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新規感染者数9,582人 : 日本的価値観の崩壊の危機の象徴か [睡夢庵 日々徒然]

【 新規感染者数9,582人 : 日本的価値観の崩壊の危機の象徴か 】

キングコングの西野氏がラスベガスの現状とJ&Jの1回の接種で済むワクチン接種を受けたという報告をYoutube上でしていましたが、現状のアメリカの新規感染者数を考えると有り得ない光景が映し出されていました。 彼と日本人と思われる集団以外誰もマスクをしていないし、人の集まる処での密集度は信じ難い有様でした。

翻って日本、特に東京の実情をみると朝夕の通勤時間帯に関してはそれなりな減少を感じますが、商業地や観光地での人手に関しては寧ろ増加しています。
これはアメリカナイズされた若年層の行動が日本でも最早各個人の理性的判断力に期待する事が出来ない状況になっている事を如実に示す結果なのでしょう。
既に公的行動規範よりも個人的欲求が優先される状況に至ってしまった。

ついにGHQや共産/社会主義勢力が目指した日本の国民性を破壊し、自身の思考に近付ける事で同質化・隷従化させようとした試みが成果をあげて来た様です。
GHQの中心にいたのはルーズベルトのニューディール政策の実行に携わった連中が係わったせいも大きいでしょうね。 彼らの背景にあるのは白人・キリスト教世界の絶対優位性の強制ですから。

この一つに農地法や学制改革、固定資産や相続に関する法律を徹底的に改変し、家系という価値共有形態を保てない様にした事もあげられます。
平等な資産相続権や遺留分等の設定や姻族資産の兄弟相続等で家族/家系の分断を図った訳で、このせいで特に大家族を維持し難い都市部での家族崩壊が進んでしまったと言えるでしょう。
これに輪を掛けたのが企業体制・体質や金融体系に対する米国の継続的な干渉でしょう。 これによってどれだけの資本・資産がアメリカの食い物にされた事か。
そして企業は否応なく東京一極集中を目指す以外になくなり、これが家族/家系の分断を助長します。

これはさておき、ついに新規感染者数が1万人の大台に近付きました。

今回の緊急事態宣言の解除に際し「馬鹿な!」と言いましたが、その通りになりましたね。
単純な例で、2021/07/28 の各地域の最大感染者数を合計すると約1.1万人ですから、増加傾向にある限りこれは到達して当たり前の数字です。

前回の緊急事態宣言の解除が6月20日ですが、既にその数日前から解除されるという報道に釣られて人出が増加に転じていただけでなく新規感染者数も増加に転じようとしていました。 にも拘わらず解除なのですから、当然感染者の急増は当たり前。

これに輪を掛けたのが連休やオリンピックの開催。 外出している連中への街頭インタビューを聞いていると呆れるばかりの無関心・危機感の無さには驚くばかり。

行政、やることなすことが素人以下。 中央官庁や政界、メディアの人間の資質は一体どこまで落ちてしまったのか。
この事態でも未だに「緊急事態宣言」の発出?
夫々の首長のレベルも・・・というかこういう行動しか出来ない環境にして来た責任の大半がメディア人にある事が理解されていないのも問題。

既に、公権による強制力を持った施策が行えるような立法処置が必要な事は心ある人は理解しているのではないでしょうかね。
ですが国会の様相をみるとまぁこれが国民が選んだ代表?という・・・この時点でも主義主張や自己愛に囚われている様では・・・
こういう事に大声で反対を唱える輩は今迄何をして来たか? メディアよ、それを白日の下に晒してみせては?
まぁ、己がその最先端では分からないのでしょうが(^^;)
その意味で報道の罪も重いですね。 楽天的な報道ばかりでやっとここに来てあれ?危ない?レベルですから。

アメリカ、イギリス、フランス等欧米諸国やイスラエルの状況をみれば2週間前には大警鐘をならしていなければならなかったはずなのです。
欧米諸国はワクチンの接種が進んでいますので、新規感染者数は増えても死者数は増えないという状況なのかもしれませんが、日本では中年層以下への接種が進んでいませんのでこれから先が心配です。


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