Google Pixel 6a 半年使用して [睡夢庵の電脳環境]
【 Google Pixel 6a 半年使用して 】
4月頭に iPhone 6S+Redmi Note 9S から Pixel 6a にスマホを切り替えて約半年経ちましたので Pixel 6a の感想を纏めてみようかと思います。
今回はOS/セキュリティのアップデートの期間保証を優先で機種を選んだので仕方がありませんが、ネット上の一般的評価に比べ残念ながら評価出来る製品ではありませんでした。
《 この価格帯の製品として残念な点 》
● CPU の能力が価格に見合わない。
Google Tenser の処理能力は評価アプリの数値よりも実使用では寧ろ遅く
感じる。
殆どの使用タイミングで Redmi Note9S と差が感じられずイライラ・・・
2倍程度の差ではアップは殆ど感じられないかもしれないが、遅くは
感じないはずだが?
Geekbench結果 Multi Single
Google Tenser 2828 1038 Google Pixel 6a
Snapdragon 720G 1765 568 Redmi Note 9S
● バッテリーがもたない。
もって24時間、通常18~20時間前後なので毎日充電せねばならず、
充電のタイミングが難しい。 それに充電も遅くイライラさせられる。
47% からの充電で2時間掛かる様ではダメだ。
それに充電効率が悪いのか本体が熱くなる。
電話もネットアクセスも全くと言っていい程しないのにこの減り方・・・
ポーリングを続ける通信系ハード/ドライバーの出来が悪いのだろう。
それに健康管理用のアプリを2本動かすと2割近く消耗が早くなり、1日に
1度の充電では間に合わない事も。
Redmi Note 9S は 4日は持ちましたから・・・
iPhone 基準ではね~
● 何が原因か未だに分からないが夜間に本体が熱くなっている事がある。
動かしているのは「熟睡アラーム」というアプリだけのはずなのに・・・
バックグラウンドでは Smartwatch の監視アプリが動いてはいるけれど。
機内モードにして Wi-Fi と セルラーを切ると起きない気もするが・・・
iPhone 6s/Redmi Note 9S に比べ通信系がハードを含め皆弱いのでは?
● OSやセキュリティアップデートに時間が掛かり過ぎる。
高々130MB程度で1時間近く掛かっては話にならない。
夜間(未使用時間帯)に速度を落として実行するのを前提にしている
のではないか?
自前の負荷とコストを抑える為なのだろう、ダウンロードの通信速度も
全く出ていないし。
● 指紋認証がゴミ。
ネット上でも指摘が多いがガラスフィルムを貼っていると認識確率が
50%を切るのでとても使えない。 ダメになると暫くずっとダメなので
生体認証を決済系アプリに設定出来ないレベルだ。
2年以上前の Note 9S では指紋認証/顔認証共に用意されており、ちゃんと
使えるレベルの物、どれだけ遅れてる?
これも再起動すると直る事が多いのでドライバーのバグか?
● イヤフォンジャックがない。
増えたとはいえ Bluetooth 接続のイヤフォンの選択肢は少ない。
また Bluetooth の物は充電が必要だし、使用可能時間も短いという欠点が
ある。
それに同じメーカーでも有線の方が機種も多く、好みの物を使えるし
価格帯幅も広い。
● 外部メモリー(MicroSDソケット)がない。
Google/Apple は写真の容量が上がったにも関わらず外部メモリーを
用意しないのは高額な上位機種に誘導したい為?
● アプリが作るユーザーファイルにアクセス出来ない。
iPhone/Android 共だがアプリがユーザーにフォルダを開放していない
限りアプリが作るファイルにアクセス出来ない。
機種更新をすると過去のデータが消えるというバカげた状況になる。
音楽や写真といった物はPCと同期してフォルダ構造迄合わせたいが
これが出来ないのも難点。 PCのフォルダ構造と同期させようとすると
エクスプローラアプリが必要になる。
● 通信系の送受信能力が低い。
- セルラー系の受信レベルが iPhone 6s/Note 9S に比べ1バー分低く
しか表示されない。
- Bluetooth/Wi-Fi 共に宅内での到達距離が1~2m短い。
- アプリによっては Bluetooth/Wi-Fi に接続出来なくなる事がある。
その場合、アプリの再起動では直らず電源を落として再起動し直す
必要が出る。 その頻度も結構高い。
同じアプリで Note 9S では同様の現象は出ていないので Pixel 側に
原因があると思われる。
一例をあげるとエディタで Bluetooth Keyboard から入力出来なくなる。
こうなるとすべてのアプリでダメになる。
Bluetooth を見ても Keyboard は接続されているのに・・・
Keyboard の電源を再投入しても、設定で Keyboard を接続し直しても
ダメ。 本体の電源を切って再投入すると入力可能になるといった具合。
● UIがどうにも使い辛いし関連するものが分散している。
UIも2年前の Redmi Note9S の方が考えられていた。 どうも無駄な
アクションやステップそして画面空間の無駄が多い様に感じる。
● 通知・権限設定を許可なく勝手に消去するのはやり過ぎ。
(最近 Android OS は全部? Android が標準仕様にした?)
冬季だけとか半年に1~2回といった期間限定のアプリなどを使おうと
思ったら権限が消去されている為、権限だけでなくアプリ自体の設定まで
見直さねばならないという事態に見舞われる。
● 設定のまとまり/名称付けが・・・
1機能に関わる設定が分散しており、期待する状態にするにはネットの
情報を参照しながらでないとまともに設定できるか不安になる。
しかもここもメーカー/機種によっても違っていて・・・
〇 カメラは確かに従来の物とは比べ物にならないが、使用頻度を考えると
これを理由に選択する必要はない。
結局、外出時の電話連絡用以外では、健康管理用のアプリと Gmail、SNS の待ち受け位と従来通りですのでこのまま使い続けはしますが(^^;)
といった具合でカメラを殆ど使わない私にはメリットを見いだせない製品だったというのが正直な所です。
それに Android の生みの親が作る標準マシンなのでもう少し真面目に仕様の検討と製品品質評価をしていると思いましたが??ですね。
4月頭に iPhone 6S+Redmi Note 9S から Pixel 6a にスマホを切り替えて約半年経ちましたので Pixel 6a の感想を纏めてみようかと思います。
今回はOS/セキュリティのアップデートの期間保証を優先で機種を選んだので仕方がありませんが、ネット上の一般的評価に比べ残念ながら評価出来る製品ではありませんでした。
《 この価格帯の製品として残念な点 》
● CPU の能力が価格に見合わない。
Google Tenser の処理能力は評価アプリの数値よりも実使用では寧ろ遅く
感じる。
殆どの使用タイミングで Redmi Note9S と差が感じられずイライラ・・・
2倍程度の差ではアップは殆ど感じられないかもしれないが、遅くは
感じないはずだが?
Geekbench結果 Multi Single
Google Tenser 2828 1038 Google Pixel 6a
Snapdragon 720G 1765 568 Redmi Note 9S
● バッテリーがもたない。
もって24時間、通常18~20時間前後なので毎日充電せねばならず、
充電のタイミングが難しい。 それに充電も遅くイライラさせられる。
47% からの充電で2時間掛かる様ではダメだ。
それに充電効率が悪いのか本体が熱くなる。
電話もネットアクセスも全くと言っていい程しないのにこの減り方・・・
ポーリングを続ける通信系ハード/ドライバーの出来が悪いのだろう。
それに健康管理用のアプリを2本動かすと2割近く消耗が早くなり、1日に
1度の充電では間に合わない事も。
Redmi Note 9S は 4日は持ちましたから・・・
iPhone 基準ではね~
● 何が原因か未だに分からないが夜間に本体が熱くなっている事がある。
動かしているのは「熟睡アラーム」というアプリだけのはずなのに・・・
バックグラウンドでは Smartwatch の監視アプリが動いてはいるけれど。
機内モードにして Wi-Fi と セルラーを切ると起きない気もするが・・・
iPhone 6s/Redmi Note 9S に比べ通信系がハードを含め皆弱いのでは?
● OSやセキュリティアップデートに時間が掛かり過ぎる。
高々130MB程度で1時間近く掛かっては話にならない。
夜間(未使用時間帯)に速度を落として実行するのを前提にしている
のではないか?
自前の負荷とコストを抑える為なのだろう、ダウンロードの通信速度も
全く出ていないし。
● 指紋認証がゴミ。
ネット上でも指摘が多いがガラスフィルムを貼っていると認識確率が
50%を切るのでとても使えない。 ダメになると暫くずっとダメなので
生体認証を決済系アプリに設定出来ないレベルだ。
2年以上前の Note 9S では指紋認証/顔認証共に用意されており、ちゃんと
使えるレベルの物、どれだけ遅れてる?
これも再起動すると直る事が多いのでドライバーのバグか?
● イヤフォンジャックがない。
増えたとはいえ Bluetooth 接続のイヤフォンの選択肢は少ない。
また Bluetooth の物は充電が必要だし、使用可能時間も短いという欠点が
ある。
それに同じメーカーでも有線の方が機種も多く、好みの物を使えるし
価格帯幅も広い。
● 外部メモリー(MicroSDソケット)がない。
Google/Apple は写真の容量が上がったにも関わらず外部メモリーを
用意しないのは高額な上位機種に誘導したい為?
● アプリが作るユーザーファイルにアクセス出来ない。
iPhone/Android 共だがアプリがユーザーにフォルダを開放していない
限りアプリが作るファイルにアクセス出来ない。
機種更新をすると過去のデータが消えるというバカげた状況になる。
音楽や写真といった物はPCと同期してフォルダ構造迄合わせたいが
これが出来ないのも難点。 PCのフォルダ構造と同期させようとすると
エクスプローラアプリが必要になる。
● 通信系の送受信能力が低い。
- セルラー系の受信レベルが iPhone 6s/Note 9S に比べ1バー分低く
しか表示されない。
- Bluetooth/Wi-Fi 共に宅内での到達距離が1~2m短い。
- アプリによっては Bluetooth/Wi-Fi に接続出来なくなる事がある。
その場合、アプリの再起動では直らず電源を落として再起動し直す
必要が出る。 その頻度も結構高い。
同じアプリで Note 9S では同様の現象は出ていないので Pixel 側に
原因があると思われる。
一例をあげるとエディタで Bluetooth Keyboard から入力出来なくなる。
こうなるとすべてのアプリでダメになる。
Bluetooth を見ても Keyboard は接続されているのに・・・
Keyboard の電源を再投入しても、設定で Keyboard を接続し直しても
ダメ。 本体の電源を切って再投入すると入力可能になるといった具合。
● UIがどうにも使い辛いし関連するものが分散している。
UIも2年前の Redmi Note9S の方が考えられていた。 どうも無駄な
アクションやステップそして画面空間の無駄が多い様に感じる。
● 通知・権限設定を許可なく勝手に消去するのはやり過ぎ。
(最近 Android OS は全部? Android が標準仕様にした?)
冬季だけとか半年に1~2回といった期間限定のアプリなどを使おうと
思ったら権限が消去されている為、権限だけでなくアプリ自体の設定まで
見直さねばならないという事態に見舞われる。
● 設定のまとまり/名称付けが・・・
1機能に関わる設定が分散しており、期待する状態にするにはネットの
情報を参照しながらでないとまともに設定できるか不安になる。
しかもここもメーカー/機種によっても違っていて・・・
〇 カメラは確かに従来の物とは比べ物にならないが、使用頻度を考えると
これを理由に選択する必要はない。
結局、外出時の電話連絡用以外では、健康管理用のアプリと Gmail、SNS の待ち受け位と従来通りですのでこのまま使い続けはしますが(^^;)
といった具合でカメラを殆ど使わない私にはメリットを見いだせない製品だったというのが正直な所です。
それに Android の生みの親が作る標準マシンなのでもう少し真面目に仕様の検討と製品品質評価をしていると思いましたが??ですね。