ワクチン接種状況と効果検証

【 ワクチン接種状況と効果検証 】

以下の表はワクチン接種回数上位の国の新規感染者の発生率をチェックしてみたものです。
ＮＨＫ ＮＥＷ ＷＥＢや日本経済新聞にある世界のワクチン接種状況からそれぞれの国の現状の新規感染者数が人口比でどこまで下がったかを出してみました。

・　接種率　　　１００人当たりの接種回数を１/２したもの
・　感染率　　　総感染者を人口で割ったもの
・　免疫獲得率　２回接種若しくは感染で免疫を獲得出来るという前提で
　　　　　　　　上記２項の和
・　感染者数　　前１週間の新規感染者合計日割り
・　人口比　　　現状の週間平均感染者数を人口で割ったもの

国　　名	接種率	感染率	免疫獲得率	感染者数	人口比
イスラエル	59.545%	9.554%	69.099%	153	0.002%
ＵＡＥ	47.975%	7.179%	55.154%	1,898	0.028%
チリ	33.830%	5.647%	39.477%	6,975	0.036%
イギリス	30.570%	6.443%	37.013%	2,614	0.004%
アメリカ	30.240%	9.407%	39.647%	68,305	0.021%
スペイン	13.185%	7.210%	20.395%	7,456	0.016%
ドイツ	12.730%	3.607%	16.337%	8,539	0.010%
カナダ	12.620%	2.838%	15.458%	8,730	0.023%
イタリア	12.110%	6.260%	18.370%	14,767	0.024%
フランス	11.790%	7.843%	19.633%	34,486	0.053%
スウェーデン	10.550%	8.452%	19.002%	5,423	0.053%
日本	0.735%	0.403%	1.138%	3,950	0.003%
韓国	1.300%	0.222%	1.522%	653	0.001%

現実にはここ１週間の平均を人口比で見てみると第４波と騒いでいる日本は 0.003% とイスラエルを除き他の接種上位の国々よりも新規患者が少ない状況です。
新規感染者が人口比で 0.002-1% 以下になれば接種効果が出て、収束状態に入ったと見て良いのかもしれませんが、もともと低い東アジアではそうも言っていられない・・・

上記を見る限り、ワクチンの接種効果がどの時点で出始めるのか計るのは難しい様です。

その上、新型コロナウイルスに対する集団免疫を獲得するにはどれくらいが免疫を持てばよいかに関しては６割以上から最近では７０－９０％以上になって来ています。

これは結局の所集団免疫は１００％持たねばダメだ言っているのと同じですね。

取得した免疫がどれだけもつのかですが、これも１０か月位と短くなっている様です。　ワクチンで得た免疫に関しては未だ不明といってよいのでしょう。
それとチリではシノファームのワクチンを先行接種した様で８６％の抑止効果があるといった話でしたが、ここに来てまた感染者が増加を始めた様です。
しかも２回接種済みからも多数出ているということで、変異種については効果が薄いとなれば・・・結局皆すぐに効果が薄れるのかもしれませんね。

こんな話とは裏腹に、ワクチン開発会社の役員等が優先割り当てで手に入れていた自社株を売り、大儲けをしているといった・・・まぁ、役員だけではないでしょう。　こういう利権に集まっているハゲタカどもは波が収まる前に大儲けをしていますよね。　アマゾンのペゾスなんぞもこのコロナ騒ぎでぼろ儲けした様でメディアに取り上げられていたような・・・

ＮＨＫ ＮＥＷＳ ＷＥＢ　「新型コロナ ワクチン情報一覧」
URL : https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/vaccine/

日本経済新聞　「チャートで見るコロナワクチン　世界の接種状況は」
URL : https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-vaccine-status/

タグ：集団免疫 接種率 新型コロナウイルス 免疫取得率 新規感染者人口比