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オキシメーターを使った無呼吸症状追跡 [便利グッズ?紹介]

【 オキシメーターを使った無呼吸症状追跡 】

昨年9月に Neuroceuticals 製のスマートパルスオキシメータを購入してから月初に1週間睡眠中の脈拍推移、SpO2変化、低下回数(ODI)を記録しています。
20200507_無呼吸_元.jpg 左側はiPhone上の「Ring O2」の計測結果表示画面です。

白い枠の中には平均血中酸素濃度(平均SpO2)、最低SpO2 、平均脈拍、累積90%未満時間、低下回数(3%以上低下)、記録時間、低下頻度(ODI)とその評価レベルがカラーバーと▲で示されます。 それぞれの意味は下を見て下さい。

下の枠の中は上から脈拍変化、SpO2変化、体動回数になっています。
体動については動いているかどうかの判断用で値はどこにも出ないみたいです。
まぁ、ちゃんと寝返りを打っていればよいのでしょうね。
この機器の連続計測時間はナイトモード(睡眠時計測用で計測中の表示はない)で約10時間、モニターモード(SpO2と心拍数の連続計測)で約5時間になっています。
この計測結果の画面の一番下は表示スパンの選択になっていてデフォルトは10時間、5時間、1時間、30分と表示の拡大が可能です。
右端のルーペマークを押すと画面上にクロスヘアカーソルが表示され、白字で時間と計測値が表示されます。


スマート オキシメーター リング O2 から得られる情報について

・ 平均SpO2   測定時間内の動脈血酸素飽和濃度(SpO2)の平均値
・ 最低SpO2   測定時間内の動脈血酸素飽和濃度(SpO2)の最低値
・ <90%時間  測定時間内にSpO2 が90%未満になった合計時間
・ 低下回数    睡眠時間内にSpO2 がベースラインから3%以上低下
          した回数
・ 低下頻度    睡眠1時間当たりの低下回数(ODI)
          これが睡眠時無呼吸症候群(SAS)の傾向を見る為の
          データとして使われる。
          SASの重症度分類としてAHI(無呼吸低呼吸指数)
          という指標がある。
          AHI 5~15未満が軽症
              15~30未満が中等省
              30以上が重症となる。
      AHI 睡眠1時間当たりの無呼吸と低呼吸の合計回数
          低呼吸とはSpO2 の値が3~4%低下した状態をいう

《 今年の計測結果 》

 計測回   平均SpO2 最低SpO2 <90%時間 低下回数 低下頻度
1月1回目  96%   81.0%   3.7分   36    4.9
  2回目  96%   84.0%   0.8分   22    4.1
  3回目  96%   85.0%   1.0分   11    2.0
  4回目  96%   85.0%   1.3分   11    1.9
  5回目  97%   85.0%   1.5分   15    2.0
  6回目  96%   74.0%   4.9分   37    7.5
  7回目  96%   83.0%   1.8分   19    2.9
1月平均   96.1%  82.4%   2.1分   21.6   3.6
2月1回目  96%   88.0%   0.6分   36    4.9
  2回目  96%   73.0%   5.7分   22    4.1
  3回目  95%   82.0%   2.5分   11    2.0
  4回目  97%   88.0%   0.3分   11    1.9
  5回目  96%   90.0%   0.0分   15    2.0
  6回目  97%   76.0%   1.1分   37    7.5
  7回目  96%   76.0%   7.4分   19    2.9
2月平均   95.4%  81.9%   2.5分   17.0   2.7
3月1回目  95%   71.0%   13.5分   73    11.6
  2回目  95%   81.0%   7.0分   31    6.0
  3回目  95%   79.0%   3.8分   21    3.5
  4回目  95%   76.0%   7.9分   30    5.0
  5回目  96%   85.0%   2.4分   32    4.7
  6回目  96%   73.0%   3.1分   19    3.6
  7回目  96%   79.0%   3.2分   13    2.8
3月平均   96.1%  77.7%   5.8分   31.3   5.3
4月1回目  94%   73.0%   12.9分   44    8.0
  2回目  96%   82.0%   2.7分   23    3.7
  3回目  96%   71.0%   10.0分   36    6.1
  4回目  95%   84.0%   3.2分   31    5.1
  5回目  96%   86.0%   0.4分   14    2.3
  6回目  96%   81.0%   2.7分   27    3.8
  7回目  96%   79.0%   5.8分   34    5.7
4月平均   95.6%  79.4%   5.4分   29.9   5.0
5月1回目  95%   68.0%   9.3分   22    6.2
  2回目  96%   79.0%   4.0分   33    5.0
  3回目  96%   78.0%   8.6分   35    6.0
  4回目  95%   71.0%   14.4分   56    9.7
  5回目  95%   75.0%   7.9分   57    10.5
  6回目  95%   79.0%   6.9分   44    6.9
  7回目  96%   74.0%   1.9分   22    4.0
5月平均   95.4%  74.9%   7.6分   38.4   6.9

下の図は5月1回目の中の最も血中酸素濃度の低下が大きい箇所のリング O2 の記録波形です。
一番上部にある紫色の波形はICR-PS501RMで録音した鼾のこの部分に当たる所を Audacity で切り出したものです。
クロスヘアカーソルで時間とその時点の酸素濃度と時間が分かる様にしてあります。 これは4画面の合成で作っています。
内部処理はイベント処理の様ですが、クロスヘアカーソルの時間は10秒単位に動きますので時間精度はちょっと残念な数値です。

その下の図は常用しているMP3DirectCutで切り出した同じ部分の波形ですが、こちらはMP3の切り貼り用のアプリですので最小倍率が大きいので相当部分を3画面で合成したものです。
波形との位置関係が分かる様時間を入れてあります。
前の血中酸素濃度が一番下がっている部分では約1分30秒呼吸が止まっている事が示されています。 後ろの2瘤の方は途中でちょっと息継ぎがありますが幅は約2分30秒止まっています。

これがある上に4時前後に目が覚めるとそれ以降間欠的にしか眠れていません。 ここの所実質的睡眠時間が6時間いや5時間位しか取れていませんので、異様に眠くなってしまう事があります。
また、集中を切らすと一瞬ですが目には見えているのですが体の反応が遅れる様に感じる事が出て来ていて・・・

でも、ODIは上記の表の最悪値でも軽症の範囲なんですけど・・・それにこの数値が悪い日が上の症状が強い訳でもないので??
最近は実睡眠時間が5時間台だとダメみたい、とはいえ朝4時台には目が醒めちゃうんですよね。 風呂に入るとどうしても10時台には布団に入れないので・・・

それに物の置忘れ、直前行動の忘れ(充電し始めたのに忘れていて物を見て気づくとかケトルに水を入れにいってこれを置いて別の事をすると置き忘れたまま戻ってきたり、風呂場に眼鏡や携帯を置いたまま戻ったり・・・)の頻度が上がっているのが認知症の始まりか? 症状的には加齢による物忘れに分類される様ですが・・・あぁ~嫌だ々々、歳は取りたくないもんだ。
20200507_無呼吸.jpg
20200507_無呼吸_波形.jpg
----------------------------------------------------------------------

死者発生県における致死率
20200510_都道府県別死亡率.png
地方別感染者数推移(3/13以降)
20200510_地域別件数推移.png
上位9県感染者累積関東7県日別感染者数
20200510_上位件数伸び.png 20200510_関東日別発生件数.png
地域別をみると問題を含んだ所を持つ関東、中部、関西が揃って上向いています。
東京がフラットになるかと思えば他が鎌首を持ち上げかかる・・・

さて、5月10日の読売新聞トップは「コロナ対応8000病院DB化」、そして3面が「保健所負担減急ぐ」・・・ただここに書かれている内容も大阪が港区がと言ったバラバラ対応を示す内容で、国も府と同様のシステムをなんて今頃言っているらしい。 どこかにもありましたが「コントロールタワー強化」という発言、それと4日の専門家会議で「保健所」の問題が取り上げられたと言った記述が出て来ています。

今回のコロナの件で政府の中の各面のコントロールタワーの不在ぶりが露呈されてしまいました。 時間的余裕があるものであれば綱引きも許されるでしょうが相手がウイルスでは・・・
法令順守や内部規定順守もいいですが、こういう特例場面では超法規的措置が取れる逃げ道がなければ・・・
まぁ、こういうとガヤな野党が代案なしのままで騒ぎ出すことでしょうかね(^^;) ここまで政治と官僚機構が劣化したのには野党やメディアの責任も大きいと言わねばなりません。 是々非々ではなく、反対のための反対が多いですからね。 どうなっちゃうんでしょうね、この国は・・・

電気あんか電源切り忘れ対策 [便利グッズ?紹介]

【 電気あんか電源切り忘れ対策 】

冬になると手足末端が感覚がなくなる位冷たくなってしまいますが、古希を過ぎた途端足の指にアカギレ(赤くなり熱を持ち痒くなるレベル)が出来る様になってしまいました。 年々酷くなりましたので、3年目の今年は対策を採る事にしました。

その時の現象として冷え切った足のままで布団に入っても何時までたっても温まらず、トイレに起きて戻るとまた冷た!・・・

以前から厚手の靴下を履く等の対策を採っていたのですが、これではフローリングの傷防止の為に敷いているポンリウムの表面温度と等しいレベル迄下がっていました。

で、昨年12月から

・ 足元に東リのタイルカーペットを敷く。(余り断熱効果はない?)
・ 山善 電気ミニマット YMM-K404 を採用
     100V/27W

[山善] ミニマット(40角)ホットカーペット YMM-K404 [メーカー保証1年]

[山善] ミニマット(40角)ホットカーペット YMM-K404 [メーカー保証1年]

  • 出版社/メーカー: 山善(YAMAZEN)
  • メディア: ホーム&キッチン

・ 足には  ダイソウ 防寒ルームソックス
  足首には ダイソウ 防寒足首ウォーマーを付ける。

といった手を打ってみたのですが、大幅な改善はない為布団に入った後も足先が暖まる事がありませんでした。

で、年末布団に

・ ニトリ 敷きバッド Nウォームスーパー

を入れてみたのですが、ほとんど改善なし。 これはもう積極的に暖めなければ駄目だ・・・
かといって電気毛布のモワッとした温かさでは逆に寝れなくなるので、薄い電気あんかはないか・・・
ボタン電池が切れてビバホームにいった所丁度この種の物の大量セール中・・・
で、良さそうなものがありましたので早速

・ 広電  大判ソフト電気あんか VWF-271-P/27W

広電(KODEN) 大判ソフト電気あんか VWF271-P

広電(KODEN) 大判ソフト電気あんか VWF271-P

  • 出版社/メーカー: 広電(KODEN)
  • メディア: ホーム&キッチン

これで1時間位前から暖めておくと足先を脹脛に当てても冷たさを感じずに済む様になりました。

ここまでは良かった良かったなのですが・・・物忘れが酷い(昔からパラがダメ)なせいで電源の切り忘れが頻発。
この製品自体にスイッチがついていないのと延長コンセントも隠れた所にあるので操作しずらくつい後でと思うと(^^;)

で、自動的に切れるものはないか・・・最近はスマートハウスとかでリモートで電源を切る為のモジュールが出ていたはず・・・で探してみたらありました。

その中で一般的な横型の挿入口の物に取り付けて隣を邪魔しないものがありましたのでこれを amazon で調達してみました。
これは一般の2口壁付けコンセントに並べて取り付けられますので、設置はし易いですね。 価格もパナソニックのメカニカルタイプよりも断然安いですし、多分時計精度も電源が入る度に更新するでしょうから良いでしょう。

・ meross Smart Wi-Fi Plug Mini MSS110



梱包は非常に簡素なもの。
カルフォルニアで設計し中国で生産、ニューヨークの MRTECH USA が販売をするという・・・

仕様は AC   100~125V-50/60Hz 15A
    通信   IEE 802.11 b/g/n 2.4GHz
    音声対応 Alexa/Google Home/IFTTT対応

技適適合番号は R210-134318 となっていますが総務省の検索ページでは該当なしです。
ちなみに iPhone や ELECOM LBT-PAR500、同日購入した iClever の IC-BK22 は同じ検索要領でヒットしたので少々疑わしいですね。

添付品は小型の方形2つ折りのクイックインストールガイドだけ。

アプリのダウンロードからスマホと本体の接続要領およびLEDの点灯状態の解説だけです。

1. まずアプリ「Meross」をダウンロードしてインストールします。
2. 次に本体を接続する Wi-Fi ルータに近い場所のコンセントに挿します。
3. 電源スイッチを押してオレンジ色に点灯している事を確認します。
4. アプリを起動する。
4. Wi-Fi接続要求が出るので、スマホの設定の Wi-Fi を開き、接続をこの
  端末に切り換える。
5. 以後アプリの示す手順に従って設定する。
  これをネットワークに接続する際、ルータを選択しPIN(パスワード)
  を入力しなければなりませんので、これを準備しておく必要があります。
  また、MACアドレスでのゲートをしている場合は前以てルータにこの
  MACアドレスを設定しておく必要があります。
6. すべての設定が終わったら、コンセントの電源を切り本来の設置場所に
  取り付ける。

以後はコンセント単体で動作します。 また、設定内容の変更はアプリから直接行えます。 ただ、新しいものを追加する際には Wi-Fi 設定を切換て設定作業をする必要がある様です。

分かり辛い所は、毎日同じ時間にオン/オフをさせたい場合はすべての曜日を選択する必要がある事とオンとオフを別に設定しなければならない事でしょうか。
別建てでオフだけの設定がある意味も?ですね。

まぁ、毎日余熱の為に21時に電源を入れ、6時に電源を切るという単純な設定ですので簡単でしたが。

アプリは一つで複数のソケットをコントロール出来ますし、alexa 等で音声による制御も出来ますので色々楽しめそうではありますが、便利なだけにセキュリティ面では大穴を開ける様なものかもしれません。

Meterk MK54 電磁波測定器 購入 [便利グッズ?紹介]

【 Meterk MK54 電磁波測定器 購入 】

以前よりPC類からの磁束漏洩や高周波の電界強度が気になっていましたが、今迄探した際には適当な(廉価な)物が見つからず・・・
ここに来てふと気になって探してみた所、磁界強度・電界強度の双方が測定出来るものが手の届く辺りで出ていましたのでさっそくポチリ。

電界強度の測定周波数範囲が3.5GHz迄なので今後の5Gには対応しませんが、現状のLTEには対応しています。

《 製品名/製造元/販売元 》

製品名    : METERK MK54
製造元    : Shenzhen TOMTOP Technology Co.,LTD(中国)
販売元    : Fishing King, SLU(スペイン)

《 仕 様 》

磁界強度測定範囲  : 0.01~199.9μT/0.1~1999mG
    測定分解能 : 0.01μT/0.1mG
    周波数範囲 : 20Hz~300Hz
電界強度測定範囲  : 0~1999V/m
    測定分解能 : 1V/m
    周波数範囲 : 20Hz~3500MHz
周囲温度測定範囲  : -10℃~50℃
    温度分解能 : 0.1℃

バッテリー     : 単四*3本

《 表示部及び本体/付属品 》

amazon 製品ページ:
20191018_Meterk_電磁波計-1.jpg 20191018_Meterk_電磁波計-DS.jpg

☆ 最上段のマークの機能 左から
・ オフタイマー  ON/OFF
・ 警告ブザー   ON/OFF
・ バックライト  ON/OFF
・ HOLD    測定値ホールドモードにある事を示す
・ MAX     連続計測期間の最大値を表示する
・ AVG     連続計測期間の平均値を表示する

☆ 数字上段は磁界強度、下段は電界強度もしくは温度が表示される。

☆ 数値の上の列の“GOOD”/“BAD”は設定した値との比較で表示
  される。
  以下であれば“GOOD”超えていれば“BAD”が表示される。
  左側の空きは中国国内向けの漢字表示の様だ。
  “BAD”になるとブザーがなると共に画面全体が赤く点滅する。

☆ 数字の前にはバーで強度が表示される。 このレンジは設定値とは違い
  固定されている様だ。

☆ 数字の後ろは現在の単位を示す。
  ・ 磁界は mG(ミリガウス)もしくはμT(マイクロテスラ)
  ・ 電界は V/m
  ・ 温度の場合は ℃(摂氏)/F(華氏)

《 操作部 および 操作 》

☆ パワーボタン
 ・ ワンプッシュ    電源オン
 ・ 長押し       電源オフ
 ・ 通常表示でワンプッシュすると警告音のオン/オフになる。

☆ MODEボタン
 ・ ワンプッシュ    表示が現状値のホールド、これまでの最大値、
             最小値の順で切り替わる。

☆ UNITボタン
 ・ 通常表示でこれを押すと磁界の単位表示が切り替わる。
 ・ 通常表示でこれを長押しすると電界表示部が温度表示に切り替わる。
   この状態で押すと摂氏と華氏の切り替えになる。
   再度長押しすると電界表示に戻る。

☆ SETボタン
 ・ 通常表示でこれを押すと“磁界警報値”設定画面に切り替わる。
   値は上下の矢印ボタン(MODE/UNIT)で変更する。
   もう一度SETボタンを押すと変更した値をセットして
   “電界警報値”設定画面に切り替わる。 操作は同一。
   もう一度SETボタンを押すと変更した値をセットして
   通常表示に戻る。

☆ オートパワーオフの設定
 ・ MODEボタンを長押しすると切り替え画面が出る。
 ・ パワーボタンを押すごとにオン/オフが切り替わる。
 ・ MODEボタンを長押しすると通常表示に戻る。

☆ 表示部照明
 ・ SETボタンを長押しするとバックライトが点灯する。
 ・ この状態でSETボタンを長押しすると消える。

☆ 表示のゼロリセット
 ・ 磁界    パワーボタンとMODEボタンを同時に押して表示が
         出るまで待つと磁界のゼロリセットが行われる。
 ・ 電界    パワーボタンとUNITボタンを同時に押して表示が
         出るまで待つと電界のゼロリセットが行われる。

☆ 測定方法
 ・ センサー部分を対象物に近付けて行き最も数値が高い所を探します。
 ・ 対象物に対する接近角によって強度が変わる場合がありますので、
   面に対する角度も変えて探ってみる。

《 評価 および 測定結果 》

4つのキーと押し方の組み合わせですので、覚えてしまえば操作は簡単です。

☆ 測定結果

(機器正面全面を移動して計測)
値はMAX値 磁界(μT) 電界(V/m) 距離(cm)
iPhone 6s + 補助バッテリー
本体単体でアプリ動作中0.1311
i7-7700 Windows10 三端子アース54
Panasonic MX-3+AC Adaptor1.23799
これはバッテリー駆動でも変化なし。 CPU冷却ファン直上で最大値を
出しますので、モーターからの漏洩磁束?
USB/LAN/Audio繋いだままなので変化しなかった?
LENOVO TB8704X11
LENOVO TB8704X+AC Adaptor155
DELL U2412M0.73043
DELL は下に挟んでいる SANWA の PC用電源内蔵スピーカーの漏れ磁束の
影響が大きく上部は飯山よりすこし多い位ですが下部は・・・
このアンプ部からの磁束漏洩は桁違いで、1.6μTを超えてました。
飯山 E2472HD0.14437
PC操作時の頭の位置対 DELL  50
対 PC   90

操作ポジションでは磁気/電界共に0ですので問題なし。
iPhone 6s はいびきと睡眠監視アプリをバックで動作させたまま枕元に置くという現状の使用法では余り気にする事はなさそうです(^^;)
ただし、Bluetooth/Wi-Fiはオン、機内モードで Bluetooth 接続のアプリ2本起動状態にしています。

ただ、裏面ライト近辺は時折一瞬50~1.6μT程度の磁束が漏れる事がありますが、ポーリングやプッシュに対する応答か何かなのでしょうかね。 補助バッテリーに関しても、回路を持つUSBソケット部からは漏洩がありますが、これも規制値以下なので現在の用法でも問題はなさそうです。

20191018_Meterk_電磁波計-2.jpg各電源の大元は3端子(アース付き)の壁付けコンセントから集中オン/オフ用スイッチ付き三端子テーブルタップに落とし、PCはこれから直接、他は2端子テーブルタップに分岐して接続しているのですが・・・

で、家電品もついでに測ってみたら、冷蔵庫がバカみたい高い値を示しています。 見てみるとアースを繋いでいません。 納品に来たアンチャンが?だったらやっぱり。 電源の差し込みの下にチャンとアース端子が付いたコンセントボックスになっているのにです(^^;)

で、本来のアースポイントではありませんが上部のネジに端子を繋いで落としておきました。 一応フレームの隅、ドアのジョイント部との間の導通は確認しましたが、操作盤があるドア正面は0距離ではビックリする位の漏れがあります。
料理をする位置であれば、なんとか許容値に入って来る位には落ちましたが期待した程の効果はありませんでした。 反対側のドアでも結構な値ですので、漏れの大きな素子も遮蔽していない?ですね。
他の料理用家電、電子レンジ(アース付き)、炊飯器、電気ポット、トースターも皆結構な漏れが出ています。 まぁ、料理をする位置では規制値以下ですが・・・

【付記】ICNIRP(国際非電離放射線防護委員会) ガイドライン/国内規制

☆ 生活環境での電力設備を対象とした 50/60Hz の電磁界に関する規制

           電界      磁界
ICNIRP       5kV/m(50Hz)   200μT
          4.17kV/m(60Hz)
日本        3kV/m(50/60Hz) 200μT

最もシビアなのは
ベルギーの一部   5.0kV/m      0.2μT
米国ニューヨーク州 1.6kV/m(敷地端) 20μT(敷地端)
という地区がある。

☆ 生活環境での携帯電話及び基地局を対象とした高周波電界に関する規制

           電界
ICNIRP       36.8V/m(800MHz)
          41.3V/m(900MHz)
          53.3V/m(1500MHz)
          58.3V/m(1800MHz)
          61V/m (2000MHz~300GHz)
日本        44.8V/m(800MHz)
          47.6V/m(900MHz)
          61.4V/m(1500MHz~300GHz)
スイス        4.0V/m(900MHz)
           6.0V/m(1500MHz)
           5.0V/m(両者混在の場合)

一般環境での電磁界強度指針値は将来的には電界強度:83V/m、磁界強度:27μT になる予定?

☆ スウェーデンVDT(ビジュアルディスプレイターミナル)
  電磁波規制ガイドライン

電磁波     周波数帯     測定距離    測定基準値
電場(電界)  ELF(極低周波)  前面50cm    25.0V/m
        VLF(超低周波)  前面50cm    2.5V/m
磁場(磁界)  ELF(極低周波)  前面50cm    2.5mG
        VLF(超低周波)  前面50cm    0.25mG

睡眠時無呼吸症候群といびきの関連性について [便利グッズ?紹介]

【睡眠時無呼吸症候群といびきの関連性について】

若い頃から睡眠時無呼吸症候群(SAS)もちで呼吸停止が起きていると言われていましたが、どうしようもない眠気等が出るのはアレルギー性鼻炎が酷い時期だけでしたので余り気にしていなかったのですが、加齢と共にアレルギー性鼻炎は軽くなったもののほぼ年中になってしまいました。

その結果・・・

・ 就寝後3時間以降何度も目が醒める様になった
・ 3時以降に目が醒めるとそれ以降眠りが浅く何度も目が醒める。
・ 結果夜間頻尿(1~2回)状態。
・ 朝食後暫くするとどうしようもない眠気が襲ってくる日が増えた。

といった状況になった為、どうにかしてこの状態の改善を図って来ました。

《 実情を知る 》

・ いびきの実態を把握する

1. ICレコーダーで就寝時間帯の録音を採る。
 - いびきのレベル、かきかた、時間帯の把握
 - 呼吸停止状態の観察
2. Tablet/iPhone のアプリによる睡眠時間と睡眠品質の評価
 - 睡眠評価アプリ「Sleep Meister」、「Sleep」を就寝中に稼働させる。
 - いびき評価アプリ「いびきラボ」を就寝中に稼働させる。

以上のほかいびき軽減グッズやSAS対策グッズを試してきましたがいずれも効果なし。

- 口呼吸防止用の唇に貼るテープ類
- 顎のズレ/後退を防ぐバンド(口が開くのを抑える)
- 鼻孔拡張グッズ
- アレルギー性鼻炎/慢性上咽頭炎対策の鼻洗グッズ etc

《「いびきラボ」のスコアと酸素飽和度低下指数(ODI)との関連性》

いびきラボ・スコア  ODI  
13 9.7
1511.3
26 8.7
16 9.3
18 9.5
 3 7.5
20 9.0
32 9.7
2511.0
11 7.2
3210.3
13 8.0
16 9.9
1410.1
24 4.3
37 5.8
14 9.9
 8 5.6
1410.4
21 2.7
33 6.1


20191010_Snore&ODI_comp.jpg「いびきラボ」のスコアとODIの相関性があるものかと思いましたが、上記の数値をグラフ化して分かり易くしてみましたがまったく相関性は見当たりません。

「いびきラボ」はいびきの音圧レベルとかいている時間をベースとしたスコアを出すに過ぎませんので、やはりSASとの相関性を見る要素は含まれないといって良く、現状の機能ではいびき軽減対策用具の効果確認ツールの範囲に止まっています。

これを一歩進めて、いびきの波形評価や停止時間、連続回数、総回数等が拾われる様になればODI相当になるでしょうから録音をしている事を考えるとちょっと勿体ないですね。

SASやCOPDの疑いを抱いている方はこの種のアプリで見るのではなく、管理医療機器認証番号を持つ連続計測が可能なパルスオキシメータを購入する事をお奨めします。
スマートブレスレットにも血圧、心拍、血中酸素濃度を24時間計測出来るものが出始めましたが、これらはまだ1~2点/時間レベルのものです。 今回リング O2を評価して見て多点/フルオート連続計測でなければ意味がない事を痛感しました。
血圧にしても5~8回連続して計測してみると大きい時には上は30以上振れる事があります。 PCやテレビ等やちょっと別の事に意識を集中したりすると覿面大きく変動しますので・・・

連続計測が可能な機器は皆結構高価ですが、リング O2は現状2万円程度で入手可能ですのでお奨めです。
アプリも分かり易く以下の項目を蓄積していますし、画面をキャプチャして編集すれば結構利用価値があるデータが残せます。

・ 平均SpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)
・ 最低SpO2
・ 平均脈拍
・ <90%時間(SpO2が90%以下になった時間)
・ 低下回数(ベースから3%以上SpO2が低下した回数)
・ 低下頻度(ODI:時間当たりの最大低下回数)

プロットの時間軸拡張機能とクロスカーソルを使えば、ある1点のSpO2と時間が分かりますので、2点を見れば大体の呼吸停止時間が分かります。

20191006_RingO2_SAS_Breath3.jpg 左図は始点・終点の画面のキャプチャー合成は今迄で一番長い呼吸停止です(^^;) この製品ならばこれらが個人レベルで確認出来ますが、一般的な手指式ではこんな精度のデータを得る事が出来ません。 これよりも高額な製品でもこういったアプリがないものでは単なる数値しか得られません。 私の場合は、ODIの数値的には軽度の中でも真ん中位ですが、どうも呼吸停止時間と最低SpO2には相関はない様で、同じ最低SpO2でもその停止時間の長さがまったく違う事があり、日によって睡眠時間やこれらの単独数値では悪くはないのに眠気が強く出るといったケースがあります。
20190905_RingO2_SAS_Part.jpg それと同じODIでも呼吸停止時間が長い物が連続するといったケースもあるので、リスク判断をするにはSpO2の波形変化、停止時間、心拍変動を組み合わせて見る必要がある様です。 SpO2の変化が大きくなると心拍も急激に変化繰り返しますので、やはり心臓への負担も増えるのは明らかですが、この辺りが見える形で出てきます。 まぁ、だからと言って手の打ち様がある訳ではありませんが・・・

《 Amazon リングO2 ページ》




パルスオキシメータ リングO2 購入 [便利グッズ?紹介]

【パルスオキシメータ リングO2 購入】

睡眠時無呼吸症候群(SAS)を持っており、自身の症状のレベルを判定したいと思い睡眠時のいびきの状態の録音やいびきのレベルをチェックするアプリ等を使ってきましたがおおよその見当はつくものの正式の判定のレベルであるAHIを導くところには行きつけません。

かといってこの値を直接出すものは管理医療機器にしかありませんし、値段もスタンダードの軽や小型車が買えそうなレベルです。
で、色々考えていたらひょっとしたら血中酸素濃度の自動計測器にほぼこの機能を果たすものがあるのではないかと・・・
というのは血中酸素濃度は

・ 正常値  100~95%
・ 下限値   90%    90%未満は「呼吸不全」として扱われ要治療

連続若しくは平均値が 90% を切る様であれば要治療となっていますので、ひょっとしたら低下回数と頻度を出すものがあるのではないか・・・

で探してみた所、意外と廉価に最大10時間以上連続測定出来るものが見つかり、Amazonでの取り扱いがありましたので購入してみる事にしました。

商品説明サイト :  http://www.ringo2.jp/ringo2p.html
製造販売業者  :  株式会社ニューロシューティカルズ
           http://www.nci-md.com/about.html
製造業者    :  Shenzhen Viatom Technology Co., Ltd.
           https://www.viatomtech.com/

製造業者のページを見てみますと、アマゾンで販売されている心電図計やパルスオキシメータの多くがここのOEMの様です。
この製品は管理医療機器としての認証をとっていますし、技適認証も取っていますので、Amazonで売られている他の中華物に比べればその信頼度は遥かに高いと思って良いでしょう。

で、上記のページのアプリの説明をみた所、測定結果表示に「ODI3%」の発生回数及び時間率がありました。
これは血中酸素濃度が3%低下した回数と時間率を示し、SASのスクリーニング検査の判断に用いられる物ですのでAHI相当と考えてよいと思います。

《Amazon 商品ページ》


《製品の主たる仕様》

ハード:
バッテリー容量 : 130mAh/3.7V
充電電圧    : DC 5V ± 10%
充電時間    : 90%充電迄 2時間以内
稼働時間    : スリープモード 10時間以上
          モニターモード  5時間以上(Bluetooth常時接続)
コネクタ形状  : Micor-D (HDMI) 規格!
寸法/重量    : 44*25*15 12g(本体のみ) バンド含み 37g

SpO2 測定範囲  : 70 ~ 100%
SpO2 測定精度  : 80 ~ 100%:±2%  70 ~ 79%:±3%
心拍測定範囲  : 30 ~ 250 bpm
心拍測定精度  : ±2bpm か ±2% の大きい方

スリープ記録:
記録時間    : 最大10時間
保存データ項目 : SpO2、脈拍数、体動

歩数計:
計測範囲    : 0 ~ 99999歩

対応機器:
Android    : 4.4 以降
iOS      : 9.0 以降 iPhone 4s、iPad 3 以降
Bluetooth   : 4.0BLE付 (アプリからの接続しか出来ず)

《アプリで取得出来る情報》

・ 平均 SpO2    測定時間内の動脈血酸素飽和度(SpO2)の平均値
・ 最低 SpO2    測定時間内の動脈血酸素飽和度(SpO2)の最低値
・ 低下回数    測定時間内に SpO2 値がベースラインから3%以上
          低下した回数
・ <90%時間  測定時間内に SpO2 値が90%未満になった合計時間
・ 平均脈拍    測定時間内の脈拍数の平均値
・ 記録時間    測定開始から終了までの時間
・ 低下頻度    1時間当たりの低下回数
          これは時間平均ではなく1時間のスパンの中での
          最大頻度の様だ

☆ この低下頻度がSASの傾向を見る時に使用される。
  SASの症状の度合いをみる判断基準であるAHI(無呼吸低呼吸指数:
  睡眠1時間当たりの無呼吸と低呼吸(SpO2 値が3~4%低下した状態
  )の合計回数がありますが、先の低下頻度がこれと相関があるとされる。

指先を挟む単機能のものでもある程度名前を聞くメーカーの物は7000円以上しますので、アプリで計測結果の変動波形を拾え、その画像保存が出来る事を考えるとCPは高いと言っていいですね。
他メーカーではこの機能以下の物でも倍以上しますから・・・

《 総 評 》

使用してみた結果、SASのスクリーニング検査を受けたに等しい結果を得る事が出来、かつそれを継続出来るという事が確認出来ましたのでそのコストパフォーマンスは非常に高いといって良いと思います。

パルスオキシメータは指先を挟むタイプの単機能型でも¥7,000- ~ ¥20,000- しますので、以下の様な数値的なデータに加え、最大10時間という計測時間全体のグラフ化された結果を僅か ¥20.000- 以下で手に出来る訳ですからそのCPは非常に高いですね。

病院に掛かり、自宅で行う簡易検査迄に掛かる総コストはその直接負担分だけでも多分この製品を購入する以上になるのではないかと思いますし、一回限りですからね。
いびきの程度もですが、SASの症状自体も日によって大きく変わりますので、1回限りの検査では軽症の方も悪くすれば中/重症の扱いを受ける可能性があります(^^)

これを使って複数日にわたり計測してその傾向を把握する方が寧ろ精度が高い判断が出来る様な気がしています。

これは

・ 10時間連続計測が可能(一般的睡眠時間はカバー可能)
・ 平均SpO2、最低SpO2、低下回数、低下頻度、90%未満時間、総時間
  を数値として得る事が出来る。
・ 計測期間の全データをグラフ化してみれる。
  酸素濃度低下の発生状態を発生時間、時間経過を含む波形として参照
  出来る。
・ 数値/グラフ化された測定結果が保存出来その結果を遡って確認出来る。

これだけの機能を提供する機器は個人で購入可能なCPレベルではこの製品以外には存在しないと思う。
倍以上の価格の製品よりも高機能で使い易いのではないか。

ですので、いびきや睡眠時無呼吸症候群、昼間の眠気等に悩まされている方にはこの購入と自己検証をお薦めします。
一般的サラリーマンの1日のコストもしない訳ですから、これで結果を得る事が出来れば安いものだと思います(^^)

《ハード/ソフトに関しての印象》

・ 商品及び付属品

  全体の形状は腕に沿うようになっているので収まりはよく取り付ければ
  安定しているが・・・

  いずれも管理医療機器であるが故かもしれないが、以下の疑問点がある。

1. 充電/センサー接続/外部出力用コネクタは何故 HDMI Micro-D ?
  USB-A to HDMI Micro-D 等といったケーブルは市販されていないのに?
  Micro-USB ではないので要注意!
  わたしもマニュアルを見ない人なので、Micro-USB A/B を当てがって
  あれ? HDMI Micro-D コネクタなど使った事がなかったので、ネットで
  調べて HDMI 用だと気づいた位。
2. ベルトの固定法に何故PIN型を使った?
  しかも2ピンなのでやり辛い。 バックルタイプの方が片手でもやり
  易いのでは?
3. ベルトの厚みが厚い為、PINの長さが長い。
4. 本体側接触子と対ベルト固定PINが兼用になっているが突出し過ぎ
  では?
5. センサーユニットについてはチャチな印象が否めない。
 ・センサーユニットの径の自由度が低いのでは?
  私は手が小さな方ですが、右人差し指第1関節での引っ掛かりが強く
  千切れそう。
 ・ケーブル長が手を下に曲げるとギリギリ。

・ マニュアル(製品付属分)

1. マニュアルは余り読み易いものではないし、医療業務用を意識した記述に
  なっている。

2. アプリケーションに対する記述はほぼない。

⇒ これについては別途カラープリントでアプリケーションの使い方の説明が
  添付されていたので何とかなったが・・・
  アプリから得られる情報の意味についての説明が添付されているので
  この点は有難かった。
  また、先に挙げた「商品説明サイト」を併用すると理解が早いと思う。

《計測結果》

  平均SpO2 最低SpO2 <90%時間 低下回数 低下頻度 総時間
95%80%10.6分609.7回/時391.7分
95%77%6.0分6711.3回/時381.5分
95%80%3.4分548.7回/時392.1分
95%79%8.0分549.3回/時376.8分
94%78%8.4分619.5回/時410.1分

低下頻度はODI(3%低下頻度)の事であり、AHI(無呼吸低呼吸指数:睡眠1時間当たりの無呼吸と低呼吸(SpO2 値が3~4%低下した状態)の合計回数と等価と考えて良いので、私の数値は 8.7 ~ 11.3 (平均 9.7)なので下記のAHI判断基準に従えば軽症の中程という事になります。
この状況はSASという診断になりますので「CPAP療法」の保険適用は可能な様ですが、今の処様子見・・・

SAS重症度分類

軽症 5 ≦ AHI <15
中等症 15 ≦ AHI < 30
重症 30 ≦ AHI

というのも「アレルギー性鼻炎」・「慢性上咽頭炎」に伴う鼻詰り、鼻汁、咽喉・喉頭蓋・上部気道鬱血等の症状がありますので、まずこの治療が優先されます。 が、これらの炎症で耳鼻科等に何度か掛りましたが、その治療実績が何れも他の症状が出る等、寧ろ悪化させる方向にしか働いた事がない為、私のこれらの症状に対しては一般的治療は効果がないという判断をしています。

また、効果があるという鼻洗浄やいびき対策グッズもほとんど試してみましたが改善効果が出たものが今の処ありません。
まだ試していないものは

・ マウスピース(市販の物は冠を被った歯がありますのでNGでした)
・ 軟口蓋切除術
・ CPAP療法   の3つ位かな

軟口蓋周辺は加齢によりビロ~ンと伸びていますのでこれも原因の一つかもしれませんが、口呼吸の状態でもいびきをかいていますので舌降下による気道閉塞が主因だと思います。

だとすれば、外科的処置は予後別の不具合が出たり再発もあるという事ですので除外という事になり、後は「CPAP療法」のみ・・・
ただ、あの器具を付けて寝るのは・・・・(^^;)>

尚、別のパルスオキシメータ(国内医療機器認証なし)での年初からの
測定結果では

朝の血圧測定前に計測    平均 96.7% 最高 98% 最低 95%

この製品による計測結果では各5回とも夜間平均は 94~95%、昼間は すべて 96% でした。
双方精度は ±2%ですので、ずれが1%程度出るのは仕方がない処でしょう。

《 測定結果サンプル》
20190905_RingO2_SAS_Full.jpg 20190905_RingO2_SAS_Part.jpg
睡眠時測定結果全体像(10時間) 77%低下部分拡大像(30分間)
20190914_RingO2_SAS_Breath1.jpg 20190914_RingO2_SAS_Breath2.jpg
呼吸停止時間
全体図右下の虫眼鏡を
押すとクロスカーソルが
出ます。
呼吸開始時間
クロスカーソルを指で
スライドすると時間と値を
見る事が出来ます。


私の場合は録音も取っていますので、経過時間を合わせてみれば正確な呼吸停止時間を知る事も可能です。 上図 77% 低下部分では約1分2秒呼吸が停止していました。
下2つは別の日の例でクロスカーソルを使って時間を出した結果ですが、この時は1時35分14秒から1時36分34秒迄1分20秒停止していた様です。(96%/82/1:35:14~78%/88/1:36:34)

付録:不整脈の種類について [便利グッズ?紹介]

【付録:不整脈の種類について】

不整脈についてネットの情報を自分なりにまとめて保存稿として揚げています。
ずぶの素人が自分用にまとめたものですので、誤認等もあると思います。
それぞれの内容に関してはこれを信用するのではなくご自身で調べてみてください。
この稿に関して、私は何の保証も補償も出来ませんし致しません。

《不整脈の分類》

(1) 期外収縮      心房性
    (脈が飛ぶ)    心室性
(2) 徐脈        洞不全症候群
    (脈が遅くなる)  房室ブロック
(3) 頻脈        心房頻拍
    (脈が速くなる)  心房細動(粗動)
              発作性上室性頻拍
              心室頻拍
              心室細動
              WPW症候群

胸部に不快感や痛みを感じる場合不整脈では数秒から数十秒で痛みは消える。
狭心症や心筋梗塞の場合では痛みが長く続くので判断出来る。
脈が飛んでいるのは心臓が止まっているのではなく、本来のリズムではなく
心臓が動き血液の吐出量が減る為、脈として感じられず飛んだように思える。

《怖い不整脈とは》

1. ふっと意識が遠のく/急に意識を失う・失神する
2. 脈拍数40以下で体を動かすと強い息切れを感じる
3. 脈拍数120以上の頻脈が突然始まり、突然終わる
   脈が完全に不規則に打つ
   多くは脈拍が150以上になり血圧が下がる為脈が触れにくく
   息苦しくなり冷や汗が出る
   心房細動の場合はばらばらに打ちかつ早くなるのが特徴

《怖くない不整脈》

脈がたまに飛ぶ、症状のない徐脈はほとんどの場合問題はない
徐脈も脈拍が60前後以上で規則正しく打っていれば問題ない
頻脈も脈拍が120以下で規則正しく打っていれば問題はない

《不整脈の判断基準》

脈拍    60未満もしくは120以上
脈のずれ  1000回/日以上

《症状からの判断》

頻脈性不整脈    動悸や息切れ
徐脈性不整脈    めまいやふらつき、失神

《心電図からの判断》
20190504_N85_Tachycardia_2.jpg

(上図の P-QRS-T の出るタイミングと形状によって)

P-QRS-T の形は揃っているがその間隔が長いか短いかによって

1. P波が一定間隔で出ている場合(洞調律の狂いによるもの)

 ・ 洞頻脈     100回以上の脈
 ・ 洞徐脈      60回未満の脈

2. 基本のリズムが狂う

 ・ 期外収縮    次の P-QRS が早く起きる。
   - 上室期外収縮   P波がある場合
   - 心室期外収縮   心房の興奮とは関係なく心室が興奮する場合
 ・ 補充収縮    次の P-QRS が遅れる。
 ・ 上室頻拍    P波がQRS に隠れる場合
 ・ 心室頻拍    T波被さった様に P-QRS が出る場合
 ・ 心房粗動    心房の興奮が著しく早くかつ規則的で QRS が
           2ないし4回に1回現れる場合
 ・ 心房細動    P波が明瞭でなく細かく不規則な波形が連続し、
           R-R間隔が全く不規則になる。
 ・ 心室細動    P波、QRS波、T波等を見分けられず、不規則な
           スパイクの連続

3. P波欠落

 ・ 補充収縮    心房の興奮が突如遅くなり、心房や心室の自家発電で
           QRS が出て心停止を防いでいる。
 ・ 洞停止または洞房ブロック
           通常心拍の整数倍のP波欠落による一時心拍停止

4. 興奮伝達異常

 ・ 第Ⅰ度房室ブロック    P波から QRS までが長くなるが拍動は
                欠落しない
 ・ 第Ⅱ度房室ブロック    P波から QRS までが長くなり時折 拍動が
                欠落する
 ・ 第Ⅲ度房室ブロック    房室は洞調律(P波)心室は補充調律で
                動いている
                P波の出現と QRS 出現が同期せずにずれて
                拍動している

N58歩数計精度確認 [便利グッズ?紹介]

【 N58歩数計精度確認 】

外に出る機会があったので、ついでにN58の歩数計精度の確認をしました。

《歩数計精度確認》

市販の万歩計/活動量計等で歩数精度が記載されているものでは

山佐    ±3%以内
タニタ   ±5%

昔使っていたのオムロン製の取説には記載がありませんでした。

といった具合で相対差による確認以外に手段を持ちませんので、以下の3種による比較を行ってみる事にしました。

場所は公園の1.6km周回路 池を囲んだ周回路では学生さんや常連さんが走っていますので邪魔にならない様その外側の約2.5m幅の通路部を歩いてみました。
なので、実際の距離は少し長いと思われますが・・・
物の状態は左手に N58 をして手に TAB4 を持ち、V10 は右手付けました。

経過時間  17分 1600m 5.65km/h 1.569m/s 歩幅71.9cm
TAB4歩数計表示距離 1740m 6.14km/h 1.706m/s 歩幅78.2cm

因みに一般的な身長換算の歩幅は 78.5cm ですが私の場合はこれより大分狭くなっているでしょう。
  使用機器   アプリ    総歩数    差     歩幅  
TAB 4 8 Plus 歩数計    2,225歩   100%として  71.9cm 
V10 H-Band2  2,237歩  100.54%  71.5cm 
N58 WearHeart   2,292歩  103.01%  69.7cm 

といった所ですので、上記の3つはまぁ合格としてもよいのではないでしょうか。

そうそう、2011年シドニーに住む男性1705人に対して歩行速度と死亡率に関する ROC 解析の結果では、1.36m/sec(約5km/h)では「死神に追付かれなかった=死神の歩行速度」と言われているそうです。 0.82m/s より早く歩く群では遅い群と比較し死亡率が1.23倍低かったとか。

久しぶりに速歩で歩いたら最初は脹脛や腰が重かったですが、終わったら血の巡りが良くなったのか体全体が軽くなりました。 やはり歩かなきゃですね~(^^;)>

紫外線による発疹防止用長袖シャツ購入 [便利グッズ?紹介]

【紫外線による発疹防止用長袖シャツ購入】

昔から紫外線に弱く、長く日に当たると小さな赤い発疹が腕に出ていましたが、昨年辺りから皮膚の再生能力の衰えなのか一度出た発疹が消えてくれません。

先月下旬車の洗車とワックスがけ&フロントガラスの撥水処理をしたのは良いのですが、両腕ともに発疹だらけ。 それも裾野が広がって昔よりも大きく出ているみたいです。

今月半ばには地区の合同清掃があり、1時間半日の下に曝される事になります。 接触性アレルギーと花粉症がありますので、マスクと集めの長袖シャツを着てゆくのですが、例年終わった後は腕と顔は発疹に悩まされます。

何か良いものはないか考えていたのですが、豪州で紫外線による発疹保護に関する規格が出来たという様な話があった事を思い出し、探してみたらありました。

《UPF(紫外線保護係数)評価規格》

これはオーストラリア/ニュージーランド規格 AS/NZS4399 「日焼け防止衣料-評価と分類」というものです。
UPFの分類は 15/30/50/50+の4レベルに分けられます。
これは紫外線の「A波」「B波」双方に対し相対的にどの程度の能力を有するかを示すもので、未着用時に比べ何倍の遮蔽力を有するかの指標になります。
この規格では素肌のままで20分程度で肌が赤くなる紫外線量を想定し、同じ条件になるまでに何倍の時間が掛かるかを示します。
例えばUPF30であれば、20分*30=10時間掛かるだけの遮蔽能力を持つ事を示します。
UPF50+は50倍以上である事を示します。 例え120倍であっても50+ということ。

アマゾンで探してみたらありましたので、さっそくサンプルで1枚購入してみました。 水着となっていますので少し抵抗はありましたが、未だに消えぬ発疹とはおさらばしたいので・・・

《アマゾンの商品ページ》
20190508_TESLA_MSS03-WHT.jpg

購入した物はMSS03-WHTの
日本Mサイズ(欧米のSサイズ)

《メーカーの商品ページ》

URL : http://teslagears.com/view/product.jsp?simple_model_name=MSS03

《2019/05/08 の肌の状態》
20190508_TESLA_MSS-03-Rash.jpg 約2時間炎天下半袖ポロシャツ姿で洗車した結果でその2週間経過後の状態。 未だ少し痒みが出る事があります。

《2019/05/19 合同清掃後》
20190519_TESLA_MSS-03-Rash.jpg 草の葉などにもカブレますので、これを肌着代わりにその上に長袖シャツを着て約1時間半作業後の腕の状態
いまいち効果が・・・顔面には突っ張った様な感覚と少し腫れた様な個所が出ていますが、腕の方は赤発は増えてはいない様です。
汗と埃をシャワーで流した後手洗いですが石鹸を付けて擦ったせいか元の発疹が浮き上がった様で・・・


心電図が採れるスマートブレスレット購入 [便利グッズ?紹介]

【 心電図が採れるスマートブレスレット購入 】

【2019/05/17 12:00 追記】

N58、本体は非常に気に入って使っています。 それと拾えるデータに関してもそこそこ精度がありますし。
なにしろ装着感が良い事、以前使っていたものよりも随分重いのですが重さを感じません。 そう、異物感がない。
それと視認性も良いので。
それとバッテリーのもちも。 16日目に入りますが、2回目充電後インジケータは未だ半分、1回の充電で1週間以上もつのは間違いありません。 毎日心電図計測を平均10回、校正を含めると多分200回位計測して、でです。

ただ、アプリがね~

最大の問題は一つのアクション毎に「アップロード中」と表示して輪っかが回り秒単位で待たされる事ですね。 アプリ内の定数から持って来ていると思われるページはすぐに出ますので、1件毎にネット越しのアクセスをしているのか1操作毎にイライラさせられます。 過去に遡って日を追う時が最悪です。
ECG側の血圧、心電図はそれなりの精度なのとバッテリーのもちで使っていますが、これがなかったら正直おさらばしたい位です。

このやり取りのせいか、心電図の計測結果が直後に消えたり、端末が側にないと心拍自動測定結果が飛んだりという問題が出ています。
本体側に測定結果を保持していないとは思えないのですが、リロードはしない様ですし次の測定時に2件分拾うという事もない様です。

そういう意味では本体の設計思想にも欠陥があるのかも。 常に電源が入ったアプリが起動された端末が側にあり、ネット接続が保証される前提でシステムを組むというのはこの種の製品では有り得ない。

本体と端末/アプリがある限り、過去のデータを保証出来るのであればいいのですが、たぶん現状では出来ないでしょう。
心電図は異常検出時と正常時の基準分を画面キャプチャで保存出来ますので最低限は確保していますが、後はサーバーが飛んだり、会社が潰れたり等色々な要因で全損になる覚悟をしておかねばなりません。 本体とアプリ/端末だけではアプリの操作はなにも出来ない様なので。

そうそう、このアプリの強制停止も出来ません。 アプリを停止しても通知領域にアイコンが出たままになっているので、これを止める為強制停止を押してバックグラウンドタスクを止めたのですが、一瞬消えますがまた復帰します。 この行為は私にとってはあってはならない行為、これがこの製品のアプリでなければ、即アンインストールする行為です。 ネットワークを切った状態でも復帰しますので嫌ならアンインストールしかないという事、心電図データを人質の様な物です。

【2019/05/14 09:00 追記】

本日06:00~07:30頃迄中国のネットワーク異常か「WearHeart」のサーバー異常かはわからないがアプリケーションサーバーに接続不能となった結果、この間過去のデータ全てを失ったに等しい事態になった。
サーバーに繋がらないと何も出来ないという事は常時データ喪失リスクを負うに等しい。 こんなアプリデザインはない。
データは端末側に保管し、ネットワーク接続が出来なくても ID/PW が正しければ過去のデータの参照は可能にすべきだ。
ユーザーはこの手のアプリにセキュリティマネージメントは求めていない。
最近こう言ったユーザーオリエンテッドではないアプリが増えて来た様に思う。
N58は過去のスマートブレスレットの中で最も良い出来だっただけに残念。
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毎年何度か結滞が気になる事があります。 この時期には時折血圧計で脈間隔で引っかかります。
私の父親の家系の男性はほとんど皆中年以降足の浮腫みと結滞を持っていますので、私にも遺伝しているみたいです。

感覚的には少し脈が薄く消える様な感じと何となく咳をしたくなるような違和感が生じます。
で、昔ですが胸が少し締め付けられる様な押さえ付けられる様な感覚が出て何度か病院に行ってみましたが、引っ掛かったのは一度だけ。 病院で心電図を採る時にはもう症状は消えていますのでまず引っ掛かりません。

で、症状が出た時にすぐに測る方法はないものかと探していましたが、当時は携帯型すらありませんでした。

最近オムロンや三栄メディシス等から小型の物出ていますが、携行型ではあるものの常時身に付ける形ではありませんし、個人用とではちょいと価格も・・・

現在迄スマートブレスレットを3機種程使ってみましたが、血圧、脈拍、睡眠品質いずれも満足の行くレベルには至っていませんでした。

で、次の物を物色していた所 ECG/PPG方式の物がポツポツ出て来ているのが気になり始めて。

オムロンのHCG-801心電計を買うか迷っていましたが、形状的に見て常時携行するには無理がありますし、計測の度に胸を開けねばなりませんので踏ん切りが付かず・・・
センサーを張り付けるタイプも常用は無理がありますし、このタイプのホルター心電計は個人用には・・・ですので選択肢がほとんどない・・・

少し前にECG方式の腕時計型の物の計測波形の画像を見かけて、素人でも差異が判るレベルに近いかも・・・それに腕に付けますので、異常を感じた時すぐに計測出来、その時の波形を記録しておけるというのは他にないメリット。

で、さっそくポチッと・・・



20190502_N85_package.jpg 20190502_N85_contents.jpg
20190502_N85_bracelet.jpg 【左上】 外装化粧筒の中に右側の
     箱が入っていた

【 上 】 内容物

*本体  スポンジの緩衝材の中に
*ガラス保護フィルム
*マニュアル 英語と中国語のみ

【左側の内箱】

*充電ケーブル(磁石式ケーブル)
*交換用ベルト(樹脂素材)
*ベルト交換用工具(ピン抜き用)
標準フェースの配置
歩いた距離    歩数
日-月-年 曜日
時 : 分
消費カロリー   心拍数
接続状態     電池残量

《仕様》

本体 外形寸法    : 横 43mm 縦 48.5mm 厚さ 13mm
   重  量    : 36.9g スチールベルト込み  66.8g
   バッテリー容量 : 250mAh(200mAh と記載した所も?)
             スタンドバイ=約15日
             使用時間=約5~7日
   充電方法    : 2ピン端子磁気吸着方式
             USB2.0以上 付属専用充電ケーブル
             1.5時間(2時間と記載した所も?)
   表示部     : 1.22インチ IPS 240x204
   操作部     : 龍頭型ボタン  長/短/3秒以上押しの3種
   通信方式    : Bluetooth 4.2
   計測部     : PPG 方式用  2穴光心拍センサー
             ECG 方式用  本体裏面  17mm間隙のプレート
                    本体前部外周金属部
   防塵防水性能  : IP67  生活防塵防水
   ベルト     : 銀又は黒の金属メッシュ、皮のタイプもある。
             予備ベルト  シリコンラバーのバックルタイプ
             これは親切、多分汎用品は使えないので。

端末 サポートOS   : Android 4.4以上 iOS 8.0 以上
             これらで動作するスマートフォン/タブレット

機能 時計      : 年/月/日 時/分  端末と同期
             秒はデジタルはドット点滅、アナログは秒針
   サポート言語  : 日本語含む  端末に同期
   歩数計     : 歩数、距離、カロリー消費量
   心拍計     : PPG方式  手操作及び24時間正時計測指定可
             ECG方式  本体/アプリ問わず計測値は保存
   血圧計     : PPG方式  手操作(計測値は保存されない)
             ECG方式  本体/アプリ問わず計測値は保存
   心電図     : ECG方式  本体/アプリ問わず計測値は保存
             表示/画像・PDF等による書き出し可
   睡眠モニター  : 加速度方式 基準睡眠期間 22:00-08:00
   スポーツモード :
    ランニング、ウオーキング、登山・・・活動時間、心拍数、歩数
    自転車、卓球、バドミントン、バスケットボール、サッカー
                   ・・・歩数に代えカロリ消費量
   タイマー    : 全日、曜日選択、単独 同時5本登録可能
   ストップウォッチ: 停止積算型   ラップ機能はない
   電話/リマインダ : 本体側に最後の3件を記録出来る。
   通知      : アプリからの通知   Line等9種
             端末から 薬飲み、水飲み、座り過ぎ、会議通知
   腕上げ点灯   : 端末画面の表示を龍頭押しを腕上げで代替する
   お休みモード  : 22:00~08:00 の間腕上げ点灯を殺す

20190502_N85_manual.jpg
マニュアルは中国語と英語のみで表裏印刷。 上記のマニュアルの画像は前後1ページを端折って中8ページを分割し4ページ上下に結合したものです。 文字はゴマメ、HAZUKI を掛けても全文読んで見る気にはなれませんでした。

表示についてはテキスト表記と思われる部分は日本語表記(翻訳レベルは?ですが)
画像に関しては英語表記のままの様です。 例えば「座り過ぎ警告」=sedentaryといった具合。

一度ざっくり訳してみようかと思いましたが、実操作の流れに即していないので必要な部分を摘み食いで使ってみました。
それに文字が私には余りにも小さいので、一度テキストエディタにでも落としてからでないと眼がオカシクなりそうで・・・
既に目がちらちら(^^;)。

それとこの機種についての期待は心電図のみ(^^)

・ 心拍は24時間ですが、数値的には最高・最低・平均・睡眠時平均のみで
  一日はグラフ表示。
・ 血圧は心電図計測時のみ
で、手首血圧計との差が小さければこれの採用もありますが・・・

アプリの考え方は Fit751 の系列でデータはグラフ化する等の工夫が少なく単発・散漫に提示されます。

現在過去の機種、Fit751 は毎朝血中酸素濃度測定にだけ使っています。
V07S は電池が衰弱してしまい使用不能、V10 は心拍/血圧の精度が今一つな上ソフトのアップデートの度に睡眠の精度が落ちていますので、現状は参考だけでデータは使っていません。

健康管理データはスマートブレスレットが示すものには信が置けず、TAB4 8 Plus 上で動かしている「Sleep」と「いびきラボ」いうアプリが睡眠系のデータソース、心拍・血圧は EW-BW10 での5回計測平均を使っています。

20190502_N85_ECG-PPG.jpg 20190502_N85_ECG_prot.jpg
測定結果参照画面ECG/PPG計測心電図

測定結果は上記の様な物で、波形は画面に表示した物をファイルで書き込みならばjpgでフォルダに入れる事が出来ました。 その他ファイルマネージャ系のアプリへの転送、PDFへの変換、GMail添付等色々な手段で転送が可能です。 同様な事は画面キャプチャーでも可能ですので、個人で通常との差異判断用には使えそうです。

上は本体でのECG心電図計測の実施動画です。

これ以降の説明部での黄色の文字部分については個人的に使用しないので未確認である事を示します。

《初期設定要領》

1. サポートアプリの入手とインストール

N85をサポートするアプリは「WearHeart」というもの。
Android は Google Play から、iOS は App Store からダウンロードする。
他に同じ作者の「WearHealth」というソフトがあるので注意。

2. スマホ/タブレットの Bluetooth/インターネット接続の確認

スマホ/タブレット側の Bluetooth 接続機器の一覧に出て来ない様だ。
通常はアプリ/本体双方から強制的に接続しているようだ。
スマートブレスレット類は端末側から離れる事が多いので最近はこのタイプが
多い。 接続出来るとユーザーページ2段目のバッテリーインジケータの列の
先頭にチェックマークが付き「連続済み」となる。

接続が切れるとここに「ブレスレット連続」と表示され、ここを押すと
デバイス検索のページが出る。
本体の電源を入れ端末の傍でデバイスの検索をすると捕捉すれば端末が
出てくるので、行をタップすれば接続される。

3. 接続と初期設定

端末側との接続が成立したら、アカウント登録をする。

- メールアドレスの入力
- パスワードの入力

接続が完了するとユーザー情報の設定画面に移る。

インターネット経由でサーバーにデータをアップロードしている様で、ログイン時にはインターネット接続が可能な状態でなければならない。ユーザー設定画面に「ログアウト」ボタンがある。

4. ユーザー設定画面

ここでは愛称(ニックネーム=ユーザー画面トップに表示される)、身長、体重、生年月日、性別、付ける腕、肌色の選択といった項目を設定する。

《N58本体操作に関する項目》

1. 全ての操作は本体右側竜頭の“押す”、“長く押す”の2動作で
  全ての操作を行う。 電源を入れる操作とフェース切り替えでは
  3秒間長押しという操作が加わる。

2. 時計のフェースは5種類あり

  フェース切り替えモードには時計表示画面で3秒間長押しすると次の
  フェースに切り替わる。 使用するフェースで放置すると画面が消え
  以降そのフェースが使用される。

   アナログ  一切デジタル表示なし  1種
   コンビ               2種
   デジタル              2種
   初期は青系のデジタル表示

3. 充電について

a) 充電時間   約1.5時間 充電が完了すると時間表示画面が出る。
b) 保管時    本体の電源を切って保管し、毎月一度充電する。
c) 充電ケーブル モジュール両端の磁石は吸着の為と接続極性を
         間違わない様双方逆極性になっている。

4. 竜頭を押して選択する機能(循環選択)

a) 歩数     現在の歩数
b) カロリー   消費カロリー
c) 移動距離   km表示
d) 心拍数    BPM表示  直ちに計測開始/終了は振動で知らせる。
e) 血圧     MmHg表示 同上
         ここでの計測結果はアプリには渡されない。
f) 心電計    長押しをし、画面が変わったら反対側の手の親指を時計
         外周金属部下側、人差し指を上側に当て画面を挟む様に
         持ち少し腕に押し付ける様にする。
         この測定結果はアプリに渡される。
         時計裏面の2つの接点と親指・人差し指が計測点になる。
g) 睡眠時間   当日の睡眠時間を表示する。 前日 22:00 から翌日の
         08:00 の間をモニタリングし、08:00過ぎに睡眠時間を
         表示する。
h) メッセージ  当初画面では件数が表示される。 最新の3件は保存される。
         長押しでメッセージが参照出来、その後(?)消える。
         使わないので未確認
i) スポーツ   長押しで種類選択に代わり、押すと種類が切り替わる。
         この機能は使わないので未確認
         種類は ランニング/速歩/山登り/自転車
             卓球/バスケット/バドミントン/サッカーの8種
j) タイマー   カウントアップタイマー 長押しで計測スタート
         計測中に押すと計測が停止し、もう一度押すと停止した
         時間からスタートする。 長押しで抜ける。
k) Find     携帯探し   使用しないので未確認
l) 電源オフ   モデルコード/バージョン/製品番号が表示されている。
         ON  電源が切れている状態で3秒間長押しする。
         OFF  電源オフ画面で長押しすると Yes/No 画面が出る。
            ここでもう一度押すとYes が赤に変わるので
            長押しすると“Goodbye"と表示、電源が切れる。
            放置すれば No 扱いで画面が消え時計モードに
            戻る。

《アプリケーションでの操作》

このアプリケーションの一番の問題点は使用するに当たってログオンが必要だがその為にはインターネットに接続されていなければならない点である。 その意味ではペアにする端末はセキュリティ上の問題がない(重要なデータを入れていない)ものを選ぶ方が無難。

画面最下段に「運動」、「健康」、「発見」、「ユーザー」のページを移るためのボタンがあります。

a) 運動(起動初期画面)

  上部に歩数と設定した目標に対する%が示されます。
  下部が3つに分かれ、
 ・ 上段の「靴マーク」に移動距離と消費カロリーが表示されこの
   フィールドを押すと明細ページに移る。 ここで過去のデータが
   見れる。
 ・ 中段の「睡眠」には今日の睡眠時間が表示され、このフィールドを
   押すと明細ページに移る。 ここでは睡眠の状態が示され、過去の
   データに遡れる。
 ・ 下段のPPG心拍数を押すと1時間毎の心拍数の測定値と睡眠時、平均
   最高、最低の心拍数が示され、過去のデータにも遡れる。

b) 健康(ECG方式での測定結果)

  ここで示される数値はすべてアプリ上もしくは本体側操作で測定した
  値になる。

  上部には HRVヘルスインデックスが示されます。
  この枠内に2つの計測ボタンがあります。
 ・ 測量校正    実測値と合わせる為の補正作業(要調整時)
    - 通常の拡張/収縮期血圧が判れば「血圧値入力」を選びこれを
      入力した上で測定する。
    - 分からない時は「血圧レベルの調整」を選び高低5段階から
      選択した上で測定する。

 ・ ワンタッチ測定(通常測定)
   測定開始ボタンを押して、反対の手の親指と人差し指でフロントベゼル
   上下を挟む様にして持ち計測終了を待つ。

☆ 心拍数変動指標(HRV)
  自律神経の揺らぎによる心拍数の周期性変動を心拍変動と呼び、
  心筋梗塞後の突然死との関連性が示唆され突然死予知法として検討されて
  来ており、これに基づく評価が行われている。

  下部には次の3つがある。

 ・ ECG 心拍数   直前の計測結果が表示されており、ここを押すと
           過去のデータを見るページに飛ぶ。
 ・ ECG 血圧    直前の計測結果が表示されており、ここを押すと
           過去のデータを見るページに飛ぶ。
 ・ 心電      ここを押すと過去の心電図を参照するページに飛ぶ。
           当日のページが表示され、測定した心電図の一覧が
           出る。 見たい日付のページを選択し、そのリストに
           ある時間の行を選択すると心電図再生のページに
           移る。 再生開始を押せば測定結果が画面上に波形
           として表示される。
           アプリ上で測定した場合は ECG/PPG 2種の波形が
           表示されるが本体で手動測定した場合は ECG 波形
           のみの表示となる。
           画面上部右側の心電図図面を押すと用紙にプロット
           した図が表示される。 ここで右上の送出ボタンを
           押すと下側に送り出せる相手が示されるので使う
           物を選択する。 jpeg/PDF 等に変換する事が可能。
           行のデータは出るものの心電図を取り込めていない
           事がある。 手操作/ワンタッチ測定双方で発生して
           いる。 頻度は4/18 22%はちょっと悪過ぎる。
           エラー内容は「心電図データがありません/ネット
           ワークをご確認下さい」と出るが今の所すぐに再測定
           が出来ているので、アプリ側の問題の様だ。

c) 発見    友達探しとなっているがこの用途で何の目的か不明。
        アプリ中の説明では複数人でアプリ/端末を使う場合の
        個人別設定用みたい。
        これは使用しない。
d) ユーザー

 ・ 先頭ページ
   - 最上段    フェース部   画像設定用のポップアップが出る
            その他の部分  ユーザーの個人要件設定に入る
     * 個人要件設定    愛称(ニックネーム)登録
                 身長/体重/誕生日/性別/付ける手と
                 肌の色を選択する。
     * パスワード変更
     * ログアウトボタン  サーバーとの接続を切るにはここで
                 ログアウトしなければならない様だ。
                 さもないとバックで繋がったままの
                 恐れあり。
   - 接続表示   Bluetooth 接続の状況とモデルとS/N 充電状態が
            表示されている。
   - 目標     歩く目標値の設定ページへ
   - 睡眠目標   睡眠時間の設定ページへ
   - 設定     本体に対する設定を行うページへ
   - カメラリモート    端末のカメラのシャッターを切る?
                使わないので未確認
   - ブレスレット探し   これを押すとブレスレットが振動するので
                探せるだろうという機能
   - 操作マニュアル * APP    アプリのバージョンを示す
             * 取扱説明   4種の基本画面の超簡略説明
             * よくある問題 簡単なQ&A
             * フィードバック

 ・ 設定

   最上段には MACアドレスと充電状態が表示されている。

   - 心拍数正時モニター このスイッチをオンにすると24時間
               1時間毎に心拍数を計測する。(PPG)
   - 腕上げ点灯     このスイッチをオンにすると腕を上げると
               画面が点灯するので時間確認が楽になる。
               節電するならオフだがその代わり毎回竜頭を
               押さねば画面が見れない。
   - 着信通知      使用しない
   - SNS通知     使用しない
   - お休みモード    22:00-08:00 の間は「通知機能」と
               「腕上げ点灯機能」がキャンセルされる。
   - 他の通知      特定アプリからの通知とブレスレットからの
               時間基準の通知設定の選択が出来る。
               Line/Skype/Twitter等や座り過ぎ/水飲み/
               薬等の時間通知がある。
               ブレスレットからの通知については条件の
               設定もある。
   - アラーム設定    最大5本のアラームを設定出来る。
               全日、週日と起動時間を設定する。
               アラーム画面は一度消えても暫く出続ける。
               アラーム画面で長押しで時計画面に戻る。
   - 時計フォーム    24/12時間表示の切り替え
   - 単位の設定     メートル/インチ表示の切り替え
   - リセット      未確認
               このページでの端末への設定のリセットか
               アプリ/本体双方への初期化かが不明なので
               怖くてやれません(^^;)
   - アップデート    本体側のファームバージョン表示

   - 解除        オレンジ色の解除ボタン

《総評》

外観  : 黒のメッシュ金属バンドを選んだので時計としてみても違和感は
      ほとんどない。 通常は画面が点灯していないのでそういう意味
      での違和感はある。 バンド留め具の裏側を見ると黒染めが
      回っておらず地肌が出ている。 こんなところが中華品質。

装着感 : 丸型の一般的時計の形状の為腕に対する接触面積が広いので
      自重 66.77g と重いが従来の縦長タイプのもの(25.72g)と
      比べて重量感というか異物感が少なく、寧ろ軽く感じる。
      縦長の物に比べ腕に残るセンサー部の痕の凹みもすくなく赤発も
      少ないのでカブレにくいのではないだろうか。

電池もち: 容量が 250mAh と大きいく仕様記載の5~7日はもつ様だ。
      心電図(血圧・心拍)10回/日以上、24時間心拍、3本アラーム、
      座り過ぎ警告、腕上げ点灯、お休みモード、通知・運動未使用と
      いう条件でジャスト8日経過でアプリ側ゲージが赤になった。
      電源をオフにして充電している時は竜頭をクリックすると
      充電状態が表示される。
      充電電流は レメカニケ USB Tester では 70mA
      ケーブルの抵抗値によって流れる電流が変わるし微弱電流
      過ぎるので計測値は?。
      仕様の半分位ですが充電容量/時間は132mAh/1時間47分

時計表示: フェイスの種類は5種と多くはない。 ただ表示面が大きいので
      デジタルの場合の文字サイズ、アイコンも従来の物よりも
      見易く感じる。 アナログには秒針があるのでまぁ使える。
      コンビには秒針がない。

腕振り : 腕振りによる表示反応は初動はちょっと遅めか。
      表示時間は約5秒で老眼+αの私にはギリギリの視認性。

バイブ : 大きさと重量との関係があるのかもしれないがすこし大人しい。
      腕にしていたら十分に気付くレベルにはある。

歩数計 : 腕に付けるのでやはり多く出るのは致し方がない。
      過去の計測結果で-3~-5% だった V10 と比べ +6% 位なので
      一般的歩数計の計測誤差範囲に入っていると思う。
      ただ座ってパソコンばかり触っていると進みは大きい。
      この場合は V10 より 17% 大きく出るが他のブレスレットは
      2倍を超えるので許容範囲の精度だと思う。
心拍計 : PPG定時計測
      毎時計測の計測値もV10/V07Sに比べちゃんと変動幅が
      ある数値を示す。 手首血圧計で出る計測範囲内で変動して
      いる様なので、PPG(光センサー)測定の結果の精度も
      高いと思う。 ただ、昼間今までに3回データが飛んでいるが
      本体側の記憶域が1回分しかないという疑いあり。
      次の測定タイミング過ぎ迄端末から離れていた気がする。
      ECG計測   ほぼ手首血圧計と近い値に収まる。

血圧計 : PPG計測   本体側にのみ用意されているが、この結果は
              アプリには保存されない。
      ECG計測   ほぼ手首血圧計と近い値が出る。

ECG計測の結果は本体、アプリ共に手動であり、計測結果はアプリに保存
される。 アプリからのECG計測ではPPGでの計測波形も同時に記録
されている。

(参考)

手首型血圧計公称精度   血圧 ±3mmHg   心拍 ±5%

N58 で計測後 EW-BW10 5回繰返し計測平均との比較
N58 血圧  131/84mmHg  心拍  78bpm
EW-BW10   血圧  131/82mmHg  心拍  75bpm

いずれも許容精度内に収まっており、ちょっとこれには吃驚。 偶然??
従来のスマートブレスレットでは考えられない近似ぶり。

ちなみに他のスマートブレスレットとの昨日約2時間間隔の計測値比較では
       V10      N58   
心拍   77-93 PPG  70-111
 ECG  77-114
血圧135-139/79-82 127-146/81-94

心拍数が上がっているのは夏に向かってのPC清掃と遂に寿命が来たアンプの
配置換えをして大汗をかき、しばらく呼吸、心拍、血圧が安定しなかった時を
含んでいますので・・・波形的には詰まらなかったのですが、判定は頻脈が
続けて出ました。 ひょっとしたら100を超えたら頻脈?
血圧計での定時計測でもちょっと別の事に気を巡らせると上は10位は簡単に
動きますので、今迄使用したスマートブレスレットは何れも心拍/血圧共に
精度がありませんでしたが、これは目安としては十分に使用に耐えそうです。

私自身の今年度現在迄の平均値は

朝  134/84-83  昼  134/81-83  晩  137/82-83
血圧最高/最低 161-109/94-71  心拍最高/最低  105/71

心電図 : この価格の物で本体側でも計測中には実波形が見え、本体側で
      再生すればそれなりの波形が出てくるのには驚いたというのが
      正直な所。
      このレベルであれば、問題となる所は捕捉すると思われる。
      これだけで買う価値ありです。
      ただ、現在の所20%強心電図データの取り込みに失敗して
      いる。 慣れもあるのだろうが、血圧と心拍数は拾っているので
      波形データの受け渡しに問題があるのだろう。
      端末側で3回連続したはずが1回分しかアプリが取り込ま
      なかった。 複数回オフラインでの計測が可能か否か不明。
      心電図測定系でのエラーや波形異常、無表示になった時は本体の
      電源を落として再起動すれば現在の所直っている。

睡眠評価: この機種では 22:00~08:00 を評価期間として結果は08:00以降
      に出すと明記している点は良い。
      過去の3機種も明記していないが 22:00~08:00 を評価期間と
      している様だ。
      この期間の固定が評価精度を落とす元凶となっている。
      むしろ就床、起床を手操作で指示させ、忘れた場合の補助に
      この期間縛りを使う方が処理も楽なのではないか?
      これは使われているセンサーとチップの機能のせいなのかも
      しれないが、今迄使用した4機種を含め何れも精度不足。
      他機種もアプリのアップデートの度に精度が落ち、寝付きと
      起床後の判断を殆どの場合間違う様になって来たが、N58は
      それに輪を掛けて酷く1日も起床を正しく判断出来なかった。
      就床と起床を手操作指示ではなく自動判断にしている点が
      足枷になり、早寝早起きの人間には使い物にならなくなったと
      考える。 アプリで睡眠を開きに行っても起床にならず意地でも
      8時迄を評価期間にしたいみたい(^^;)
  問題点 ・ 睡眠時間を 22:00~08:00 と固定している事。
      ・ 中途覚醒の判断のミスがいずれの機種も非常に多くなった。
        22:00 以降の就床でも 02:00 辺り迄の離床を就床と
        判断する事がある。
        トイレ起床の捕捉率が最初の機種に比べ半分以下の確率に
        なっている。(V10 と同じ状態)
      ・ 朝 05:00~07:00 の起床を離床しているにも関わらず
        中途覚醒扱いにしてしまう為睡眠時間が延び、睡眠品質を
        悪く判定する。
        (アプリアップデート後のV07S/V10 よりも酷い状態)
      ・ 覚醒、寝付き、浅睡眠、深睡眠、起床の5レベル判定だが、
        寝付き、深睡眠の判定が録音結果との比較からズレが
        ある。 起床後は論外。 実例を後ろに付けて置きます。

アプリ/本体:  まだいろいろバグがあるみたいです。

 ・ 3本設定していたアラーム設定が突如3つ共に消えた。
   他のブレスレットが振動したので気付きチェックしたら設定が消えて
   いた。
 ・ PPG心拍数でデータが欠落する事がある。(毎時正時計測)
 ・ ECGワンタッチ測定、本体での手動測定の結果が心拍・血圧は
   取り込まれているにも関わらず心電図がネットワークエラーで
   取り込まれない事がある。
 ・ 心電図が“接触不良”というメッセージが出て計測不能となった。
   本体側が暴走していた様で本体単独でも波形は一本線。
   電源を切って再投入したら復帰した。
 ・ 通信エラーや計測波形の乱れ/接触不良メッセージが出たら本体の
   電源を切り、しばらく待って電源を投入すると回復する様だ。

《まとめ》

本器は心電図を採る目的で調達したので、その面では期待以上だった。
症状が出た時すぐにチェック出来るので、危険な状況に転化していないかの確認が出来、頻脈/徐脈を持つ方には有用な製品だ。
価格とハンドリングのし易さを考えれば非常にコストパフォーマンスが高い。
その他の一般的スマートブレスレットの計測機能範囲についても現在迄の機種の中では一番実態に近似した値を返す様だ。

ただ、睡眠評価に関しては以前の機種より悪い結果で現状、私の睡眠パターンでは使えないという判断をせざるを得ない。

装着感に関してはちょっと重めの時計をしているというレベルで、縦型細身のスマートブレスレットの様な異物感はなく重量的には2倍以上だが寧ろ軽く感じる位だ。
腕の表面に残るセンサー痕も薄く、表皮の赤変も薄い。

また、電池容量が大きいので1週間は充電不要というのは有難い。

それとお休みモード設定による就寝時間帯の腕上げ点灯の停止は有効。

ただ、これから汗をかく夏に向かって接触面が広い事がマイナスに働くかもしれないが。

アプリである「WearHeart」は機能・動作の問題はないが操作性、一覧性の面でV07s/V10のアプリ「H-Band/2」に劣る。
「H-Band/2」は最初の1ページだけで当日のデータをグラフ状態で見れ一覧性に優れ、ここから1操作で2日遡れる様になっている。
また、各配下のページも見易い。

心電図が採れて手操作による心拍/血圧測定があれば良くあとはオマケでも構わなければ、このN58は着け心地、電池の持ちも良いので超おが付く薦め。

自動での心拍測定、血圧測定、睡眠評価の精度、通知機能、アラーム/ストップウオッチ類の使いやすさを求めるのであれば、アプリケーション「H-Band2」を使うスマートブレスレットの最新機種を選択する方がよい。 こちらには心拍は24時間48回、血圧は24時間正時自動計測してくれるものがある。 また、アラームも多数のアイコンを使って区分出来るので応用範囲が広い。

【追記 頻脈捕捉(^^;)】

喜んでいいのか? 胸がクッと詰まる様な感じがした際に心電図を採ってみたところ見事に捕捉出来ました。
結滞(期外収縮)の内、頻脈側、心房期外収縮でした。 腕で脈を採っていると脈が消える方向なので徐脈かと思っていましたが・・・
詰まる感じの場合は頻脈側の様ですね。

頻脈の判定でしたが、HRVヘルスインデックスではまだ「良い」の範疇の様です。
結構頻繁に起きているタイミングでチェックしてみたのですが、なかなか計測中には発生してくれません。
成人になれば多少の頻脈は発生するもので、年齢と共に頻度が上がるといいます。 1日当り1000回位は正常といいますので、1回/83秒位ならば問題なし。 連続でこれですから、起きた時は1回/10秒位では問題にならないですね。
20190504_N85_Tachycardia.jpg 20190504_N85_Tachycardia_1.jpg
アプリの当日分結果一覧画面頻脈時の波形(赤丸部分)


これから見るとこの製品、状況把握用としては十分な能力を持っていると言えそうです。
ランダム計測では2日半25回の計測で徴候を捕捉出来ませんでしたが、発生を見て準備し再発時に計測する事でその3回目にして初めてアプリが頻脈と判定するレベルを捕捉しました。 結滞(頻脈/徐脈含む)は一般的にはこんな状況でしょうから、医者に行った時に症状が出る確率は軽症の内は殆どないのでしょう。

【例:睡眠品質評価結果】

20190507_N58_sleep_sleep.jpg 上図は「sleep」という睡眠
評価用のアプリの出力
これは端末の加速度センサーを
用いる物で枕の傍に置く必要が
ある。
これは就床と起床を手操作で
アプリに通知するのでこの
一番大事な計測範囲を間違う
事はない。

右図下2つは何れも起床の 5:25 を
捕捉し覚醒としては捉えているが
その後の机についての作業を浅睡眠と
し、その後の机を離れて動いた時を
起床としている。
この覚醒扱いの間に静電ブラシで
机や棚の埃を払い、クイックル
ワイパーで床掃除をし、ベランダで
洗顔と漱ぎをした上で新聞を取りに
行くという行動を取っているが、
22:00-08:00 を採用したアプリでは
大きな加速度が何度も出ている
はずにも関わらず中途覚醒と、
就寝期間を優先してしまって
いる為、この間も就床期間に
加えるというミスを犯している。
sleep はいびきも録音しており
これも睡眠評価に加えているので
睡眠の深さの判定はこれが一番
正しいのではないかと思う。
20190507_N58_sleep_V10_good.jpg V10+N-BAND2 就寝・起床を
正しく識別したケース この少し後のアプリのUPDATE から狂い始めた。
20190507_N58_sleep_V10_0506.jpg V10+N-BAND2 05/06 05:25 起床
起床を誤認したケース トイレ起きをミス
20190507_N58_sleep_N58_0506.jpg N58+WeaHeart 05/06 05:25 起床
起床を誤認したケース
こちらはトイレ起きを捕捉して
いる。


スマートブレスレットV10とアプリの問題点 [便利グッズ?紹介]

【スマートブレスレットV10とアプリの問題点】

yoiyasu という所が扱っているスマートブレスレットV10とH BandⅡ というアプリの組み合わせで使っていますが、正直なところ前機種のV7SとH Band との組み合わせの方が精度が高い様です。

アプリのアップデートがある度に逆に精度が落ちている様で少々ゲンナリしています。 色々使い勝手を上げようとしているのでしょうが、私の様にこの種の物を使う方の一般的パターンとは少し異なる者には合わなくなって来ています。

どこがか?

《睡眠時間計測精度が落ちた》

私の就寝サイクルは 就床 : 21:30 ~23:00   起床 : 4:00~5:30

問題点1  01:00 頃迄に一度起きてトイレに行くとこれが就寝として
      扱われる為、それまでの睡眠時間が無視されてしまい
      計測結果が意味を失う。
      15%位は就寝直前に薬を飲み、9時台に寝ているのでこれ位の
      確率で使えないデータになる。

問題点2  トイレ起床を捕捉しない事態が起き始めた。
      V07Sを使っていた時にはなかったと思う。

問題点3  起床が早いと8時位迄の間、デスクワークをしている間が2度寝
      扱いになってしまう。
      V07Sの初期にはなかったが昨年半ば位から頻発する様に
      なっているので、アプリ側の問題か。
      H BandⅡでは6時以前に起きるとほぼ100%この現象を
      起こす為個別表示で追わねばならない。 酷い時は3度寝(^^;)>

問題点3についてはそれぞれが分割して記録されているので正味の睡眠時間が
分かるが、問題点1についてはトイレ迄の記録が消えるので使えないデータに
なってしまう。

《心拍計/血圧計》

V10は双方共に狭い範囲でしか計測値が動かないので現状では意味のある
計測値が得られてはいない。 計測時間幅の中の平均値としても疑問な値。

V07Sは手首血圧計の計測値とは差はあるもののそれなりの変動を示す。

いずれにせよ双方共にこの値は何かの判断基準に出来るレベルの精度はない。

以下の図は同じ日のV07SとV10の示したデータです。

20190220_V10_Home.jpg 20190220_V07S_Home.jpg
V10 HOME表示 V07S HOME表示
20190220_V10_Sleep-F.jpg 20190220_V07S_Sleep.jpg
V10 睡眠(実質部) V07S 睡眠
20190220_V10_Sleep-R.jpg V10 では6:05-7:35が
2度寝扱いになっている。
起床時間が4:30-5:45位
なのでこれ以降8:00迄を
2度寝扱いする確率が
徐々に増え4割以上に
なっている。

下の2図はトイレ起きを誤認
した時のもので V10 の就寝は
トイレから帰って布団に
入った時になっている。
V07S はトイレ起きを捕捉して
おらず、後ろの覚醒は起きては
いないもの
V10 睡眠(誤検知)
20190221_V10_Sleep_Miss.jpg 20190221_V07S_Sleep.jpg
V10 トイレ起き誤認 同日V07Sのデータ
20190220_V10_Plus.jpg 20190220_V07S_Plus.jpg
V10 心拍数 V07S 心拍数
20190220_V10_Pressure.jpg 20190220_V07S_Pressure.jpg
V10 血圧 V07S 血圧

V10 はもう暫く使ってみますが現状より改善せねば使えません。

V07S はいよいよバッテリーがダメになり、1日に2度充電しなければならなくなって来ましたのでもう完全にお釈迦です。 それにベルトの先端部の輪っか(取り落とし防止用)が千切れそうになっています。
値段が値段なので致し方ないのかもしれませんが、最近の結構な値段のスマホ等もそうですがバッテリーを交換出来なくして使い捨てにし新しく買わそうというサモシイ発想(^^)・・・アップルが最初じゃなかった? これもアップル嫌いの原因の一つ。

そしてこれ、2年ももたない代物。 交換用バンドを買おうかと思っていましたがバッテリーがへたってはです(^^;)

それとアプリのH Bandは主機能部分で弁別能力が更新される度に劣化しているみたいです。

V10 は2018年の後期型の様で同じアプリで動作する V16 という物が2019年版として出ている様です。
ただ、未だ2019年型が出揃ってはいない様ですので暫く様子を見て再度検討してみようと思っています。

上記の機能部分については何れも今の考え方では精度の向上は期待出来そうにありません。
睡眠に関しては、就床と起床を手操作でも設定出来る様にする方が確実に精度が出ますので、自動検知に加えて手動設定を追加する方が検知ロジックを弄繰り回すよりも賢明ではないでしょうかね(^^)

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