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新型コロナウイルス 抗体保有率/発生時期に関して [睡夢庵 日々徒然]

【 新型コロナウイルス 抗体保有率/発生時期に関して 】

《 日本における抗体保有率と海外の差等について 》

☆ 厚生労働省が公表した東京都、大阪府、宮城県での抗体検査結果

2020/06/16 実施期間: 6月1~2日
      対象  : 東京都 1971名 大阪府 2970名 宮城県 3009名
      使用試薬: アボット社及びロシュ社の2社の双方で陽性と
            なった場合を「陽性」と判断
      結果  : 東京都 0.10%(2名)
            大阪府 0.17%(5名)
            宮城県 0.03%(1名)

      並行検査を行ったモコバイオ社製試薬の結果
      結果  : 東京都 1.07%(2名)
            大阪府 1.25%(5名)
            宮城県 1.20%(1名)

アボット社: 1888年創設の米国医療機器・ヘルスケア関連の会社
ロシュ社 : 正式にはロシュ・ダイアグノスティックス株式会社
       スイスに本拠を置く1896年創業の医療機器・ヘルスケア会社
モコバイオ社: 米国メリーランド州ロックビルに本拠を置くベンチャー?

検査方式の違いと精度(FDAの評価では)

・ アボット社(化学発光免疫測定法) 感度 100% 特異度 99.6% 有病率 5%
                   陽性的中率 92.9% 陰性的中率 100%
・ ロシュ社(電気化学発光免疫測定法)感度 100% 特異度 99.8%
                   陽性的中率 96.9% 陰性的中率 100%
・ モコバイオ社(蛍光免疫測定法)  FDA 未承認

この検査に使われている検査キットは現状では最も精度が高いとされているものですので、この結果を信ずるとすれば「集団免疫取得」など夢のまた夢ですね。
60%の抗体保有が条件だそうですから(^^)

尚、国立医薬品食品衛生研究所 生物薬品部から 2020/06/16 更新で「新型コロナウイルスに対する大規模抗体検査に関する国際的動向調査」という資料が公表されています。
このページにはPDFも準備されています。

URL : https://www.nihs.go.jp/dbcb/corona_virus_antibody.html

この中には「新型コロナウイルス感染に対する各種検査における検出可能性と発症日の関係」という図表と各国で行われた抗体検査の結果が記載されています。
日本国内に関する物では、この他に慶応病院等のものもあるようですが、病院が行った検査では3~6%という結構高い抗体保有率が出ています。 しかし、日赤が行った献血血液に対するものや厚生労働省、東大が行ったものは皆1%以下、日赤のものでは保存血と東北地方500人は共に 0.4% だった様ですからこれからは海外に比べると非常に感染率は低そうだとは推定出来ます。

今現在の感染率は1.54人/百万人、欧米から比べると異様に低いという事になりますね。

☆ 日本相撲協会 約900人に抗体検査を実施
                2020/07/06 19:17 NHK NEWS WEB より

日本相撲協会は891名の協会員に対して抗体検査を実施した結果5名が抗体を保有していたと発表しました。
5人の内4名はPCR検査の結果陰性で残る一人も治療中だが治癒状態だという事です。

協会員の中ではこれまで力士と親方合わせて7名の感染が確認されており内1名がウイルス性肺炎による多臓器不全でなくなっています。

ん? 数が合わない・・・1名はどこに行った?(^^;)

これから抗体保有率は5/891=0.56% になります。

6/16 厚生労働省公表の東京地区の保有率が 0.10% ですので5倍近い高率ですが、欧米に比べれば・・・

☆  横須賀市民 無作為1000人抗体検査で抗体1% 新型コロナ
                2020/07/22 17:56 NHK NEWS WEB より

神奈川県横須賀市が今月上旬無作為に抽出した市民およそ2000人に対し抗体検査を受ける様呼びかけ、これに応じた964人に検査を行った結果、1.04%に当たる10人から抗体が検出されたとの事です。
内訳は男性7名、女性3名、居住地や勤務地等に大きな特徴および傾向ななかったとの事。

これは人口比でみると既に4000人が感染した事があるという事で、7月22日現在の横須賀市の感染者累計は69名なので発症率は1.725%ということになります。
使われた検査キットがどこのものかわかりませんが、前出のモコバイオ社のものであればほぼ前出と同じ結果という事になるのでしょうか。


《 新型コロナウイルスの発生時期に関して 》

新型コロナウイルスの発生時期について当初「武漢」で発生したのが最初の様に伝えられましたが、その定説は徐々に覆され始めています。
これは未だに「武漢肺炎」として中国に自国の「防疫体制・対策」の遅れと頑迷な姿勢での自らの失策を糊塗している米国のトランプ政権についてはある意味致命的な事案になるのではないでしょうか。

・ 関東/山梨/長野/新潟等で採取された2019/01~03 迄の献血サンプル
  500本から2本について陽性が確認された。
・ 2020/07/02 ブラジルのサンタカタリーナ連邦大学のチームが州都
  フロリアノーポリスの昨年10月から今年3月迄の下水サンプルを
  分析した結果昨年11月のサンプルに既に新型コロナウイルスが存在して
  いたと発表した。
・ 米国でもニュージャージー州ベルビル市のマイケル・メルハム市長が
  昨年11月に感染していた事を公表した。 まだ、同時期に同様の症状の
  患者が周囲にいた事も報道された。
  これまでは今年1月下旬に最初の感染者が出たとされていたが、この事
  から昨年11月には既に相当の範囲で感染が進んでいたが、季節性
  インフルエンザの症状にも近似する為、インフルエンザとして処理されて
  いた可能性が高く、米国の季節性インフルエンザの超過死亡率が大きく
  なっている事からもこれが裏打ちされる様だ。
・ 2020/05/07 フランス コルマール市のアルバートシュバイツァー病院の
  医学画像部が昨年11月1日から今年の4月30日までに撮影した
  すべての胸部画像2456枚を調べ直した所、典型的な新型コロナ
  ウイルス感染症に見られる所見が現れたのは昨年11月16日だと発表
  している。
・ 2020/06/18 イタリア国家高騰衛生研究所の発表によると昨年12月に
  採取されたミラノ及びトリノの下水サンプルから新型コロナウイルスの
  遺伝子痕跡が発見されたという。
・ 英国ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンなどの研究チームは世界中の
  新型コロナウイルス感染者から集めた7500以上のウイルスゲノムに
  関するデータ解析の結果、これらのウイルスに共通するルーツは2019年
  末にすでに表れているとしている。

以上から、今回の新型コロナウイルスは今年の11月以前に既に欧米各国だけでなく、南米においても感染が拡大していたものと思われます。
特に日本でのケースを考えると2018年末には同じゲノムを持つコロナウイルスが存在した事を示すと考えられます。

類推すれば世界を一周して世代交代を繰り返す事により感染能力及び毒性を強め、中国に入って一気に感染爆発を起こすレベルの伝染性を獲得したという事なのかもしれません。


《 新型コロナウイルスの病態変化 》

最近になって若い世代の感染例が増えているばかりではなく、若い世代でもPCR検査で陰性になり治癒扱いを受けても一向に病状が回復せず、呼吸困難や全身の倦怠感、味覚障害が残るといった報告が増えている様な気がします。

初期の感染者比率や致死率の年齢での偏りから若年層では罹りにくいだけでなく治癒し易いといった報道がなされていた様に思いますが、医学界もこれらの報道に対し疑義を挟まなかったのではないでしょうか。 正直これは非常に罪作りな報道だったと思います。 確かに自身の行動を規制する責任は各個人にありますが、与えられた情報が間違っていると多くの面で被害を拡大してしまいます。

当時、「武漢」から流れてくる動画を見ていると、正直そんな甘い物ではないだろうと思っていました。 なぜなら道路や事務所で倒れた、また朽木を倒す様に倒れようとする若者の状態は強烈な免疫暴走による多臓器不全・脳血栓等から来る脱力や痙攣・硬直の様に見えたからです。

これらの報道に半信半疑でしたが一向に治癒扱いの方々のその後の状況のフォローが出てこないのでそんな事もあるのか?? 死線を彷徨う程の重症という事は多臓器不全一歩手前なのでしょうから、その臓器が完全に機能を復帰するとは俄かに信じがたいというのが正直な所でした。

最近になって治癒後色々な症状を訴えるケースに関する報道が出始めましたが、これがどの時期の患者からかを早く特定する必要があるのではないでしょうか。
ひょっとすると第1波の武漢系ウイルスとその後の北米/ヨーロッパ系では伝染性も毒性も異なるのではないか?

その辺りも明らかにしてそれぞれの病態に即した治療を初期から加えていく必要があるのではないでしょうか。 なぜなら、当初は対症療法で解熱や咳、吐き気等を抑える薬程度しか処方されなかった様ですが、感染初期から肺のCTは無論ですが、ちゃんと血液、尿等の検査もして他の臓器への影響度も管理して行けば他の臓器への浸潤を抑える事が可能なのではないのでしょか?

しかし、医療費は高額になりますね~ 治癒迄は公費負担ですが、治癒判定が出た後は自費負担になりますから感染してしまうと大変です。 これもちゃんと考慮して行動を考えるべきですよ。

医療機関/従事者の負荷を下げる為に治癒判断を開始する迄の期間が短縮されていますので、菌が検出されなくなると退院となるようですが、これも昨今治癒後の不調を訴える方が増えた原因なのでしょう。

病院や療養施設での管理はちゃんとしていますが、個人レベルになると単身者では体調が悪いとまともな管理は出来なくなりますので一層後遺症を悪化させる可能性が出て来ますから。

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空港検疫捕捉感染者
20200724_空港検疫捕捉.png
空港検疫国別入国感染者
20200724_国別入国者数.png
死者発生県における致死率
20200724_都道府県別死亡率.png
地方別感染者数推移(3/13以降)
20200724_地域別件数推移.png
上位9県感染者累積関東7県日別感染者数
20200724_上位件数伸び.png 20200724_関東日別発生件数.png

今日から4日間が正念場かもしれません。 ここで微増に留まってくれればいいのですが・・・
と淡い希望を口にしましたが、甘くはありませんでしたね。 これでも観光やイベントを解除する? 正気か?ですね。

そして今日の読売朝刊にはもう一つ暗然とする記事がありました。 東京都の今日の数字が多いのは20日の検査総数が過去最大の4926件でこの大部分が23日に計上されたからと記載されていました。 この中での問題点は2つ、未だに1日で結果を出せる環境が構築出来ていないことPCR検査と抗体検査の合計検査数が未だにわずか5000件未満でしかないこと。
国も都も結果として残すべき施策をまったく構築も実施も出来ずに日々の対応に未だに汲々としている余りにも惨めな姿を曝してしまっています。 これが世界第3位の経済体と多くの国の予算を遥かに上回る規模の都がこの5か月間に下して来た結果なのですから。

関西、九州も第1波を超えて来ましたし、中部ももう耐えられないでしょう。
これでも未だ「数的にみれば第2波・・・」とかいっている様では、大阪も大同小異だったと言う事になります。
同時20都道府県を超えて2週目にしてすでに34都道府県で感染者が出る様になっています。 この1か月間感染者なしは岩手、秋田、大分の3県だけになってしまいました。

新聞報道を見ていると今迄一体何をしていたのかと言いたくなる位チグハグな対応をしている様です。 はっきり言ってこのコロナ騒動が国内の感染症防疫体制の状態で数か月で収まりが付く考えていたとしたら、もはや行き着く所まで行くしかなさそうです。

オリンピック選手村のマンション群は昨年末に完成しているはずですが、ここの軽症患者隔離施設化もせずに民間ホテルでベッドを確保しようとする愚策。 ネットには小池知事がこれを病院化しよう等と打診し、これに医師から不見識との指摘が出たりしていましたが、どうも入村したという報道がありませんのでいつもの伝で立ち消えなのでしょうか。 ほんとうに日本の行政組織体はどうなってしまったのですかね?

これに比べるとニューヨークのクオモ市長等は地に足がついた施策を着実に積み上げて結果を残していますが、日本は・・・どこも下部組織もその場限りの対応しか出来ていない。 どうもあるべき姿のイメージを共有する能力に欠けてしまったみたいです。

さて、第1波は完璧に抑え込んだイスラエルですが第2波に翻弄されていましたが、やっとブレーキがかかり始めた様です。。 しかし、防疫行動の初動が遅れ、手持ちの検査・トレース能力を超えるとこうなるという例になっていますが、このままでは人口が多く、防疫体制に不備が多いだけに日本はイスラエル以上に酷い事になりかねません。

他の感染者の多かった国で経済活動を再開した所は皆、感染者数が徐々に増加を始めています。
米国はあの様ですし、欧州も緩慢な収束傾向と増加傾向に2分されていますので、これ以上に経済活動の範囲が広がれば悪い方向に引っ張られてしまいます。
南米、中東、東南アジア何れも国を閉ざした状態の所を除けば皆増加傾向です。

今時点では何時拮抗状態から減少傾向に持っていけるかはまったく読めない状況と言っていいでしょう。 これは有効なワクチンと対症薬が見つかり、世界に敷衍される迄変わらないのでは?

今回のウイルス騒動は自然からの強烈な警告なのではないでしょうかね。 人間たちよ、増長するな・・・もし有効なワクチン開発が1年以上出来ない様であれば、悪くすれば経済のレベルは1世代分後退しかねません。
こうなった時に何が起きるか・・・それが一番怖いですね。 今の中枢国家の指導者のレベル/背景を考えると・・・
米国、中国、ロシア、インド、トルコ・・・もう覇権を争う時代ではなく、如何にして人間の生存環境を維持するかに全力を傾けなければ現在の繁栄を喪い兼ねない時代になりつつある事を知るべきでしょう。
人間は欲をかき、増え過ぎた・・・これは自然界から人間という種に突き付けられた強制淘汰開始の前兆かも・・・ワクチン開発を嘲笑うかのようにその度に毒性を強めた突然変異株が出て来るかもしれません。

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現在も1万人越えの国の推移 スペイン、フランス、スウェーデンは
何食わぬ顔をして2~3日分を一度に
あげてきますので、グラフになりません。
ですので、欠けた日数を加えて案分して
描画していますので、正確性はなし
それに数値の凸凹具合に脈絡がないので
欧州はどこもキチンとした管理が出来て
いない様です(丼?)

やはり1波をうまくいなせなかった所は
拮抗させるのに四苦八苦しているみたい。
いなせた所は厳格に監視を続けている所は
僅かな発生で収めていますが・・・

日本、オーストラリア、イスラエル等は
存外にうまく乗り切った事に慢心した?
しっぺ返しを見事に受けています。

その他ではうまく抑え込んだはずの
ニュージーランド、台湾、ベトナム、
タイ等でも未だにぽつぽつ感染者が
出ている事ですね。 無症状感染者の
状態で感染が拡がるとすればちょっと
手の打ちようがなくなってしまいます。

PCR検査はその1時点での状況保証に
過ぎませんので対応策がない・・・
20200724_Over10t.png
第二波に晒されている国
20200724_2ndWave.png
EU諸国の現状
20200724_EU.png

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☆ 読売新聞オンライン より

・ 新型コロナ 大都市「最多」次々…4連休の直前 緊迫
                    2020/07/23 05:00

URL : https://www.yomiuri.co.jp/national/20200723-OYT1T50120/

やっと「第2波」という言葉を使い始めたみたいですね。 もう誤魔化しようがありませんから(^^;)

ここに4月と7月の年代別感染者数が出ていますが、4月は合わせて36%だった20/30代が68%と大幅に増えています。 40代以上は感染死者が出ていますので、より注意する様になった上、高齢者に関しては介護等の施設の防疫体制と努力によって大幅に減少したでしょう。 しかし、感染しにくい/重症化しにくいという誤った情報に釣られた若年層が蟄居状態の継続に痺れを切らしてハッチャケたのでしょうね。

それだけでなく、思った以上にPCR検査能力が向上していないだけでなく、病院自体の体制強化も出来ていないのには吃驚です。 都の会議での発言を聞いていると一つのヤマを越してリセットしてしまっていると感じます。 これでは現場の人間は毎回無駄働きをさせられている様なものです。

PCR検査も未だに結果が出るまでに2~3日掛かった上に陽性患者の家族などの検査にも2~4日掛かるとか、救急患者のたらい回しが未だに減らないといった状況が続いているらしい。
もう5か月経っているのです、個別の病院や消防署に任せるのではなく、都が音頭を取って民間の力を借りてでも組織立った体制を構築し終えていなければならないのでは?
僅かな期間でも大量検査の体制を構築する事が不可能ではない事を他国が示しています。 にもかかわらず日本は未だにどこかが音頭を取ってくれるのを待つという姿勢ばかりが露呈されています。

今の時期、第1波の継続を別とするとはっきりとした立ち上がりにさらされているのは日本とイスラエルだけというお粗末な事態になっています。 第1波が他国に比べ軽くイナセた事が却ってマイナスに働いた様です。
「民度が違う」といった閣僚がいましたが、その言葉に酔い胡坐をかいた愚かさが現状を呼び込んだ原因と言えるでしょう。

・ [スキャナー]コロナ 重症化防げ
                    2020/07/24 05:00

URL : https://www.yomiuri.co.jp/medical/20200723-OYT1T50246/

まぁ、今更の感がある記事、2か月遅いですが。
これが一般的な感覚なのでしょうかね。 現場がこれでは困りますけれど・・・

・ 愛知最多97人感染 「東京・大阪に傾向近く」
                    2020/07/24 05:00

URL : https://www.yomiuri.co.jp/local/chubu/news/20200724-OYTNT50000/

ここには県内では、1~14日は感染者の8割以上が東京を訪れた人など首都圏由来だったが、15日以降は感染経路が不明なケースが増加、と記述されています。
この感染者の変化に国/東京都の無為無策の影響と無症状患者による感染及びトレース能力不足がはっきりと出ています。

全てが2週間以上遅れてしまっていますから、この先どうなる事か現状の状況からはもはや推測不能の状況。
名古屋だけでなく、大阪、京都、広島、福岡等もコントロール出来ているとは思えない状況ですし・・・

・  都内感染366人 医療体制「予断許さず」…
              入院964人 1か月で5倍に
                    2020/07/24 05:00

URL : https://www.yomiuri.co.jp/medical/20200724-OYT1T50069/

どの報道を見ても暗然とするものばかり。 これでは欧米のような状況になったら一体どうなるのか。
これからどう転ぶかは定かではありませんが、1500~2000人/日も有り得ない事ではありません。
本当にこれまで5か月間国、都、医療機関一体何をやっていたのか?ですね。
それぞれが単独で手元で出来ることだけをチマチマやるばかりで、一向に持てる資源を集約して有効活用出来る方向にも向いていません。 時間と資金の無駄遣いばかりが目につきます。

この間全国合計の4週各週の積み上がり側の合計は166、249、367、558と伸びているのです。 何ら有効な対策が打たれているとは思えない現状ではこの延長線上になるのは火を見るより明らかなのでは?
この数字は倍々ゲームに既に入った事を示しています。 なぜならこの間の増分は45、87・・・とすると来週の積み上がり分は921人? だとすれば東京都はあと2週を待たずに医療崩壊に直面する事になりかねません。

☆ CNN.co.jp より

・ ワクチンに望みをかける戦略は「正しくない」 米専門家が指摘
                    2020.07.23 15:39

URL : https://www.cnn.co.jp/usa/35157198.html

今の時点にならなければこう言う表現が出てこないのも解せない所ですね。
こんな事は武漢から漏れてくる当時の報道を見ればプロであれば2月の時点で分かっていなければおかしい。

最近はワクチンがあと僅かで供給可能になり、3億人分とか日本分として1億人分が準備され、これさえ出来ればもう大丈夫的な報道がなされていますが・・・

この新型コロナウイルスは多くの後遺症を残すだけにこちらの方が遥かに始末が悪いと言えます。
早くこの後遺症を抽出し、感染確定時点で症状進行を予測する為の診療手順を確立し、投与すべき対症薬を見出す事が寧ろ先決でしょう。
これが可能になれば、病床占拠時間も短くなりますし、重症対応ベッドの数も抑える事が可能になります。 それだけでなく、人的資源への影響も、今後の医療保険運用にもプラスに機能するはずです。

今迄開発されたワクチンの際も同じ、季節性インフルエンザと言われるウイルスのワクチンにしても効果がないに等しい有様、毎年3千人近い死者を出していれば役立たずに等しいといっても過言ではないのでは?
私はワクチンに期待した事がありませんので、インフルエンザのワクチンは接種した事はありません。
罹る時には罹るので、どの様な状態でも食事が摂れる体力・精神力(気力)を持つ方が大事だと考えています。 食中毒系の様に干すしかない場合は別として・・・


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