新型コロナウイルス 季節性がない上に抗体が消失するらしい [睡夢庵 日々徒然]
【 新型コロナウイルス 季節性がない上に抗体が消失するらしい 】
☆ YAHOO!ニュースより
新型コロナ3カ月で抗体減少なら…集団免疫とワクチン効果は“風前の灯火”
2020/07/10 9:26配信
URL : https://news.yahoo.co.jp/articles/f893afeeb12cba355572c9643088f8182f6076f9
新型コロナ、数か月以内に免疫消失か 研究
2020/07/14 12:04配信
URL : https://news.yahoo.co.jp/articles/b19d337af71efbf2024cdf37836a13638165766a
6月半ば位から追跡調査の結果が出始めた様で、何れもこのウイルスの抗体は3か月程度しか持たずこれ以降は激減すると報告している様です。
今回はスペイン、イギリスからですが、米国や中国でも同様の報告がなされています。
これは集団免疫戦略を選択したスウェーデンにとっては最悪の結果になりますね。
この記事によると現在の感染率が6%に達したと言われていますが、儚い夢に終わりそうです。
実際の感染者ベースでは未だ0.76%に過ぎませんから、無症状感染者の大多数は菌の保有状況が低い事を考えるとこの面でも実現性は無いに等しい方法論だった様です。
そもそも集団免疫の機能するのは国民の60%が抗体を持てばという事ですから、まぁ1年やそこらで実現する事はまず不可能なことです。 半年で6%だとすれば期間的に見ても実現性がない事は明らかだったと言えますね。 それに取得した抗体及び自己免疫が菌に対して半永久的に機能する事が前提ですので・・・ダイヤモンドプリンセスの乗客からの再発患者の発生等から期待薄と見ていましたがこれが現実になってしまうみたいです。
まぁ、もしこれが可能であればすでに季節性インフルエンザで毎年千人を超える死者を出し続ける事もないはずですから・・・
前にもちょっと書きましたが、ワクチンではなくまずは症状レベルによる後遺症の状況の検証と分類、そしてその特徴的症状に対する対症薬を早く見つけ、呼吸補助具を付けねばならぬレベル迄症状が進まぬ様にする事が先決という事になりそうです。 治癒後の予後の質を良くせねば患者自身に掛かる経済的負担や社会復帰にも問題を残します。
今後はだれもが罹る事を前提に、持つ既往症を含めてそれぞれに対応した治療方針を明確にするしかこのウイルスと付き合う方法はない様です。
☆ CNN より
新型コロナ感染者の抗体反応、1カ月後には低下する可能性 英研究
2020/07/14 11:27配信
URL : https://www.cnn.co.jp/fringe/35156724.html
パンデミック初期の段階からWHOは新型コロナウイルスに関しては一度感染しても必ずしも免疫を獲得出来るとは限らないと警告していましたが、これを裏付ける研究報告が次々出て来ますね。
これもその一つ。 この論文は医療健康に関する情報サイト「medRxiv」上に11日に公開されたが未だ査読が済んでいないので専門誌へは掲載されてはいない。
これも英国の機関が行ったものだが、これによると症状があらわれて20~30日後には抗体反応が低下する事と抗体の持続力は症状の重さによって決まる可能性がある事が明らかになったとしている。
----------------------------------------------------------------------
《 新型コロナウイルス 病理解剖における特徴 》
☆ 日経メディカル
nn Intern Med誌から
COVID-19死亡患者12例の剖検で58%にDVTあり
RT-PCR検査を行った10人中6人に中等度のウイルス血症
2020/05/21
URL : https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t344/202005/565591.html
大分前のドイツから情報になりますが、病理解剖(剖検)の結果DVT(深部静脈血栓塞栓症)が認められ、DOVID-19 による血液異常凝固が死亡に影響するという記事がありました。
最近になって米国、中国等からも同様の報告が上がってくる様になり、これで多臓器不全を引き起こす原因の一つが確定した様です。
日本をはじめとして多くの国では医療現場における体液や気中からの感染事例が多く報告されているため、病理解剖が出来なくなっているという報告がなされていました。 これは大学などを含め一般的な病理解剖室には感染症防御設備が組み込まれていない場合がほとんどだという事らしい。 今後剖検の数が増えるに従って病変の状態が徐々に明らかになってくるのでしょうが、通常の結核、肺炎、インフルエンザ、風邪等よりも相当質が悪そうです。
これらを勘案すれば可能な限り感染しないようにし、感染したら軽症で済む様発症したら直ぐに検査し結果が出、治療が開始出来る体制を作る事が重要になります。
これが出来るか出来ないかで、今後の保険制度、医療体制、就業状況、寿命にも大きな影響を与える事になるのでしょう。
血栓により組織損傷が起きてしまえば、完治は望めません。 また、長期に渉る治療が必要となれば、就業出来る範囲も限られるでしょうし、かかる医療費も膨大な物となってくるのは間違いありません。
この件に関しては国立感染症研究所 感染病理部から「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の剖検における感染予防策」が発行され、日本法医学会、日本臨床衛生検査技師会から通達が回っている様です。
ただし、このファイルは関係者外秘らしい・・・
☆ 朝日新聞デジタル
新型コロナは「血管の病気」体中を大暴れ 目立つ血栓症
有料会員記事 新型コロナウイルス
2020/06/04 19:00
URL : https://www.asahi.com/articles/ASN645RLHN63ULBJ00K.html
どの様な機序によってこのウイルスが血栓を生成するのかは目にした報道には無いようですが、静脈中で血栓が生成されればどこに飛んでも不思議はありませんから話は非常に厄介になります。
こうなると血栓生成を阻害する治療法を見つける事が最優先、そして肺炎症状の劇症化を食い止める方法という順序かも。
この他にも血液型によって感染率が変わり、O型は他の65%程度という話も分析の結果出ている様です。 これは確かに有り得ますね。 相互輸血の関連を見てもO型が凝固要素が低いであろう事は想像出来ます。
----------------------------------------------------------------------
《 ワクチン開発の進捗に関する情報 》
☆ CNN Web News より
新型コロナワクチン、第1段階の治験で全員に免疫反応 米モデルナ
2020/07/15 10:44配信
米国国立衛生研究所(NIH)と共同で新型コロナウイルス用のワクチンの開発を進めて来た米国モデルナが14日第一段階の臨床試験で被験者全員に免疫反応を確認したと発表したそうです。
この結果な医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オフ・メディシン」で発表された。 米国で開発中のワクチンについて、査読済みとして医学雑誌に発表されたのは初めてである。
URL : https://www.cnn.co.jp/fringe/35156788.html
開発中のワクチン候補の名前は「mRNA-1237」で、これを使った臨床試験のフェーズ1のデータで、設定した3種の投与量のすべてで確実な免疫反応を引き起こす事が実証されたとしている。
ただし、一部に疲労感、悪寒、頭痛、筋肉痛、注射部位の痛みといった軽~中程度の副作用も確認された。
で、このワクチンについては今月27日に第3段階の大規模臨床試験が始まる見通しで、これが最終段階の臨床試験にあたり、この結果によって規制当局が承認の判断をする。
第1段階は被験者は48人だったが、第3段階では成人3万人を対象に全米の87か所で実施される予定。
モデルナによると順調に試験が進めば、来年度には5~10憶回分の供給を開始出来るとしている。
これに関連して以下のようなニュースも流れている。
☆ JIJI.COM より
新型コロナワクチン、米で供給体制 モデルナ、7~9月に開始
2020/06/26 9:12
URL : https://www.jiji.com/jc/article?k=2020062600348&g=int
☆ 日本経済新聞デジタル版より
国産ワクチン100万人分生産 アンジェスなど産学連合
2020/06/20 5:26更新
URL : https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60592270Z10C20A6EA5000/
☆ SankeiBiz より
米、年内にワクチン開発、量産計画 新型コロナ 官民で並行整備
2020/05/03 10:41
米国政府は新型コロナウイルスのワクチン開発を急いでおり、「ワープ・スピード作戦」と呼ばれる計画を政府横断体制で進め、開発途中から生産体制を整備出来るよう支援し、年内での供給開始を目指す。
☆ Bloomberg より
アストラゼネカ、オックスフォードBと提携-コロナワクチン生産で
2020/05/29 8:54
原文:
URL : https://www.bloomberg.com/news/articles/2020-05-28/astrazeneca-joins-with-oxford-biomedica-to-produce-covid-19-shot
WHOはワクチン開発ではアストラゼネガ/オックスフォード・バイオメディカが先行していると判断しsている様で9月には生産を開始するという話も出ている。
----------------------------------------------------------------------
☆ YAHOO!ニュースより
新型コロナ3カ月で抗体減少なら…集団免疫とワクチン効果は“風前の灯火”
2020/07/10 9:26配信
URL : https://news.yahoo.co.jp/articles/f893afeeb12cba355572c9643088f8182f6076f9
新型コロナ、数か月以内に免疫消失か 研究
2020/07/14 12:04配信
URL : https://news.yahoo.co.jp/articles/b19d337af71efbf2024cdf37836a13638165766a
6月半ば位から追跡調査の結果が出始めた様で、何れもこのウイルスの抗体は3か月程度しか持たずこれ以降は激減すると報告している様です。
今回はスペイン、イギリスからですが、米国や中国でも同様の報告がなされています。
これは集団免疫戦略を選択したスウェーデンにとっては最悪の結果になりますね。
この記事によると現在の感染率が6%に達したと言われていますが、儚い夢に終わりそうです。
実際の感染者ベースでは未だ0.76%に過ぎませんから、無症状感染者の大多数は菌の保有状況が低い事を考えるとこの面でも実現性は無いに等しい方法論だった様です。
そもそも集団免疫の機能するのは国民の60%が抗体を持てばという事ですから、まぁ1年やそこらで実現する事はまず不可能なことです。 半年で6%だとすれば期間的に見ても実現性がない事は明らかだったと言えますね。 それに取得した抗体及び自己免疫が菌に対して半永久的に機能する事が前提ですので・・・ダイヤモンドプリンセスの乗客からの再発患者の発生等から期待薄と見ていましたがこれが現実になってしまうみたいです。
まぁ、もしこれが可能であればすでに季節性インフルエンザで毎年千人を超える死者を出し続ける事もないはずですから・・・
前にもちょっと書きましたが、ワクチンではなくまずは症状レベルによる後遺症の状況の検証と分類、そしてその特徴的症状に対する対症薬を早く見つけ、呼吸補助具を付けねばならぬレベル迄症状が進まぬ様にする事が先決という事になりそうです。 治癒後の予後の質を良くせねば患者自身に掛かる経済的負担や社会復帰にも問題を残します。
今後はだれもが罹る事を前提に、持つ既往症を含めてそれぞれに対応した治療方針を明確にするしかこのウイルスと付き合う方法はない様です。
☆ CNN より
新型コロナ感染者の抗体反応、1カ月後には低下する可能性 英研究
2020/07/14 11:27配信
URL : https://www.cnn.co.jp/fringe/35156724.html
パンデミック初期の段階からWHOは新型コロナウイルスに関しては一度感染しても必ずしも免疫を獲得出来るとは限らないと警告していましたが、これを裏付ける研究報告が次々出て来ますね。
これもその一つ。 この論文は医療健康に関する情報サイト「medRxiv」上に11日に公開されたが未だ査読が済んでいないので専門誌へは掲載されてはいない。
これも英国の機関が行ったものだが、これによると症状があらわれて20~30日後には抗体反応が低下する事と抗体の持続力は症状の重さによって決まる可能性がある事が明らかになったとしている。
----------------------------------------------------------------------
《 新型コロナウイルス 病理解剖における特徴 》
☆ 日経メディカル
nn Intern Med誌から
COVID-19死亡患者12例の剖検で58%にDVTあり
RT-PCR検査を行った10人中6人に中等度のウイルス血症
2020/05/21
URL : https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t344/202005/565591.html
大分前のドイツから情報になりますが、病理解剖(剖検)の結果DVT(深部静脈血栓塞栓症)が認められ、DOVID-19 による血液異常凝固が死亡に影響するという記事がありました。
最近になって米国、中国等からも同様の報告が上がってくる様になり、これで多臓器不全を引き起こす原因の一つが確定した様です。
日本をはじめとして多くの国では医療現場における体液や気中からの感染事例が多く報告されているため、病理解剖が出来なくなっているという報告がなされていました。 これは大学などを含め一般的な病理解剖室には感染症防御設備が組み込まれていない場合がほとんどだという事らしい。 今後剖検の数が増えるに従って病変の状態が徐々に明らかになってくるのでしょうが、通常の結核、肺炎、インフルエンザ、風邪等よりも相当質が悪そうです。
これらを勘案すれば可能な限り感染しないようにし、感染したら軽症で済む様発症したら直ぐに検査し結果が出、治療が開始出来る体制を作る事が重要になります。
これが出来るか出来ないかで、今後の保険制度、医療体制、就業状況、寿命にも大きな影響を与える事になるのでしょう。
血栓により組織損傷が起きてしまえば、完治は望めません。 また、長期に渉る治療が必要となれば、就業出来る範囲も限られるでしょうし、かかる医療費も膨大な物となってくるのは間違いありません。
この件に関しては国立感染症研究所 感染病理部から「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の剖検における感染予防策」が発行され、日本法医学会、日本臨床衛生検査技師会から通達が回っている様です。
ただし、このファイルは関係者外秘らしい・・・
☆ 朝日新聞デジタル
新型コロナは「血管の病気」体中を大暴れ 目立つ血栓症
有料会員記事 新型コロナウイルス
2020/06/04 19:00
URL : https://www.asahi.com/articles/ASN645RLHN63ULBJ00K.html
どの様な機序によってこのウイルスが血栓を生成するのかは目にした報道には無いようですが、静脈中で血栓が生成されればどこに飛んでも不思議はありませんから話は非常に厄介になります。
こうなると血栓生成を阻害する治療法を見つける事が最優先、そして肺炎症状の劇症化を食い止める方法という順序かも。
この他にも血液型によって感染率が変わり、O型は他の65%程度という話も分析の結果出ている様です。 これは確かに有り得ますね。 相互輸血の関連を見てもO型が凝固要素が低いであろう事は想像出来ます。
----------------------------------------------------------------------
《 ワクチン開発の進捗に関する情報 》
☆ CNN Web News より
新型コロナワクチン、第1段階の治験で全員に免疫反応 米モデルナ
2020/07/15 10:44配信
米国国立衛生研究所(NIH)と共同で新型コロナウイルス用のワクチンの開発を進めて来た米国モデルナが14日第一段階の臨床試験で被験者全員に免疫反応を確認したと発表したそうです。
この結果な医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オフ・メディシン」で発表された。 米国で開発中のワクチンについて、査読済みとして医学雑誌に発表されたのは初めてである。
URL : https://www.cnn.co.jp/fringe/35156788.html
開発中のワクチン候補の名前は「mRNA-1237」で、これを使った臨床試験のフェーズ1のデータで、設定した3種の投与量のすべてで確実な免疫反応を引き起こす事が実証されたとしている。
ただし、一部に疲労感、悪寒、頭痛、筋肉痛、注射部位の痛みといった軽~中程度の副作用も確認された。
で、このワクチンについては今月27日に第3段階の大規模臨床試験が始まる見通しで、これが最終段階の臨床試験にあたり、この結果によって規制当局が承認の判断をする。
第1段階は被験者は48人だったが、第3段階では成人3万人を対象に全米の87か所で実施される予定。
モデルナによると順調に試験が進めば、来年度には5~10憶回分の供給を開始出来るとしている。
これに関連して以下のようなニュースも流れている。
☆ JIJI.COM より
新型コロナワクチン、米で供給体制 モデルナ、7~9月に開始
2020/06/26 9:12
URL : https://www.jiji.com/jc/article?k=2020062600348&g=int
☆ 日本経済新聞デジタル版より
国産ワクチン100万人分生産 アンジェスなど産学連合
2020/06/20 5:26更新
URL : https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60592270Z10C20A6EA5000/
☆ SankeiBiz より
米、年内にワクチン開発、量産計画 新型コロナ 官民で並行整備
2020/05/03 10:41
米国政府は新型コロナウイルスのワクチン開発を急いでおり、「ワープ・スピード作戦」と呼ばれる計画を政府横断体制で進め、開発途中から生産体制を整備出来るよう支援し、年内での供給開始を目指す。
☆ Bloomberg より
アストラゼネカ、オックスフォードBと提携-コロナワクチン生産で
2020/05/29 8:54
原文:
URL : https://www.bloomberg.com/news/articles/2020-05-28/astrazeneca-joins-with-oxford-biomedica-to-produce-covid-19-shot
WHOはワクチン開発ではアストラゼネガ/オックスフォード・バイオメディカが先行していると判断しsている様で9月には生産を開始するという話も出ている。
----------------------------------------------------------------------
空港検疫捕捉感染者 | |
死者発生県における致死率 | |
地方別感染者数推移(3/13以降) | |
上位9県感染者累積 | 関東7県日別感染者数 |
現在も1万人越えの国の推移 | 欧州の現状 |
第二波に晒されている国 |
国内に関しては来週水曜日から土曜日に かけての感染者数がこれから先を示して くれるでしょう。 だた、第一波を超える患者を出した日本は 自らの非効率性を全世界に晒したと 言えますね。 学習出来なかったのか、結果を対策に 落とす能力がなかったのか・・・ 感染症に対する準備不足や怠慢にも かかわらず経済に欲をかいた所は 皆足元から崩れています。 下の3つの図は ・ 明確に第二波を被ってしまったところ スイスは増加はしていますがまだ? ・ 未だに1万人以上の感染者を出して いる国 アメリカはトランプのせいでいよいよ 救いのない状況に追込まれています。 ブラジルは多いながらも減る傾向には あるようです。 インドはねぇ~文化度のレベル格差も 大きいですし、宗教上も扱い辛い でしょうね。 ・ 欧州の状況 意外とガリア/ローマ系はこの面では 真面目な様ですがゲルマン、ケルト系 はルーズ(自分勝手)なのか平気で 数日分をまとめて上げたり、とんでも ないミスを繰り返します。 フランス、スウェーデン、スペインの データはどこにも経時的に正確なもの が見当たりません。 |