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日本の組織の硬直化、半端ではないですね~ [睡夢庵 日々徒然]

【日本の組織の硬直化、半端ではないですね~ 】

日本は生産現場では「トヨタ方式」など色々な手法が生まれ世界をリードして来ていますが、組織運営となると・・・
未だに竹槍・人海戦術?が罷り通り、一向に効率が上がっていない様です。 それが露呈しているのが今回のコロナ騒動。

未だにPCR検査も直ちに濃厚接触者全てをスクリーニング出来る体制には程遠いですし、感染者隔離施設の確保に関しても行きつ戻りつの繰り返しをしている様に感じます。
公共施設や国有施設の有効活用すらままならないみたいですね。

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☆ NHK NEWS WEB より

・  新型コロナ 接触確認アプリ「ある程度の効果あり」 日大が試算
                    2020/07/31 12:06

URL : https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200731/k10012542861000.html

先般公開された「接触確認アプリ」の効果について日本大学生産工学部がその効果を試算し公表したみたいです。
コンピュータ上での1000人という仮想社会でその中に感染者が10人居るという前提での試算ですが、40%がアプリを使用し、通知を受けた人が40%外出を控えた場合1か月後の感染者数は38人で外出を全く控えなかった場合に比べほぼ半分という結果になったという事です。
利用率が20%で20%しか外出を控えなかった場合でも22%感染者が減るという結果になる様です。

このアプリのダウンロード数は30日迄で約960万件だという事ですが、果たして感染した方がどれだけ登録してくれるかですね。 どこぞの国の様に強制ではありませんから・・・

・  新型コロナ「見逃された死者少ないか」分析結果 厚労省研究班
                    2020/07/31 11:40

URL : https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200731/k10012542851000.html

日本の死者が少ないのは検査数が少なく感染者が見逃され、他の病気が死因となっているからだ、といった論調が初期には外国を中心にありましたが、やっとこれに対する回答を出したみたいです。

国立感染症研究所や東大などで作る厚生労働省の研究班が1~4月までの期間の死亡者について「超過死亡」に関する分析を行った結果、過去のデータから予測される死亡者数に対し著しい増加はなく、「超過死亡」はないと結論付けられた様です。

・ PCR検査 医療機関1400か所まで増やす方向で検討 東京都医師会
                    2020/07/30 18:19

URL : https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200730/k10012541601000.html?utm_int=all_side_ranking-social_002

東京都医師会が痺れをきらしたみたいですね。 唾液で検査が出来る医療機関を都内で1400か所迄増やす検討をしていると記者会見で発言した様です。

しかし、同様の発言からもう何週間経った?です。 個所数は別としてもう検討ではなく相当数で実施されていていいのですがね~ここも大して変わらない硬直度(^^;)
介護施設等で発生した場合は医師会が保有するPCR検査車を派遣、現地で集中的に検査出来る様にするとも言っていますが、本気でクラスタ発生を抑え、高齢者の死亡リスクを下げる積りならば最初から行っていて当然で、正にそれを「今言う?」

それから他の報道で日本は無作為検査や数日間の接触者を単にトレースするだけでなく、感染から発症迄の8~12日間の接触者を洗い出し、検査する手法でスプレッダーの発生を抑えるという手法を採ったから検査数が少なくても感染拡大を阻止出来たと言った論調がありますが、この2波で馬脚が出てしまったみたいですね。

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☆ FNNプライムオンライン より(2020/07/24)

・ 【解説】感染者数 なぜ木曜に増える? 東京都 きのうは366人

URL : https://www.youtube.com/watch?v=jNRujiMqOLI

まぁ、情けない話をしていました。 何が重要なのかの判断が出来なくなった歪んだ日本流甘やかし民主主義の弊害がモロに表れた事象といってもよいのではないでしょうかね。

多くの国ではPCR検査は休みなしの24時間体制を敷き、いつでも対応可能かつ数時間以内に結果を出すという国が増えている中で、未だにこの様。
これが正常と受け止める方も既に狂っていますね。

事象に対する優先度とそれに対する資源・時間の割り振りがどうあるべきか・・・その判断すら・・・

この対極にある様な方策を取り、ベトナム、台湾などと肩を並べているのがタイです。 これらの国はちゃんと船頭を決め、権限を委譲し国立機関だけでなく民間組織もコントロールするだけでなく立法、行政、司法に働きかけ、跳ねっ返りを許さない体制を国全体で支持しています。

韓国等でも民間検査機関ですら、検体培養、抽出、サンプルプレート注入迄自動化し、1サイクル96人 * 50台 4,800人を一気に検査出来る体制を作っています。 1~1.5万人を1個所でコナセる状況を既に構築しているのです。

既に半年を経過しました。 自動化機器の設計・製造がお得意の日本でこれが出来ていない?
全国の検査数の動きや感染者数の発表が3低4高の同じパターンを繰り返す様を見ていると、日本の政府、省庁、地方行政組織の能力の低さと機敏性の無さにはほとほと呆れます。

報道機関もその道の専門家もとうの昔からこの繰り返しパターンには気付いていたはずですが、その異常性をどこも指摘してこなかった様に思います。
保健所や検査機関が週休2日を守る事に何の違和感も抱かなかったのでしょうね。 確かに病院の現場で働く医療従事者なそれこそ休みなしなのでしょう、人手不足ですから。 どこもが疲弊疲弊と言っています。 では、それを解消する行動を起こしたのでしょうかね? 個別には機能を回す体制を作った所もあるようですが、どうも個の段階で止まっているみたいに感じるのですがね~

保健所、医療系研究機関・大学等は政府が積極的にボランティアを募り、これらの機関に送り込み周辺業務を肩代わりする事で検査能力を向上させる事が可能だったはずです。
それに一部自衛隊の応援等もあったようだが、もっと広範に応援を出すべきでは? その他にも輸送業務は観光バス業界から運転手の応援を得たり、電話応対や宿泊施設等には観光業界から遊休人員を借り上げればこれらの業種も事業負担の軽減にもなるのでは。

何時もの伝で、機器製造も応援要請も「要請文書」を出すだけでどの様に機能させるかというプランがないのでは? でなければ、幾ら何でももう少しは結果が出ているはず。

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☆ NHK NEWS WEB より

・ 介護施設で相次ぐクラスター コロナ感染の経緯は?課題は?
                    2020/07/20 17:40

記事表題ではこの程度の表現になっていましたが、行政組織の硬直ぶり・無能ぶりを示す好例が上がっています。

千葉県松戸市の特別養護老人ホーム「松戸陽だまり館」への取材結果が報告されており、その中で指摘されている点が

1. 全員のPCR検査が認められない

  老人のしかも特別養護老人ホームですので当然ながら入居者および職員
  全員の検査を保健所に依頼していますが、全160名中同一フロアの
  入居者と関連職員等40名以外は拒否された様です。
  その後施設が県や医師会が開設した検査センターと交渉し、全員の検査を
  終えまずがそれまでに最初の感染者が出てから既に2週間を経過していた
  という事です。

  → このウイルスが感染能力を発揮するのは感染から8~12日、4日目
    が最高と言われますから、2週間経過してからではまったく無意味な
    検査をしたと言えます。
    この時点であれば、感染したか否かを確認する為の抗体検査で十分。
    最初の発症者から12日経過後1週間位は抗体検査でもほぼ同等の
    信頼性がありますから、これであれば3000円/件で出来ますので
    組織によっては定期自主検査を継続する方が確実かも・・・

2. すぐに入院させられない

  多くの県でも異常と思える入院待機者の数が続いています。
  このケースでは1日後には入院出来た様ですから、よく出来ました評価
  らしいですが・・・
  今の感染者数でこれですから欧州の様な状態になったらどうなる事やら。

最後に記述されているのは行政組織担当部門の認識の有り方ですね。
県としては「5人で抑える事が出来た」というよく出来ましたいう判断、現場
との著しい評価差です。 これが現状の行政組織の自己評価のレベルという事
ですから、一向に有効な対策が打たれ、現場処理が大きく改善したという評価
が出て来る訳がありません。
最悪の状態よりはよく出来ましたで満足しているのですから。

同じ所で旧態依然とした方法ですべてをこなしているのでしょうね。 過去しか見ていない・・・

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空港検疫捕捉感染者
20200731_空港検疫捕捉.png
死者発生県における致死率
20200731_都道府県別死亡率.png
地方別感染者数推移(3/13以降)
20200731_地域別件数推移.png
上位9県感染者累積関東7県日別感染者数
20200731_上位件数伸び.png 20200731_関東日別発生件数.png
上の上位9県感染者累積のカーブをみれば「第2波」の収束は全く見通せない状態が続いていますね。
どこの県のカーブもお辞儀を始める風情すらありませんから当分現在以上の感染者発生が継続するのは間違いありません。

31日の東京は463人の感染者が報告される様です。 上の図が示す様に主要都府県の感染者数が第1波の際にはなかった急激な増加を示している事を考えると第1波のイタリアやフランス以上の感染者を出し続ける事になり兼ねません。 このままでは下手をすると日本も米国と同じ状態にならぬとも言えぬ状態でしょう。

正直、この状況に至っても何ら有効な対策を打てぬ為政者どもは一体何を考えているのかと言わざるを得ません。
私的には約1か月の対応の遅れがあるので、既に第1波で有効に機能したトレース法は通用しないだけ市中感染者が増えてしまっていると感じています。 この状況では地方が中央との往来を遮断して地域のスクリーニングをするしかありませんが、名古屋、大阪、福岡が既にコントロールが効かない状況になっていますので、1か月前であれば関東圏との人の行き来を遮断すれば済んだものが、市、町といったレベルで移動を制限するしか残された手立てはないでしょう。

医療関係者についてもご同様ですね。 現場が大変なのは分かりますが、その大きな原因の一つが医療組織の対応の遅れにあるのも疑いのない事実です。 病院は純然たる営利組織としては動けませんから、個々の組織での行動には制限があるのは理解します。 しかし、こういう事態の場合に地域の中でどう機能分化をしリスクや全体負荷を下げる為の工夫や行政側組織との協業があってよいと思います。
こういう時の為に地域医師会を構成しているのでは?

現在までの医学上の報告ではこのウイルスに関しては長期抗体維持の可能性はなさそうです。 とするならば、集団免疫などというものには最早期待出来ない事も明らかです。
ワクチンにしてもその効果や持続期間については現状開発中ですから当然ながら未知数です。

とすれば残された道は如何にして最小限の感染者に留めるかという方策を模索する以外にないでしょう。
現在手持ちの方法では、如何にして早く感染者を捕捉しその副次感染者を出さない様にスクリーニングをするかしかないのではないでしょうか。
加えて病院、養老、介護、観劇、集会、飲食業といった施設においての徹底したリスク低減策をそれぞれ検討する事でしょう。
最早、「新型コロナウイルス」ありきの世界しか存在せず、このウイルスには季節性もないことが明らかなのですから、昨年迄の様な生活環境に戻れる可能性は既に失われたと言わねばなりません。
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現在も1万人越えの国の推移 南アフリカとアメリカは飛んでもない感染者を出し続けていますがそれでも自然収束のラインが見えて来た感じですね。 ブラジル、インドといった所を含め未だ暫く万レベルの感染者を出し続けるでしょう。

今はっきりとした第2波の洗礼を受けているのはイスラエル、日本、オーストラリアでしょう。 スイスもピクリと動いたのですが、今のところ何とか抑え込みに成功している様です。
しかし、西欧諸国も少し怪しげな動きが出ていますので、このままの経済活動で推移すると連鎖的に立ち上がる恐れがあると思います。 その影は今のところ抑え込みに成功してる北欧や南欧に出ている様な気がします。 現在迄の様相を見るとこのウイルスには季節性はありませんので、拡散を防止する方法を早く確立する以外には手立てがないでしょう。
即効性があるワクチンでも出来ればですが、逆に妙な変異をされても・・・
20200731_Over10t.png
第二波に晒されている国
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EU諸国の現状
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感染者を出しながらもほぼコントロールに成功している国
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共通テーマ:日記・雑感

新型コロナウイルス 抗体保有率/発生時期に関して [睡夢庵 日々徒然]

【 新型コロナウイルス 抗体保有率/発生時期に関して 】

《 日本における抗体保有率と海外の差等について 》

☆ 厚生労働省が公表した東京都、大阪府、宮城県での抗体検査結果

2020/06/16 実施期間: 6月1~2日
      対象  : 東京都 1971名 大阪府 2970名 宮城県 3009名
      使用試薬: アボット社及びロシュ社の2社の双方で陽性と
            なった場合を「陽性」と判断
      結果  : 東京都 0.10%(2名)
            大阪府 0.17%(5名)
            宮城県 0.03%(1名)

      並行検査を行ったモコバイオ社製試薬の結果
      結果  : 東京都 1.07%(2名)
            大阪府 1.25%(5名)
            宮城県 1.20%(1名)

アボット社: 1888年創設の米国医療機器・ヘルスケア関連の会社
ロシュ社 : 正式にはロシュ・ダイアグノスティックス株式会社
       スイスに本拠を置く1896年創業の医療機器・ヘルスケア会社
モコバイオ社: 米国メリーランド州ロックビルに本拠を置くベンチャー?

検査方式の違いと精度(FDAの評価では)

・ アボット社(化学発光免疫測定法) 感度 100% 特異度 99.6% 有病率 5%
                   陽性的中率 92.9% 陰性的中率 100%
・ ロシュ社(電気化学発光免疫測定法)感度 100% 特異度 99.8%
                   陽性的中率 96.9% 陰性的中率 100%
・ モコバイオ社(蛍光免疫測定法)  FDA 未承認

この検査に使われている検査キットは現状では最も精度が高いとされているものですので、この結果を信ずるとすれば「集団免疫取得」など夢のまた夢ですね。
60%の抗体保有が条件だそうですから(^^)

尚、国立医薬品食品衛生研究所 生物薬品部から 2020/06/16 更新で「新型コロナウイルスに対する大規模抗体検査に関する国際的動向調査」という資料が公表されています。
このページにはPDFも準備されています。

URL : https://www.nihs.go.jp/dbcb/corona_virus_antibody.html

この中には「新型コロナウイルス感染に対する各種検査における検出可能性と発症日の関係」という図表と各国で行われた抗体検査の結果が記載されています。
日本国内に関する物では、この他に慶応病院等のものもあるようですが、病院が行った検査では3~6%という結構高い抗体保有率が出ています。 しかし、日赤が行った献血血液に対するものや厚生労働省、東大が行ったものは皆1%以下、日赤のものでは保存血と東北地方500人は共に 0.4% だった様ですからこれからは海外に比べると非常に感染率は低そうだとは推定出来ます。

今現在の感染率は1.54人/百万人、欧米から比べると異様に低いという事になりますね。

☆ 日本相撲協会 約900人に抗体検査を実施
                2020/07/06 19:17 NHK NEWS WEB より

日本相撲協会は891名の協会員に対して抗体検査を実施した結果5名が抗体を保有していたと発表しました。
5人の内4名はPCR検査の結果陰性で残る一人も治療中だが治癒状態だという事です。

協会員の中ではこれまで力士と親方合わせて7名の感染が確認されており内1名がウイルス性肺炎による多臓器不全でなくなっています。

ん? 数が合わない・・・1名はどこに行った?(^^;)

これから抗体保有率は5/891=0.56% になります。

6/16 厚生労働省公表の東京地区の保有率が 0.10% ですので5倍近い高率ですが、欧米に比べれば・・・

☆  横須賀市民 無作為1000人抗体検査で抗体1% 新型コロナ
                2020/07/22 17:56 NHK NEWS WEB より

神奈川県横須賀市が今月上旬無作為に抽出した市民およそ2000人に対し抗体検査を受ける様呼びかけ、これに応じた964人に検査を行った結果、1.04%に当たる10人から抗体が検出されたとの事です。
内訳は男性7名、女性3名、居住地や勤務地等に大きな特徴および傾向ななかったとの事。

これは人口比でみると既に4000人が感染した事があるという事で、7月22日現在の横須賀市の感染者累計は69名なので発症率は1.725%ということになります。
使われた検査キットがどこのものかわかりませんが、前出のモコバイオ社のものであればほぼ前出と同じ結果という事になるのでしょうか。


《 新型コロナウイルスの発生時期に関して 》

新型コロナウイルスの発生時期について当初「武漢」で発生したのが最初の様に伝えられましたが、その定説は徐々に覆され始めています。
これは未だに「武漢肺炎」として中国に自国の「防疫体制・対策」の遅れと頑迷な姿勢での自らの失策を糊塗している米国のトランプ政権についてはある意味致命的な事案になるのではないでしょうか。

・ 関東/山梨/長野/新潟等で採取された2019/01~03 迄の献血サンプル
  500本から2本について陽性が確認された。
・ 2020/07/02 ブラジルのサンタカタリーナ連邦大学のチームが州都
  フロリアノーポリスの昨年10月から今年3月迄の下水サンプルを
  分析した結果昨年11月のサンプルに既に新型コロナウイルスが存在して
  いたと発表した。
・ 米国でもニュージャージー州ベルビル市のマイケル・メルハム市長が
  昨年11月に感染していた事を公表した。 まだ、同時期に同様の症状の
  患者が周囲にいた事も報道された。
  これまでは今年1月下旬に最初の感染者が出たとされていたが、この事
  から昨年11月には既に相当の範囲で感染が進んでいたが、季節性
  インフルエンザの症状にも近似する為、インフルエンザとして処理されて
  いた可能性が高く、米国の季節性インフルエンザの超過死亡率が大きく
  なっている事からもこれが裏打ちされる様だ。
・ 2020/05/07 フランス コルマール市のアルバートシュバイツァー病院の
  医学画像部が昨年11月1日から今年の4月30日までに撮影した
  すべての胸部画像2456枚を調べ直した所、典型的な新型コロナ
  ウイルス感染症に見られる所見が現れたのは昨年11月16日だと発表
  している。
・ 2020/06/18 イタリア国家高騰衛生研究所の発表によると昨年12月に
  採取されたミラノ及びトリノの下水サンプルから新型コロナウイルスの
  遺伝子痕跡が発見されたという。
・ 英国ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンなどの研究チームは世界中の
  新型コロナウイルス感染者から集めた7500以上のウイルスゲノムに
  関するデータ解析の結果、これらのウイルスに共通するルーツは2019年
  末にすでに表れているとしている。

以上から、今回の新型コロナウイルスは今年の11月以前に既に欧米各国だけでなく、南米においても感染が拡大していたものと思われます。
特に日本でのケースを考えると2018年末には同じゲノムを持つコロナウイルスが存在した事を示すと考えられます。

類推すれば世界を一周して世代交代を繰り返す事により感染能力及び毒性を強め、中国に入って一気に感染爆発を起こすレベルの伝染性を獲得したという事なのかもしれません。


《 新型コロナウイルスの病態変化 》

最近になって若い世代の感染例が増えているばかりではなく、若い世代でもPCR検査で陰性になり治癒扱いを受けても一向に病状が回復せず、呼吸困難や全身の倦怠感、味覚障害が残るといった報告が増えている様な気がします。

初期の感染者比率や致死率の年齢での偏りから若年層では罹りにくいだけでなく治癒し易いといった報道がなされていた様に思いますが、医学界もこれらの報道に対し疑義を挟まなかったのではないでしょうか。 正直これは非常に罪作りな報道だったと思います。 確かに自身の行動を規制する責任は各個人にありますが、与えられた情報が間違っていると多くの面で被害を拡大してしまいます。

当時、「武漢」から流れてくる動画を見ていると、正直そんな甘い物ではないだろうと思っていました。 なぜなら道路や事務所で倒れた、また朽木を倒す様に倒れようとする若者の状態は強烈な免疫暴走による多臓器不全・脳血栓等から来る脱力や痙攣・硬直の様に見えたからです。

これらの報道に半信半疑でしたが一向に治癒扱いの方々のその後の状況のフォローが出てこないのでそんな事もあるのか?? 死線を彷徨う程の重症という事は多臓器不全一歩手前なのでしょうから、その臓器が完全に機能を復帰するとは俄かに信じがたいというのが正直な所でした。

最近になって治癒後色々な症状を訴えるケースに関する報道が出始めましたが、これがどの時期の患者からかを早く特定する必要があるのではないでしょうか。
ひょっとすると第1波の武漢系ウイルスとその後の北米/ヨーロッパ系では伝染性も毒性も異なるのではないか?

その辺りも明らかにしてそれぞれの病態に即した治療を初期から加えていく必要があるのではないでしょうか。 なぜなら、当初は対症療法で解熱や咳、吐き気等を抑える薬程度しか処方されなかった様ですが、感染初期から肺のCTは無論ですが、ちゃんと血液、尿等の検査もして他の臓器への影響度も管理して行けば他の臓器への浸潤を抑える事が可能なのではないのでしょか?

しかし、医療費は高額になりますね~ 治癒迄は公費負担ですが、治癒判定が出た後は自費負担になりますから感染してしまうと大変です。 これもちゃんと考慮して行動を考えるべきですよ。

医療機関/従事者の負荷を下げる為に治癒判断を開始する迄の期間が短縮されていますので、菌が検出されなくなると退院となるようですが、これも昨今治癒後の不調を訴える方が増えた原因なのでしょう。

病院や療養施設での管理はちゃんとしていますが、個人レベルになると単身者では体調が悪いとまともな管理は出来なくなりますので一層後遺症を悪化させる可能性が出て来ますから。

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空港検疫捕捉感染者
20200724_空港検疫捕捉.png
空港検疫国別入国感染者
20200724_国別入国者数.png
死者発生県における致死率
20200724_都道府県別死亡率.png
地方別感染者数推移(3/13以降)
20200724_地域別件数推移.png
上位9県感染者累積関東7県日別感染者数
20200724_上位件数伸び.png 20200724_関東日別発生件数.png

今日から4日間が正念場かもしれません。 ここで微増に留まってくれればいいのですが・・・
と淡い希望を口にしましたが、甘くはありませんでしたね。 これでも観光やイベントを解除する? 正気か?ですね。

そして今日の読売朝刊にはもう一つ暗然とする記事がありました。 東京都の今日の数字が多いのは20日の検査総数が過去最大の4926件でこの大部分が23日に計上されたからと記載されていました。 この中での問題点は2つ、未だに1日で結果を出せる環境が構築出来ていないことPCR検査と抗体検査の合計検査数が未だにわずか5000件未満でしかないこと。
国も都も結果として残すべき施策をまったく構築も実施も出来ずに日々の対応に未だに汲々としている余りにも惨めな姿を曝してしまっています。 これが世界第3位の経済体と多くの国の予算を遥かに上回る規模の都がこの5か月間に下して来た結果なのですから。

関西、九州も第1波を超えて来ましたし、中部ももう耐えられないでしょう。
これでも未だ「数的にみれば第2波・・・」とかいっている様では、大阪も大同小異だったと言う事になります。
同時20都道府県を超えて2週目にしてすでに34都道府県で感染者が出る様になっています。 この1か月間感染者なしは岩手、秋田、大分の3県だけになってしまいました。

新聞報道を見ていると今迄一体何をしていたのかと言いたくなる位チグハグな対応をしている様です。 はっきり言ってこのコロナ騒動が国内の感染症防疫体制の状態で数か月で収まりが付く考えていたとしたら、もはや行き着く所まで行くしかなさそうです。

オリンピック選手村のマンション群は昨年末に完成しているはずですが、ここの軽症患者隔離施設化もせずに民間ホテルでベッドを確保しようとする愚策。 ネットには小池知事がこれを病院化しよう等と打診し、これに医師から不見識との指摘が出たりしていましたが、どうも入村したという報道がありませんのでいつもの伝で立ち消えなのでしょうか。 ほんとうに日本の行政組織体はどうなってしまったのですかね?

これに比べるとニューヨークのクオモ市長等は地に足がついた施策を着実に積み上げて結果を残していますが、日本は・・・どこも下部組織もその場限りの対応しか出来ていない。 どうもあるべき姿のイメージを共有する能力に欠けてしまったみたいです。

さて、第1波は完璧に抑え込んだイスラエルですが第2波に翻弄されていましたが、やっとブレーキがかかり始めた様です。。 しかし、防疫行動の初動が遅れ、手持ちの検査・トレース能力を超えるとこうなるという例になっていますが、このままでは人口が多く、防疫体制に不備が多いだけに日本はイスラエル以上に酷い事になりかねません。

他の感染者の多かった国で経済活動を再開した所は皆、感染者数が徐々に増加を始めています。
米国はあの様ですし、欧州も緩慢な収束傾向と増加傾向に2分されていますので、これ以上に経済活動の範囲が広がれば悪い方向に引っ張られてしまいます。
南米、中東、東南アジア何れも国を閉ざした状態の所を除けば皆増加傾向です。

今時点では何時拮抗状態から減少傾向に持っていけるかはまったく読めない状況と言っていいでしょう。 これは有効なワクチンと対症薬が見つかり、世界に敷衍される迄変わらないのでは?

今回のウイルス騒動は自然からの強烈な警告なのではないでしょうかね。 人間たちよ、増長するな・・・もし有効なワクチン開発が1年以上出来ない様であれば、悪くすれば経済のレベルは1世代分後退しかねません。
こうなった時に何が起きるか・・・それが一番怖いですね。 今の中枢国家の指導者のレベル/背景を考えると・・・
米国、中国、ロシア、インド、トルコ・・・もう覇権を争う時代ではなく、如何にして人間の生存環境を維持するかに全力を傾けなければ現在の繁栄を喪い兼ねない時代になりつつある事を知るべきでしょう。
人間は欲をかき、増え過ぎた・・・これは自然界から人間という種に突き付けられた強制淘汰開始の前兆かも・・・ワクチン開発を嘲笑うかのようにその度に毒性を強めた突然変異株が出て来るかもしれません。

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現在も1万人越えの国の推移 スペイン、フランス、スウェーデンは
何食わぬ顔をして2~3日分を一度に
あげてきますので、グラフになりません。
ですので、欠けた日数を加えて案分して
描画していますので、正確性はなし
それに数値の凸凹具合に脈絡がないので
欧州はどこもキチンとした管理が出来て
いない様です(丼?)

やはり1波をうまくいなせなかった所は
拮抗させるのに四苦八苦しているみたい。
いなせた所は厳格に監視を続けている所は
僅かな発生で収めていますが・・・

日本、オーストラリア、イスラエル等は
存外にうまく乗り切った事に慢心した?
しっぺ返しを見事に受けています。

その他ではうまく抑え込んだはずの
ニュージーランド、台湾、ベトナム、
タイ等でも未だにぽつぽつ感染者が
出ている事ですね。 無症状感染者の
状態で感染が拡がるとすればちょっと
手の打ちようがなくなってしまいます。

PCR検査はその1時点での状況保証に
過ぎませんので対応策がない・・・
20200724_Over10t.png
第二波に晒されている国
20200724_2ndWave.png
EU諸国の現状
20200724_EU.png

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☆ 読売新聞オンライン より

・ 新型コロナ 大都市「最多」次々…4連休の直前 緊迫
                    2020/07/23 05:00

URL : https://www.yomiuri.co.jp/national/20200723-OYT1T50120/

やっと「第2波」という言葉を使い始めたみたいですね。 もう誤魔化しようがありませんから(^^;)

ここに4月と7月の年代別感染者数が出ていますが、4月は合わせて36%だった20/30代が68%と大幅に増えています。 40代以上は感染死者が出ていますので、より注意する様になった上、高齢者に関しては介護等の施設の防疫体制と努力によって大幅に減少したでしょう。 しかし、感染しにくい/重症化しにくいという誤った情報に釣られた若年層が蟄居状態の継続に痺れを切らしてハッチャケたのでしょうね。

それだけでなく、思った以上にPCR検査能力が向上していないだけでなく、病院自体の体制強化も出来ていないのには吃驚です。 都の会議での発言を聞いていると一つのヤマを越してリセットしてしまっていると感じます。 これでは現場の人間は毎回無駄働きをさせられている様なものです。

PCR検査も未だに結果が出るまでに2~3日掛かった上に陽性患者の家族などの検査にも2~4日掛かるとか、救急患者のたらい回しが未だに減らないといった状況が続いているらしい。
もう5か月経っているのです、個別の病院や消防署に任せるのではなく、都が音頭を取って民間の力を借りてでも組織立った体制を構築し終えていなければならないのでは?
僅かな期間でも大量検査の体制を構築する事が不可能ではない事を他国が示しています。 にもかかわらず日本は未だにどこかが音頭を取ってくれるのを待つという姿勢ばかりが露呈されています。

今の時期、第1波の継続を別とするとはっきりとした立ち上がりにさらされているのは日本とイスラエルだけというお粗末な事態になっています。 第1波が他国に比べ軽くイナセた事が却ってマイナスに働いた様です。
「民度が違う」といった閣僚がいましたが、その言葉に酔い胡坐をかいた愚かさが現状を呼び込んだ原因と言えるでしょう。

・ [スキャナー]コロナ 重症化防げ
                    2020/07/24 05:00

URL : https://www.yomiuri.co.jp/medical/20200723-OYT1T50246/

まぁ、今更の感がある記事、2か月遅いですが。
これが一般的な感覚なのでしょうかね。 現場がこれでは困りますけれど・・・

・ 愛知最多97人感染 「東京・大阪に傾向近く」
                    2020/07/24 05:00

URL : https://www.yomiuri.co.jp/local/chubu/news/20200724-OYTNT50000/

ここには県内では、1~14日は感染者の8割以上が東京を訪れた人など首都圏由来だったが、15日以降は感染経路が不明なケースが増加、と記述されています。
この感染者の変化に国/東京都の無為無策の影響と無症状患者による感染及びトレース能力不足がはっきりと出ています。

全てが2週間以上遅れてしまっていますから、この先どうなる事か現状の状況からはもはや推測不能の状況。
名古屋だけでなく、大阪、京都、広島、福岡等もコントロール出来ているとは思えない状況ですし・・・

・  都内感染366人 医療体制「予断許さず」…
              入院964人 1か月で5倍に
                    2020/07/24 05:00

URL : https://www.yomiuri.co.jp/medical/20200724-OYT1T50069/

どの報道を見ても暗然とするものばかり。 これでは欧米のような状況になったら一体どうなるのか。
これからどう転ぶかは定かではありませんが、1500~2000人/日も有り得ない事ではありません。
本当にこれまで5か月間国、都、医療機関一体何をやっていたのか?ですね。
それぞれが単独で手元で出来ることだけをチマチマやるばかりで、一向に持てる資源を集約して有効活用出来る方向にも向いていません。 時間と資金の無駄遣いばかりが目につきます。

この間全国合計の4週各週の積み上がり側の合計は166、249、367、558と伸びているのです。 何ら有効な対策が打たれているとは思えない現状ではこの延長線上になるのは火を見るより明らかなのでは?
この数字は倍々ゲームに既に入った事を示しています。 なぜならこの間の増分は45、87・・・とすると来週の積み上がり分は921人? だとすれば東京都はあと2週を待たずに医療崩壊に直面する事になりかねません。

☆ CNN.co.jp より

・ ワクチンに望みをかける戦略は「正しくない」 米専門家が指摘
                    2020.07.23 15:39

URL : https://www.cnn.co.jp/usa/35157198.html

今の時点にならなければこう言う表現が出てこないのも解せない所ですね。
こんな事は武漢から漏れてくる当時の報道を見ればプロであれば2月の時点で分かっていなければおかしい。

最近はワクチンがあと僅かで供給可能になり、3億人分とか日本分として1億人分が準備され、これさえ出来ればもう大丈夫的な報道がなされていますが・・・

この新型コロナウイルスは多くの後遺症を残すだけにこちらの方が遥かに始末が悪いと言えます。
早くこの後遺症を抽出し、感染確定時点で症状進行を予測する為の診療手順を確立し、投与すべき対症薬を見出す事が寧ろ先決でしょう。
これが可能になれば、病床占拠時間も短くなりますし、重症対応ベッドの数も抑える事が可能になります。 それだけでなく、人的資源への影響も、今後の医療保険運用にもプラスに機能するはずです。

今迄開発されたワクチンの際も同じ、季節性インフルエンザと言われるウイルスのワクチンにしても効果がないに等しい有様、毎年3千人近い死者を出していれば役立たずに等しいといっても過言ではないのでは?
私はワクチンに期待した事がありませんので、インフルエンザのワクチンは接種した事はありません。
罹る時には罹るので、どの様な状態でも食事が摂れる体力・精神力(気力)を持つ方が大事だと考えています。 食中毒系の様に干すしかない場合は別として・・・


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BCG接種と新型コロナウイルス感染死に関連性? [睡夢庵 日々徒然]

【 BCG接種と新型コロナウイルス感染死に関連性? 】

☆ 読売新聞デジタル より

・ [コロナの疑問]BCG接種 予防効果ある?…低い死亡率 理由は不明
                    2020/07/20 05:00

以前からBCG接種を行っている国での死亡率が低い傾向がある為たびたび報道に上がっていましたが、これを確認する為オランダやオーストラリアでは臨床試験に着手した様です。

BCGは結核を予防するワクチンで牛の結核菌の毒性を弱めたもので、結核患者が多い国では広く接種が行われています。 日本では現在も生後5~8か月での接種が推奨されており、高率で接種が行われています。
以前からBCGを幼少期に接種すると様々な呼吸器感染症や敗血症などの発症率を下げる働きがあると報告されており、生きた細菌を接種するBCGは人が持つ生体防御反応としての免疫を刺激し、細菌の侵入に対する免疫システムを強化すると言われています。

7月には米国の国立衛生研究所(NIH)などが国別の状況を分析した結果、BCGの接種実施期間が長く、接種率が高い国ほど新型コロナウイルスによる死者が少ないという論文を発表しています。

この報道で取り上げられていた比較対象と結果は

100万人当たりの新型コロナウイルス感染死者数
接種           非接種
日本    8人     ベルギー    845人
中国    3人     イタリア    580人
台湾    0.3人    アメリカ    432人

・ 国内のコロナ死者、70歳以上が79%…高齢者の重症化リスク裏付ける
                    2020/07/20 22:36

URL : https://www.yomiuri.co.jp/national/20200720-OYT1T50228/

7月20日ダイヤモンドプリンセス乗船者を含め国内での死亡者が1000人を超えました。
読売新聞が独自に自治体等が公表しているデータを元に分析した結果、70歳以上が79%(79%)を占めたという事です。

* 性別   男性  58%(587人)
       女性  35%(347人)
       非公開  7%(67人)
* 年齢別  90歳以上    17%(175人)
       80歳以上    35%(353人)
       70歳以上    26%(261人)
        ・
        ・
       30歳以下    0.5% (5名)

・ コロナワクチン臨床試験、治験者95%で抗体4倍増
                …英製薬大手が中間発表
                    2020/07/21 00:46

URL : https://www.yomiuri.co.jp/medical/20200721-OYT1T50060/

英製薬大手アストラゼネカは20日、英オックスフォード大と進める臨床試験でワクチン投与から1か月後に治験者の95%で抗体が4倍に増えたという治験第1・第2段階の結果を英国医学雑誌「ランセット」で報告したようです。
現在最終段階の治験を行っている様ですので、新型コロナウイルス用ワクチン開発競争でアストラゼネカが1歩前に出た様です。

・ [コロナの疑問]退院後も肺や関節に症状 なぜ?…
    「後遺症」免疫暴走か
                    2020/07/21 05:00

URL : https://www.yomiuri.co.jp/medical/20200721-OYT1T50102/

憂鬱になる報告です。 イタリアでの患者143人に対する後遺症に関する聞き取り調査の結果が米国医師会雑誌に掲載されたそうです。
これによると発症から平均60日、退院から平均36日時点で調査対象中125人が何らかの症状を訴えていたそうです。

主たる愁訴は
1. 倦怠感   53%
2. 呼吸困難  43%
3. 関節痛   27%
4. 胸の痛み  22%

これは一般的な季節性インフルエンザや風邪、肺炎等の様に完治が期待出来ないという事の現れでしょう。
9割近い人が後遺症を訴えているという事は全員に何らかの異常が残っていると考えるべきでしょうね。
鈍いというと語弊がありますが、痛み等に対する耐性が高い人がいますので(^^;)

中国からの報告には入院患者の退院前の呼吸機能検査で、肺から血液に酸素を送り込む指標となる「DLCO(肺拡散能)」という項目で108人中51人に異常があったというものがあるそうです。
肺炎と診断されなかった軽症者では30%、重い肺炎を患った人では84%に上ったという事です。

以前の報道には新型コロナウイルス感染者ではSpO2が危険水準になっている患者でも平然とスマホを扱っているといった事が報道されていましたが、肺炎様の症状が現れ辛く出た時には重症化しているという厄介な代物の様です。

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空港検疫捕捉感染者
20200721_空港検疫捕捉.png
死者発生県における致死率
20200721_都道府県別死亡率.png
地方別感染者数推移(3/13以降)
20200721_地域別件数推移.png
上位9県感染者累積関東7県日別感染者数
20200721_上位件数伸び.png 20200721_関東日別発生件数.png

今日から4日間が正念場かもしれません。 ここで微増に留まってくれればいいのですが・・・


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新型コロナウイルス 季節性がない上に抗体が消失するらしい [睡夢庵 日々徒然]

【 新型コロナウイルス 季節性がない上に抗体が消失するらしい 】

☆ YAHOO!ニュースより

新型コロナ3カ月で抗体減少なら…集団免疫とワクチン効果は“風前の灯火”
                    2020/07/10 9:26配信

URL : https://news.yahoo.co.jp/articles/f893afeeb12cba355572c9643088f8182f6076f9

新型コロナ、数か月以内に免疫消失か 研究
                    2020/07/14 12:04配信

URL : https://news.yahoo.co.jp/articles/b19d337af71efbf2024cdf37836a13638165766a

6月半ば位から追跡調査の結果が出始めた様で、何れもこのウイルスの抗体は3か月程度しか持たずこれ以降は激減すると報告している様です。

今回はスペイン、イギリスからですが、米国や中国でも同様の報告がなされています。

これは集団免疫戦略を選択したスウェーデンにとっては最悪の結果になりますね。
この記事によると現在の感染率が6%に達したと言われていますが、儚い夢に終わりそうです。
実際の感染者ベースでは未だ0.76%に過ぎませんから、無症状感染者の大多数は菌の保有状況が低い事を考えるとこの面でも実現性は無いに等しい方法論だった様です。

そもそも集団免疫の機能するのは国民の60%が抗体を持てばという事ですから、まぁ1年やそこらで実現する事はまず不可能なことです。 半年で6%だとすれば期間的に見ても実現性がない事は明らかだったと言えますね。 それに取得した抗体及び自己免疫が菌に対して半永久的に機能する事が前提ですので・・・ダイヤモンドプリンセスの乗客からの再発患者の発生等から期待薄と見ていましたがこれが現実になってしまうみたいです。

まぁ、もしこれが可能であればすでに季節性インフルエンザで毎年千人を超える死者を出し続ける事もないはずですから・・・

前にもちょっと書きましたが、ワクチンではなくまずは症状レベルによる後遺症の状況の検証と分類、そしてその特徴的症状に対する対症薬を早く見つけ、呼吸補助具を付けねばならぬレベル迄症状が進まぬ様にする事が先決という事になりそうです。 治癒後の予後の質を良くせねば患者自身に掛かる経済的負担や社会復帰にも問題を残します。

今後はだれもが罹る事を前提に、持つ既往症を含めてそれぞれに対応した治療方針を明確にするしかこのウイルスと付き合う方法はない様です。

☆ CNN より

新型コロナ感染者の抗体反応、1カ月後には低下する可能性 英研究
                    2020/07/14 11:27配信

URL : https://www.cnn.co.jp/fringe/35156724.html

パンデミック初期の段階からWHOは新型コロナウイルスに関しては一度感染しても必ずしも免疫を獲得出来るとは限らないと警告していましたが、これを裏付ける研究報告が次々出て来ますね。
これもその一つ。 この論文は医療健康に関する情報サイト「medRxiv」上に11日に公開されたが未だ査読が済んでいないので専門誌へは掲載されてはいない。

これも英国の機関が行ったものだが、これによると症状があらわれて20~30日後には抗体反応が低下する事と抗体の持続力は症状の重さによって決まる可能性がある事が明らかになったとしている。

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《 新型コロナウイルス 病理解剖における特徴 》

☆ 日経メディカル

nn Intern Med誌から
COVID-19死亡患者12例の剖検で58%にDVTあり
RT-PCR検査を行った10人中6人に中等度のウイルス血症
                    2020/05/21

URL : https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t344/202005/565591.html

大分前のドイツから情報になりますが、病理解剖(剖検)の結果DVT(深部静脈血栓塞栓症)が認められ、DOVID-19 による血液異常凝固が死亡に影響するという記事がありました。
最近になって米国、中国等からも同様の報告が上がってくる様になり、これで多臓器不全を引き起こす原因の一つが確定した様です。

日本をはじめとして多くの国では医療現場における体液や気中からの感染事例が多く報告されているため、病理解剖が出来なくなっているという報告がなされていました。 これは大学などを含め一般的な病理解剖室には感染症防御設備が組み込まれていない場合がほとんどだという事らしい。 今後剖検の数が増えるに従って病変の状態が徐々に明らかになってくるのでしょうが、通常の結核、肺炎、インフルエンザ、風邪等よりも相当質が悪そうです。
これらを勘案すれば可能な限り感染しないようにし、感染したら軽症で済む様発症したら直ぐに検査し結果が出、治療が開始出来る体制を作る事が重要になります。
これが出来るか出来ないかで、今後の保険制度、医療体制、就業状況、寿命にも大きな影響を与える事になるのでしょう。
血栓により組織損傷が起きてしまえば、完治は望めません。 また、長期に渉る治療が必要となれば、就業出来る範囲も限られるでしょうし、かかる医療費も膨大な物となってくるのは間違いありません。

この件に関しては国立感染症研究所 感染病理部から「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の剖検における感染予防策」が発行され、日本法医学会、日本臨床衛生検査技師会から通達が回っている様です。
ただし、このファイルは関係者外秘らしい・・・

☆ 朝日新聞デジタル

新型コロナは「血管の病気」体中を大暴れ 目立つ血栓症
                    有料会員記事 新型コロナウイルス
                    2020/06/04 19:00

URL : https://www.asahi.com/articles/ASN645RLHN63ULBJ00K.html

どの様な機序によってこのウイルスが血栓を生成するのかは目にした報道には無いようですが、静脈中で血栓が生成されればどこに飛んでも不思議はありませんから話は非常に厄介になります。
こうなると血栓生成を阻害する治療法を見つける事が最優先、そして肺炎症状の劇症化を食い止める方法という順序かも。

この他にも血液型によって感染率が変わり、O型は他の65%程度という話も分析の結果出ている様です。 これは確かに有り得ますね。 相互輸血の関連を見てもO型が凝固要素が低いであろう事は想像出来ます。

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《 ワクチン開発の進捗に関する情報 》

☆ CNN Web News より

新型コロナワクチン、第1段階の治験で全員に免疫反応 米モデルナ
                    2020/07/15 10:44配信

米国国立衛生研究所(NIH)と共同で新型コロナウイルス用のワクチンの開発を進めて来た米国モデルナが14日第一段階の臨床試験で被験者全員に免疫反応を確認したと発表したそうです。

この結果な医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オフ・メディシン」で発表された。 米国で開発中のワクチンについて、査読済みとして医学雑誌に発表されたのは初めてである。

URL : https://www.cnn.co.jp/fringe/35156788.html

開発中のワクチン候補の名前は「mRNA-1237」で、これを使った臨床試験のフェーズ1のデータで、設定した3種の投与量のすべてで確実な免疫反応を引き起こす事が実証されたとしている。

ただし、一部に疲労感、悪寒、頭痛、筋肉痛、注射部位の痛みといった軽~中程度の副作用も確認された。

で、このワクチンについては今月27日に第3段階の大規模臨床試験が始まる見通しで、これが最終段階の臨床試験にあたり、この結果によって規制当局が承認の判断をする。

第1段階は被験者は48人だったが、第3段階では成人3万人を対象に全米の87か所で実施される予定。

モデルナによると順調に試験が進めば、来年度には5~10憶回分の供給を開始出来るとしている。

これに関連して以下のようなニュースも流れている。

☆ JIJI.COM より

新型コロナワクチン、米で供給体制 モデルナ、7~9月に開始
                    2020/06/26 9:12

URL : https://www.jiji.com/jc/article?k=2020062600348&g=int

☆ 日本経済新聞デジタル版より

国産ワクチン100万人分生産 アンジェスなど産学連合
                    2020/06/20 5:26更新

URL : https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60592270Z10C20A6EA5000/

☆ SankeiBiz より

米、年内にワクチン開発、量産計画 新型コロナ 官民で並行整備
                    2020/05/03 10:41

米国政府は新型コロナウイルスのワクチン開発を急いでおり、「ワープ・スピード作戦」と呼ばれる計画を政府横断体制で進め、開発途中から生産体制を整備出来るよう支援し、年内での供給開始を目指す。

☆ Bloomberg より

アストラゼネカ、オックスフォードBと提携-コロナワクチン生産で
                    2020/05/29 8:54

原文:
URL : https://www.bloomberg.com/news/articles/2020-05-28/astrazeneca-joins-with-oxford-biomedica-to-produce-covid-19-shot

WHOはワクチン開発ではアストラゼネガ/オックスフォード・バイオメディカが先行していると判断しsている様で9月には生産を開始するという話も出ている。

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空港検疫捕捉感染者
20200718_空港検疫捕捉.png
死者発生県における致死率
20200718_都道府県別死亡率.png
地方別感染者数推移(3/13以降)
20200718_地域別件数推移.png
上位9県感染者累積関東7県日別感染者数
20200718_上位件数伸び.png 20200718_関東日別発生件数.png

現在も1万人越えの国の推移 欧州の現状
20200718_Over10t.png 20200718_EU.png
第二波に晒されている国 国内に関しては来週水曜日から土曜日に
かけての感染者数がこれから先を示して
くれるでしょう。
だた、第一波を超える患者を出した日本は
自らの非効率性を全世界に晒したと
言えますね。
学習出来なかったのか、結果を対策に
落とす能力がなかったのか・・・
感染症に対する準備不足や怠慢にも
かかわらず経済に欲をかいた所は
皆足元から崩れています。
下の3つの図は
・ 明確に第二波を被ってしまったところ
  スイスは増加はしていますがまだ?
・ 未だに1万人以上の感染者を出して
  いる国
  アメリカはトランプのせいでいよいよ
  救いのない状況に追込まれています。
  ブラジルは多いながらも減る傾向には
  あるようです。
  インドはねぇ~文化度のレベル格差も
  大きいですし、宗教上も扱い辛い
  でしょうね。
・ 欧州の状況
  意外とガリア/ローマ系はこの面では
  真面目な様ですがゲルマン、ケルト系
  はルーズ(自分勝手)なのか平気で
  数日分をまとめて上げたり、とんでも
  ないミスを繰り返します。
  フランス、スウェーデン、スペインの
  データはどこにも経時的に正確なもの
  が見当たりません。
20200718_2ndWave.png



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iOS 13.6 がリリースされました [睡夢庵の電脳環境]

【 iOS 13.6 がリリースされました 】

現地では昨日かな? iOS 13.6 がリリースされました。 今回は iPhone 6s には関係がない処での機能追加がほとんどないはずですので、即実行する事にしました。

ダウンロード開始  : 19:24
インストール準備完了: 19:33
インストール完了起動: 19:42

バッテリー消費 開始時 66% 終了時 51%

温度上昇    樹脂ケースを付けたまま実行したところスタンドから持ち
        上げた途端、あれ?熱いぞ・・・
        既に少し放熱してしまったと思いますが、
        ケース裏面の
      - カメラレンズ直下   42.0℃
      - 中央部        37.4℃
      - 下部中央       35.2℃

いつもこんなに熱くなってた??です。

で、終わってみたら早速6本のアプリ更新です。

これが終わってからもう一度再起動して使い始める事に。

Windows も iOS も更新後の再起動のままで使い始めるとどうも不安定な部分が残る様な気がして端末の電源を落としチャージがなくなる位の時間を置いて再起動をしています。
まぁ、おまじないの様なものですね。

2020/07/17 朝迄の状況ですが、この間で使用したアプリ、操作においては今の処問題は出ていません。
しかし、ネットワークアナライザー系はどれもゴミになってしまいました。 なんで MACアドレス/IPアドレス を戻さなくしたのでしょうかね~確かに自己防御にはよいかもしれませんが、不便極まりなくなってしまいました。

時折IPアドレスの分配状態をチェックしていたのですが、この為だけにAndroid の同じネットワークアナライザーでチェックしなければならない・・・
いちいちルーターのDHCPテーブルを見に行くのもうざいですし、ESET でも見れなくはありませんが1台づつ確認して行かねばなりませんから・・・

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空港検疫捕捉感染者
20200717_空港検疫捕捉.png
死者発生県における致死率
20200717_都道府県別死亡率.png
地方別感染者数推移(3/13以降)
20200717_地域別件数推移.png
上位9県感染者累積関東7県日別感染者数
20200717_上位件数伸び.png 20200717_関東日別発生件数.png

東京都の増加はこの程度は行くだろうと思っていましたが、周辺と大阪圏、新幹線沿いの中核都市の増加が予想以上に伸びて600人以上になってしまいましたね。
この辺りのカーブの立ち上がりが第一波よりも急激な処が怖い。 感染者が出た都道府県も1週間で5割増し31になってしまいました。
それに立ち上がりの裾野が第一波よりズンと広いのでこれで第一波超えは確実になってしまった様です。

そしてこれは政治の失策ですね。 一度ほぼ収束迄持って行かずに経済活動再開を目指すという愚という事です。 多くの事前例があるにも関わらずという処ですね。
米国や欧州等の様相をみれば、日本のバックグラウンドの状況でこれをやったらどうなるか位想像出来そうなものですが・・・

そして、これをやって成功している国はほとんどありません。 「感染症パンデミック対応策」を事前から持っていたが機能する前に第一波に飲み込まれた国か、人口密度も低く農業/手工業主体の処位ではないでしょうか。
よくて従来の感染者発生レベルで拮抗させる事に成功するか?という処ですが、それも破綻する処が出始めています。 イスラエル、オーストラリア、カナダ等もその口でしょうね。 イタリアはまだ耐えている様ですが、スペイン、フランスといった辺りはそろそろ決壊する? 多分、第一波の間に体制の立て直しを図れなかった処は皆第一波以上の期間苦しむ事になりそうです。

日本が拡散を抑え込めるだけのPCR検査能力と要員を確保し、検査条件を広げリードタイムを半減させる位の状況を揃えて実行に移したのなら別ですが、患者発生の減少に合わせて縮小したのですから先は見えていた。

経済優先に切り替えようとしたのでしょうが、東京都と官邸主導は完全な失敗ですね。 厚生労働省側が完全に全体のコントロールが出来る状態に至っていればでしょうが、その前に官邸がシャシャリも出ては3頭立てになったも同じ、官僚もコントロール出来ていない官邸スタッフに何が期待出来たのでしょうかね。
未だに効果的と思われる対策は出せず、3月と同じ様な事をやっている。 状況が1フェーズ上がっていますから、同じ対応では感染を制御する事など不可能です。


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Windows 2020_07 定期更新 [睡夢庵の電脳環境]

【 Windows 2020_07 定期更新 】

Windows の月度定期更新は確か第2水曜日だと思っていたのですが、今月は第3水曜日になった様です。
寝る準備を始めて思い出してふとPCを見るとディスクアクセスをしています。

で、設定から開いてみるとアッチャ~ダウンロードを始めています。 未だ、9時台でしたのでしゃーないやるか・・・

《 Windows 10 》

・ 2020-07 .NET Framework 3.5 および 4.8 の累積的な更新プログラム
      (x64 向け Windows 10 Ver 1909用)(KB4565633)
・ 2020-07 x64 ベースシステム用 Windows 10 Version 1909 の
      累積更新プログラム(KB4565483)

《 Windows 8.1 》

・ 2020-07 Windows 8.1 および Server 2012 R2 (x64 版) 用
  .NET Framework 3.5、4.5.2、4.6、4.6.1、4.6.2、4.7、4.7.1、4.7.2、
  4.8 のセキュリティおよび品質ロールアップ (KB4566519)
・ 2020-07 x64 ベース システム用 Windows 8.1 向け
  セキュリティ マンスリー品質ロールアップ (KB4565541)
・ 2020-07x64 ベース システム用 Windows 8.1
  サービス スタック更新プログラム (KB4566425)

Windows 8.1 に関しては数日前から起動時に Logicool のマウスドライバー?が起動時にロードされなくなったのか起動時には認識しなくなっていました。 ELECOM M-NV1 では操作が可能なので何とか使えていましたが・・・ M-NV1 は Bluetooth 接続が出来、操作可能、M590 は Bluetooth 接続は出来ているものの操作不能という状態でした。

今回の更新インストール後も以前の様にすぐに反応してくれず、暫くしないとダメ。 その上時間が経ちすぎるとこれもダメ。 未だ何かおかしい様です。

それとエクスプローラの NetBIOS系の端末認識ですが、5月更新直後以降ほぼダメですね。
Windows 10 側で見るとエクスプローラを起動し、ネットワークを見ると今回はWindows 端末、Mac 共に一瞬 NetBIOS と表示した後 Windows7/8.1 端末が WSD に切り替わります。 先月1度これが NetBIOS のままで切り替わらなかった事がありましたが、その時は Windows 8.1 側から Windows 10 を直接参照できました。

で、現状は Windows 10 のエクスプローラ上では NetBIOS系の端末は MACアドレスもIPアドレスも表示しなくなっています。 WSD系は双方を表示していますので、なんだかチグハグですね。
NetBIOS系に iMac が入ってきますので、これらのMACアドレスが拾えないからですかね~

それと今回は Windows 8.1 の方が大分早くインストールが完了しました。 結構なサイズをダウンロードする様になっていましたが、既に Framework系のダウンロードを完了していた Windows 10 より先に終わりましたので、既にユーザー数が少なくなっているのでしょうかね。

Windows 8.1   21:44 ~ 21:57(再構成完了)
         22:04 ~ 22:05 サービススタックインストール
Windows 10    21:39 ~ 22:01  21:57再起動 再構成完了 22:01

Windows 10 はインストールを開始した時には Framework 側のほとんどのダウンロードを完了していたのですが、更新モジュールのダウンロードが完了する迄が結構長かったので、実質30分近く掛かっているのでは?です。

エクスプローラの問題は今回も未解決のままですね。 Apple がMACアドレスを返さなくしたのが至る所に影響を出しているのではないでしょうかね~。 iOS のアプリで重宝していた Network 解析用のアプリがどれも使い物にならなくなってしまっています。 なにせまともにIPアドレスとの整合だけでなくMACアドレスも別の物を返したりしだしましたから。

今、Android 端末をどうするか迷っている原因の1つは 同じアプリの Android 用であれば、チャンとルーターの分配した IPアドレスと端末・MACアドレスがリンクされるので・・・
ESET で接続している全端末が見える様にはなったので席では必要がなくなっているので、猶更踏ん切りがつかない(^^;)

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空港検疫捕捉感染者
20200716_空港検疫捕捉.png
死者発生県における致死率
20200716_都道府県別死亡率.png
地方別感染者数推移(3/13以降)
20200716_地域別件数推移.png
上位9県感染者累積関東7県日別感染者数
20200716_上位件数伸び.png 20200716_関東日別発生件数.png

やはり積み上がり始めましたね。 東京に遊びに行ったり、出張で来た人から感染が出ていますから、もう拡大は止まらないでしょう。
関東はついに全県同時に感染者が出る事態になりましたし、感染者が出た都道府県数も28と1日で4つ増えています。 その上大阪圏が楔が外れた様な状態に成りそうですのでこれからが心配ですね。

東京は未だ警戒レベルで引っ張る積りの様ですから、関東圏以外の皆さんには関東圏に近づかない様にしてもらはなければなりませんし、企業にも県外出張は全て取りやめにする位の処置をお願いしたいものです。

報道では軽~中等症の場合は完全な形で治癒する如くの話でしたが、やはり大嘘だったみたいですね。
軽症に分類されたグループの人でも社会復帰が難しいレベルの倦怠感や頭痛が続いたり、呼吸困難の症状が軽癒しないといった例が若年層に結構多く出ているようです。

最低でも10日から2週間は陰性転化に掛かる様ですが、やはりPCR検査は鼻粘膜や咽喉部からの検体取得ですから臓器に移行してしまうと固有症状があっても陰性になってしまうという事なのでしょう。

そうそう、ずっと気になっているのですがダイヤモンドプリンセス感染者ですが、計算上まだ治療中の患者が40名残っているはずですが、遂に重症患者はゼロになりましたが一向に減る雰囲気がありません。

一体どういう状況にあるのか? 静岡新聞のアットエスでは「14日厚生労働省が感染症の為に入院していたダイヤモンド・プリンセスの乗船者全てが退院したと発表した」という記述がありましたが、「重症」で治療中は“ゼロ”になっていますが・・・ん?チャーター便で帰国した40名が陽性者に含まれる? 計算上の残が40だから、退院者659名で全員退院という事か・・・チョンボ(^^;)

退院者659名中無症状が295名という事なので、最終的に44.76%が無症状という事、クルーズ船という閉鎖空間でこれですから、一般ではもっと無症状率が高くなるでしょう。


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新しい睡眠・いびき評価アプリについて [睡夢庵の電脳環境]

【 新しい睡眠・いびき評価アプリについて 】

Lenovo TAB4 8 Plus のバッテリーが膨張し、この使用目的に使うのは火災リスクを生みかねないので、TAB4 はお蔵入りさせる事にしました。

基本的にタブレットやスマホ上でデータを作成したり、メールのやり取りをする事はありませんので、健康管理系のアプリのデータを諦めれば即廃棄可能です(^^;)

ただ、Windows PC上のファイルには数値データとして取り込んでいますので、睡眠状態やいびきの状況を図式化した状況で見る事が出来なくなってしまいますが特に問題とは考えていません。
まぁ、多くのアプリはクラウドを利用すれば端末間同期なども可能になっている様ですが、そこまでの必要性はないでしょう。 というか、そのレベルの精度は持っていないので(^^)

現在は「Sleep Meister」、「Sleep」、「いびきラボ」からデータを拾い、表ソフトに転記して保存・管理していますが、全面的に見直し出来れば iPhone 上のアプリ1つで管理したいと思っています。

で、これから使ってみようと思うのは「熟睡アラーム」というアプリです。 これはネット上に各項目の説明等が用意されていますので、使い方に悩む事はないでしょう。

URL : https://jukusui.com/

《 機能比較 》

        SleepMeister   Sleep     いびきラボ  熟睡アラーム
睡眠レベル図A/L3切替A/L4同時
就床時刻
入眠時刻
起床時刻
就床時間
睡眠時間
入眠潜時
中途覚醒
レム睡眠
深睡眠率
睡眠効率
体動
快眠スコアポイント自己評価自己評価
レーダーチャート
睡眠過不足
詳細検討機能時間軸拡大
経時記録
 
いびき時間
静か(時/%)
軽め(時/%)
大き目(時/%)
激しい(時/%)
音圧レベルピーク/平均
スコア
傾向
経時記録
サンプル録音
全体録音
 
対応システム iPhone  Android iPhone/AndroidiPhone/Android

睡眠レベル図 Aはアナログ表示、Lは睡眠レベル表示を表す
       Lについては深睡眠、浅睡眠、(REM)、覚醒という様に
       3ないし4レベルの帯グラフで示される。
中途覚醒   Xはまずまともに捕捉する事がないという意味
深睡眠率   消失=1.8.0以前は快眠スコアの代わりに表示された
快眠スコア  SleepMeister のこれは意味不明、他は自分の感覚入力
詳細検討機能 睡眠レベル図の部分を指定して拡大表示や切り取り
       時間幅を取るといった事が出来る

この代替によって取れなくなるデータは

睡眠系

・ 深睡眠率  全睡眠時間に対する深い睡眠の時間率  これが何故ない?
・ 時間軸拡大 深睡眠の質の検討に有用で各々の時間幅を測れる
・ 睡眠過不足 設定した睡眠時間の累積に対する過不足が示される

いびき系

・ 各レベルの%表示&時/分表示が分表示のみになるがこれは影響はない
・ いびきの録音は可能だがこれも外部保管するにはイヤフォン出力経由で
  録音する以外なさそうなので「いびきラボ」と同様、用意された範囲外
  での使い道がないので変わらず。

起動画面/アラーム操作画面共通設定画面
20200711_NewSleep.jpg 20200711_NewSleep-6.jpg
結果参照画面/睡眠結果参照画面/いびき
20200711_NewSleep-1.jpg 20200711_NewSleep-1a.jpg
睡眠詳細画面-1睡眠詳細画面-2
20200711_NewSleep-2.jpg 20200711_NewSleep-2a.jpg
睡眠カレンダー/統計睡眠カレンダー/統計-2
20200711_NewSleep-3.jpg 20200711_NewSleep-3a.jpg
いびき詳細画面いびきカレンダー/統計
20200711_NewSleep-4.jpg 20200711_NewSleep-5.jpg

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スマートブレスレットも2種を腕にしていますが、この睡眠監視は私の様な老人型の睡眠サイクルには使い物になりません。 理由は就床、起床を手動で設定出来ない事ですね。
今付けているN58とV10という物はいずれも22時から8時迄の間を就寝時間帯として、その中で体動から就床、起床のタイミングを拾う事になっています。
で、私の様な老人型(21時~23時就床、3時~5時起床)で1~2度トイレに行く場合、何が起きるか

・ 1時位迄に1回目のトイレに起きるとこの時間が就床になる。
・ 3時~5時に起きると、何がキックになるのかは分からないが
  5時~8時の間に1~2回2度寝をした扱いになる。
  その為起きてすぐ確認した時は睡眠品質良だがほぼ100%悪に
  変わってしまう。
・ そのくせトイレに起きた時を覚醒として捕捉出来ていない事が多い。

という状況なので、現状のスマートブレスレットの睡眠管理機能は使い物にならぬという判断です。
双方ほぼ1日中付けているのは、N58は心拍に異常を感じた時にすぐ心電図が取れる様に、V10は24時間血圧及び心拍をみる為にだけです。

ただその心拍は未だしも血圧に至っては誤差が大き過ぎて使い物になりません。 季節ごとに補正をしてやればほぼ近い値になりますが、それは安静時の場合だけで定常時には追従してくれません。
これは今迄に使った4種全てが大同小異ですので、光学的な方法で血圧を出すというのはこの種の製品のレベルでは無理があるのでしょう。
これに比べ、Ring O2 はそれなりを出して来ますのでロジックのレベルなのかもしれませんが。

N58は昨年5月の購入ですがバッテリーが1日もたなくなって来ていますので次の物を探しています。 ただ、体温や体内脂肪等が測れる物は出て来ましたが、心電図、血中酸素、24時間血圧・心拍監視といった機能を1台で備えたものは出て来ていません。

それと数は増えていますが、怪しげな日本語で平気な顔をしている所ばかりになって来たみたいでおいそれと手を出す気にはなれなくなってしまいました。

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空港検疫捕捉感染者
20200714_空港検疫捕捉.png
死者発生県における致死率
20200714_都道府県別死亡率.png
地方別感染者数推移(3/13以降)
20200714_地域別件数推移.png
上位9県感染者累積関東7県日別感染者数
20200714_上位件数伸び.png 20200714_関東日別発生件数.png

空港検疫での有症状感染者の数が増え始めましたが、これは海外の状況を映す鏡といってよいのでしょう。

空港等入国場面でのPCR検査能力を高めるといった報道がありましたが、本気でやるとすればどのくらいの能力が必要かを検証しようかと思って港別出入国者を調べようとしたらなんと2018年迄しか政府統計にはありません。
もう、どこもかしこも時代に追随出来ていませんね。 しかも、ファイルはエクセルのダウンロード(^^;)

今後は出入国には非感染証明が必要になるでしょうから、出入国者全員にPCR検査を適用する必要が出て来ます。
では2018年の出入国者総計は? 約9820万人でここ5年は毎年800万人近く増加しています。 という事は年間1憶人以上を空港検査で検査しなければならないという事になります。

という事は、全国で約30万人/日検査しなければならず、かつ入国側に観察期間を設けるとすれば15万人*2週間=210万人分の隔離施設を準備しなければならないという事になります。
そう、この一事をとっても人の動きを従来通りにして元の生活様式での経済活動を期待する事は不可能な事は明々白々です。

政府が上げていた計画数値が大きな効果が望めるものではないという事はこれから明らかです。 逆にこの数字が示す入国しか認めないとすれば、当分の間観光業は大幅な退行を余儀なくされます。

感染者の今後ですが、これから3日間の数字がどう動くかですね。 ここまでは増加方向ですので、下がる事は考え辛いですがではどれ位積み上がるか?
しかし、今迄の経過を考えると・・・
5月17日から6月17日迄は感染者が発生する都道府県は1桁に収まっていましたが、これから徐々に増え、現在は23になっています。

因みに同時発生都道府県数の最大値は4月3/10/17日の38です。 この時は1週間後と翌日に600人越えになっています。 そして4月3日から25日迄は1日を除き300人超えが続いています。


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中央行政府 人がいないの? [睡夢庵 日々徒然]

【 中央行政府 人がいないの? 】

やることなすこと今頃そんな! という事ばかり。 この種の新たな感染症パンデミック対応の体制構築を怠っていただけでなく、発生事象に対する行動立案とその実施計画作成に対する組織・プランすら持っていない様ですね。 外部から突っ突かれてアタフタしているばかりに見えます。

《 新型コロナウイルス感染者の病態及び後遺症の検証の必要性 》

☆ NHK NEWS WEB より

新型コロナ 後遺症の実態を研究へ 2000人対象 厚労省
                2020年7月10日 15時12分

加藤厚生労働大臣は10日の会見で、後遺症の実態を調べる研究を来月から始めることを明らかにしました。
研究は来年3月迄行われる予定だそうです。 それも対象は僅か2000名!? こんな僅かな数ならば1次分析は終わっていなければ・・・

それに今迄国立感染症研究所・感染症学会は一体何をやっていたの? 感染症の拡散を防止する為にやらねばならない事を決め、民間も巻き込んで分業体制で対処いていなければならないはず。
その中でも最優先事項の一番は

① 感染拡大を抑える為の防疫体制の確立
② 入院患者に係わるデータの収集と統合、重度による分類と症状進行状況
  体系化、画像データと症状進行の関係整理

これらはウイルスの特性把握やワクチン開発の為の検証等とは分けて進められていなければならないはず。
一体どこが音頭を取り、体制を組む責任を負うの? 何事もどこかがやるだろうですか? 言い出しっぺは仕事を押し付けられて損をするでしょうかね~ 今はこのジャンルに携わる方々にとっては非常事態でしょうに。

7月7日に痺れを切らして後遺症を早く分類し、初期から対症療法を含めての治療方針を決めねばといいましたが・・・
あれもこれも・・・余りに拙速に過ぎます。

こんな事は「武漢」で「新型コロナウイルス」の発生が報告されたと同時並行的に進めるべきプロジェクトの中でも最優先事項でしょう。
まさか、対象になる患者のCT画像、カルテなどをすべてまとめたデータベース化もまだ出来ていない?

ここに来て世界の多くの国が第二波に飲み込まれようとしている今、これから新たに発生する患者には第一波の患者から得た成果を適用し、重症化を抑える手立てが取れる様になっていなければならなかったはずです。

私のような素人でも海外からの報道等を見ていれば、肺、血管、脳、心臓等に障害が残るという事に気付きます。 第一波の段階で第一波の患者に生じた後遺症をいち早く把握し、それぞれに対する対応策を定め第二波に備えなければと考えますが、どうもそんな発想をする余裕すらなかった?
それと何で8か月も掛ける? 最終報告が来年3月というのはまぁ、良しとしましょう。 しかし、それぞれの症状の組み合わせに対する処置プランは可能な限り早く出すべきなのではないでしょうか。 今時点では1か月でも遅いと言いたい位です。

《 アビガンの治験結果についての報道姿勢 》

少し前には感染者が少ないのでアビガンの治験が出来ないなんていっていましたが、何かにつけて制限を付けようとする官僚に従う必要などこの事態では必要ないでしょうに。

やっと藤田医科大学からアビガンの治験と他院での結果を含めた検証結果の中間報告が行われていましたが、重症者への投与結果が思わしくない点を強調した報道が結構なされている様です。

しかし、既に重症化している患者への治療薬の選定にはまだまだ多くの時間を割かなければならない事は既往症等との関連等迄追跡する必要がありますから火を見るより明らかな事で、いま重要なのは重症化を阻止する手段を早く見つける事にあります。 その意味では80%以上の改善と治癒までの期間短縮という結果は大いに買うべき事象だと思います。

もともとの年齢による死亡率の高さ、既往症との関連という問題もあります。 本来であれば既往症のない事例での結果が一番にあるはずなのですが、見方が悪いのか・・・

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空港検疫捕捉感染者
20200711_空港検疫捕捉.png
死者発生県における致死率
20200711_都道府県別死亡率.png
地方別感染者数推移(3/13以降)
20200711_地域別件数推移.png
上位9県感染者累積関東7県日別感染者数
20200711_上位件数伸び.png 20200711_関東日別発生件数.png

残念ながら外れてほしかった予想に近い動きになってしまいました。 東京、ついに第一波越え。 それでも東京都も政府もノホホンとしていらっしゃる様です。

首都圏外で接触の可能性がない高齢者に感染者が出始めてしまいました。 それに東京圏からの訪問者からの発症等・・・ 新幹線の主要駅、空路の先でも・・・
外国でも無症状感染者がステルススプレッダーとして注目されはじめたみたいですね。

前回は東京圏を遮断せずに済みましたが、無症状感染者が解き放たれていまった今となっては2週間以上東京をロックアウトする以外に短期での鎮静化は望めないでしょう。
今の政府や東京都の対応では1000人超えも目の前なのでは? という印象です。

事ここに至っては感染者の携帯電話番号に関わる行動履歴を感染判明1週間前から1週間後まで、キャリヤ各社とGoogle/Amazon/Appleから提供させ、その行動軌跡が重なる点を追跡し、クラスターに発展する恐れのある場所に関わるものにはキャリアから連絡を取り、PCR検査を受けさせる位の処置を考えねばならないのでは?

20200711_Israel_Wave2.pngちなみに左図は第二波に飲み込まれた「イスラエル」の感染者数の推移です。 オーストラリアもどうも怪しげな動きを始めています。 現在の日本の感染者順位は56位ですが、ここまでの範囲では2桁以内は中国、オランダ、アイルランドだけになってしまっています。 やはり第一波をうまく躱せなかった処は次への備えも疎かなままなのでしょう、第二波も同じ事の繰り返しになりそうです。

それと今日朝の報道で6月30日から5日?迄行われていた舞台出演者・スタッフ・観客合計12人の感染が10日迄に確認されています。
この時期に公演をしたのですからそれなりの防疫体制で臨んでいたはずですが、今言われる防衛策は役に立たない事が証明されたと思いますが、それでもイベントも観光も計画通りに解除する積りの様です。

皆さん空き眼暗(^^;)? そうかもしれませんね、政治屋やイベント屋といった処は欲の皮の方が(^^)


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睡眠品質管理用具・使用感あれこれ [便利グッズ?紹介]

【 睡眠品質管理用具・使用感あれこれ 】

スマートブレスレットやアプリを使って睡眠品質をチェックしていますが、今の所自身の肉体感覚と完全に合致する動作をしてくれるものにはお目にかかれていません。
今現在はSAS絡みで鼾の状態と睡眠時間を以下の機材を使ってチェックしています。

《 機材の設置位置関係 》

使用している機材:

・ 端末         Lenovo TAB4 Plus 8、iPhone 6s
・ スマートブレスレット V10 + N Band
             N58 + WearHeart
・ いびき録音      Sanyo ICR-PS501RM
・ アプリ  TAB4  睡眠   「Sleep」
           いびき  「いびきラボ」
       6s   睡眠   「Sleep Meister」
           いびき  「いびきラボ」

《 計測の方法 》

20200704_Dev-Setting.png
睡眠時の端末を置く場所

① 2020/07/02 の配置
  マイクは上外側に向ける

この配置だと「いびきラボ」の結果に寝返りの影響が出る

② 2020/07/03 の配置

ICレコーダーを置く位置

いびき録音の為のICレコーダーは足元にオーバーハングしているテーブルの上の正中線延長に置く。

《 測定結果 》

 ・ V10 + H Band
2020/07/022020/07/03
20200702_6s-V10-NBand.jpg 20200703_6s-V10-NBand.jpg
 ・ N58 + WearHeart
2020/07/022020/07/03
20200702_6s-N58-WearHeart.jpg 20200703_6s-N58-WearHeart.jpg
 ・ iPhone 6s + Sleep Meister
2020/07/022020/07/03
20200702_6s-Sleep.jpg 20200703_6s-Sleep.jpg
 ・ TAB4 + Sleep
2020/07/022020/07/03
20200702_TAB4-Sleep.jpg 20200703_TAB4-Sleep.jpg
 ・ iPhone 6s + いびきラボ
2020/07/022020/07/03
20200702_6s-snore.jpg 20200703_6s-snore.jpg
 ・ TAB4 + いびきラボ
2020/07/022020/07/03
20200702_TAB4-snore.jpg 20200703_TAB4-snore.jpg

《 睡眠評価 》

- 記録している項目

 ・ 就床時間・起床時間
 ・ 入眠潜時
 ・ 途中覚醒回数・時間
 ・ 睡眠時間
 ・ 深睡眠率
 ・ 睡眠効率

   途中覚醒回数は実質的にはトイレに起きた回数を記録している。
   目を覚ましたという意味であれば左手にしているN58が近い値を
   示すが他は起き上がってトイレに行った時もカウントしない事が殆ど。

   覚醒回数/時間はアプリからは採れないので録音ファイルを検索して
   入眠潜時とトイレに起きてから寝息を立てる迄の時間を出している。
   睡眠時間及び睡眠効率もこれをベースに計算してアプリの示す値と
   何れか低い方を記録している。

 - 問題点

 ・ スマートブレスレット

   双方とも就床/起床を手操作で指定できないというのが致命的。
   双方とも睡眠時間を計測する時間幅が22時~8時となっていて、
   この間で自動認識をするが睡眠のスタイルが違うとまともに拾って
   貰えない。 その結果

   * ~2時くらいまでに起きてトイレに行くとこれが就床になり、
     その前の睡眠時間がキャンセルされてしまう。
   * 5時以前に起きるとその後の何が起床/就床扱いになるのか、
     2度寝扱いになってしまう。

   私の様に21~23時に就寝し、0~3時頃トイレに起きて
   4時から5時半迄に起床するという老人型の場合はどれも使えない。

 ・ アプリ

   「Sleep Meister」はセンサーレベルが9段調整が可能なので感覚に
   近付ける事が出来るのでこのアナログレベルが一番近い状態。
   でも、トイレ起きを半分も捕捉しない。

   「Sleep Meister」が直前のアップデートで「深睡眠率」を廃止して
   「快眠スコア」という眠りの質を示す値を表示する様に変更したが
   この数値の質との関連性を説明していないので・・・
   私にとっては「深睡眠率」は昼間の眠気に直結するので必須の項目
   だったのに・・・
   というのは、睡眠効率には睡眠時間/深睡眠率/中途覚醒等の要素が
   加味されているはずなのですが、昼間生じる眠気とは全くリンク
   しないという状態でしたので。 レーダーチャートも同じですね、
   眠気との相関性は感じられません。

《 いびきの評価 》

- いびきの録音   呼吸停止時間、鼾の大きさ、入眠潜時、覚醒時間、
  ICレコーダー  トイレの時間と寝付く迄の時間確認等に使います。
           確認に使用するアプリは Windows 10 上で
           MP3DDirectCut というものを使い、波形と時間軸を
           確認します。

- いびきの程度評価 iPhone/Android 用の「いびきラボ」というアプリを
           使い、そのレベル別の時間とスコアのみを記録して
           いる。
           このアプリでもサンプリングもしくは全体の録音を
           採る事は可能だが、手元で保存管理が出来ない為
           その機能はICレコーダーで行っている。

- アプリの問題点  録音レベルの調整が出来ない為、使う携帯によって
           評価が大きく狂う。

- 使用効果     録音も出来るので色々な対策の効果を検証出来る?
           はずなのだが、マウステープやあご固定具等を使って
           見たが私の場合はどれも有効と見做せる効果は
           なかった。 従来から記録を取っていたので惰性で
           使って来た・・・

           上口蓋から咽喉、上部気管支迄に炎症が出ると
           いびきが大きくなるので、危ないと思えば就寝前に
           パブロンを必ず飲む様にしているので、以前の様に
           高いスコアはでなくなっている。
           そのせいもあって常用薬になってしまっている。

【 追記 】

これを書き終わった日の夜、Lenovo TAB4 8 Plus のバッテリー膨張が発覚し、使用を継続出来なくなりました。
自分でバッテリーを交換しようかと思い、浮いた裏板を剥ごうとしたらガラス製なんですね~パキッで一面亀裂が入ってしまいました。
バッテリーの型番を調べ、英文ですが要領書も入手したのですが・・・バッテリーを先手配しなくて良かった(^^;)

いびきにせよ、睡眠にせよこの種の物が出す評価と実際に感じている体調には大きなズレがあり、ほとんど評価に値しないのでそれぞれの指示値から自分なりの評価をして来ましたが・・・

で、TAB4 が使えなくなった事と深睡眠率が消えた事から、iPhone で使う「睡眠」「いびき」評価アプリを再検討する事にしました。
出来れば双方を一つでこなせればよいのですが・・・

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空港検疫捕捉感染者
20200710_空港検疫捕捉.png
死者発生県における致死率
20200710_都道府県別死亡率.png
地方別感染者数推移(3/13以降)
20200710_地域別件数推移.png
上位9県感染者累積関東7県日別感染者数
20200710_上位件数伸び.png 20200710_関東日別発生件数.png

東京が予想通りの動きに入ったのかもしれません。 しかし本当に一気に200は超えてほしくなかった。

6月27日にイライラが限界に来て、【 東京都!! 何時までこの状況を放置する積もり? 】というものを上げました。
私の想定ではここで遊興業の再制限と東京への出入りを遮断しても第1波越えは避けられないと予測したので居ても立っても居られずといった所。

はっきりいって、当初からバカの一つ覚えの様に条件を設定して続けて来たPCR検査ですが、感染者/陽性者が減った時にその余力で準備しなければならなかった・強制スクリーニング等を怠った結果が今の数字ではないでしょうかね。
「接客を伴う遊興業・飲食業」は携わる全員のPCR検査が済んでから解除すべきにも関わらず、他と同列に解除するという愚かをやってしまえばこうなる事は目に見ていたはず。

しかしアメリカの様な事にはなってほしくないが・・・今のままではイスラエルレベルの増加は覚悟しなければならないのでは?

明らかに関西も奈良・和歌山からも感染者が出始め全体が連動して動き始めましたし、主要新幹線停車駅のある県はお土産から逃れられていませんのでね。
その上埼玉県がいい例で、殆どの県はその濃厚接触者検査(もぐら叩き)能力を維持する努力を怠っていますので、急激な立ち上がりには対応出来っこありませんから・・・

それと事ここに至っても未だ「東京オリンピック」の実施を一度リセット出来ないのにも呆れています。 このままでは愈々傷が深くなるのに・・・
今の状況を見て、今年秋頃迄に「新型コロナウイルス」の再発生を恐れる必要がない状況を作りえるとでも思っているのですかね。
例えワクチンや症状別の治療薬が出来たとしても世界中の人間が従来の様に自由に行き来出来る状態には最早戻り得ないという事が理解出来ない様です。

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アメリカもブラジルも悪い時期に意地っ張り(間違っていても折れる事が出来ない愚か者)な大統領を選んでいたものです。
同情はしますが、富裕層から最下層迄民衆の平均的レベルが余りにも低過ぎる。
これがキリスト教世界の悪癖ですかね。 人間は唯一神の分身として作られたという驕りが常にありますから・・・政治に宗教が絡んでは良いことはありません。 正邪/正誤の判断すら教義に委ねてしまいますから・・・

その米国の状況ですが、5月20日コネチカット州が本国50州の最後に規制を緩和しましたが、暫くは減少が続いていました。

その後約2週間は、先行して経済活動等を再開した共和党系知事の州は感染者急増の兆しをみせていましたが、民主党系や東西海岸側の州の段階的緩和による減少傾向に打ち消されて2万人前後で推移していました。 が、6月第2週から急激に感染者を増やし始め、7月9日には遂に6万人/日を超えてしまいました。

愚かな大統領と頑迷な共和党のせいで米国は既に13万人というベトナム戦争による戦死者数を超える犠牲者を出していますが、このテンポで感染者数が伸びれば一体どうなる事やら。

20世紀以降のアメリカの戦死者数は次のようなもの。

・ 第一次世界大戦   1997-18   53,402
・ 第二次世界大戦   1941-45  291,557
・ 朝鮮戦争      1950-53   36,574
・ ベトナム戦争    1964-75   58,220
・ 9.11同時多発テロ  2001     2,977
・ イラク戦争     2003-10   4,431
・ アフガニスタン紛争 2001~    2,445

現在のアメリカの感染者総数    2,993,760
収束までに同数の感染者が出るとし、致死率を 5% と仮定すると死者数は約30万人になります。

トランプと頑迷な白人至上主義者共のせいで米国の民衆は第二次世界大戦以上の死者を出す事になるのは間違いなさそうです。


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Lenovo TAB 4 8 Plus バッテリー膨張! [睡夢庵の電脳環境]

【 Lenovo TAB 4 8 Plus バッテリー膨張!】

Lenovo TAB 4 8 Plus も iPod Touch 6 と同様の状態になってしまいました。
1昨日寝る為に夜のセッティングをしようとスタンドから持ち上げた途端「バチッ」と音がして手に違和感があったので外回りを見た所、下部のスピーカー側の裏蓋(ガラスに塗装?)が中央部で1mm近く持ち上がっています。
接着力が弱くなったか?で隙間を少し広げ両面テープで固定してみたのですが、掌の感じがなにか??

やはりバッテリーがヤラレタか・・・で、平たい所に置いて隅を押してみるとシーソー状態です。

仕様では厚みは 7mm ですが、ガラスを貼っていますので 7.5mm が正規。
ガラス面を下にしてフレーム端面で測ると 7.5mm ですので、液晶側には張らんでいないようです。
で、ガラス面を上にすると長辺の低い方で 8.1mm 高い方が9.1mm、低い方を押さえると 9.7mm に張らんでいます。
ガラス面下/マットに着くガラス面上/マットから浮く
20200706_TAB4_Bat-1.jpg 20200706_TAB4_Bat-2.jpg

原因として考えられるのは

・ 先月末 、朝起きてスタンドに立てかけ電源を入れたまま放置し、充電を
  忘れて強制シャットダウンされる事が3回続いた。
・ 同様充電しているのを忘れて放置、面倒臭くって寝るまで充電のままと
  いうのが最近殆ど毎日になっていた。
・ ここの所の急な集中豪雨の為か、朝起きると緊急速報が結構な頻度で
  入るせいか、スリープが解除され液晶が点灯した状態になっている。
  敷布団とカバーの間に入れているせいもあり、ホカホカになっていると
  いう事が続いた。

充電をしながら使っても本体がホカホカになる事はなかったので、これが直接的原因ではない様ですがバッテリーにストレスを掛けてはいたでしょう。
でもまぁ、充電しながら使うのは双方のバッテリーと端末の充電回路にも負荷を掛けますから、避ける方が賢明なようですね。

多分直接的原因は睡眠時には「Sleep」と「いびきラボ」をバックグラウンドで稼働させ、スリープ状態(LCD消灯)にしてクール敷布と布団の間に挟んで寝ます。
ところがこの所の豪雨のせいで「緊急速報」、「豪雨予報」の通知が入り、スリープが解除されLCDが点灯した状態になっていて朝起きて手に持つと筐体全体がホカホカになるという状態が続いていました。

昼間電源供給状態で使う為、消灯設定をしていなかった・・・まさかこうなるとは思わず。 iPhone は自動ロックを3分にセットしていますのでこちらは消えますが・・・

2週間くらい前に机の上に平置きして全体を汚れ落としのティッシュで拭き上げましたが、その時にはカタツキは感じなかったのでここ2~3日で急激に来た?です。

Touch 6 は急激にバッテリーを喰うアプリを4日続けて使った所 LCD 面側の中央が浮き、やはりカタツキはじめてしまいましたが、この時も本体を持ったら毎回ホカホカ状態。

TAB4 8 Plus は 2018/04/10 入手ですので、2年2か月、3週間と2日、815日 でオシャカの様です。 価格は 31,212- でしたから38.3円/日、まぁちょっと高い玩具(^^;)

当然、修理するとなれば有償、このシリーズは技術料1万、バッテリーは3千円~プラス返送料1300円ですので、最低1.5万掛かる・・・
1~2万上乗せすれば、同程度のタブレットは買えそうですが、ちょっとソソラレるものがない。

さてどうするか。 持ち歩ける Android 端末が一つほしいがスマホにする? でも大きいといっても6.7インチ前後、ちょっと老眼の目にはキツイし・・・

正直な所、このサイズのこのタブレットのデザイン/スペックは使い辛かったですね。

・ 8インチは片手持ちギリギリ過ぎた
・ 平滑なデザインはツルツル滑って非常に持ち辛いし、書類や資料の上に
  置いたら滑って机から何度も落ちそうになった。
・ サイドの電源スイッチ兼用の指紋認証センサーの精度が低過ぎて
  何度登録し直してもしばらくするとダメになる。
・ CPUが非力に過ぎる。

現状の10インチ位迄のタブレットはほぼ同様のスペックですから、このクラスではだめでしょうね。 そうなると価格も一気に上がり、Mac/Chrome/Windows が主流になってしまいます。
かといって、MX3 があるので Windows/Mac は必要ないし。

となるとやっぱり スマホ?・・・悩ましい。

今、Android で使っているアプリの代用が出来るアプリを探して見て代用が利けば、iPhone 12 mini の登場まで待つか・・・

それにしてもリチウム電池はやはり弱いですね。 原理・構造的な弱点が解消出来ない・・・

考えてみれば、中華製の製品に組み込まれたリチウム電池がダメになったのはこれで5個目、日本の製造メーカーのブランドで出ている中国、タイ、マレーシア製の物では今の所1つも壊れていませんのでやはり中国メーカーの品質管理のレベルは相当に低いと言わざるを得ませんね。 日本で設計・開発、製造は中国という製造部門を持たない所もやはりダメな様ですから、部品評価・調達が中華レベルになるのでしょうね。 酷いものは半年以内、3年もてば御の字なんでしょうかね(^^;)

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空港検疫捕捉感染者
20200707_空港検疫捕捉.png
死者発生県における致死率
20200707_都道府県別死亡率.png
地方別感染者数推移(3/13以降)
20200707_地域別件数推移.png
上位9県感染者累積関東7県日別感染者数
20200707_上位件数伸び.png 20200707_関東日別発生件数.png

日、月と下がりましたがこれから3日どう動くかが正念場かもしれません。 東京、埼玉、神奈川は間違いなく跳ね上がるでしょうがどこで踏み止まるか。 第1波の倍以下で済めばよいですが。

武漢での映像には劇症多臓器不全もしくは脳幹部が直接浸潤を受けたのではないかと思われる様な短時間で死を迎える様が映ったものがありましたが、この状況から考えて中~重症では大きな後遺症が残るのではないかと思いました。
しかし、医学系を含め報道では若年層では掛かりにくくかつ重症化しないとされた為、最近まで若年層にこのウイルスを軽く見る風潮があった様に思います。

最近になって治癒したとされても症状が消えず、呼吸困難、重度の倦怠感、咳、嘔吐、眩暈などが続くといった報告が若年層からも出ています。

この様な報告が上がる様になったのは何時なのか、初期の若年層の患者の現状と最近の患者の状態を比較し境界があるかどうかはっきりさせる必要があるのではないでしょうか。
差があるのであれば、初期と同様の治療をしたのではダメだという事になります。 初期は外面に現れる症状を抑える薬が与えられるだけで、肉体の治癒力によって回復するのを待つ以外にないとされていました。 しかし、肺を含め臓器に回復不能な障害を残すのであれば感染確認初期から障害が残りやすい臓器を保護する為の処置を講じて行かねばなりません。

その為には感染時期と後遺症の種類、程度を分類し、その対応を急がねばならないのではないでしょうか。

初期から治癒迄の間に出る症状についてはいろいろ報告が出ていましたが、治癒後の追跡調査報告の様な物はまだ目に留まっていません。
今は、興味の中心がいつからこのウイルスが活動し始めたか、どういう遺伝的変異を遂げたか、どういう伝搬経路を辿ったかや地域での感染状況(抗体検査の結果)に興味が行っている様に思います。
しかしこういった類は直接的に感染制御や治癒率、予後の質向上にはなんの貢献もしません。
こういうのは放っておいて治癒率や予後の質向上の為に、治癒患者のその後の状況のフォローに全力を注いて貰いたいものです。
感染率や伝搬経路といった様な事は一応の始末がついてからで良い事ですが、これだけ多くの患者を生むウイルスなのですから回復者のその後の生活の質を向上させる為の調査の方が当然重要なはずです。

治癒とされて帰されたものの、重度の倦怠感と呼吸不全で外出すら覚束ないといった話迄ある様です。
PCR検査で菌が検出されなければ治癒というのは余りにも乱暴な判断と言わねばなりません。 毎日の食事の準備や掃除、洗濯、買い物に出かけるといった行為が全く出来ない状態では生活いや下手をすれば生命の維持すら出来ない状況を生む恐れがあります。

最初からおかしいと思っていたのですが、どうもPCR検査で菌が検出されなくなったら治癒と決めて掛かっている気がします。 現実には肺喀痰や尿、便等には菌が出続け等、臓器内には菌が残留していてもPCR検査で菌が検出されなくなるという事実が韓国、中国などでも報告されています。

一般的な病はその病が出す症状が消えて初めて治癒とされるのですが、なにを勘違いしたのかPCR検査で菌がでなければ治癒という判断をする様になってしまったみたいです。

PCR検査は「ウイルスに感染しているか否かの判定と現在感染拡散のリスクがあるか」を判断する為のツールに過ぎず、治癒を証明する物ではない事が忘れてしまったのではないでしょうか。


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