UMIDIGI AirBuds U 代替用に購入 [睡夢庵の電脳環境]
【 UMIDIGI AirBuds U 購入 】
現在使用中の ノーブランド i9S-TWS ですが、突然接続が切れリトライを続けるという現象が出てしまいました。
もともとケースの充電回路もおかしく、ケースの充電を開始しないとイヤフォン側への充電が出来ないという欠陥品でしたが、ついに・・・
しかし新しく出る物のほとんどはカナル型なので、オープンしか使わない私には選択肢が限られて来ました。
それに既にガタが来ている耳が何時までそこそこのレベルで音楽鑑賞出来る状態を保てるのかも?ですので、高額品に手を出すのも躊躇してしまいます。
2021/09/21 何気無く amazon でワイアレスイヤフォンを探した所、UMIDIJI の AirBuds U がタイムセールになっており、セラミックホワイトが ¥2,976- になっています。
UMIDIGI のサイトで仕様を調べた所不足はありますが、まぁそこそこ使えそうでしたので代替品として購入してみる事にしました。
しかし、UMIDIGI のサイトもですが、Firefox には対応しておらずページ移行が出来ない・・・最近こういった所が増えて困っています。
妙なレイヤなどを使った視覚効果に頼ったページは非常に欲しい情報が探しにくいのでいい加減にしてほしい所・・・
《 UMIDIGI AirBuds U 個装内容物 》
・ 充電ケース+AirBuds U 本体
・ ポシェット
・ USB-A to USB-C 充電ケーブル(全長 17cm)
・ 取り扱い説明書
- クイックスタートガイド(英文)
- 取説 英/独/伊/スペイン/仏/日の6か国語
取扱説明書の出来は非常にお粗末、まったく校正が行われていないレベルで印刷書体も線が細過ぎ非常に読み辛い。
これが 海外展開を始めた UMIDIGI の製品化検証のレベルとはお粗末な限り。
英文で読む方が分かると言ったら(^^;)のレベルであり、ここにメーカーとしての商品提供品質に対する姿勢が如実に表れている。
《 製品仕様 》
カラー : Ceramic White/Rock Red/Cosmic Black 3色
音響特性 : スピーカー径 = φ13mm Dynamic Speaker
周波数帯域 = 20Hz-20kHz
コーデック = SBC/AAC
電話通話 : ノイズキャンセリング付き
Bluetooth : Bluetooth 5.1 ~10m(開放空間)
バッテリー: ケース充電時間 2 時間/USB-C
ケース込み使用時間 ~ 20 時間/通話
~ 24 時間/再生
本体使用時間 ~ 4 時間/通話
~ 5 時間/再生
サイズ : イヤフォン本体 35.43*20.38*16.91mm
充電ケース 44.1*40.5*25mm
重量 : イヤフォン 単体 4.3g
充電ケース 25.3g
防水レベル: イヤフォン本体のみ IPX5(噴流に対しての保護)
技適 : 211-210422(2021/06/08 取得済)
制御ソフト: 専用アプリ( UMIDIGI で検索してインストール)
充電ケース: バッテリー容量 = 380mAh/1.406W
充電仕様 = 5.0V/400mA(USB-A 2 から充電可)
仕様上の弱点は SBC/AAC という基本コーデックにしか対応していない所。
2021 発売なのだから aptX には対応しておいてほしかった。
aptX でも遅延が問題となるのに標準コーデックというのは余りにも寂しい。
《 制御ソフトの機能 》
このイヤフォンは UMIDIGI という専用アプリとのセットで使って初めてイヤフォンと呼べるレベルになる物です。
周波数特性を20Hz-20kHz と記載しているが下のデフォルトでの再生波形を見て頂くと分かる通り、従来のスピーカー/ヘッドフォン/イヤフォンに於ける周波数特性とは異なるもので、従来の感覚では 1.7kHz~10kHz としてしか表記出来ない代物。
・ Bluetooth 接続 接続制御が出来るみたい?だがうまく動作せず
アプリを起動すれば情報を表示して良いはず
だが、ネット接続や現在位置情報を要求して来る
辺りが原因なのかまず一発で繋がる事がない。
ハードウェア本体は一度接続登録がされれば取り
出せばちゃんと接続される。
複数に接続する場合は、前回を優先するので
接続相手を切り替える場合は、一度設定ですべての
接続を切った上で本体を取り出し、新たに接続する
端末の設定で接続する必要がある。
・ ファームウェア更新 未確認
・ システムリセット 未確認
・ ゼスチャー 左右のボタンの機能切り替え(未確認)
・ 音響効果切り替え 6種の固定設定と1つのパーソナル設定
- パーソナル 31/62/125/250/500/1k/2k/4k/8k/16k
以上10ポイントで ±8dB 調整可
- デフォルト ハイキー&低域は殆どない
- その他 人気/サブウーハー/石(ロック(^^;)/柔らかい/
クラシック
・ バッテリー容量確認 左右のイヤフォンのバッテリー残量が確認出来る
・ ヘッドフォンを探す どこに置いたか忘れた時に使う。
《 製品評価 》
・ 梱 包
- 外装箱 配色・工作制度共に良い
- 本体のシーリング フィルムが非常に取り外し辛かった
接着剤の選択ミスか
- 付属品配置 簡便だが問題はない
・ 製品外観
- 外装樹脂 成形精度 3ピースの様だが各面の繋ぎも面も綺麗
樹脂品質 素材色が外装色だとすれば樹脂、色素共
良質
- 充電ボックス 非常に高く、がっしりしており形状的にも耐圧は
高そうなのでどこにでも安心して放り込めそう
- イヤフォン本体 イヤーピースの内/外側接合面に段差が出ているのは
頂けない 使用時に引っ掛かりや痛みを感じる
レベルではないが、目視で段差がはっきり見えては
だめなのでは? 筒形の部分も側面に段差が見える
これが中華の品質管理レベルでしょう
・ 使用評価
- イヤフォン本体
・ 耳への収まり 私の耳にはしっくりと収まるが耳珠には外した後も
圧迫感が残る。
・ 耳道との適合 私の耳では開口部と耳道が正対し動いても音に
変化は出ない。 今迄で最も変化しない物だった。
・ 操作性 この種はどれも同じだが慣れが必要。
意図せず曲頭/曲末動作をしてしまう。
・ バッテリー 7時間経過時左右 20/10% 右BL警告
(JPOP/Classic/POP を連続再生)
スペックは5時間なので十分に満たしていた。
- 音質 デフォルト(裸特性)では使い物にならない。
アプリに用意されるイコライザーでの調整が必須。
イコライザー調整範囲 ±8dBという広範囲!
・ イコライザー設定の種類
カスタマイズ 1種ユーザーに設定が許される。
デフォルト フラット
その他プリセット ポピュラー/サブウーハー/ロック/ソフト/
クラシックの5種
以下は各イコライザーの設定状態
・周波数特性の確認
評価環境 再生側 Redmi Note6S
音源 30Hz ~ 20kHz 0dB連続
(-70dB=無音の正弦波スイープ音源)
再生アプリ ONKYO HF-Player
SP UMIDIGI AirBuds U
マイク iPhone 6s 内蔵
評価アプリ Audio Frequency Analyzer
Hold で記録しSnap
以下はその結果以下の通り
下図は 30Hz ~ 20kHz 0db (-70dbが無音) 正弦波スイープを波形ホールドで各設定での再生状態をキャプチャしたもの。
「デフォルト」の周波数帯域が 4kHz ~ 16kHz でポアソン分布の様な勾配なんて有り得ない。
これをユーザーに±8dB 10ポイント のソフトイコライザで調整しろというのですから、非常に乱暴な製品です。
このアプリを使わねば、デフォルトの飛んでもない特性なのですから・・・これを購入者が最初に聴く音として出荷する神経はちょっと理解の外です。
どうもスマホ自体の粗をあからさまに出すみたいで、Redmi Note6S では全体に音が詰まり寂しい音になる。
採用されているコーデックがSBC/AAC だけという点が新しい機種としては寂しい限りで、このせいもあるのかも。
・ 音質確認
一応私が聴くジャンルに対してオールラウンドに設定したものが
「カスタマイズ」(パーソナル)
これで聴いた結果では、ナガラ聴きならば我慢が出来るレベルで、
女性ボーカル、ジャズピアノ等どれもちょっとズレてしまいます。
動き回りながら聴くという用途限定でしょうか。
これで聴く岩崎弘美/良美、中森明菜、石川さゆり、柏原芳恵、
白鳥英美子、テレサ・テン、ナナ・ムスクーリ、バーブラ・
ストライザンド、クリステーナとウーゴ、オイゲンキケロ、
喜多朗、パールマン、ジャクリーヌ・デュ・プレ、
コレギウム・アウレウム、ランパル、リヒテル・・・
どれも鮮明度と透明感・艶が薄れて平べったくなります。
ボリューム7、クラシックでは8割以上でないと雰囲気が消える。
せいぜいながら聴きであればのレベルの製品です。
ELECOM LBT-PAR500 + Senheiser MX 375 と比べるとはっきり
言って勝負にならない。
もう少しイコライザーを弄って追い込んでみますが、透明度、
鮮明度、伸びといった点は余り改善は期待出来そうにない。
- Bluetooth 到達距離 10mとなっているが壁を挟むと5mで接続が
切れる。 i9S-TWS よりも2~3m短い。
ただし、切れる迄は安定している。
- アプリケーション
・ 十分にデバックされていないのでは? 理解できない動きをする。
・ 接続状態で起動すると何も出来ず、わざわざ接続を一度切らなければ
ならない様だ
・ イコライジングの切り替えが出来なくなる事がある
・ バッテリー容量監視 左右イヤフォン夫々のバッテリー残量を表示
ただし、片方の容量しか表示しない時がある
・ 音響特性切り替え
「カスタマイズ」ではある意味異常なイコライジングが出来る。
なにしろ±8dB のレンジですからね。
- デフォルト 入力透過という意味?
非常に高域に偏った音で低域は全く無い
φ13mm はスーパーツィーターの裸特性のまま?
- 人気
- サブウーハー
- 石(ロック(^^;)
- 柔らかい
- クラシック
- カスタマイズ(パーソナル)
- 本体側バッテリーの消耗度
再生アプリは Onkyo HF-Player
ELECOM LBT-PAR500 + Senheiser MX 375 と比べるとはっきり言って別物。
iPhone 6s 側のバッテリー消耗も aptX 接続で LBP-PAR500 と接続した場合の倍に近い消耗をしており、この点でも追い込み不足であり、この点でも使用者目線を忘れた商品企画と言ってよいのでは?
《 総合評価 》
自身の使い方の範囲ではこの価格であれば、ながら聴き用としてまぁ許容出来るかというレベル。
イコライザーで幾ら補正しても補正過程で倍音成分等は消えたり強調されたりするので、裸特性がフラットな物には絶対に太刀打ち出来るはずもない。
この点で滑らかでいて繊細かつ艶と伸びがある音を求める方にはお薦め出来ない。
☆ 良い点をあげれば
・ イヤフォン本体のバッテリーが連続5時間再生という仕様をクリアする。
・ 私の耳にフィットし、スピーカー開口部が耳道に正対するため
動いても音量/音質にほとんど変化がでない。
・ 付属ポシェットに入れて持ち歩けば、充電ボックスが非常に小さくかつ
剛性が高いので持ち歩きには非常に使い勝手がよい。
イヤフォン本体のマグネットロックも非常に強力なので落とす
心配もなさそう。
☆ 悪い点
・ アプリの出来が酷い/まともな検証をしたのかというレベル。
まず一発で繋がらないし、繋がっても本体側で再生される事が多い。
iPhone 6s の場合、デバイスには接続済みになっても再生出来ない事が
殆どで接続されているデバイスを削除してその他のデバイスに表示
される AirBuds U を接続してやると再生出来る場合がほとんど。
アプリと充電ボックスから取り出すという再接続動作では「保存済み」
のデバイスは接続済みになるものの実際には音が出ずもう一つ新しい
デバイスとして2重登録するみたいだ。
・ 再接続動作で繋がった場合バッテリーが片チャネルしか出ない事が
殆ど(接続に失敗している)
・ 接続済みの状態でアプリを起動しても画面は出るものの反応しない。
・ イヤフォンのデフォルト特性が酷過ぎる
±8dBのイコライザーで弄れば音質が劣化するのは当たり前なのに。
現在使用中の ノーブランド i9S-TWS ですが、突然接続が切れリトライを続けるという現象が出てしまいました。
もともとケースの充電回路もおかしく、ケースの充電を開始しないとイヤフォン側への充電が出来ないという欠陥品でしたが、ついに・・・
しかし新しく出る物のほとんどはカナル型なので、オープンしか使わない私には選択肢が限られて来ました。
それに既にガタが来ている耳が何時までそこそこのレベルで音楽鑑賞出来る状態を保てるのかも?ですので、高額品に手を出すのも躊躇してしまいます。
2021/09/21 何気無く amazon でワイアレスイヤフォンを探した所、UMIDIJI の AirBuds U がタイムセールになっており、セラミックホワイトが ¥2,976- になっています。
UMIDIGI のサイトで仕様を調べた所不足はありますが、まぁそこそこ使えそうでしたので代替品として購入してみる事にしました。
しかし、UMIDIGI のサイトもですが、Firefox には対応しておらずページ移行が出来ない・・・最近こういった所が増えて困っています。
妙なレイヤなどを使った視覚効果に頼ったページは非常に欲しい情報が探しにくいのでいい加減にしてほしい所・・・
《 UMIDIGI AirBuds U 個装内容物 》
・ 充電ケース+AirBuds U 本体
・ ポシェット
・ USB-A to USB-C 充電ケーブル(全長 17cm)
・ 取り扱い説明書
- クイックスタートガイド(英文)
- 取説 英/独/伊/スペイン/仏/日の6か国語
取扱説明書の出来は非常にお粗末、まったく校正が行われていないレベルで印刷書体も線が細過ぎ非常に読み辛い。
これが 海外展開を始めた UMIDIGI の製品化検証のレベルとはお粗末な限り。
英文で読む方が分かると言ったら(^^;)のレベルであり、ここにメーカーとしての商品提供品質に対する姿勢が如実に表れている。
《 製品仕様 》
カラー : Ceramic White/Rock Red/Cosmic Black 3色
音響特性 : スピーカー径 = φ13mm Dynamic Speaker
周波数帯域 = 20Hz-20kHz
コーデック = SBC/AAC
電話通話 : ノイズキャンセリング付き
Bluetooth : Bluetooth 5.1 ~10m(開放空間)
バッテリー: ケース充電時間 2 時間/USB-C
ケース込み使用時間 ~ 20 時間/通話
~ 24 時間/再生
本体使用時間 ~ 4 時間/通話
~ 5 時間/再生
サイズ : イヤフォン本体 35.43*20.38*16.91mm
充電ケース 44.1*40.5*25mm
重量 : イヤフォン 単体 4.3g
充電ケース 25.3g
防水レベル: イヤフォン本体のみ IPX5(噴流に対しての保護)
技適 : 211-210422(2021/06/08 取得済)
制御ソフト: 専用アプリ( UMIDIGI で検索してインストール)
充電ケース: バッテリー容量 = 380mAh/1.406W
充電仕様 = 5.0V/400mA(USB-A 2 から充電可)
仕様上の弱点は SBC/AAC という基本コーデックにしか対応していない所。
2021 発売なのだから aptX には対応しておいてほしかった。
aptX でも遅延が問題となるのに標準コーデックというのは余りにも寂しい。
《 制御ソフトの機能 》
このイヤフォンは UMIDIGI という専用アプリとのセットで使って初めてイヤフォンと呼べるレベルになる物です。
周波数特性を20Hz-20kHz と記載しているが下のデフォルトでの再生波形を見て頂くと分かる通り、従来のスピーカー/ヘッドフォン/イヤフォンに於ける周波数特性とは異なるもので、従来の感覚では 1.7kHz~10kHz としてしか表記出来ない代物。
・ Bluetooth 接続 接続制御が出来るみたい?だがうまく動作せず
アプリを起動すれば情報を表示して良いはず
だが、ネット接続や現在位置情報を要求して来る
辺りが原因なのかまず一発で繋がる事がない。
ハードウェア本体は一度接続登録がされれば取り
出せばちゃんと接続される。
複数に接続する場合は、前回を優先するので
接続相手を切り替える場合は、一度設定ですべての
接続を切った上で本体を取り出し、新たに接続する
端末の設定で接続する必要がある。
・ ファームウェア更新 未確認
・ システムリセット 未確認
・ ゼスチャー 左右のボタンの機能切り替え(未確認)
・ 音響効果切り替え 6種の固定設定と1つのパーソナル設定
- パーソナル 31/62/125/250/500/1k/2k/4k/8k/16k
以上10ポイントで ±8dB 調整可
- デフォルト ハイキー&低域は殆どない
- その他 人気/サブウーハー/石(ロック(^^;)/柔らかい/
クラシック
・ バッテリー容量確認 左右のイヤフォンのバッテリー残量が確認出来る
・ ヘッドフォンを探す どこに置いたか忘れた時に使う。
《 製品評価 》
・ 梱 包
- 外装箱 配色・工作制度共に良い
- 本体のシーリング フィルムが非常に取り外し辛かった
接着剤の選択ミスか
- 付属品配置 簡便だが問題はない
・ 製品外観
- 外装樹脂 成形精度 3ピースの様だが各面の繋ぎも面も綺麗
樹脂品質 素材色が外装色だとすれば樹脂、色素共
良質
- 充電ボックス 非常に高く、がっしりしており形状的にも耐圧は
高そうなのでどこにでも安心して放り込めそう
- イヤフォン本体 イヤーピースの内/外側接合面に段差が出ているのは
頂けない 使用時に引っ掛かりや痛みを感じる
レベルではないが、目視で段差がはっきり見えては
だめなのでは? 筒形の部分も側面に段差が見える
これが中華の品質管理レベルでしょう
・ 使用評価
- イヤフォン本体
・ 耳への収まり 私の耳にはしっくりと収まるが耳珠には外した後も
圧迫感が残る。
・ 耳道との適合 私の耳では開口部と耳道が正対し動いても音に
変化は出ない。 今迄で最も変化しない物だった。
・ 操作性 この種はどれも同じだが慣れが必要。
意図せず曲頭/曲末動作をしてしまう。
・ バッテリー 7時間経過時左右 20/10% 右BL警告
(JPOP/Classic/POP を連続再生)
スペックは5時間なので十分に満たしていた。
- 音質 デフォルト(裸特性)では使い物にならない。
アプリに用意されるイコライザーでの調整が必須。
イコライザー調整範囲 ±8dBという広範囲!
・ イコライザー設定の種類
カスタマイズ 1種ユーザーに設定が許される。
デフォルト フラット
その他プリセット ポピュラー/サブウーハー/ロック/ソフト/
クラシックの5種
以下は各イコライザーの設定状態
デフォルト | ポピュラー |
サブウーハー | ロック |
ソフト | クラシック |
・周波数特性の確認
評価環境 再生側 Redmi Note6S
音源 30Hz ~ 20kHz 0dB連続
(-70dB=無音の正弦波スイープ音源)
再生アプリ ONKYO HF-Player
SP UMIDIGI AirBuds U
マイク iPhone 6s 内蔵
評価アプリ Audio Frequency Analyzer
Hold で記録しSnap
以下はその結果以下の通り
下図は 30Hz ~ 20kHz 0db (-70dbが無音) 正弦波スイープを波形ホールドで各設定での再生状態をキャプチャしたもの。
「デフォルト」の周波数帯域が 4kHz ~ 16kHz でポアソン分布の様な勾配なんて有り得ない。
これをユーザーに±8dB 10ポイント のソフトイコライザで調整しろというのですから、非常に乱暴な製品です。
このアプリを使わねば、デフォルトの飛んでもない特性なのですから・・・これを購入者が最初に聴く音として出荷する神経はちょっと理解の外です。
デフォルト | ポピュラー |
ロック | ソフト |
クラシック | カスタマイズ(自身で設定したもの) |
どうもスマホ自体の粗をあからさまに出すみたいで、Redmi Note6S では全体に音が詰まり寂しい音になる。
採用されているコーデックがSBC/AAC だけという点が新しい機種としては寂しい限りで、このせいもあるのかも。
・ 音質確認
一応私が聴くジャンルに対してオールラウンドに設定したものが
「カスタマイズ」(パーソナル)
これで聴いた結果では、ナガラ聴きならば我慢が出来るレベルで、
女性ボーカル、ジャズピアノ等どれもちょっとズレてしまいます。
動き回りながら聴くという用途限定でしょうか。
これで聴く岩崎弘美/良美、中森明菜、石川さゆり、柏原芳恵、
白鳥英美子、テレサ・テン、ナナ・ムスクーリ、バーブラ・
ストライザンド、クリステーナとウーゴ、オイゲンキケロ、
喜多朗、パールマン、ジャクリーヌ・デュ・プレ、
コレギウム・アウレウム、ランパル、リヒテル・・・
どれも鮮明度と透明感・艶が薄れて平べったくなります。
ボリューム7、クラシックでは8割以上でないと雰囲気が消える。
せいぜいながら聴きであればのレベルの製品です。
ELECOM LBT-PAR500 + Senheiser MX 375 と比べるとはっきり
言って勝負にならない。
もう少しイコライザーを弄って追い込んでみますが、透明度、
鮮明度、伸びといった点は余り改善は期待出来そうにない。
- Bluetooth 到達距離 10mとなっているが壁を挟むと5mで接続が
切れる。 i9S-TWS よりも2~3m短い。
ただし、切れる迄は安定している。
- アプリケーション
・ 十分にデバックされていないのでは? 理解できない動きをする。
・ 接続状態で起動すると何も出来ず、わざわざ接続を一度切らなければ
ならない様だ
・ イコライジングの切り替えが出来なくなる事がある
・ バッテリー容量監視 左右イヤフォン夫々のバッテリー残量を表示
ただし、片方の容量しか表示しない時がある
・ 音響特性切り替え
「カスタマイズ」ではある意味異常なイコライジングが出来る。
なにしろ±8dB のレンジですからね。
- デフォルト 入力透過という意味?
非常に高域に偏った音で低域は全く無い
φ13mm はスーパーツィーターの裸特性のまま?
- 人気
- サブウーハー
- 石(ロック(^^;)
- 柔らかい
- クラシック
- カスタマイズ(パーソナル)
- 本体側バッテリーの消耗度
再生アプリは Onkyo HF-Player
ELECOM LBT-PAR500 + Senheiser MX 375 と比べるとはっきり言って別物。
iPhone 6s 側のバッテリー消耗も aptX 接続で LBP-PAR500 と接続した場合の倍に近い消耗をしており、この点でも追い込み不足であり、この点でも使用者目線を忘れた商品企画と言ってよいのでは?
《 総合評価 》
自身の使い方の範囲ではこの価格であれば、ながら聴き用としてまぁ許容出来るかというレベル。
イコライザーで幾ら補正しても補正過程で倍音成分等は消えたり強調されたりするので、裸特性がフラットな物には絶対に太刀打ち出来るはずもない。
この点で滑らかでいて繊細かつ艶と伸びがある音を求める方にはお薦め出来ない。
☆ 良い点をあげれば
・ イヤフォン本体のバッテリーが連続5時間再生という仕様をクリアする。
・ 私の耳にフィットし、スピーカー開口部が耳道に正対するため
動いても音量/音質にほとんど変化がでない。
・ 付属ポシェットに入れて持ち歩けば、充電ボックスが非常に小さくかつ
剛性が高いので持ち歩きには非常に使い勝手がよい。
イヤフォン本体のマグネットロックも非常に強力なので落とす
心配もなさそう。
☆ 悪い点
・ アプリの出来が酷い/まともな検証をしたのかというレベル。
まず一発で繋がらないし、繋がっても本体側で再生される事が多い。
iPhone 6s の場合、デバイスには接続済みになっても再生出来ない事が
殆どで接続されているデバイスを削除してその他のデバイスに表示
される AirBuds U を接続してやると再生出来る場合がほとんど。
アプリと充電ボックスから取り出すという再接続動作では「保存済み」
のデバイスは接続済みになるものの実際には音が出ずもう一つ新しい
デバイスとして2重登録するみたいだ。
・ 再接続動作で繋がった場合バッテリーが片チャネルしか出ない事が
殆ど(接続に失敗している)
・ 接続済みの状態でアプリを起動しても画面は出るものの反応しない。
・ イヤフォンのデフォルト特性が酷過ぎる
±8dBのイコライザーで弄れば音質が劣化するのは当たり前なのに。