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スバル インプレッサスポーツ 4年目12か月点検 [睡夢庵の足]

【 スバル インプレッサスポーツ 4年目12か月点検 】

早いものでインプレッサに乗り換えて既に4年経過です。 光陰矢の如し・・・

型  式 : GT2A54C-QFC-8U20   エンジン型式 : FB16
初年度登録: 2017/05          走行距離   : 26,290km

点検パックに入っていますので、エンジンオイル、エレメント交換部品代およびクーラント、ウインドウウォッシャー液の補充と基本点検技術料は込みですので、プラスの作業や部品交換がなければ新たな費用は発生しません。 請求明細記載の費用は下記の通りで、これらは点検パックへの付け替えで請求額は0でした。

技術料  12か月点検        11,000
エンジンオイル交換  396
部品代オイルエレメント1,320
同上用ガスケット     110
オイル スバル ASN0W20 2,259
合計 15,085

12か月点検にはタイヤローテーションが含まれていますので、このタイミングで夏タイヤに履き替えました。

前回点検からの走行距離: 3,291km     タイヤ:ミシュラン X-ICE 3+
この間の燃費     : 11.9km/l

燃費の方は、コロナのせいで遠出がなくなった為ちょっと落ちてしまいました。
私自身も月に1回乗るか否かという具合で出掛ける先が限定されている事もあり、いつもは 0.5~0.8km/l 伸ばしていましたが今回は全く改善出来ませんでした。

タイヤについては前回の6か月点検の際に少し早いですが冬タイヤに履き替えましたが、この時にはローテーションが含まれていませんので 4,000 の技術料が追加になり、この分は有償になりました。
スタンドやタイヤ屋に持ち込んで交換しても 2,400~3,000 位の工賃が掛かりますから、12か月点検での交換は無料ですから寧ろ安くなります。

タイヤローテーションのタイミングはミシュランの減り具合から半年交代でも十分にもちそうでしたので、6か月点検のタイミングで履き替える事にしました。
X-ICE 3+ も現在4シーズンを経過していますが、前に使ったブリジストンの REVO GZ の様な踏面硬化に伴うブレーキ特性の劣化は未だ出ておらず、普通使いであれば未だ夏タイヤにも遜色がありません。

夏タイヤの TURANZA の残り山が 6.0mm、スリップサインは 1.6mm ですが排水/ブレーキ特性を考えると一般的には 4mm が限度の様ですので、あと2~3シーズンでしょうか。
未使用期間は倉庫で保管しているとは言え、経年劣化もありますので7年で履き替えか。 同じタイミングでスタッドレスも交換時期になればという・・・

というのは次はオールシーズンにしてみようかと思っているからです。
正直なところ最近の使用状況(ほとんどは女性陣の買い出し用)や冬の積雪状況ではセミスポーツタイヤ/スタッドレスタイヤは宝の持ち腐れ、むしろウエット特性がよいオールシーズンがあればこれを履き続ける方が面倒がありません。

さて、インプレッサ自体についての評価ですが今のところ大満足です。

この4年間で問題とした項目は

1. 動き始めのアクセル開角に対する応答が強過ぎスムーズな加速出来ない。
 → これはプログラムに変更が掛かった様で改善しましたが、今回も変更が
   掛ったのかまたちょっと応答が強くなったみたい。

2. バックミラー上部の室内灯カバー部からカタカタという打音が出た。
 → 室内灯/スイッチへのケーブルに布テープを巻いて対処 → 一応消えた
 → 今年春から再発 → 当たる部分にパッドを貼って対処 → 一応消えた

3. 右側サイドミラー開閉時異音
 → 初期の物に動作音が大きい物がある様で、点検時クレーム対応無償交換

4. フロントストラット上部取り付け部ブラケット内に浸水、ナット類錆発生
 → ブラケットのカバー形状不良(面当ての為浸水)- カップ型に変更
   対策部品が既に出来ており、交換して貰ったがリコール扱いにはなって
   いなかった。

この他リコールもありましたが、ボデー迄更新された新型の割には頻度的に少ない感じですね。
最近は制御系のデジタル化が進んだ為のリコールが増えているみたい。

テスラなどはインターネット回線を使った接続を介して勝手にアップデートを掛けるみたいですし、BMWなどは一部有償にして登録されているクレジットカードから引き落としをするシステムを乗せるみたい。 自動化はいいですが、車にまでクレジットカード情報を登録する? まぁ、アプリですからメーカーサイドのサーバー上でしょうが、これも色々な意味で怖いですね。

マルチタスクOS、システムドライバー等の開発に手を染めた身としてはソフトに全幅の信頼は置けませんし、コンピュータシステムのハードに関しては猶更。
最近は素子系やマウント技術系の障害は減っているみたいではありますが、でもね~

Windows、iPhone、Android 等のOSの安定度を見ていれば自動運転やブレーキ・アクセル・エンジン制御系への介入のレベルが高まるのは恐過ぎます。

このモデルのインプレッサのシステムはまだ単独といって良いレベルですから、警報以外はキャンセルしても運転出来ますがテスラクラスになると・・・
それに目が悪いので運転用の眼鏡では累進や2焦点でもセンターコンソールのナビの小さな文字はボケてよく見えなくなっていますので運転しながらディスプレイを操作するなんて事は・・・音声応答が可能にならねば使えそうにありません。 あ、これも誤指示にすぐに反応してしまい飛んでもない事になりそうです。 アタフタパニックになりかねずです(^^;)

閑話休題・・・

以下先代のFitとの比較で

インプレッサ スポーツ 1.6L EyeSight

1599cc 115PS/15.1kgf・m 7AT 1,575kg 全幅 1775mm 全長 4475mm
パワーウエイトレシオ: 14.3

Fit 1500 5A

1496cc 115ps/14.6kgf・m 7AT 1,010kg 全幅 1675mm 全長 3845mm
パワーウエイトレシオ: 8.78

1. パワー感

  上記の様に数値的に見ればFitの方が遥かに軽く加速も良くなければ
  ならないのですが、まったく逆です。
  Fitはトルクバンドにディップがあるせいで上り坂等でパワーが欲しい
  時に伸びてくれずイライラでした。 7速あっても2段ダウンでは足りず
  3段落とすと回転数が大きくあがり煩いばかりでという・・・
  これに比べインプレッサはこのパワーウエイトレシオが信じられない位
  素直にエンジンも回り力強く駆け上がります。

  高速での加速も体感的にインプレッサの伸びがいいですね。
  初代カムリやラルゴ、Fitでは 120km/h ~での巡航ではボディの軋み
  音・振動、横風・轍での流れに気を遣わねばなりませんでしたが、
  これではシレ~っと・・・逆にスピードに気を遣わねば気づかぬ内に速度
  超過してしまいます。

2. ボディ剛性

  これは過去の車とは比べ物にならない位がっしりしています。
  床の微振動も全く出ませんし、ボディの撓みを感じる事がありません。
  遮音もFitとは比較にならず、Dクラス以上の静かさです。
  ただ、屋根にはエンジン・路面の振動がもろに伝わっているみたいで
  ケーブルが天井カバーに触れるとそれが響いてしまいます。

  Fitではフロントの荷重が偏っている為と剛性不足から、左右の旋回で
  軌跡が違い、右回りではオーバー、左回りではアンダーが出ていました。
  インプレッサは左右ともに狙ったラインに乗ってくれ、アンダーが出る迄
  とても試す気にはなれません(^^;)

3. 運転のし易さ、視認性の良さ

  ステアリングの遊びも必要最小限でその点でのトルク変動も小さく重さも
  適度にあるので腕に疲れを感じる事がありません。 革巻きのせいもある
  のでしょうが・・・

  Fitではあまり出来が良くない電動アシストでしたので、ギクシャク感
  もあり、帰省すると右肩から上腕が凝っていましたが・・・

  チルト・テレスコピックの調整範囲も広いので楽な運転姿勢を選べます。

  車幅も10cm広いのですが、左右のフロントをはじめ見切りがよいので
  ミラーが当たりそうな路地もFitと同じ感覚で抜ける事ができます。

  それから視認性の良さとガラス面の広さから車内が明るく閉塞感が全く
  ありません。
  室内の広さと相まって疲れ方が違います。 これだけでもうFitクラス
  には戻れませんね(^^;)

4. 室内の広さ

  室内幅は 1520mm で旧クラウンと比べて 15mm 狭いだけ・・・
  現行のクラウンでは逆に 20mm 広いくらいですからね。
  Fitは 1385mm ですから 135mm 広い。
  現行ノートも 1445mmですから 75mm 広い。

  窓の開口とステーションワゴン形態の採光具合もあって非常に広く
  感じますし、シートも適度なホールド感があって滑りませんので乗って
  非常に楽です。

  まぁ、Fitやノート等はBセグメントなのでここでの比較は不公平かも
  しれませんが装備を含めて価格的にみれば200万ちょい超えの同列
  ですからCPという意味でも頭抜けているといってよいでしょう。
  インプレッサはセグメントとしてはCDに分類されますから。

5. 荷室の広さ

  純正タイヤ4本を縦積みで積めますし、リアシートを倒せばDIY材料
  などの買い出しでも飲み込んでくれます。

6. 燃費

  Fit 15A の燃費は日常使いでの最良が 13.0km/l、真夏だと 11.4km/l位。
  インプレッサの燃費は 11.5 ~ 12.7km/l 位、今年の冬は 11.9km/l
  でしたので、寸法・車重差と使用状況を考えれば悪くない値です。
  これが製造年次による進歩なのでしょうか。

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《 欧州自動車専門誌での車格分類 》

乗用車車格          全    長
Aセグメント 3,750mm以下
Bセグメント 3,750mm~4,150mm以下
Cセグメント 4,150mm~4,600mm以下
CDセグメント 4,400mm~4,600mm以下
Dセグメント 4,600mm~4,800mm以下
Eセグメント 4,800mm~5,000mm以下
Fセグメント 5,000mmを超えるもの

《 米国でのクラス分け 》

乗用車車格ホールベース長
Minicompact 85インチ未満(2,159mm)
Subcompact 85~100インチ未満(2,540mm)
Compact 100~110インチ未満(2,794mm)
Mid-Size(Midle Size,Intermidiate) 110~120インチ未満(3,048mm)
Large(Full Size) 120インチ以上

《 日本でのクラス分け 》

乗用車-排気量による課税クラス分け  自家用  営業用
1. 1000cc以下       29,500-    7,500-
2. 1000超~1500cc以下   34,500-    8,500-
3. 1500超~2000cc以下   39,500-    9,500-
4. 2000超~2500cc以下   45,000-   13,800-
5. 2500超~3000cc以下   51,000-   15,700-
6. 3000超~3500cc以下   58,000-   17,900-
7. 3500超~4000cc以下   66,500-   20,500-
8. 4000超~4500cc以下   76,500-   23,600-
9. 4500超~6000cc以下   88,000-   27,200-
10. 6000超         111,000-   40,700-


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《 新型コロナの状況 》

高齢者向けのワクチン接種案内が来ました。 といっても実際には5月半ば以降で、実際には6月に入ってからになるでしょう。
それと受け付ける病院は3か所だけ、その他数か所ある医院、診療所などは定期検診をそこで受けている人のみ受け入れになっています。

その他集団接種を保健所等2か所が設定されていますが、1か所は日曜日だけ、その上ここも保健所も6月に各3日稼働するだけ。

当初配布されるワクチンの数もバカバカしいほどの少なさ。 出来るだけ平等になんでしょうかね。
こんな数ならば市でキャンピングカーを数台位借りて公民館や事業所を回って接種する方がコストも遥かに少なくて済むのでは?

それに東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫等のこれからの感染リスクが高い処(商・工業地在住者等)から高密度で接種していく方が接種効率も接種の準備・実行に掛かるコストも削減出来るはずですですし、拡散防止効果も大きいと思いますが。

未だに接種率1%台?でしたっけ。 はてさてどうなることやら。

ただ、接種率が高い所で収束に向かっている思われるのはイスラエル位でしかありません。 ここは 200人/日以下迄下げました。 しかしここ4日の様子では又上昇しかねない動きの様に感じます。 マスク規制を止めたという話があったようなですからこの先不安。

イギリスはやっと 3,000人/日弱になりましたが、アメリカは未だに 70,000人/日台で下げ止まってしまいました。
チリはシノファームワクチンを早くから接種しはじめており既に半ばを超えたはずですが、また感染者が増え始めている様です。 やはり、中華製ワクチンの効果は低い様です。 接種済みからの感染も多いらしい。

その他の欧州の主要国も・・・フランスは 40,000人/日弱、ドイツは 25,000人/日前後、イタリアは 15,000人/前後、スペインは 8,000人/日前後、この辺りでフラフラです。

現時点で各国の感染拡散状況を見るとやはり初動の良しあしと以後の厳格な施策の徹底ぶりが事態を決めたと言える様です。
一度国中に拡散してしまうと抑える事は不可能に近いという現実が明確になっています。

しかし欧米諸国の状況からすると、今の日本の状況で医療崩壊が既に始まっているというのは体制・施策上に大きな欠陥があるのでしょうね。
欧米の様に一挙にICU対応病床の数を増やしたりという事も出来ていないですし。

今迄に注ぎ込んだ国費は馬鹿にならない物ですが、防疫・治療体制の収容能力という限られた面を見ただけでも一体なにをやっていたのかというレベルです。
既に1年経っているのですから、対応病床数や臨時入院施設、症状改善者の転院施設等がもっと確保出来ていなければならないはず。

確かに1日の最大PCR検査数は1桁近く増加していますが、発生患者数や経過時間を考えればこれもお粗末な値でしょうね。

今回も数字を追っていれば素人目から見ても明らかに感染者が増加に転じた状況で解除していますから、急激に拡散するのは火を見るよりも明らか。
行政の数字の把握能力が多分3~5日程度遅いのでしょうね。 リアルタイムに仕事が出来ていない表れでしょうか。
手作業の上に各方面への調整と通知にばかり時間を取られ、やるべき仕事に手が回らないのでは。

こういう時は枝葉末節は一時的に切り捨ててでも、全体を俯瞰したシステム化に踏み切るべきだった。 いくら官僚が残業をした所で新たに発生する広範なデータは手作業では処理できるレベルではないでしょうに・・・



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