AirBuds U ファームアップデート [睡夢庵の電脳環境]
【 AirBuds U ファームアップデート 】
《 ファームウェアアップデート 》
2021/10/08 のアップデートはアプリケーション上で発生しましたので、イヤーピース側かと思いましたがどうもデバイスドライバーの様です。
これで一番の問題であった「アプリの再起動は出来るが機能が使えない」という現象が回避される様です。
ただバッテリー残量が更新されないので、何度かアプリの再起動をしていた所現象が再発しましたので、完全には解消はしていない様です。
< 改善が見られた点 >
・ ケースから取り出すと AirBuds U デバイスが“接続”に代わり、この時点で
HF-Player を起動するとスピーカーから AirBuds U に切換って再生可能。
ただし、改善はされているがやはり100%ではない。
・ アプリを終了し再起動してもデバイスドライバーとリンクされる様になり
アプリの再操作が可能になった。 バッテリー容量は現状値のみの様だ。
ただし、100%解消した訳ではなさそう。 再発すると再生側を止め、
アプリも終了させ、設定でデバイスの接続を切った上で暫く間隔を空けて
再トライしないと問題は解消しない様だ。
< 要改善点 >
・ アプリを起動すると設定の Bluetooth には2個目の AirBuds U デバイス
が出来てしまう。 本来は1個でなければならないはず。
・ アプリも起動されデバイスも接続されているにも関わらず再生すると
スピーカーから音が出て AirBuds U に切換わっていない事がある。
・ アプリを先に起動してから AirBuds U をケースから取り出すとポップ
アップが出て接続操作は可能だが片側のバッテリー容量しか出ない事が
多い。
・ 現状ではアプリを再起動しないとバッテリー容量表示は変わらない様だ。
タイマーで監視しないのであれば“…”にでもバッテリーチェックをする
為の選択肢がほしい。
・ AirBuds U との接続を切るには充電ケースに戻すか“設定”で切るしか
ない? アプリ上でも切れたら使いやすいのでは?
・ 充電ボックスの充電中に何度も充電完了の“緑”の LED が点灯しては
充電完了の判断が出来ない。
今回は iPhone 6s か REGZA_43C310X + TAOTRONICS_TT-BA09-Pro に接続して使用しており、Android 及び Windows PC との接続での使用確認はしていません。
TAOTRONICS_TT-BA09-Pro との接続においては問題なく接続・再生出来ますし、iPhone 6s 自身のドライバーでは問題なく接続・再生されますので、バッテリーの取り出しで片側しか接続されないという問題を除き、アプリ側の制御上のバグなのでしょう。
又、現状ではイコライザーの設定はドライバー側で記憶される様ですので、イコライザーを変える際だけにアプリを使えば良いようです。
iPhone 6s の場合は EarBuds U を耳にセットしてイヤフォン本体の両タッチパネル部を1.5秒間押し続けるとイヤフォンの電源が入りますので、これで接続出来る様です。
充電ボックスからの取り出しでは片側しか接続されない事が往々にして発生しますが、この時は繋がっていない方のタッチパネル部を1.5秒押し続けると電源が入ります。 切る際にはタッチパネル部を5秒間押し続ければ電源が落ちます。
TAOTRONICS_TT-BA09-Pro に接続して使用する場合TVの光出力で接続している為、TV側にこの音量調整機能がないのが難点になっています。 環境音がもう少し入ってくる様少し音量を下げたいのですが・・・爆音ではないので使えてはいますが。
こういう点を含めると Bluetooth レシーバーに好みのイヤフォンを接続する方が良いのですが、デスク以外ではイヤフォンケーブルが邪魔になりますのでどっちもどっち・・・
----------------------------------------------------------------------
《 AirBuds U 充放電性能確認 》
1. 充電ボックス側の充電能力
a. 充電ボックス側の充電はLEDだけに注目すると騙される。
途中で何度か充電中を示す“赤”から充電済みの“緑”に変わる。
0.3A で充電を続けるが突如 0A になり暫くすると“赤”に変わって
充電を再開する。 同じタイミングでもないみたいだし・・・
中間容量から充電を開始した場合は10分程度様子をみるしかない?
確かに説明書上には“赤”
b. イヤフォンを取り外した状態でイヤフォンの充電が出来なくなった
充電ボックスの充電を開始する(ボックス側の空の確認方法がない)
この場合も途中でLEDが一度緑になり充電終了を示すが、暫く放置する
と再度充電が再開される。
使用充電器 : LENOVO C-P35 5.2V/2.0A アダプタ + USB TESTER
充電BOXの状態はイヤフォン本体が途中までの充電で終了した事を
確認した状況からスタートさせるという条件下
充電時間 : 2時間11分
充電容量 : 386~388mAh
最大充電電流: 0.29A/5.29V
仕様上の充電容量/時間は380mAh/2時間なので仕様通りと
言える。
今回は2時間20分以上経過後、充電電流が流れない事を確認し
充電終了とした。
途中ボックスのLEDが暫く緑に変わった後又充電を再開したのは
確認している。 こういう現象が充電中何回か必ず発生する様なので
LEDが緑に変わっても充電完了という判断は出来ず、経過時間で
判断する以外にない。
c. 満充電の充電ボックスでイヤフォン本体を充電出来る回数と時間
充電可能回数 : 100%*3回+60%~90%
合計再生可能時間 : 24~27時間 仕様は24時間
仕様は満たしているだが、本体再生5時間で24時間となっている
ので充電ボックス1回の充電でイヤフォンを5回充電出来なければ
ならないはずだが、3回プラスという状況。 合計再生時間は
仕様を満たしているが最初は戸惑うだろう。
2. イヤフォン本体の充電時間
a. 満充電状態の充電ボックスにイヤフォン本体をセットして充電
ホームページの仕様上にもこの時間の記載がない。
無線接続のイヤフォンではこの短さも重要な要求仕様なのだが?
左側 右側
充電時間 : 1:21:45 1:22:35 でLEDが赤から緑へ
確認方法がLEDの目視しかないので充電時間はおおよそ。
その後の確認では前の放電状態に因るのか1時間20分から1時間
25分の間に収まる様だ。
それと個体差だろうが、左側が先に充電が完了する。 差は1分程度。
緑が点灯している時間は1分程度?
Apple EarPods も 15分の充電で最大3時間の再生を謳っているが
フル充電にかかる時間の記載がしない等・・・Apple らしい(^^;)
これも併せて確認してみる。 通常の使用においてはこちらの方が
有効と判断される。
この後、UMIDIGI を起動し、HF-Player で再生を試みるもスピーカー
から音が出る。
デバイスが2つ出ており、後で出た方は未接続になっている。
また、UMIDIGI 側のバッテリー容量表示が左側のみという状況。
UMIDIGI を再起動すると双方のバッテリー容量が出たがすぐに接続が
切れた。 以後 UMIDIGI を起動してもポップアップが出ず操作不能。
双方を終了させ再度トライするも状況は変化しなかった。
設定側でデバイスを見ても未接続なのでデバイスをタップして手動で
接続してやった所再生可能になった。
タイミングによっては UMIDIGI を起動しても新たなデバイスが出ず
アプリ側の操作が出来ない事もある。
いずれも設定で元々のデバイスの接続を切ってから UMIDIGI を起動
すれば正常に復帰する様だ。
今回のアップデート直後の確認ではうまく動作したがその後はやはり
イヤフォンの取り出しでの接続はほぼNGのままの様だ。
接続後は UMIDIGI を終了させ、再起動してもポップアップが出て
バッテリー容量の変化の確認は可能になったが、これも100%では
ない様だ。 出なくなるとそれ以降はデバイス接続を切る迄状況不変。
私の取り出し方ではほぼ100%片側(左側が多い)しか容量表示を
せず、イヤフォン側でパワーオン操作をしてやらなければならない。
3. イヤフォン本体の使用可能時間
a. イヤフォン本体満充電から再生停止迄の時間 1回目
接続機種 : iPhone 6s HF-Player で音楽再生
左側 右側
3時間経過後 70% 70%
5時間経過後 50% 50%
6時間経過後 40% 40% ここで就寝時間/中止
翌朝双方再生停止まで使用して再充電を行う。
合計6時間36分経過後左側で最初の警告が発生。
b. イヤフォン本体満充電から再生停止迄の時間 2回目
接続機種 : REGZA 43C310X → TAOTRONICS_TT-BA09-Pro 音声再生
6時間45分経過後バッテリーロウ警告が左側で発生
再生停止迄には左側+18分、右側+16分かかった。
左側 右側
3時間経過後 70% 70%
5時間経過後 50% 50%
6時間経過後 40% 40%
6時間45分経過後
1回目警告 - 5分後
2回目警告 6分後 6分後
3回目警告 6分後 3分後
4回目警告 3分後 2分後(再生停止)
5回目警告 3分後(再生停止)
以後の確認でも4~5時間位で50%になる様だ。
アプリの容量表示の刻みが10%である事、タイマー割込みで値を
更新しない点はアプリ側で簡単にカバー出来る事だと思うが・・・
再生時間に関しては6時間から7時間弱といった所か
3回目も7時間で右側で1回目の警告が鳴ったので6時間以上はもつ。
何れにせよ仕様は充足している。
尚、第1回目の警告が出てから16~20分位は。
c. イヤフォン本体満充電から再生停止迄の時間 3回目
接続機種 : iPhone 6s + HF-Player で音楽再生
アプリを使用せず接続して使用する。
- 「設定」で「Bluetooth」を開く
- 充電ボックスからイヤフォンを取り出し、設定で接続を確認
- 「HF-Player」を起動して再生開始
- 6時間22分経過後左側で最初の警告が発生
自身の好みにイコライザー設定が完了すればアプリを使わない方が
良い様だ。 その方がバッテリー消費も少ない。
バッテリーローはイヤフォンにブザーで警告が流れるのでこれでも認知
が可能なので、アプリを使う意味は殆ど無いのでは?
バッテリー容量に関してはステータスに容量がアイコンで表示され
少なくなると赤に変わるので通常これでも認知出来るので。
再生時間は6時間40分で左側が最初のバッテリーロー警告を出した。
d. 4回目は満充電迄充電出来ない。 この状態からの再生停止迄の時間
手順は3回目と同じ。 充電ケースからの取り出しでは今回も左側しか
接続しなかった。
UMIDIGI での確認では 60 ~ 90% 充電された状態で充電ボックス側は
LED が消えて空になっている。
この状態からの再生可能時間は3~5時間。
充電ボックスからの充電4回での合計再生可能時間は24~27時間で
仕様を満たしていると言って良い。
ただし、イヤフォン単体の再生時間と充電ボックスの再生可能時間から
計算するとイヤフォンに対し4回+40%充電出来るはずとなるので、
その意味では仕様を満たしていないとも言える。
e. Apple AirPods は15分の充電で3時間使用可能となっているので
この条件での確認も行ってみる。
本項錯誤があったので以下差替え 更新 2021/10/21
AirBuds U は左右いずれかのイヤフォンでロー警告が出た時点で再生を
停止し、充電ボックスから15分間充電する。
- Redmi Notes 9S での確認
1回目 1時間35分 充電量 11mAh 容量表示 70%
2回目 1時間58分 充電量 11mAh 容量表示 60%
- iPhone 6s での確認
1回目 1時間12分 充電量 11mAh 容量表示 40%
2回目 1時間25分 充電量 11mAh 容量表示 40%
- 3時間持たすには何分充電する必要があるか?(iPhone 6s で確認)
30分間充電 2時間37分 充電量 28mAh 容量表示 80%-70%
40分間充電 3時間30分 充電量 42mAh 未確認
40分充電すれば確実に3時間半以上はもつ様だ。
満充電 84mAh /1:21 なのでほぼリニアな充電カーブという不思議??
通常は 70% ~ 80% 迄半分の充電時間で充電出来るはずなのだが?
e. イヤフォン本体充電容量(2021/11/19 追加)
満充電の充電ボックスでイヤフォン本体を充電し、その後充電ボックス
を充電しその充電容量をみる。
イヤフォンは最初にアラームが出た状態で使用を中止し、充電する。
- 4回計測の結果では 82~84mAh に収まった。
- イヤフォンへの充電は3回 + 60~80% なので
83mAh * 3 + 約60mAh = 309mAh
効率は81%位なのでまぁでしょうか。
4. 充放電性能総評
a. 充電ボックス バッテリー容量 380mAh という仕様を満たす
充電に要する時間 2時間10分+ほぼ仕様通り
イヤフォン充電 3回+ 60~80%
総再生時間 24-27時間
b. イヤフォン本体 再生時間 満充電 6時間+ 仕様:~5時間
以上の様に少しずれはあるものの総体的に仕様を満たしているといえる。
----------------------------------------------------------------------
《 つぶやき 》
それにしても最近のメーカーのサイトですが、どうしてこうも使い辛く遅いホームページで運用して平気なのでしょうかね。
特に中華系はエンドユーザーへの接点を一般的ブラウザでストレスなく正常に表示出来るレベルに改善する必要がありますね。
殆どがサーバーの処理能力不足で反応が悪過ぎます。 小さな画像がラインをトレースする様に表示する様なWebサービス/サーバーを使っている様ではマーケティング能力を疑わざるを得ません。
UMIDIGI も例に漏れずで Chrome では日本語で表示出来る様ですが、Firefox では上部に言語選択は出るのですが日本語が含まれていないし反応は悪い等・・・
こういう面にも神経を配れない様では何時まで経っても安かろう悪かろうレベルでしか見て貰えない事に気付かねば・・・
それに amazon への製品評価依頼のメールが来ましたが、その内容がまた神経を疑う物でした。
担当者の名前が「静か」だそうです(^^;) まず、これが「名」だとしても「静か」はあり得ませんし、姓であろうはずもありません。
こんなメールを送る様では信頼を失うだけなのですがね。 本当に日本に進出する気があるのでしょうか?
現物に関しては、イコライザーがデフォルトの状態での音がイヤフォンと言える物ではないという点を除いて、今の所ハードウェアに起因する問題は無い様に思います。
その意味でも、取扱説明書やアプリの完成度や会社としての対ユーザー姿勢の悪さが非常に惜しまれる。
これらがまともな物であれば廉価なオープンエア型の Bluetooth イヤフォンとしては面白い製品なのですが。
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《 ファームウェアアップデート 》
2021/10/08 のアップデートはアプリケーション上で発生しましたので、イヤーピース側かと思いましたがどうもデバイスドライバーの様です。
これで一番の問題であった「アプリの再起動は出来るが機能が使えない」という現象が回避される様です。
ただバッテリー残量が更新されないので、何度かアプリの再起動をしていた所現象が再発しましたので、完全には解消はしていない様です。
< 改善が見られた点 >
・ ケースから取り出すと AirBuds U デバイスが“接続”に代わり、この時点で
HF-Player を起動するとスピーカーから AirBuds U に切換って再生可能。
ただし、改善はされているがやはり100%ではない。
・ アプリを終了し再起動してもデバイスドライバーとリンクされる様になり
アプリの再操作が可能になった。 バッテリー容量は現状値のみの様だ。
ただし、100%解消した訳ではなさそう。 再発すると再生側を止め、
アプリも終了させ、設定でデバイスの接続を切った上で暫く間隔を空けて
再トライしないと問題は解消しない様だ。
< 要改善点 >
・ アプリを起動すると設定の Bluetooth には2個目の AirBuds U デバイス
が出来てしまう。 本来は1個でなければならないはず。
・ アプリも起動されデバイスも接続されているにも関わらず再生すると
スピーカーから音が出て AirBuds U に切換わっていない事がある。
・ アプリを先に起動してから AirBuds U をケースから取り出すとポップ
アップが出て接続操作は可能だが片側のバッテリー容量しか出ない事が
多い。
・ 現状ではアプリを再起動しないとバッテリー容量表示は変わらない様だ。
タイマーで監視しないのであれば“…”にでもバッテリーチェックをする
為の選択肢がほしい。
・ AirBuds U との接続を切るには充電ケースに戻すか“設定”で切るしか
ない? アプリ上でも切れたら使いやすいのでは?
・ 充電ボックスの充電中に何度も充電完了の“緑”の LED が点灯しては
充電完了の判断が出来ない。
今回は iPhone 6s か REGZA_43C310X + TAOTRONICS_TT-BA09-Pro に接続して使用しており、Android 及び Windows PC との接続での使用確認はしていません。
TAOTRONICS_TT-BA09-Pro との接続においては問題なく接続・再生出来ますし、iPhone 6s 自身のドライバーでは問題なく接続・再生されますので、バッテリーの取り出しで片側しか接続されないという問題を除き、アプリ側の制御上のバグなのでしょう。
又、現状ではイコライザーの設定はドライバー側で記憶される様ですので、イコライザーを変える際だけにアプリを使えば良いようです。
iPhone 6s の場合は EarBuds U を耳にセットしてイヤフォン本体の両タッチパネル部を1.5秒間押し続けるとイヤフォンの電源が入りますので、これで接続出来る様です。
充電ボックスからの取り出しでは片側しか接続されない事が往々にして発生しますが、この時は繋がっていない方のタッチパネル部を1.5秒押し続けると電源が入ります。 切る際にはタッチパネル部を5秒間押し続ければ電源が落ちます。
TAOTRONICS_TT-BA09-Pro に接続して使用する場合TVの光出力で接続している為、TV側にこの音量調整機能がないのが難点になっています。 環境音がもう少し入ってくる様少し音量を下げたいのですが・・・爆音ではないので使えてはいますが。
こういう点を含めると Bluetooth レシーバーに好みのイヤフォンを接続する方が良いのですが、デスク以外ではイヤフォンケーブルが邪魔になりますのでどっちもどっち・・・
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《 AirBuds U 充放電性能確認 》
1. 充電ボックス側の充電能力
a. 充電ボックス側の充電はLEDだけに注目すると騙される。
途中で何度か充電中を示す“赤”から充電済みの“緑”に変わる。
0.3A で充電を続けるが突如 0A になり暫くすると“赤”に変わって
充電を再開する。 同じタイミングでもないみたいだし・・・
中間容量から充電を開始した場合は10分程度様子をみるしかない?
確かに説明書上には“赤”
b. イヤフォンを取り外した状態でイヤフォンの充電が出来なくなった
充電ボックスの充電を開始する(ボックス側の空の確認方法がない)
この場合も途中でLEDが一度緑になり充電終了を示すが、暫く放置する
と再度充電が再開される。
使用充電器 : LENOVO C-P35 5.2V/2.0A アダプタ + USB TESTER
充電BOXの状態はイヤフォン本体が途中までの充電で終了した事を
確認した状況からスタートさせるという条件下
充電時間 : 2時間11分
充電容量 : 386~388mAh
最大充電電流: 0.29A/5.29V
仕様上の充電容量/時間は380mAh/2時間なので仕様通りと
言える。
今回は2時間20分以上経過後、充電電流が流れない事を確認し
充電終了とした。
途中ボックスのLEDが暫く緑に変わった後又充電を再開したのは
確認している。 こういう現象が充電中何回か必ず発生する様なので
LEDが緑に変わっても充電完了という判断は出来ず、経過時間で
判断する以外にない。
c. 満充電の充電ボックスでイヤフォン本体を充電出来る回数と時間
充電可能回数 : 100%*3回+60%~90%
合計再生可能時間 : 24~27時間 仕様は24時間
仕様は満たしているだが、本体再生5時間で24時間となっている
ので充電ボックス1回の充電でイヤフォンを5回充電出来なければ
ならないはずだが、3回プラスという状況。 合計再生時間は
仕様を満たしているが最初は戸惑うだろう。
2. イヤフォン本体の充電時間
a. 満充電状態の充電ボックスにイヤフォン本体をセットして充電
ホームページの仕様上にもこの時間の記載がない。
無線接続のイヤフォンではこの短さも重要な要求仕様なのだが?
左側 右側
充電時間 : 1:21:45 1:22:35 でLEDが赤から緑へ
確認方法がLEDの目視しかないので充電時間はおおよそ。
その後の確認では前の放電状態に因るのか1時間20分から1時間
25分の間に収まる様だ。
それと個体差だろうが、左側が先に充電が完了する。 差は1分程度。
緑が点灯している時間は1分程度?
Apple EarPods も 15分の充電で最大3時間の再生を謳っているが
フル充電にかかる時間の記載がしない等・・・Apple らしい(^^;)
これも併せて確認してみる。 通常の使用においてはこちらの方が
有効と判断される。
この後、UMIDIGI を起動し、HF-Player で再生を試みるもスピーカー
から音が出る。
デバイスが2つ出ており、後で出た方は未接続になっている。
また、UMIDIGI 側のバッテリー容量表示が左側のみという状況。
UMIDIGI を再起動すると双方のバッテリー容量が出たがすぐに接続が
切れた。 以後 UMIDIGI を起動してもポップアップが出ず操作不能。
双方を終了させ再度トライするも状況は変化しなかった。
設定側でデバイスを見ても未接続なのでデバイスをタップして手動で
接続してやった所再生可能になった。
タイミングによっては UMIDIGI を起動しても新たなデバイスが出ず
アプリ側の操作が出来ない事もある。
いずれも設定で元々のデバイスの接続を切ってから UMIDIGI を起動
すれば正常に復帰する様だ。
今回のアップデート直後の確認ではうまく動作したがその後はやはり
イヤフォンの取り出しでの接続はほぼNGのままの様だ。
接続後は UMIDIGI を終了させ、再起動してもポップアップが出て
バッテリー容量の変化の確認は可能になったが、これも100%では
ない様だ。 出なくなるとそれ以降はデバイス接続を切る迄状況不変。
私の取り出し方ではほぼ100%片側(左側が多い)しか容量表示を
せず、イヤフォン側でパワーオン操作をしてやらなければならない。
3. イヤフォン本体の使用可能時間
a. イヤフォン本体満充電から再生停止迄の時間 1回目
接続機種 : iPhone 6s HF-Player で音楽再生
左側 右側
3時間経過後 70% 70%
5時間経過後 50% 50%
6時間経過後 40% 40% ここで就寝時間/中止
翌朝双方再生停止まで使用して再充電を行う。
合計6時間36分経過後左側で最初の警告が発生。
b. イヤフォン本体満充電から再生停止迄の時間 2回目
接続機種 : REGZA 43C310X → TAOTRONICS_TT-BA09-Pro 音声再生
6時間45分経過後バッテリーロウ警告が左側で発生
再生停止迄には左側+18分、右側+16分かかった。
左側 右側
3時間経過後 70% 70%
5時間経過後 50% 50%
6時間経過後 40% 40%
6時間45分経過後
1回目警告 - 5分後
2回目警告 6分後 6分後
3回目警告 6分後 3分後
4回目警告 3分後 2分後(再生停止)
5回目警告 3分後(再生停止)
以後の確認でも4~5時間位で50%になる様だ。
アプリの容量表示の刻みが10%である事、タイマー割込みで値を
更新しない点はアプリ側で簡単にカバー出来る事だと思うが・・・
再生時間に関しては6時間から7時間弱といった所か
3回目も7時間で右側で1回目の警告が鳴ったので6時間以上はもつ。
何れにせよ仕様は充足している。
尚、第1回目の警告が出てから16~20分位は。
c. イヤフォン本体満充電から再生停止迄の時間 3回目
接続機種 : iPhone 6s + HF-Player で音楽再生
アプリを使用せず接続して使用する。
- 「設定」で「Bluetooth」を開く
- 充電ボックスからイヤフォンを取り出し、設定で接続を確認
- 「HF-Player」を起動して再生開始
- 6時間22分経過後左側で最初の警告が発生
自身の好みにイコライザー設定が完了すればアプリを使わない方が
良い様だ。 その方がバッテリー消費も少ない。
バッテリーローはイヤフォンにブザーで警告が流れるのでこれでも認知
が可能なので、アプリを使う意味は殆ど無いのでは?
バッテリー容量に関してはステータスに容量がアイコンで表示され
少なくなると赤に変わるので通常これでも認知出来るので。
再生時間は6時間40分で左側が最初のバッテリーロー警告を出した。
d. 4回目は満充電迄充電出来ない。 この状態からの再生停止迄の時間
手順は3回目と同じ。 充電ケースからの取り出しでは今回も左側しか
接続しなかった。
UMIDIGI での確認では 60 ~ 90% 充電された状態で充電ボックス側は
LED が消えて空になっている。
この状態からの再生可能時間は3~5時間。
充電ボックスからの充電4回での合計再生可能時間は24~27時間で
仕様を満たしていると言って良い。
ただし、イヤフォン単体の再生時間と充電ボックスの再生可能時間から
計算するとイヤフォンに対し4回+40%充電出来るはずとなるので、
その意味では仕様を満たしていないとも言える。
e. Apple AirPods は15分の充電で3時間使用可能となっているので
この条件での確認も行ってみる。
本項錯誤があったので以下差替え 更新 2021/10/21
AirBuds U は左右いずれかのイヤフォンでロー警告が出た時点で再生を
停止し、充電ボックスから15分間充電する。
- Redmi Notes 9S での確認
1回目 1時間35分 充電量 11mAh 容量表示 70%
2回目 1時間58分 充電量 11mAh 容量表示 60%
- iPhone 6s での確認
1回目 1時間12分 充電量 11mAh 容量表示 40%
2回目 1時間25分 充電量 11mAh 容量表示 40%
- 3時間持たすには何分充電する必要があるか?(iPhone 6s で確認)
30分間充電 2時間37分 充電量 28mAh 容量表示 80%-70%
40分間充電 3時間30分 充電量 42mAh 未確認
40分充電すれば確実に3時間半以上はもつ様だ。
満充電 84mAh /1:21 なのでほぼリニアな充電カーブという不思議??
通常は 70% ~ 80% 迄半分の充電時間で充電出来るはずなのだが?
e. イヤフォン本体充電容量(2021/11/19 追加)
満充電の充電ボックスでイヤフォン本体を充電し、その後充電ボックス
を充電しその充電容量をみる。
イヤフォンは最初にアラームが出た状態で使用を中止し、充電する。
- 4回計測の結果では 82~84mAh に収まった。
- イヤフォンへの充電は3回 + 60~80% なので
83mAh * 3 + 約60mAh = 309mAh
効率は81%位なのでまぁでしょうか。
4. 充放電性能総評
a. 充電ボックス バッテリー容量 380mAh という仕様を満たす
充電に要する時間 2時間10分+ほぼ仕様通り
イヤフォン充電 3回+ 60~80%
総再生時間 24-27時間
b. イヤフォン本体 再生時間 満充電 6時間+ 仕様:~5時間
以上の様に少しずれはあるものの総体的に仕様を満たしているといえる。
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《 つぶやき 》
それにしても最近のメーカーのサイトですが、どうしてこうも使い辛く遅いホームページで運用して平気なのでしょうかね。
特に中華系はエンドユーザーへの接点を一般的ブラウザでストレスなく正常に表示出来るレベルに改善する必要がありますね。
殆どがサーバーの処理能力不足で反応が悪過ぎます。 小さな画像がラインをトレースする様に表示する様なWebサービス/サーバーを使っている様ではマーケティング能力を疑わざるを得ません。
UMIDIGI も例に漏れずで Chrome では日本語で表示出来る様ですが、Firefox では上部に言語選択は出るのですが日本語が含まれていないし反応は悪い等・・・
こういう面にも神経を配れない様では何時まで経っても安かろう悪かろうレベルでしか見て貰えない事に気付かねば・・・
それに amazon への製品評価依頼のメールが来ましたが、その内容がまた神経を疑う物でした。
担当者の名前が「静か」だそうです(^^;) まず、これが「名」だとしても「静か」はあり得ませんし、姓であろうはずもありません。
こんなメールを送る様では信頼を失うだけなのですがね。 本当に日本に進出する気があるのでしょうか?
現物に関しては、イコライザーがデフォルトの状態での音がイヤフォンと言える物ではないという点を除いて、今の所ハードウェアに起因する問題は無い様に思います。
その意味でも、取扱説明書やアプリの完成度や会社としての対ユーザー姿勢の悪さが非常に惜しまれる。
これらがまともな物であれば廉価なオープンエア型の Bluetooth イヤフォンとしては面白い製品なのですが。
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