバーの情報を見に行かなくてもよいので。

これで向こう5年間OS更新が保証されれば・・・1.5万/年? う~ん(^^;)>

Android 系で欲しいセンサー等が付くものは価格的に出す気になるものは今の所ありません。
米国では投げ売り状態になっている Android 系の旗艦機種も日本ではキャリア縛りが多い為か・・・
幾ら下がっても通信費との抱き合わせでは手を出す気にはなりません。

といったところが現状・・・

《 代替品仕様 》

名称       Redmi Note 9S   Reno A    LG G8X ThinQ 
メーカーXiamiOPPOLG
Antutuスコア281,000170,000450,000
発売日2020/06/092019/10/012019/12/06
SIM FreeSoftbank
新品入手可否
Band-19
5G
LTECAT12/603/102MbpsCAT15/798/226MbpsCAT16/1G/150Mbps
Bluetooth5.05.05.2
サイズ165.8*76.7*8.8158.4*75.4*7.8159.3*75.8*8.4/15
重量209170192/331
Battery(mAh)5,0203,6004,000
InterfaceType-CType-CType-C
3.5mm EarCNT
SD~512GB独立~256GB排他~512GB排他
価格 64GB24,80033,80055,440
   128GB29,800  
   256GB   
Display6.67/IPS6.4/有機EL6.4/有機EL
解像度1080*24001080*23401080*2340
気圧センサー
CPUQualcomm 720GQualcomm 710Qualcomm 855
お財布携帯
 
名称      iPhone 6s   iPhone SE 2020 iPhone 12 mini 
メーカーApple
Antutuスコア165,432460,000?
発売日2015/09/252020/05/112020/09 ?
SIM Free
新品入手可否
Band-19
5GSub6
LTECAT6/301/51MbpsCAT16/1G/150MbpsCAT18/1.2G/221Mbps
Bluetooth4.25.05.2?
サイズ138.3*67.1*7.1138.4*67.3*7.3 
重量143148 
Battery(mAh)1,7151,821 
InterfaceLightingLightingLighting
3.5mm EarCNT〇?
SD
価格 64GB中古44,800$649
   128GB27,80049,800$749
   256GB 60,800 
Display 4.7/IPS4.7/IPS5.4/有機EL
解像度1334*7501334*7502340*1080?
気圧センサー
CPUA9A13A14
お財布携帯

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空港検疫捕捉感染者
20200626_空港検疫捕捉.png
死者発生県における致死率
20200626_都道府県別死亡率.png
地方別感染者数推移(3/13以降)
20200626_地域別件数推移.png
上位9県感染者累積関東7県日別感染者数
20200626_上位件数伸び.png 20200626_関東日別発生件数.png

  治療中 PCR/6-24 PCR/6-23 検査数 新規陽性 カバー率
東京都35571,90469,8322,0725537.7
埼玉県5232,11531,321794988.2
千葉県2317,41617,37442410.5
神奈川県  6112,20212,10894423.5
大阪府3638,25937,9253342167
京都府59,7229,65369069

関東の感染者数がジリジリ増え続けていますね。 元凶の東京都知事小池氏は「第2波」ではないと宣った様ですが、その2波を産もうとしているのは東京都の防疫体制にあるのではないでしょうかね。
上記の表は6月24日のPCR検査実施数、治療中患者数、新規陽性患者数等を上げて見た物ですが、絶対数が足りていないと感じます。

東京の状況は明らかに1次/2次の感染者を捕捉出来ず1~2割程度を漏らしていると思われる状況だと思います。 先週迄の状況から今週はピークで30人/日位増えると思っていましたがそこまでは行かなかった様ですが、東京への通勤が必須の周辺県が多くの患者を出し始めています。 その上危惧された出勤再開後に発生するであろう職場を中心としたクラスターの発生が散見される様になった様です。 これが起きると余程大きくPCR検査の網を掛けないと副次感染者の逃しが防げませんが、上記の検査数を見る限り周辺県を含め増やす余地や気力がもうないのでは?

これで急激な感染者増が始まれば、東京都周辺は手が付けられなく成りかねません。 現時点で関東地区以外の県は関東への乗り入れを全て停止すべきでしょうが、ビジネスや観光を含め方向は逆に向いて動き始めてしまっていますので、拡散がどの程度で済むか・・・


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英国エコノミスト 先進各国の新型コロナウイルスへの政策対応を評価 [睡夢庵 日々徒然]

【 英国エコノミスト 先進各国の新型コロナウイルスへの政策対応を評価 】

2020/06/17 今度は英国経済誌「エコノミスト」の調査部門がOECD加盟国中の21か国を対象に「新型コロナウイルス」に対する政策及び対応を指数化して評価、その結果を公表しています。

記事URL : https://news.yahoo.co.jp/articles/2820897b862f313675f5002c7d2d669f283b3276

因みにOECD加盟国とは
発足時原加盟国 アメリカ、イタリア、オランダ、デンマーク、スイス、
        イギリス、カナダ、ベルギー、ノルウェー、オーストリア、
        フランス、スペイン、ルクセンブルグ、アイスランド、
        ギリシャ、ドイツ、ポルトガル、スウェーデン、
        アイルランド、トルコ
以後の加盟順  日本、フィンランド、オーストラリア、ニュージーランド、
        メキシコ、チェコ、ハンガリー、ポーランド、韓国、
        スロバキア、チリ、スロベニア、イスラエル、エストニア、
        ラトビア、リトアニア、コロンビア

原本を探してみましたが見付けられませんでした。 21か国という事ですが記事に上がっている国の内4か国は原加盟国ではありませんので、20か国から3か国は弾き出されたのでしょう(^^)
評価は評価項目毎に満点4点で指数化したらしいですが、「経済協力機構」とはいえ白人資本の強化が目的ですし、「エコノミスト」自体も白人超富裕層のお抱えみたいな所ですから、「コロナ」の様な物を内輪の論理でマスターベーションした処で意味はないのに・・・こんなレベルだからお国が今の様な哀れな様を曝す事になるんでしょうね(^^)

下の表はエコノミストの評価とそれらの国の私が評価ポイントとする項目の数値を一覧化したものです。

国名       感染者数 死亡者数 新規感染  感染率 死亡率 致死率
New Zealand15072200.03150.00051.46
Australia7409102190.02940.00041.38
Denmark12544600500.21730.01044.78
Germany189817887512130.22750.01064.68
US2191052118434277620.66580.03605.41
France195272296064670.29980.045515.16
Japan17757941700.01400.00075.30
Korea, South12306280490.02400.00052.28
Sweden56043505314810.55840.05039.02
不可
United Kingdom3019354237312180.44710.062714.03
Spain245268271365850.52480.058111.06
Italy238159345143310.39330.057014.19
Belgium6034896831040.52300.083916.05

以上が「エコノミスト」の採点順ですが、わたしなら第一を「人命」の確保に置きますので全く違った判定になります。
上の表は感染拡大防止に関わる基本評価項目です。
項目は感染者総数、感染死者、終息状況(現時点の新規患者発生状態)、人口比感染率、人口比死亡率、致死率です。
この数字の間からは

① 白人社会らしい口とは裏腹な人命/人権軽視が見て取れる。

  そもそも「感染症対策の成果」はなにか?ですが、かれらはPCR検査の
  実施数に大きな加点を加えているようです。 これは単なる検出技法に
  過ぎず、これをどれだけ実施しようが感染者、感染死者が出続ける様では
  無作為実施は意味がありませんので、必要十分な検査数以上を行う事は
  実施部門の疲弊と無駄な出費を積み上げるだけという事になります。

  現時点では既に無作為検査は寧ろ「感染者を増やす恐れが大きい」として
  奨められる方策ではなくなっていますが、未だに「パンデミック対策」の
  防疫対策のキーをこれと見做すという「遅れぶり」(^^;)

  それと各国共に域外からの出稼ぎ労働者や貧困層、有色人種への差別等が
  影響してドイツ等でも工場単位に多数の感染者が出るといった報道が多く
  流れていました。

② 医事政策および運用に関する評価

 - 初動から4か月を経て、新規感染者が1人/百万人以下か
   これ以下に到達すれば終息期に入ったと考える。
   欧米にはこのポイントを満足している国は存在しない。
 - 終息期に入っていない所は
  ・ 対総人口感染者   1人/千人未満であれば
    対感染症防疫体制が機能したと見做す。
  ・ 対総人口死亡者   1人/万人未満
    対感染症治療体制が機能したと見做す。

  わたしの評価では対総人口比率で1人/千人を超えた場合は防疫失敗、
  同様感染死者が1人/万人を超えた場合は医療レベルが未達と見なします。

高齢者死亡率だの、超過死亡率だのを持ち出している様ですが、例えば高齢者や末期がんの死亡率については既に寝たきりの状態になっていた人は、「コロナ」感染したとしても「その前の病」を死亡原因とすべきと考えています。

20日埼玉県は医師の判断により感染前に罹患していた病が死の主因として除外(感染者から除外していれば良かった物を退院者に加えていたらしい)していた13名を「コロナ死」に変更させられた様ですが、これはおかしなものですね。

これらはわたしからみれば人口構成や老齢者が置かれている生活環境等の従来からの政策上若しくは民族の家族関係等を含む政治では簡単に変更が出来ない要素が大きく絡みますので、そうですかレベルで良い事でしょうに、どうもどうしても「新型コロナウイルスでの死亡者」を増やしたい人達がいるらしい(^^;)

超過死亡率を対「季節性インフルエンザ」による死亡者との関連で見ようとしている様ですが、これも日本では「新型コロナ」で死亡率が高いとされる病の死亡率を含めて軒並み下がっているという話もある様です。 それはそうでしょう、元の病で免疫が落ち、後どれ位もつかというレベルの患者は皆「新型コロナ」にトドメを刺されますからね。 で、これをすべて「コロナ感染死」に計上するのですから当然の帰結です。

因みにドイツの季節性インフルエンザによる10万人死亡率は2010年のケースでは0.35という値が出ている様です。 これに比べ現時点で新型インフルエンザの10万人死亡率がすでに1.07と3倍の死者を出していますのでこれでインフルエンザに超過死亡が出ていては救いがありませんよ(^^)
同時期の日本は0.16だった様ですので、0.07はほぼ半分に抑えていると考えてよいのではないでしょうか。 そう、迎撃に成功した?(^^)

こういった意味でも相対論が出てくる様な物を評価の項目には加えるべきではないでしょうね。 これらは何年か時を経ねば実態との繋がりは明らかになりませんから・・・

国名  感染率  死亡率  致死率  終息傾向
New Zealand0.0315 0.0005 1.46  0.00
Australia0.0294 0.0004 1.38 0.75
Japan0.0140 0.0007 5.30 0.55
Korea, South0.0240 0.0005 2.28 0.96
Denmark0.2173 0.0104 4.78 8.66
Germany0.2275 0.0106 4.68 14.54
France0.2998 0.0455 15.16 7.17
不可
Belgium0.5230 0.0839 16.05 9.01
US0.6658 0.0360 5.41 84.37
Sweden0.5584 0.0503 9.02 147.56
Spain0.5248 0.0581 11.06 12.52
United Kingdom0.4471 0.0627 14.03 18.04

優の条件    ① 総人口感染率が1/千人以下である事
          副次感染者の制御に成功した証
        ② 総人口死亡率が1/10万人以下である事
          感染制御、医療環境維持に成功した証
        ③ 終息傾向が1以下である事
          現状の新規感染者が総人口の1/百万人以下である事を
          終息期間に入ったとの判断基準にする。
        感染率、致死率については本当の所は一度終息してから
        抗体検査で感染の実態が把握される迄は仮初の数字だと
        思っています。
        無作為検査を行った所では当然ながら選択的検査を行った
        国と比べると感染率が上がり、致死率が下がります。

        どちらがより良い選択かは、これを開始するタイミングにも
        よるなど変動要素が多いので現時点で死に直結する要素では
        ないので評価要素としての重要度は低い判断します。

良の条件    ① 感染率3/千人未満
        ② 死亡率1/万人前後迄
        ③ 致死率5%未満
         (但し終息期に入っている時は全平均+1%程度迄)

可の条件    ① 感染率が3/千人未満
        ② 死亡率が5/万人未満
        ③ 終息傾向が10未満
         (その時点の新規感染者が総人口の10万分の1以下)

不可の条件   ① 感染率が3/千人以上
        ② 死亡率が5/万人以上
          但し、終息傾向が10を超える場合は致死率5以上も)
        ③ 終息傾向が50を超える場合

ロックアウトや国境封鎖(空港/道路/鉄道含む)をしたか否か経済回復の難易度等は対外依存度によって大きく変わりますし依存分野も含め変動要素が多過ぎて手の出る範囲ではありません。
それと欧州は行政組織の効率性や実施された政策の達成度などについても不問にしても差し支えない位のズタボロ状態だと思いますがね(^^)

日本の行政組織は旧態依然も甚だしいですから、出された政策を直ちに実行に移し、完了させる能力に欠ける事が今回もより一層酷く露呈される結果になりました。

行政組織のデジタル化の話がまた出て来ている様ですが、エストニアが目標にされた時と同じ結果にならねば良いですがね。 今回は「マイナンバーカード」の作成を義務化し、銀行口座、健康保険証、医療情報システム、市町村の市民サービスシステムとの完全リンク迄一気にやる気にならねば又萎むか役に立たない物が出来るかでしょうね。 個人情報保護や人権保護といった面での過剰反応は最早許容出来る時代は過ぎました。 早く、現在の人海戦術が必須の部分を除き現在の半分以下の要員で現状の2倍以上を捌けるシステムが出来上がらねば、いよいよ国民の税金の無駄使いが激しくなるだけでなくまともなサービスが受けられなくなります。 過剰反応をするクレーマーはサービスを受けられなくなる様に法的にきっちりさせる必要があります。 この件では一切の「ごね得」を許してはなりませんからね。

この件で初期の感染者数の動きを見直した所、ほとんどの国のスタートポイントは3月6日から12日に固まっている様です。 初期の数字ではイランと日本では1か月以上の差がある様になっていましたが、現状の累積データを見直してみると以下の様になっていました。 元の内容はその国で最初の患者が識別されてから500人を超える迄の日数という意味ですが、最初の拡散には思いの他時間が掛かっている様です。 ここでも日本は最長の部類でしたので、その間の国内拡散を抑えきっていたという事でしょう。

感染者が500人を超えた日

国名 500<  
中国 1/22   2/26 78,166  
   2/29 79,356  3/6  80,690  3/11  80,921
韓国 2/23   2/29  3,150  3/6  6,593  3/11  7,755
イタリア 2/26   2/29  1,128  3/6  4,636  3/11  12,462
イラン 2/29   3/6  4,747  3/11  9,000  3/18  17,361
フランス 3/6   3/11  2,293  3/18  9,124  3/25  25,600
ドイツ 3/6   3/11  1,908  3/18  12,327  3/25  37,323
スペイン 3/7   3/11  2,277  3/18  13,910  3/25  49,515
日本 3/8   3/11  639  3/18  889 3/25  1,307
アメリカ 3/9   3/11  1,109  3/18  8,914  3/25  66,044
スウェーデン 3/11     3/18  1,279  3/25  2,526
スイス 3/11     3/18  3,028  3/25  10,897
ノルウェイ 3/11     3/18  1,550  3/25  3,084
オランダ 3/12     3/18  2,058  3/25  6,438
デンマーク 3/12     3/18  1,116  3/25  1,862

韓国の僥倖は初期の感染が宗教団体の大型クラスターから始まった事とSARS等の教訓からPCR検査能力及び感染症対応能力を持っていた点。

日本の僥倖は初期の感染者がプリンセス・ダイヤモンドという閉鎖された空間に関わる所から始まった事で、対応方針を検討する時間的余裕を持てた為PCR検査能力、感染症対応病床の不足をカバーする方策を見出せた事。

このリストの中で分かる通り、唯一日本だけが曲りなりにも副次感染を抑えたと言える動きですが、他は一気に爆発してしまっています。

これは明らかな初動の遅れであり、中国からサインが出た際、直ちに行動に移らなかった付けを払う事になっています。
それとやはり狩猟民族系は皆集団行動が苦手なのが歯止めが掛からない理由の一番でしょうね。 それと欧米(白人社会)の過剰な自信というか自惚れ(^^;)
彼らには農耕民族の性行を理解する事は不可能でしょうし、これに神道系のバックボーンを持つ日本の状況は彼らには理解できないでしょう。
そしてその大親分がトランプでしょうね。 可愛げのあるガラッパチ親父なら未だですが、あぁ鼻っ柱ばかりが強くては救いがありません。

上の表の状態ですので、いずれの国にも政策決定、遂行能力に関してそれほどの点は与えられません。
日本に関しても政策面では「感染症パンデミック対策」に重大な欠陥があった訳ですから、差し引きゼロが良い所でしょうか。

感染者/死者を最低限にコントロールする点からみれば

・ ニュージーランド
・ オーストラリア
・ ベトナム
・ 台湾        の政権はうまく乗り切ったと言えます。

ただ、もし感染によって長期に渡る免疫が確保出来るのであれば、感染者は出すが死者は極力少なくするという方向性もあるのかもしれません。
これを狙って失敗してしまったのがスウェーデン。 ここは第1波をコントロールする前に第二波が来かねない有様です。
成功しているのはドイツと評価されている様ですが、死亡率が上位と2桁違ってはとても成功とは言えません。

今回は情報共有が進み、世界でいろいろな機序に基づくワクチンが開発されていますが1つでも決定的な物が出来ればですが・・・

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空港検疫捕捉感染者
20200623_空港検疫捕捉.png
死者発生県における致死率
20200623_都道府県別死亡率.png
地方別感染者数推移(3/13以降)
20200623_地域別件数推移.png
上位9県感染者累積関東7県日別感染者数
20200623_上位件数伸び.png 20200623_関東日別発生件数.png

東京の上昇傾向は消えませんね。 まぁ、厚生労働省のPCR検査数動向を見ているとその仕事ぶりが垣間見える様な。 数日分をドカンと積み上げる様な事をやっています。 これ、一事が万事なのでしょう。

それと、発生を見なくなった県でもとても医療や介護関係者、公共交通機関等の対面する仕事を行っている方々へのスクリーニングを行っているとは思えない状況が見て取れます。
現状の最大能力がそれぞれどれ位あるのかは分かりませんが、数十人から最大数迄を変化させながら過去の最大能力を維持する行動を取っていなければならないはずですが? その中でより効率的にこなす方策を立てておかねば次の波に飲み込まれ兼ねません。

例えて言えば

東京 : 19日 64,844 20日/21日 65,496  同数! 652人は何日分?
北海道: 20日 18,834 21日 19,059   225人/日
埼玉 : 20日 29,928 21日 29,958    30人/日?
千葉 : 20日 17,122 21日 17,230   108人/日
福岡 : 20日 15,427 21日 15,522    95人/日
熊本 : 20日 4,164 21日 4,164  同数!
石川 : 20日 2,863 21日 2,869    6人/日?
大分 : 20日 4,583 21日 4,592    9人/日?
和歌山: 20日 3,891 21日 3,897    6人/日?

と言った具合で何処も喉元過ぎればなんとやらの様です。
これから見て取れる事は、この検査には何の新たな方針も方策の裏打ちもない事ですね。 厚生労働省/都道府県及び配下の関連する組織は、ただ淡々と依頼された分だけを検査するのが役目という理解なのでしょう。

厚生労働省も自分たちの役目をどう捉えているのか? 自治体の体制も含め相互の関係も一向に効率化に向けた取り組みが見えません。 ここに来て議員サイドから行政組織のデジタル化の話が出て来ていますが、果たしてどれだけポテンシャルを維持できるやら・・・今頃になってこんなレベルでは・・・

これで第2波や来年をどうする積りなのか、国内の感染状況は別として、感染拡大を制御する組織はどうなる?です。

南北アメリカ大陸やインド亜大陸から中東にかけての状況などを見ると、今のままでは到底来年度のオリンピック等夢のまた夢に過ぎません。
それどころではなくグローバルな経済活動は当面停滞を続ける事になりますから、当然ながら世界の市場は半分以下のキャパシティに下がる事を前提に、国内回帰と国内市場の喚起および輸出依存度の低減、輸出商品のブランド化による環境影響度の低減を図る事が先決事項になるでしょう。

即効性のある対症薬とワクチンでも開発されればですが、これらが半年前に完成して安く全世界に配布されれば可能性が生まれますが・・・

それと日本は気の緩みからでしょうが、外国ではWHOに対する報告に遅れが出ているのではないかと思われる所が出ています。 何れも行政・医療共にバックボーンがある国家ではないだけに組織運営に支障が生じ始めているのではないか心配です。


共通テーマ:日記・雑感

新型コロナ 世界の感染状況と評価 [睡夢庵 日々徒然]

【 新型コロナ 世界の感染状況と評価 】

以下の表は 2020/06/18 時点の JHU のDashboard から拾ったデータを元に順位を付けてみたものです。
当初は感染者上位50位迄を対象にしていたのですが、日本が50位から押し出された為、ずっと仲良く同じような状態が続くオーストリアを含め52か国に増やしています。

一応地域別に「総感染者順位」、「6/18の新規感染者数」、「人口比感染率順位」、「人口比死亡率順位」、「致死率順位(感染者比)」の順に記載してあります。

未だ数千以上の感染者が出ている国がありますので、値が定まるのが何時になるかはわかりませんが最終的な結果とは異なりが出る事でしょう。
それにしても欧米の俗に言う「主要先進国」の有様はその「感染症パンデミック」に対する準備状況を勘案すると少々酷過ぎます。 全てが自己過信による対応の遅れによるものでしょう。

そうそう、6月5日に香港の企業連合ディープ・ナレッジ・グループが「COVID-19 地域安全性評価」とランキングを公表しましたが、これは私とはだいぶ視点が違っていますので個別項目では首肯出来る箇所も多いですが総合評価については全く異なりますね。

URL : https://www.dkv.global/covid-safety-assessment-200-regions

そもそも死亡率が1人/1万人を超えた所は、対コロナ戦の敗者という評価しか与えられませんから、スイス(2.3人)、ドイツ(1.1人)等には上位に入る資格はないですね(^^)
あ、「地域安全性」ならば過去事象は関係ないか・・・でもまぁ続けて書いちゃいますが。

また、感染が立ち上がり始めて3か月以上経過して尚200人/日以上の感染者が出ている所も上位に持ってくる事は出来ません。 副次感染者がコントロール出来ていない証拠ですから、経済活動を全面解禁したらあっという間に元の木阿弥になるのは見えているのですからね。

それと無作為大量PCR検査を行った所は評価出来ません。 概してこれらの国で感染が急激に立ち上がっているケースが多い気がしています。 初期は皆病院に殺到していましたから、そこで感染してしまうケースが結構あった様です。 これだけが原因とはいいませんが、これをやった所が寧ろ酷い結果になっている様ですから。

地域     国  名     感染者数 当日数 感染率 死亡率 致死率
北米カナダ18386271410
アメリカ1277627716
メキシコ14566236166
中米パナマ44754101837
ドミニカ43540312533
南米ブラジル222765151318
ペルー7348051130
チリ9447531540
エクアドル2860726109
コロンビア232119382926
アルゼンチン341958394135
ボリビア46814282129
東アジア中国1936525114
日本5170504917
東南アジアフィリピン38561484522
インドネシア301331494715
シンガポール3125765052
西アジアバングラディシュ173803454844
インド413586474628
パキスタン154944424339
中東アフガニスタン39658434438
イラン102596291919
イラク411463444027
サウジアラビア164757183446
UAE29388163547
クウェイト3354142445
カタール20126713651
バーレーン4746923350
オマーン40739113849
トルコ131304332632
イスラエル48253303042
東ヨーロッパロシア37772202843
ウクライナ35847413931
ベラルーシ2462583148
ポーランド37314403221
ルーマニア45320372312
アルメニア49665232741
北ヨーロッパスウェーデン251481958
西ヨーロッパポルトガル32417211723
スペイン65851237
イタリア83311943
フランス114672462
イギリス512181724
ベルギー221041311
オランダ271152585
ドイツ121213322020
オーストリア5220342224
スイス3613221213
アイルランド421414911
アフリカエジプト261218464225
ナイジェリア50745515234
南アフリカ213478353736


そうそう、今一番気になっているのは医療従事者の感染者数や死亡者数です。 外国の数字はいろいろ断片ではあるものの出て来始めていますが、国内の数字が引っ掛かってきません。

日本における医療関係者の感染状況(5月27日時点)

医師   155名以上
看護師  530名以上
その他介護その他の職員を合わせるとすでに1400名を超えているという話。
とすれば全感染者の8%前後が医療関係者という事になる。

諸外国では医療関係者の死亡者数などが報告されているが、国内では正確なデータが見当たらない。
上記の数字も日経メディカルの記事の断片に記述されていた内容でその精度は不明。

URL : 下記の詳細は会員ページになっていますので、要登録ですが

URL : https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/clinic/report/202005/565036_2.html

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空港検疫捕捉感染者
20200621_空港検疫捕捉.png
死者発生県における致死率
20200621_都道府県別死亡率.png
地方別感染者数推移(3/13以降)
20200621_地域別件数推移.png
上位9県感染者累積関東7県日別感染者数
20200621_上位件数伸び.png 20200621_関東日別発生件数.png

上記関東7都県のグラフを見れば最早誰しも東京が感染拡大を開始したと捉えるのではないでしょうか?
6/20 は全64人中52人が関東です。 東京39周辺県は神奈川5人/埼玉4人/千葉2人/茨城2人、これは多分皆東京からのトバッチリでしょう。
茨城県等は5/5以来ですから、入国者か東京のトバッチリしか考えられません(^^)

それと厚生労働省のPCR検査数の報告ですが、少なくとも前日締時点になっていなければ仕事をしていないといいたいですが、公表リスト内のデータにどう相関があるのかすらさっとは読み解けない代物だけでなく、1週間近く前のデータでは・・・どれもこれも手作業集計なのでしょう。
これでは無駄に労力を割いているだけ、コストばかり掛かってやるだけでなにかメリットはあるのでしょうかね。
6/20の広報資料には4種類ものPCR検査関連の資料が添付されています。 出せる物を皆出せば良いと言ったものではないんですがね~

さて、東京について。

都道府県別の1日当たりの実施可能件数の報告が6月11日付け、しかもその数値たるや「大大東京都」がわずか“249件”。
PCR検査総実施件数は18,847件(1/15-6/16)、これが6千人弱の感染者を出している所の検査数?!
感染者数1/6の千葉県は21,837件、838人の福岡県ですら16,794件実施出来ています。
これを怠慢と言わずして何が・・・です。
これでは感染に歯止めが掛からないのは当たり前でしょう。

厚生労働省の同日添付資料の中には 1/15~6/19 迄の都道府県別の陽性者数及びPCR検査実施人数の表があります。 これでは 64,844/5,709人 になっていますので、感染者1人あたり10人以上という事になりますが、これを補完するデータが見当たりません。 他の資料は皆トンデモなく少ない数字を示します。 この表では陽性者のパーセンテージがしめされていますが、これが3%を超えている都道府県では副次感染を抑えきれていない様ですので5%超えは論外。


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インプレッサ自損事故と右サイドミラー異音による交換 [睡夢庵の足]

【 インプレッサ自損事故と右サイドミラー異音による交換 】

5月頭にインプレッサが傷物になってしまいました(^^;)
その時の記録をアップし忘れていて・・・

女房が「車を壊した~」といって駆け込んで来たのでどこでと聞いたら家の入口でと。
やったか~です。

土地が奥まっており、敷地迄の約3m弱 * 19.4mの導入路を駐車場にしているのですが、その左側の境界は下2段ブロックのフェンスになっています。 この為左側からバックで入れる時にこのブロックが視界から消えてしまいますので、ちょっと大回りをしないと危ない。 取付道路は6mの公道でその先に2+mの歩道があり車はほとんど通らない道なので、落ち着いてやれば問題はないのですが・・・

そのブロックの先端に噛みついてしまった様です。

車は駐車場には入れてあったのですが、バンパーは中央より少し右側から左側が脱落し40cm位ボデーから離れて路面に引き摺る寸前の姿でした。 すぐに使いたいみたいで、直るか?・・・

ざっと見てみた所派手な姿の割には誤魔化しは出来そうな状態でした。

流れを推測するに人が前を過ったので慌ててハンドルを切った為、思った以上に回り込んでしまい、左後ろバンパー側面がブロックに当たりそのままタイヤハウスに入り込んでタイヤに当たって停止。
ここでそのまま前進した為タイヤハウスに入り込んでいたブロックにバンパーが引っ掛かったままになってボデーから引き剥がされてしまったという状態でした。

・ バンパー下部のクリップ類は全て引き剥がされて脱落。
・ 左側バンパー固定用リブは3個ある固定部の2つが脱落、取付穴が上に
  引き上げられた形で変形していた。
  固定用リブは前2穴からは外れ一番後ろの穴で少し浮いた形でぶら
  下がっていた。
・ シャーシ側のバンパーサポートプレートに固定される左右2個の樹脂製
  支持部品はプレートへの差し込み部で折れ、左側はバンパーへの固定
  クリップが飛んでしまい脱落していた。
・ バンパー自体はテールゲートで押さえられる為、左テールランプの後端と
  牽引フック取付穴を軸にして上方に折れ曲がり、下部が持ち上げられる
  形に変形した様だ。 その為下部のクランプは右側迄全て飛んでいた。
  テールゲートは左側のテールランプ位置と左下端の2か所が擦れて
  白化していたがワックスで少し磨けば消えるレベルで済んだ。
・ 左側テールランプのテールゲート側下端が変形の軸になった為持ち上げ
  られてランプボテーに欠けとクラックが発生していた。

で、手持ちの道具立てで取り急ぎ誤魔化しをする事に・・・

・ サイドのサポートプレートを取り外し、再度取り付けが可能かを確認。
  差込部が外側に曲がる形で変形はしているがネジ固定は可能だったので、
  軽く変形を修正してバンパー差込部の幅を揃えるようにして3つのネジを
  固定
・ バンパーの折れ曲がった個所に癖がついていたので宛がいをして押し出し
  サポートプレート、テールランプ下部、ゲート下部を合わせて差し込み
・ バンパー下部とシャーシを支持するパーツも折れたシャーシ側の角が残って
  いたので宛がってバンパー側でクランプしてやった所なんとか収まった
・ クランプ穴でホイールアーチカバーやアンダープレートと結合可能な所は
  皆クランプを付けた

一応この状態で後ろからみたのでは、テールランプの線に気付かなければ分からない状態には出来た。
左のボデー面との平滑度はやはり取れず少し浮いた状態ではあったが・・・

で、皆作業を終えて“あっ、ドジ。 写真を撮らなかった!”
こういう時に必ずなにか一番大事な事が抜けをやっちゃうんですよね~
これもセッカチだから(^^;)

で、以下は応急処置後に取った写真です。 壊れた個所、脱落したクリップ等の写真がありません。(^^;)>
20200509_IMP-Crash-1.jpg 20200509_IMP-Crash-2.jpg
20200509_IMP-Crash-3.jpg 20200509_IMP-Crash-4.jpg


それから約2週間部品が届き修理が可能になるまで緩みや浮きが出る事もなく使えたので目出度し目出度し(^^)

修理自体はスバルの工場に入れてやって貰ったのでその費用を載せておきます。

・ リアバンパー&左側テールライトレンズ割れ交換
 - バンパーフェース/リア    脱着・交換    技術料   9,405-
   * バンパーフェースリア            部品代   60,060-
   * カバー、リアバンパー                   616-
   * ブラケット リアバンパー・サイド         *1  1,133-
   * ブラケット リアバンパー・サイド         *1  1,133-
   * ブラケット リアバンパー・コーナー        *1   946-
   * ブラケット リアバンパー・コーナー        *1   946-
   * ブラケット リアバンパー・ロア          *2  1,144-
   * クリップ  2ピース D8            *2   154-
   * クリップ  2ピース D             *2   198-
   * クリップ  バンパー               *10  1,430-
 - レンズ アンド ボディー、リア・??           22,330-
    レンズ交換は同時作業扱いで技術料請求なし   合計   90,450-
                           消費税   9,045-
                           総計   99,495-

手持ちのクリップを使いましたので、その分と付かなかった部分のを購入しようとした所市販品と余り値段も変わらずでしたし、個別販売用には準備されていないみたいでしたのでこれは中止。
付かなかった部分は元々オプション用の箇所らしく、この部分用のクリップはオプションとセットでしかないという事。 こちらが入手不能なら他は市販品で十分なので・・・

費用が微妙で保険会社に問い合わせた所、支払金額に変わらず自己責任事故の場合は3等級ダウンになるので元の等級に戻る迄3年かかる為、私の契約条件の場合3年で合わせて11万以上保険料がアップするみたいでした。 まぁ、10万不担保という契約がありますので、そんな事だろうとは思っていましたが。

その他、プラスが1点。 右のミラーを出し入れする際にギ~という様な擦過音が出る事ありましたが、リアバンパー修理の過程で担当者がこれに気付いた様でこの無償交換の提案がありました。
部品が入荷し次第日程調整し・・・日を改めて修理という事に。

で、昨日持ち込み。 交換後は「へっ? こんなに静かだった?」になりました。 何時から?・・・最初から?
作業時間は1時間ちょっと・・・

この車種は他に比べると異音によるクレームが少し多いので、実車で異音が確認されれば交換する様にしているらしいです。
乗っておられるインプレッサスポーツのミラーが出し入れする際に少々煩い摺動音がする様であれば、無償交換して貰えるかもしれません。
スバル自身が掛けている保険で処理されますので、クレーム対応費用は請求されません。

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空港検疫捕捉感染者
20200619_空港検疫捕捉.png
死者発生県における致死率
20200619_都道府県別死亡率.png
地方別感染者数推移(3/13以降)
20200619_地域別件数推移.png
上位9県感染者累積関東7県日別感染者数
20200619_上位件数伸び.png 20200619_関東日別発生件数.png

完全に上昇を開始した様ですね。 東京のカーブの上下の足が右上がりで定着してしまいましたし、周囲及び新幹線沿線県で新たに感染者が出始めてしまいました。

正直、東京都の現場はなにを考えているのでしょうかね。 夜の盛り場の検査でと騒いでいますが・・・ 抑えるべき足元が余りにも脆弱なままの様で、とても1国家並みの資金力・人的資源を持つ組織体とは思えない今迄の行動です。

厚生労働省の報道資料「新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年6月18日版)」ではPCR検査の最大能力が“28,254件/日”と大見得を切っていますが、お膝元の最も厳格に管理せねばならない東京都の検査人数が6月8日から17日迄の間で僅かに“670人”、この間の感染者は“236人”にも関わらず!! 感染者1人当たり2.84人に過ぎません。

これで感染拡大を食い止められる気だとすれば最早何をか況や。 責任能力なしですね。 これでは周囲の県がどれだけ必死になっても保菌者をばらまかれるだけです。 もし、実際の検査数が厚生労働省の報告内容以上だとすれば尚酷いですね。 ずっと報告を怠っている訳ですから。 規模を背景とした増長慢?

因みに、同時期埼玉県は4,768人、千葉県1,222人、神奈川県1,162人、北海道2,162人、愛知908人、大阪2,534人、福岡803人の検査をしています。
感染者一人当たりでいうと、埼玉県 317.87、千葉 101.83、神奈川 44.69、北海道 36.64、愛知 129.71、大阪 884.67、福岡 29.74 に当たります。 それに対し一番発生が多い東京は僅か 2.84 !
現在の状況では医療従事者のスクリーニングや治療中患者等の検査も必要ですから、1人当たり50人未満では多分副次感染者の発生を抑える事は出来なのではないでしょうかね。 発生の多い所ではこれ以下では多分発生ゼロの日にお目にかかるのは出来ないのでは?

この厚生労働省が公表している数字が事実としたら、東京都はPCR検査環境の強化が全く出来ていない上に、発生患者の減少を見て手抜きを始めたとしか思えない数字です。
これでは周辺県が幾ら自治体内からの発生を抑えようとしても東京から貰ってくる方が多くて徒労に終わるだけでしょう。

感染者がぽつぽつ出続けている山梨県は 118.17 を検査していますので大きく拡がる事はないでしょうが、東京が増えるに従って新しい患者が出続けるでしょうね。 これは静岡も同じでしょう。 これに宮城、福島、新潟等からも感染者が出始めています。 皆東京からのトバッチリに違いありません。

それでなくても検疫での捕捉件数迄増えていますので、ここから零れた保菌者もいますから・・・

今も感染拡大が続いているパキスタン、ブラジル、フィリピンからの出稼ぎや技術研修生が多い県は要注意ですね。
この3か国からの入国者だけで検疫捕捉感染者の54.8%を占めています。

それと厚生労働省が日報の形で空港検疫の結果を報告し始めた5月21日以降では“有症状”は2名(2.7%)に過ぎません。
発症率が最終的にどの程度になるのかは分かりませんが、発症率がこれより高い分だけは“笊の目から零れ落ちている”と考えられる訳ですから、このテンポで入国者が増える事になったら、第2波到来となるのは間違いなしでしょう。


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iPhone 互換バッテリー評価 3 [睡夢庵の電脳環境]

【 iPhone 互換バッテリー評価 3 】

「機内モード」を使うとバッテリー消耗を抑える事が可能で、充電時間も短縮出来るという話。
一部この状況が確認出来ましたので、実際どれだけ変化をみせるか確認してみる事に。
今迄のバッテリー絡みのトラブルには確かに Wi-Fi 等の突入電流や接続による急な消費電流の増加が絡んでいまので、言われてみれば・・・

☆ 本体バッテリーでの動作時間計測6回目

  条件: ・ 常時「機内モード」にしておく。
      ・ 電話を使う際は手動で「機内モード」を解除する。
      ・ Wi-Fi は使用する際に「ON」にし、終われば必ず「OFF」に

  結果: テスト開始  6/12 19:02 充電ケーブルを抜き、「設定」で
                   100% 今 になった事を確認

      テスト終了  6/14 20:28 バッテリーインジケータが赤に
                   「設定」で 20% を切った事を確認

      動作時間      49:26

20200615_NewBatt-Test-6th.jpg
この間、日常 iPhone 6s を使って行っている作業は従来通り全て行っている。
ニュースの類は「dmenuニュース」と「SmartNews」、「@niftyニュース」でチェックするだけ。
これからオリジナルページに飛ぶ際にデフォルトで使うブラウザではなく「safari」が起動されるのだけはちょっと・・・

モバイル通信に関しては「OCNモバイルONE」の 110MB/日契約ですので、以前から使用する際に「ON」にして使っています。
電話回線/Wi-Fi 接続をしたままの状態では 18~23時間でしたので、倍の時間使える事になります。

これだけもてば楽ですね~これからは自宅では常時「機内モード」&Wi-Fi 接続手動操作で使う事にします。
2日もてば充電のタイミングの自由度が全く違いますからね。

で、外出の際は電話は待ち受け状態にせねばなりませんので、Wi-Fi 接続手動操作を徹底したらどれだけ持つかも要チェック。

☆ 本体バッテリーでの動作時間計測7回目

  条件: ・ 一切「機内モード」にはしない。
      ・ 2回「モバイル通信」を「ON」
        - 「タウンWi-Fi」を起動、地図表示に
        - 「dmenuニュース」を起動1回スクロール
      ・ Wi-Fi は使用する際に「ON」にし、終われば必ず「OFF」に

  結果: テスト開始  6/14 23:29 充電ケーブルを抜き、「設定」で
                   100% 今 になった事を確認
             6/15 07:30 モバイル通信オン
                   「タウンWi-Fi」「dmenuニュース」
                   実行
                   モバイル通信オフ/Wi-Fiオン
                   「OCRモバイルONE」で容量確認=10.5M
                   Wi-Fiオフ
                16:48 7回目に比べ大幅に消費量が多い
                   ここでテスト終了

分かってはいたこととは言え常時電話回線を繋いでおくのも結構な消費をする様です。
下図は6回目の最初の部分に7回目を被せてみたものです。
赤くはみ出している分だけ、電話回線を繋いでいる方が余分に電力を消費している事を表しています。

20200615_NewBatt-Test-7th.jpg

《 今後の運用法について 》

・ 自宅にいる時は「機内モード」で使用する。
・ Wi-Fi 接続は必要な時に手動で接続する。
  使い終わったら必ず切る。
・ 出かける際は「機内モード」をオフにして電話回線を接続する。
  - 「モバイル通信」は必要に応じてオンにするが、原則として
    使える Wi-Fi に接続する。

  という、ケチケチ運用をしてみます。

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空港検疫捕捉感染者
20200616_空港検疫捕捉.png
死者発生県における致死率
20200616_都道府県別死亡率.png
地方別感染者数推移(3/13以降)
20200616_地域別件数推移.png
上位9県感染者累積関東7県日別感染者数
20200616_上位件数伸び.png 20200616_関東日別発生件数.png

東京の昨日の感染者48名中23名は夜の繁華街に関係する人間でその内20名は集団検査を受けたホストクラブのホスト/従業員という事ですが、これからするとその周辺のクラブ・飲食店はほぼ同率の感染者がいると考える方が順当でしょう。 こうなると絨毯検査を掛けるしかないのでは?

これを差し引いても東京と北海道は危険水域をウロチョロです。

それと東京、大阪、宮城で抗体検査が行われた様ですが、0.1%、0.17%、0.03% だったそうです。
それぞれの人口に対する感染率は 0.04%、0.02%、0.0038%。 10 ~ 25 倍ですが、空港検疫での陽性率は 0.426% そしてその内の 85.4% は無症状保菌者という状況を考え、日本人の一般的衛生観念の下ではこの程度の感染力しかないという事なのでしょうね。

感染防御のキーは対人距離と多数の人が触れる物には直接触れない工夫をする、口からの飛沫を飛ばさない工夫をすると言った事に落ち着きそうですね。

それとここの所空港検疫での捕捉数が上がっているのが心配ですね。 スーパースプレッダを1人見逃しただけで最初の騒ぎの様な状況になりかねませんので・・・

そうそう、有用な文献を見付けましたのでご紹介。

Youtube で 武田邦彦「最後の言葉」 摘まみ聞きしていた所、ファビピラビル開発者の白木公康氏が2020/03/18 発行の週刊日本医事新報 5004号 に寄稿された「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のウイルス学的特徴と感染様式の考察」という論文の存在を知りました。
このウイルスの感染方式に少々疑問を感じていた所に納得がいく説明がなされている様です。

URL : https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14278

今、対「新型コロナ」ウイルスに関する対策は「3密」といってインフルエンザ型の「空気伝染」を標的とした物に移行している様ですが、違うぞという警告なのでしょうか。

初期には「空気伝染」ではなく「接触伝染」を避ける様に、物の表面でのウイルスの生存時間等が問題とされた事がなぜなのか疑問だったのですが、SARS系では香港の事例としてホテルでの集団発生の原因が室内清掃係が同じ用具を使って掃除を行った事で、その部屋に宿泊した人には感染者が出たが行き会った人やフロントからの発生がなかった事から、この系統のウイルスはインフルエンザの様に空気/飛沫伝染型ではないという判断があった様です。

武田氏もこの中で最初に立ち返って、マスクの有効性を飛沫/浮遊物に含まれるウイルスからの保護用ではなく、感染者が触ったものから転写されたウイルスを顔に付けない為の防御装置として捉えるべきだとされているようでした。

ただ、マスクの有効性を証明する様な実験論文等も公表されている様ですが、ウイルスの系統による伝染様式も知っておく必要がありますね。
まぁ、余り病的にはならない様に気を付けねば、それでなくても日本人は過剰潔癖症ですからね。 今のままだと皮膚の常在菌迄皆死滅させてしまいかねません。 そうなった時にはまた別の病が現れる可能性がありますから。


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新型コロナウイルス 世界の感染状況 [睡夢庵 日々徒然]

【 新型コロナウイルス 世界の感染状況 】

以下は感染者数TOP50+1の中での感染率、死亡率、致死率順位です。
因みに日本は
全世界平均 
感染率 :  49位  0.0138%  17,309人  0.0982%
死亡率 :  47位  0.7人 944人  5.5人/10万人
致死率 :  17位  5.34%   5.57% 

以下、2020/06/13 時点での各項順位です。

★ 現時点で感染者が多い国

1. アメリカ     2,048,986人
2. ブラジル828,810人
3. ロシア510,761人
4. インド308,916人
5. イギリス294,402人
6. スペイン243,209人
7. イタリア236,305人
8. ペルー214,788人
9. フランス193,220人
10. ドイツ187,226人

★ 現時点でも5000人/日以上の感染者が出ている国

 1. ブラジル     25,982人
 2. アメリカ25,601人
 3. インド22,311人
 4. ロシア8,961人
 5. チリ6,754人
 6. パキスタン6,472人
 7. メキシコ5,222人

★ 現時点での 感染率TOP10(総人口比)

  感染率感染者数地域
 1. カタール     2.704% 76,588人  中東
 2. バーレーン 1.052% 17,269人  中東
 3. チリ 0.849% 160,846人  南米
 4. クウェイト 0.831% 34,952人  中東
 5. シンガポール 0.687% 39,850人  東南アジア
 6. ペルー 0.661% 214,788人  南米
 7. アメリカ 0.623%   2,048,986人  北米
 8. ベラルーシ 0.556% 52,520人  東欧
 9. スペイン 0.520% 243,209人  西欧
10. ベルギー 0.518% 59,819人  中欧


★ 現時点での 死亡率TOP10(人口10万人当たり)

  死亡率死者数地域
 1. ベルギー 83.6人 9,649人  中欧
 2. イギリス 61.6人 41,566人  中欧
 3. スペイン 58.1人 27,136人  西欧
 4. イタリア 56.5人 34,223人  南欧
 5. スウェーデン   48.4人 4,854人  北欧
 6. フランス 45.1人 29,377人  中欧
 7. オランダ 35.5人 6,072人  中欧
 8. アイルランド 34.9人 1.705人  北欧
 9. アメリカ 34.8人   114,669人  北米
10. スイス 22.6人 1,938人  中欧

★ 現時点での 致死率TOP10(総感染者比)

   致死率  地域
 1. ベルギー16.13%  中欧
 2. フランス15.20%  中欧
 3. イタリア14.48%  南欧
 4. イギリス14.12%  中欧
 5. オランダ12.48%  中欧
 6. メキシコ11.82%  北米
 7. スペイン11.16%  西欧
 8. スウェーデン   9.77%  北欧
 9. エクアドル8.36%  南米
10. カナダ8.16%  北米

【 追記 】------------------------------------------------------------

・ 感染者1万人以上で残る患者数が千名以下の国(7/58か国)

   6/12  6/13  6/14  感染者総数
1.  中国      114  118  173   84,286
2.  スイス     307  325  365   31,094
3.  オーストリア  411  404  398   17,064
4.  デンマーク   487  512  507   12,299
5.  セルビア    488  512  533   12,175
6.  アイルランド  837  847  892   25,250
7.  日本     1,032  964  947   17,250

只、ここに来て中国、スイス、セルビア、アイルランドは増加傾向に転じて
いるのがちょっと心配・・・
その上既に5~6か月を経過するのに一向に終息の目途が立っていない・・・

それとクルーズ船の感染者に未だ治療中の方が数字上は40名以上・・・
712名 - 退院 655名 - 死亡 13名 = 44名

横浜に入港したのが2月3日、感染者の搬送が始まったのが多分5日ですから
それから既に4か月/130日が経過しています。

6%の感染者が4か月近い闘病生活を送っているという事になりますが、その
状況が一切分からない事が気になっています。 ただ、ここの所死者は増えずに
集中治療室/人工呼吸器を必要とする患者が1名迄減ったのが救いですが、
それにしても長い・・・

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空港検疫捕捉感染者
20200614_空港検疫捕捉.png
死者発生県における致死率
20200614_都道府県別死亡率.png
地方別感染者数推移(3/13以降)
20200614_地域別件数推移.png
上位9県感染者累積関東7県日別感染者数
20200614_上位件数伸び.png 20200614_関東日別発生件数.png

心配した通りの動きが始まったかな?

関東4都県皆増加を開始しましたし、山梨も止まりません。
現在のPCR検査能力や実質的な適用状況を考えるとやはり「解除」は早まった、では?

まぁ、一度夜の街で感染爆発を起こさせてお灸を据えるのもいいでしょうが、それにはその後始末をする能力がなければですが・・・
この中から死人でも出ればチャラい男女共も少しは静かにするかも・・・

それに北海道はこのままでは何時まで経ってもこの状態が終わることはなさそうです。
なにしろ毎日感染者を出し続けているにも関わらず、この1週間のPCR検査人数増分は200人/日に過ぎません。 現状未だ入院患者が200名近く居て、医療機関や介護施設でのクラスター発生を多く出しているのにです。 そしてまた北海道の高齢者は新たなクラスター源を見出したみたいですね。
それにしても高齢者、新たな感染拡大法をよく見つけるものですね。 高齢者の致死率は4割近いと言われているのに、喫茶店でカラオケだそうです。 まぁ、その神経、図太いのやら、KYなのやら・・・呆れるしかありません。 他人の迷惑も考えられないらしい、唯一の楽しみだからだそうです(^^;)

これでは検査範囲を広げて投網を投げる様に副次感染拡大の目を摘まねば収まらないでしょうね。

福岡も思った以上に長引いていますのでちょっと心配ですが、こちらは隣接県に拡散していないので未だ救いがありますが。

保険・医療行政組織とその業務処理及びデジタル化について、外部プロジェクトで全国統一のシステム化を検討すべき時に至ったのではないでしょうか? 至る所で綻びを見せましたので全面的な再構築の必要性を皆感じているのではないでしょうか。 こういうタイミングでないとすぐに組織間の綱引きを始めてしまいますから、手と頭が回らない今を狙うのが至当だと思いますがね(^^)
一時はネットセキュリティの向上と行政サービスの電子化で電子政府を目指す「エストニア」に倣うといった風が吹いた事がありましたが、メディアを始めどこもが尻込みをしているみたいです。
あらゆる意味で縛りがキツくなるのは否めませんしね。 どこも既得権を手放しても改革をとはなれない様です。 なにしろ小農民の末が殆どですからね~鷹揚にはなれません(^^)

【 追記 】----------------------------------------------------------------

ここに来てメディアがまた妙な事で騒ぎ始めましたね。

「新型コロナ」による死者の数を捏造しているのではないか? 安倍政権が自身の対策成果を誇示する為に意図的に感染者数や死者数を少なくしているのではないかという「下衆の勘繰り」の始まりです。

都道府県や市町村によってその「判断基準が違うのが問題」というレベルであれば笑って見過ごされますが、「超過死亡率」迄担ぎ出してこれを政権攻撃の材料にしようと目論んでいる連中迄出て来ました。 衆愚を煽るのが好きな新聞社絡みといえばお判りでしょうが(^^)

「新型コロナ」に感染して死亡した人は全て「新型コロナ」に計上する所や感染時に治療中であった病気が主因と考える方が至当という物は除外する所があって当然だと思います。

「新型コロナ」感染死を強調したい筋にとっては感染した死亡者は全て「新型コロナ」にしたいのでしょうが、こうすれば逆に「インフルエンザ」、「老衰」、「老人性肺疾患」、「がん」、「循環器疾患」、「糖尿病」等側の視点に立てば「不足死亡率?」が高まり統計の誤差が大きくなります。

「肺疾患」、「ガン」、「糖尿病」いろいろあるとは思いますが、既に多臓器不全の賭場口にいた場合は、既に免疫不全を起こしていますので感染率も高まるでしょうし、これがトドメとなる事は容易に想像できる事です。 これらを「新型コロナ」感染死に分類する?、その主因が完治する見込みがなかったのであればそれは「除外」が至当と考えます。

根は同じ所にある事なのですが、「論座」で、又≪元朝日新聞記者≫が東京都の「超過死亡統計グラフ」の件で騒いでいます。

国立感染症研究所がホームページで報告した画像データを少なくする方向で修正した事を「公文書改竄」と焚き付ける「見出し文」が振るっています。

“安倍政権下では露骨な公文書改竄が行われ、統計操作などが繰り返された。このため、行政上の多少のミスでは驚かなくなっていたが、コロナウイルス対策で注目されていた「超過死亡」統計の「変事」には心底驚かされた。”だそうです。 こういう表現が出来る人間が日本の主要メディアの記者として通用していた事に驚きますね(^^)

わたしに言わせれば一時の問題ではなく日本の歴史に汚点を付け、多くの煽動・捏造記事を書いて来た朝日新聞という元凶共が何を言うですね。 統計とはある意味「そういう種類の技」である事はあなた方が一番良く理解しているからこそ気付いたのでしょう(^^)

今メディアが「対コロナ」で民意に方向性を与える為に遣らなければならないのは、現政権のこう言う形の揚げ足取りではありません。

「安倍政権」の足元を掬う素材がないか鵜の目鷹の目で探し回って見つけて来たのがこんな枝葉末節?、メディアの矜持は一体どこに行ったのやら。 そして、今メディアが一番やってはならない「アジる」事で自己の目的達成しようとしています。

国立感染症研究所がホームページに乗せた図表を「公文書」と同等と言いたいらしいですが・・・それに公開目的以外の公文書を公開するに際し、「黒塗り」をするのも「改竄」らしい(^^)

まぁ、共産党、社会党等とつるんでいろいろな局面で無駄な時間を費やさせ、行政改革を阻んで来たのは君たちであり、そのせいで“パンデミック体制”に関わる多くの面の予算措置も無駄に浪費された様ですがね。

さて、最近妙な形で独り歩きを始めたこの「超過死亡」ですが、これがとんでもない高率になりかねないのは分かっていた事で今更騒ぐ事ではありません。
これ自体がどこに「視点」を置くかで大幅に変わる数字であり、統計的な操作法の一つでもありますからね。

季節性インフルエンザに隠れて新しい「コロナ」が流行した訳ですから、従来の倍半分以上になったとしてもなんら不思議ではありません。 その指標は「病態」という千変万化な物が相手ですから、いくつものパターンが出るのも致し方がない事です。

この数字自体捉え方によって(対象をどこまで広げるか、どういうキーを採用するか等)で大きく変わります。 ただ、この分析結果を元に検体を調べ、感染範囲を特定し次の対処に備える為には大事な分析データではあります。 そしてこれは過去を指弾する為になされる分析であってはなりません。

5月半ばの記事ですが、AFPが報道した一つの例が報告されているページがありますので紹介しておきます。 CDC自体もこれより前からこの可能性を指摘していましたしね。 その時点のインフルエンザ感染者と死者が桁違いに多い理由はこれかもと・・・

URL : https://www.afpbb.com/articles/-/3283315

因みにこの中ではフランスは合致しているといっていますが、確かに感染者数、死者数を何度も大幅(万の単位で)に操作したのはフランスだけにあり得る話です。 この為私自身データ分析からフランスを除外していた時期がありました。 まぁ、パスツール研究所等がゴチョゴチョ言っていた様ですから合わせこんだのかもしれませんね。

しかし、何と言おうが積極的にPCR検査を実施し、感染拡大を抑えようとした欧米は感染拡大の防止に失敗しています。 ドイツが成功したかの様に言われますが、周辺と比べ相対的に死者が少ないというだけであり、事前の対策の有り様と医療環境崩壊に近付かなかったにしては成果に乏しいのかと・・・

「超過死亡率」とは過去の実績から本来想定される死亡率の取り得る幅(信頼区間)を超過した割合をいいます。 このケースでは従来の季節性インフルエンザの予測カーブとの乖離具合をいう訳ですが、今回は最初に感染症研究所が公開したグラフの数字が低く修正されたグラフに後で置き換えられた事から、これを「政権の介入による公文書改竄」と言いたいのでしょう(^^;)

そうですね、こう言う捏造や仕込みは貴方たちの政権批判や敵対者への常套手段でしたから、同じ事を相手もやるだろうで、こういった枝葉末節迄拾い上げてして「国民を騙そうとしている」に結び付けようとするのでしょう。

今回の「新型コロナウイルス」の場合、米国のCDCを始め多くの専門機関がその分離捕捉に難渋しています。 特に日本の場合「感染症関連の予算」至る所で削られ、欧米に比べ関連施設・装備が大きく減らされたという事実もあります。

まぁ、いずれにせよ、日本の現場では初期の段階から医療崩壊を避けるには有形/無形のトリアージュを掛けざるを得ない事態に追い込まれています。 しかしながら、もしこの記者が言う様に肺炎、多臓器不全での死亡者の多くが新型コロナウイルスの感染者であり、これが原因で死亡したとすればその周辺から大量の副次感染者が生まれているはずです。 これが欧米の感染爆発なのですから。

救急外来に運び込まれた感染患者に接触した複数の医療従事者が1人患者の為に感染するという状況を幾つも新聞自身が報告しているではありませんか。 もし、指摘が正しいのであればとうの昔に医療崩壊を起こしています。

WHOも感染患者の4割は無症状保菌者からの感染といっています。 それに空港検疫の無症状患者の比率をみると有症状は1割にも満たないのが現実の様です。 だとしても、クラスターの発生具合を見てもそれほど多くが漏れている様子はありません。

例え「新型コロナ」による感染死が現在捕捉されている倍であったとしても感染爆発が起きさえしなければなんら問題とすべきレベルではないのではないですか?
それに実際の感染死者が2~3倍いたとしても従来からの季節性インフルエンザの死者数と比較してみても決して多い訳ではありませんからね。

それに1~2週間毎日数名ずつの保菌者が見過ごされ続ければ3週間後当たりからは欧米のような感染爆発に結び付くはずですが、そうはなっていないという事実もあります。
実際問題として日本の死亡率、致死率共に欧米等と比べ桁が違う少なさなのです。

この錯綜期間のデータ誤差をこれを発生させない為の方策提起に使うのならばまだしもこれを「政治問題化し、政権を潰す」材料にしようとするのは、まぁ元朝日記者らしい・・・
適切ではありませんが、「坊主憎けりゃ袈裟まで・・・」の類かと(^^;)


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iPhone 互換バッテリー評価 2 [睡夢庵の電脳環境]

【 iPhone 互換バッテリー評価 2 】

 - 本体バッテリーでの動作時間計測3回目

   今回は夜間睡眠時に「機内モード」に切り替え忘れた場合を想定し、
   昼間と同じ条件で特に意識せず使って計測する。

  ・ ゲージ赤(20%以下)迄    6/9 13:16 ~ 6/10 12:15  22:59

20200611_NewBatt-Test-3rd.jpg
    13:16 に充電ケーブルを抜いて本体バッテリーでの動作を開始で翌日
    12時過ぎ迄使えましたから私の使い方なら本体だけで 20H 持ち
    そうだ。

    これならバッテリーと抱き合わせにする必要はなさそうだ。
    昼間にスマホを使わない時間を作るのは特に難しくないので。
    ただ一般の方の様に就寝中に充電無理、この時間帯が一番稼働
    している時なので(^^;)

   ★ 今回は音楽再生を2時間実施してみる。

     アプリはオンキョーのHF-PlayerでBluetooth
     イヤフォンで視聴。 約2時間
     ・ イ・ムジチ   「四季」            0:43:25
     ・ オイゲンキケロ スィンギング・チャイコフスキー 0:37:52
     ・ 喜多郎     シルクロート「天竺」サントラ  0:43:13

   ★ 朝起床時触ろうとしたら「フェイスIDを有効にするには
     パスコードを・・・」というメッセージが出て入力を要求された。
     通常この要求が出ることはなく再起動後の最初に求められる位。

     この現象は夜間アンダーグラウンドアップデートで再起動相当の
     リロードが必要なアップデート若しくはセキュリティ関連の
     更新が掛かったものと類推している。

     「機内モード」で使っている時にはこの状態になった記憶はない。

   ★ 朝のアプリアップデートは4件 インストールと起動確認を実行

 - 補助バッテリーの残容量で充電

   補助バッテリーの自然放電容量が多いのか、1回目の充電終了時に
   LED2点灯だったのが今日の朝には1点灯になっていた。
   補助バッテリーの充電容量が 4350mAh だったので 定格そのままの
   容量を充電したとしても 2635 mAh 残っていなければおかしいが。
   USB Tester を噛ませたせいなのかバッテリー/回路自体のロスが多い
   のか・・・出来の悪いポータブルバッテリーは両側で各々2割近い
   ロスとケーブルを付けたままにするだけでえらくリークする物が
   ある様ですから、ひょっとしたらその類かも・・・

   ・ 6/10 12:50 ~ 15:06    2:16

     今回は Anker PowerPort Ⅱ-2 から直接充電した際と全く同じ
     2:16 になった。 現容量ではこの時間が実時間なのだろう。

     これから USB Tester の実測値は非常に信頼度が低いものだと
     言える。 誤差もだが、どうも使うケーブル等によっても
     差が出る様だ。
     最近はQCがあり、給電可能なレベルの判定をしている上、この
     対応上ケーブル自体が回路を抱いていたりと誤差要素ばかりに
     なってしまっている為だろう。

 - 補助バッテリーの残容量の確認

   現在2度目の充電を終わった所で4個目のLEDが点滅しており
   20%を切った事を示している。
   本体バッテリー容量は新品なので100%を前提に計算すれば、この
   状態から充電してみればここまでの充電/放置時のロスが出るはず。

   ★ 前回充電時の USB Tester の表示値        4350mAh
     2度本体バッテリーを満充電に   1715mAh * 2  3430mAh
                       想定残    920mAh

     今回 3430mAh で満充電になれば ロスゼロだが(^^;)
     充電量 4286mAh なので、前回の充電量を満充電と仮定すると
     残容量は 64mAh しかなかった!!
     という事は、920mAh - 64mAh = 854mAh 2サイクルなので
     427mAh 毎回ロスしている事?

     リチウムイオンバッテリーの本来の変換効率は 95% となって
     いる様だが、今迄の所中華製のモバイルバッテリーと
     USB Tester の組み合わせではこんな高効率は見た事がない。
     それと元々の容量が定格通りと思しきものはないのでは?
     大体定格の80~85掛けがいい所。
     今回の結果はこれよりもだいぶ悪い・・・

 - 本体バッテリーでの動作時間計測4回目

20200611_NewBatt-Test-4th.jpg

   前回同様満充電にした状態で充電ケーブルを抜き、バッテリーが表示
   した 100% を識別した時間から、バッテリーゲージが赤に転化した
   のを確認した時間迄を稼働時間としている。 このタイミングは±10分
   位あるかも・・・

   今回は就寝時は「機内モード」をセットしていたので、上の2つを
   重ねてみると「機内モード」の方が明らかに傾斜がなだらかで起床して
   「機内モード」をオフにした所から傾斜が深くなっているのが確認
   出来た。

   問題は緊急地震速報等のアラートも受けられなくなる事だが、今の所
   揺れもしないのに起こされた事はあるが(^^;)

   それと内蔵バッテリーの充電の際は「機内モード」すると時間が短縮
   出来るらしい。

   何れにせよ私の使い方では20時間以上は持ちそうだ。
   ただ、Youtube やブラウザを使っての検索、ビデオ等は操作して
   いないので、これによるダウンは分からないが、1時間位の使ったと
   しても極端に使用時間が短くなるとは思えないので、1日の外出時にも
   モバイルバッテリーの携行は必要ないようだ。

(注)HF-Player ですが設定中の「メディアとApple Music」というスイッチを
   オンにしていないと iPhone 内部の音源ファイルすら見せてくれなく
   なりました。
   このスイッチオフにした記憶もありませんが、もしこういう機能に
   気付いていれば最初からオフにしていますので、オフで当然なのですが
   昨日のテストの際もこのまま再生していますから。
   それに HF-Player のアップデートは半年くらいありませんから、
   iOS に原因を求めるしかなさそうです。

   これは Apple があらゆるタイミングでユーザーが保有する音源の素性を
   把握しようとしている現れなのでしょう。
   こんな事をしているのはApple だけではないでしょうかね? ユーザー
   が気付けないレベルですから・・・
   ネットに繋いでいてもダメでしたが、従来全てのアプリで外部や内部
   アプリの連携を切る様設定していたので首を傾げています。

   Windows 上でも iTunes をアプリ化してユーザーの目から隠す様にして
   しまいましたし・・・まともなユーザーマニュアルを作らなくなって
   久しいですが、今やネットで勝手に勉強しろ的(^^;)

   アマゾンも商品の検索履歴を拾っていますが、ユーザーには見た目上
   消去する権利を残しています。
   (実際上のデータはアマゾンのサーバー上にある訳ですから、実際に
   消去されているという保証はありませんが(^^;) ただ、法的な責任上
   消さずにいる事がバレるとこれからはキツイことになりかねませんので
   消しているのでしょうが)


【追加確認】 「機内モード」使用効果の確認

 - 本体バッテリーでの動作時間計測5回目

   「機内モード」に積極的に切り替えた場合の確認をしてみました。
   私の場合はスマホは家族間の連絡用ですので、自分が出かけない限り
   電話回線を繋いでおく必要はありません。 キャリアのSIMでは
   ないので何時切り替えても良い様に電話番号、メール共に家族用で
   携帯は持っていない事にしています。
   こういう使用状況ですので、常時「機内モード」で Wi-Fi や電話
   回線を手動でつないでやればよいのですが・・・
   問題はすぐに忘れてホッタラカシにしていまう恐れが・・・

   ですが、効果は絶大である事が分かりました。
   ほぼ同じ内容を実行して、24時間経過後に44%残っていましたから

20200612_NewBatt-Test-5th.jpg
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空港検疫捕捉感染者
20200612_空港検疫捕捉.png
死者発生県における致死率
20200612_都道府県別死亡率.png
地方別感染者数推移(3/13以降)
20200612_地域別件数推移.png
上位9県感染者累積関東7県日別感染者数
20200612_上位件数伸び.png 20200612_関東日別発生件数.png

「東京アラート」(^^;)解除だそうですが・・・
う~ん、埼玉、千葉、神奈川そして近県山梨、静岡からポコポコ。
埼玉、千葉は東京から貰って帰って拡散のようですからこれも問題。
東京の活動中心部の通勤客をはじめとする人出は30%以上増えている様ですし・・・
全体で見ても減少傾向から増加側になり、核は関東4都県と山梨、静岡になる気配が出ています。

それと北海道は何時まで経っても抑えきれませんね。 現在の様子を見るにPCR検査能力が不足し感染の先端を逃がし続けているのでしょう。
北海道と福岡の動きは無症状感染者が多い現れの様な気もして来ました。

空港検疫の状況を見ていると無症状感染者の多さに愕然とさせられます。
有症状感染者は僅か2/216=0.93%。 そしてWHOは感染者の4割は無症状感染者からの感染といっています。
厚生労働省の発表では空港検疫での感染者率は0.41%だそうです。 検査母数に対する有症率は? ぞっですね。

また、入院治療を要した者は陽性患者17,051名中923名と言う事ですので、これを有症状とすれば5.4%に当たります。
この乖離分が市中で蠢いている保菌者を示すとすれば、ある程度の率での感染者発生は覚悟せざるを得ないという事になりますが、変異速度が速いウイルスですからいつ強毒性を持つものが出るか分かりません。
それを考えるとPCR検査に代わる短時間で結果が出る検査方法・検査試薬の開発とPCR検査能力の増強が必要です。

欧州ではドイツ、イタリア等が400人/日以下に下がって来ましたが、これらの国の検査能力をもってしても一度感染が拡大してしまうと、終息と言えるレベル迄に追い込むのは至難の業だという事がこれで示されています。
1桁高い検査能力を以てしてもこれなのですから、日本の現状は僥倖と言っても良い状態では・・・
捕捉される感染者の数が減ったからと言って検査実施人数が減る様では終息に向かって抑え込む事は難しいと思いますが、残念ながら検査対象を広げ安全率を向上させようとは動いていないとしか思えない状況があります。

一日も早くこれらの国のレベルで検査を続行出来る体制を作る事と医療従事者及び呼吸器系入院者及び緊急外来の全てで検査が実施出来る様にする事も必須でしょうに。

この辺も行政改革が一向に進まず、いよいよ日本だけが国民サービスのデジタル化の流れに取り残されていく気配が濃厚です。

日本国民もそろそろ「マイナンバーカード」と口座との紐付けや医療システム、課税システム、市民サービスシステム等との完全なリンクを目指し、市町村レベルから県、省庁レベルまでリアルタイムに繋がるシステムを構築し、今後の人口・労働人口減少に備えねば二進も三進も行かなくなります。
この点ではいい加減に個人情報保護を口煩く言うのはそろそろ止め様ではありませんか、メディアを含めて・・・

これらが全国統一のシステムとして組上げられるのであれば、「マイナンバーカード」の作成もすぐにでも行います。
ところが現状の様にバラバラで統一性がないのであれば、享受出来る利益よりもリスクの方が多いと判断せざるをえませんから・・・
今回の「コロナ騒ぎ」で日本の企業から国家レベル迄いかに旧態依然とした状況で、時代の趨勢に取り残されているかを思い知ったはずですから、すこしは・・・と思いたいのですが(^^;)
ですが、残念ながら週刊誌から雑誌迄重箱の隅ばかり突いて、将来に向けての問題点指摘と改善に向けての提案はほとんど見受ける事が出来ません。
反対の為の反対や足の引っ張りみたいな物ばかり・・・ある意味これは一般国民の意識レベルの現れですから・・・小作農社会が依然と続いているみたいです(^^;)



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Windows 2020-06 定期更新 [睡夢庵の電脳環境]

【 Windows 2020-06 定期更新 】

6月10日 22時過ぎからなんだか急にPCのファンが五月蠅くなって・・・
ここの所OperaでJHUなど時間での自動更新を行うサイトを開いているので更新のタイミングでファンが呻る事があるのですが、もう1段五月蠅い。

で、タスクマネージャーを起動してみたらインストアラーが動いています。 第二水曜日か・・・この時間からは更新はキツイな~終わるまで寝れない・・・今日の実睡眠時間は5時間を切っています。(^^;)

仕方がないのでついでに Windows 8.1 の更新も開始です。 こちらは手動設定が出来き、大体翌日朝の起動画面に黄色い“更新があるぞ”のアラートがでますので、都合の良い時間帯に出来るのですが、Windows 10 は更新のタイミングの延長機能しかありません。 これは迷惑千万、手動更新が出来る様にして貰いたいです。

それに更新履歴に基本的には定期更新か Framework 系の更新しか表示しなくなっている件も。

さて、今回の更新は

☆ Windows 10

KB4561600    2020-06 x64 ベースシステム用 Windows 10 Version 1909
        セキュリティ更新プログラム(Adobe Flash Player対応)
KB4560960    2020-06 x64 ベースシステム用 Windows 10 Version 1909
        累積更新プログラム

☆ Widnows 8.1

KB4561666    2020-06 x64 ベースシステム用 Windows 8.1 向け
        マンスリー品質ロールアップ
KB4561600    2020-06 x64 ベースシステム用 Windows 8.1
        セキュリティ更新プログラム(Adobe Flash Player対応)
KB4562253    サービススタック更新プログラム

Windows 8.1 今月の更新では エクスプローラのバグはそのまま・・・先月の様に NetBIOS 系の Windowsマシン、PowerMac の類を表示しては呉れませんでした。
その癖 WCN の Android 系スマホはぞろりと出してきます。

いかなる理由を付けようがアクセス出来ない相手を表示し、しかもその MAC Adress 迄表示するというのは飛んでもないバグのはずですがね。 Wi-Fi ルーターを接続した環境では仕方がないのは Windows Phone があるから?
MACアドレスと機種を曝しますのでね~うちはみな iPhone なので1台も出てきませんが、お隣さんの携帯が2~3台出てきます。
こう言うとスマホでも そこら中の Wi-Fi ルーターが出て来るではないかと言われるかもしれませんが、これはその目的が繋ぐ為の物ですからね。
Windows Phone を本気でやる気もないのならこれを切って、Windows 8.1 を従来の NetBIOS 下で使える様にするのが当然でしょうに。

特別な誤魔化しをしなければダメでは話になりません。
実際には繋がる設定が可能な事は更新によってはエクスプローラに出て来る事で分かります。
また、アプリレベルの「ファイルを開くのプルダウン」のターゲットを Windows 10 PC の共有フォルダへのフルパスにしたままにしておけばその端末の全てのドライブ/共有フォルダへのアクセスが可能なので、ファイル構造や物理アクセスの制御層の問題ではなく、エクスプローラのプロセスで故意にアクセス出来なくしているとしか言えない状況にあるのです。

Microsoft としてはなんとしてもビジネス環境から早く Windows 8.1 を駆逐したいのでしょうね。
しかし、現実問題としてノートブック型の場合高機能なものほど余分なハードがついている為、インストールに失敗すると素の部分すらまともに動作しなくなる事があります。
Windows 10 ではデスクトップでも XP で使っていたマザーボードが2種とも互換がないとしてインストールを拒否されてしまいました。
高性能CPUにメモリーを奢って十分な能力を発揮していたものの方が永く使えていた分だけ蹴っ飛ばされます。
Windows 10 はそういうレベルのOSなのですから(^^;) まぁ、普段使いでは非常に安定したOSではありますが・・・

私が使っているMX3は一応 Windows 10 への更新の手順や更新モジュールを一纏めにして保管してはありますが、更新はしないままで使い続ける事にしています。

これに関してはESETとブラウザのサポートがある限りそのまま使うでしょうね。
現在外に持ち出すのは、作成したファイル類の参照用途だけになっています。 メールは原則自宅でしか受けませんし、緊急連絡がメールで来る事は最早なくなりましたので・・・それにメールは未だにテキストベースのメーラーを使っていますので、文字ベースでしかファイルが参照される事はありませんのでESETでカバー出来る限り問題が起きる可能性はありません。

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空港検疫捕捉感染者
20200611_空港検疫捕捉.png
死者発生県における致死率
20200609_都道府県別死亡率.png
地方別感染者数推移(3/13以降)
20200611_地域別件数推移.png
上位9県感染者累積関東7県日別感染者数
20200611_上位件数伸び.png 20200611_関東日別発生件数.png

ここの所空港検疫で捕捉される感染者の数が増えて来ています。 現状は国内居住者や駐在員、出張者位に限られていますので検査対象が限られていますが、それでもここに来て東南アジアやインド、南米方面の患者数の増加に伴うものでしょう。

しかし、もっとも懸念すべき事項はほとんどが「無症状感染者」である事。

WHOからも「新たな感染者の4割以上は無症状感染者から」という発言が出ています。 しかも、無症状感染者の半数はCTでは肺炎症状が現れていると報告されており、一般のインフルエンザ等での肺炎症状であればとうに呼吸困難の症状が現れる血中酸素濃度まで落ちていても息苦しさを感じないという状態になります。
ですから、息苦しさを訴える状況では既に挿管が必要なレベルに症状が進行しており、劇症化が早いと言われます。

これから入国制限を段階的に緩める様ですが、中国からも既に無症状感染者が入国しようしていました。

こうなってくると「入国者全ての常時トラッキング」を行う必要がありますし、万一発症した場合は直ちに窓口に連絡が来る事とそれまでの行動経路の全てを把握する必要が出て来ます。

出入国者全てに渡せる「行動記録バンド」を作り、これにIDカード機能とGPSデータロガー機能と体温/脈拍測定機能を持たせ、異常をいち早く捕捉すると共に感染場所や濃厚接触者の割り出しに使える様にすべきでしょうね。

海外からの入国者はこれを腕にしていなければ交通機関や宿泊・観光施設等も利用出来ない様にし、違反すれば罰金および懲役を科せばすべての面でのデータ管理を含めて大幅な自動化とリスク低減に繋げる事が出来るでしょう。

北海道と東京は感染範囲の追跡力を上げなければどうしようもないのはもう明らかだと思いますが?
現在のPCR検査適用法では抑えられない所まで副次感染者が増えているか新たな感染者が入り込んでいるかしか考えられないのでは?

「東京アラート」解除とか言っていますが、周りの県でまた患者が増え始めています。 都内から持ち帰り家族等に感染?といった状況ですので、無症状率を考えれば少々キナ臭い。


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