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iOS 14.0.1 これは輪を掛けて駄目ですね~ [睡夢庵の電脳環境]

【 iOS 14.0.1 これは輪を掛けて駄目ですね~ 】

今回の更新は最悪、こんなバッテリーの消費レベルでは普通の商品だったらリコール、新規購入品だったら即返品ものです。

何しろ iOS 13 で最ももった時の半分も使わない内に 20% 到達ですからね。 2日弱が1日未満ですから箸にも棒にも・・・

最重要事項のバッテリーもちが最悪なので、未だ iOS 13.7 以前の方は当分 iOS 14 への移行は見送るべきです。

それに、今回の Wi-Fi のロジックに加えられている変更は現状殆ど意味を持ちません。
最新のルーターに変えた、新たに光回線を契約した方以外は接続されているルータ名の下に「安全性の低いセキュリティ」という脅し文句が出てきます。

その上、トラッキング防止の為にMACアドレス擬製機能を追加し、断りなくこの機能をオンにしています。
ホームネットワーク上に複数のルータがあって場所によってルータを切り替えている方やMACアドレスでルータでのセキュリティ強化を図っている方にとってはこの機能追加は逆にリスクでしかありません。

それにこのトラッキング防止手法は、ハッカーのステルスアクセス手段だったものですしね。
アップル等米国企業の論理は常に手前味噌ですからね~自分たちのやる事は常に正しいのです。 トランプなんかも見ていればご同類でしょう?

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iOS はここの所バッテリー消費が鬼門になっているみたいです。 しかもだんだん酷くなる。 再起動というオマジナイも 14.0.1 には効果がありません。

iOS 14.0.1 に更新するまでは通常使いで40H以上直前には48H以上もったのですが・・・
iOS 14.0.1 では1日強? 夜間のいつものアプリを動かすと、以前は一晩大体22%位だったのが36~50%と日を追うごとに増えてしまっています。

この現象は iOS 14 でも最初はこの状態でしたが、再起動2度目以降は従来通りになっていました。 が、14.0.1 は再起動というオマジナイも通用しません。

《 Wi-Fi の制御に問題がある? 》

で、現在疑っているのが Wi-Fi 、再起動後のどうも反応がおかしい。 アンテナマークが出ても起動したアプリが暫く Wait 状態になったり、スリープから戻った後の反応にも違和感があります。

それに今回は Wi-Fi 回りを色々弄っているようですからね。 お陰で色々アタフタさせられました。

1. プライベートアドレス

  これには参りました。 家には Wi-Fi ルーターが3台あります。
  中継器にすればよいのでしょうが、1台はメインの NVR-500 の代替を
  兼ねWAN側とLANケーブル3本を移し替え、IPアドレスを
  変えてやれば即時置き換え可になっていますし、他も1,2階での
  無線ルータの相互代替を兼ねていますので。
  これらのセキュリティは MAC アドレスで接続を管理していますので、
  こんな事をやられると繋がらなくなってしまいます。
  それぞれの接続確認をしようとしたら1台目は良いものの他はダメ。
  みると MAC アドレスが変わっています。
  最初はルータが壊れたかと慌てましたが、家族は繋がっています。
  まさかと思い「プライベートアドレス」をオフにしたら MAC アドレスが
  元に戻ります。
  やってはならないことをメーカーがやるか、です。

2. Wi-Fi の暗号化対応に WPA3 を加えていますが、これは国産品では今年に
  入って出始めたばかりの仕様です。 従来の仕様である WPA/WPA2-PSK
  では暗号化は TKIP と AES の自動選択になってなっているのがほとんど
  でしょう。

  所が iOS 14 では WPA3 若しくは WPA/WPA2-PSK(AES)でなければ
  接続表示の下に「安全性の低いセキュリティ」といった言わずもがなの
  メッセージを出してきます。

  ルータのセキュリティを WPA/WPA2-PSK で暗号化を「自動」に設定すると
  iOS 14 が TKIP を先行させるのか「安全性・・・」を出します。
  ルータ側で手動で AES を選択しておかねばダメというのはおかしな話
  ではないですかね?
  端末側からのポーリングで WPA3 → WPA2-PSK(AES) → WPA2-PSK(TKIP)
  ・・・と言う順でチェックするのが順当では?

  ルーター側で AES に固定すればこの文句は言ってこなくなりますが、
  他のルーターに接続接続を切り替えると、今度はプライベートアドレスを
  オフにしていると文句を言ってきます。

  こういう面で Apple が嫌いなのです。 自分たちの考える事に黙って
  従えという姿勢ですからね。 先にちゃんとした説明をしてからであれば
  ですが、コケてから分かるでは迷惑千万。

3. アプリケーションに切り替わると Wi-Fi/LTE マークが消える現象再発

  ホーム画面では双方とも表示されているのにアプリに切り替えると
  どちらも表示されず、機内モードはオフにも関わらず機内モードマークが
  出るという現象が再発した。

  10/05 朝起きたら逆転現象ですわ・・・アプリでは双方が出てホームでは
  機内モードマークだけになっていた。

iOS 14 は最初から Wi-Fi の反応の鈍さが気になっていましたが、14.0.1 で輪をかけて立ち上がりの反応が悪くなっています。

今迄は「コントロールセンター」で Wi-Fi をオンにしてすぐにアプリの操作を開始してもほとんど待たされる事はありませんでしたが、dmenuなどは2~3呼吸真っ白な画面でロックした様になる事もありました。

《 バックグラウンド・プロセス制御に問題が出ている? 》

毎晩使用している「Sleep Meister」、「熟睡アラーム」の電力消費が2倍以上になってしまった。
未だ何が原因なのか把握出来ず。

1. 「熟睡アラーム」は9月24日に更新されているので何らかの問題が
  あったかも。

  ただ、昼間フォア/バックグラウンド双方で「熟睡アラーム」を動かして
  みた所、やはり夜間同様異常に消費した。

2. 「Sleep Meister」は iOS 14 になっても更新が行われていないので
  互換上の問題はないのだろう。

  いや~いろいろ起きますね~自動ロックが3分間にセットしてある
  のですが、このテストをしている間に1度タイマーソフトを動かしたら
  その後いつまで待ってもスリープしなくなってしまいました。
  で、別のタイマーやセンサー等の割り込みを使っていないと思われる
  アプリを動かしてみるとこれらは3分でスリープに入ります。

  しかもバッテリー消費は夜間以上・・・表示がついたままだから・・・
  でも、朝の様にホカホカではないが?

3. 10/04 夜「熟睡アラーム」を「いびきラボ」に変えて見たがやはり異常に
  消費する現象は変わらず。

4. 昼間同じ組み合わせをフォア/バックの組み合わせで動作させた所同様の
  状態・・・救いがないと言う事か・・・

  従来はアプリがアイドル状態だと複数開いていてもあまり消費しなかった
  がこのバージョンでは1タスク開く毎に消費量がグラフ上に現れる位増加
  しているようだ。

これで原因はバックグラウンドのプロセス制御やアプリ側ではなく、カーネル自体の消費増というが明らかになりました。

《 ひょっとしたら「持ち上げでロック解除」がダメ? 》

これは外れでした。 変化なし。

以前 Redmi Note 9S がこの機能が働き、画面が点灯した状態になった後、なぜか画面が消えず、バッテリーの異常消費により朝本体がホカホカになっていた事があったので、これを疑ってみましたがこれは外れでした。

ここまで次々妙な現象が起きては追いかけている現象の検証にもなりません(^^;)
手元での誤魔化しは効かない様ですから、追いかけるのは諦めました。

《 バージョン別のバッテリーもち 》

・ iOS 13.5.1   バッテリーを互換品に交換後の評価時最長
20200615_NewBatt-Test-6th.jpg
・ iOS 14     更新後初回
20200922_iOS14_Batt-1.jpg
          更新後2回目
20200924_iOS14_Batt-2.jpg
・ iOS 14.0.1   更新初日
20200928_iOS14_Batt-4.jpg
          更新5回目(直った?) 続けばよいが(^^;)
20201007_6s_iOS14-0-1_2.jpg

《 2020/10/06 05:45 起床時》

バッテリーゲージが 82%!? 直った様です、14.0.1 への更新後これまで新たな更新はかかっていませんがこれだけ酷いバグが直ってしまいました(^^;)

就寝時 100% からですから 18% 消費。 現在まで大体 18 ~ 23% というのが正常時?の消費量ですから、安定状態の水準に戻った様です。
これだけでなく、機内モードとWi-Fiマークが出ています。 ??Wi-Fi は切って寝たけど・・・で、バックグラウンドアプリに切り替えたら機内モードだけ??

確認の為コントロールセンターを開いたら、Wi-Fi はオフになっています。 また、おかしな具合になったか・・・

で、Wi-Fi をオンにして「My AQI Air」で環境状況をチェックし、「WearHeart」で心電図を採ってホームに戻った所、Wi-Fi マークが出たままです。

昨晩就床迄ホームには Wi-Fi マークは出ていなかった。

あっ、Wi-Fi を切った状態で「My AQI Air」、「ニュース」を起動すると待たされずすぐにエラーになる。 ここでの状況も変わっている・・・
機内モードを切ったら「Docomo回線」と「Wi-Fi」マークが出る。 え? Wi-Fi オフだったのに? またぞろモードチェンジの状態が変わっている。

いったいなにが正解なの?

・ 電話回線&Wi-Fi オンで機内モードにすると双方がオフになる
  Bluetooth はオンのまま
・ この状態で Wi-Fi オンにしても機内モード表示を消さず Wi-Fi を接続
・ この状態で機内モードをオフにすると電話回線&Wi-Fi 接続状態
・ この状態で機内モードをオンにすると Wi-Fi 接続は切れない

現状は上記の様に推移する様になった。 まぁ、これならば実害はない・・・

iPhone のステータスアイコンの機能を説明するサイトを見てみると、機内モードをオンにすると「その他のワイアレス機能も使えなくなる場合もある」、「機内モードのままで Wi-Fi または Bluetooth をオンにした場合は、次回機内モードにした時もオンの状態になります」と記載があるので現状が常態という事の様です。

しかし、これはパワーオンからの最初の双方オンの状態で機内モードにした場合だけ双方がオフになる事を意味し、電源を落とさない限り正規状態には戻れないというこの発想は??

機内モードにした場合は3個共に強制オフというのが本来なのではないでしょうかね。

そもそも「機内モード」は航空機や病院等が使用する機器が携帯の通信機能が使用する周波数帯による影響受ける事を回避する目的で用意されているもののはずです。
ですからまずは強制的にオールオフにし、使用者がその場所に許容されている機能だけをオンに戻すというのが正規の姿です。
こういう辺りも彼らの汚さの表れですね。 自身でも Bluetooth 接続機器を出していますので、音楽視聴中やキーボード使用中等に切る仕様ではユーザークレームに繋がりますからね~最初だけは電界強度が強い2つを切りますから(^^)、これでなにかあっても責任をユーザーに押し付けられる訳です。

《 2020/10/08 04:50 起床時》

昨日は 15:53 満充電にして計測再開。 就寝時は未だ 100% でしたが、起床時は 78% でした。 就寝までに約6時間経過していますので、悪化はしていないみたい。
でも今日も Wi-Fi オフにしていたにも関わらず、App ストアに7個のバッジがついています。 そのまま App ストアに入ってみましたが、当然ですが Wi-Fi を繋げです。
といった具合でここの所毎朝何某かの違和感・・・

《 2020/10/09 11:05 バッテリー再充電後 》

iPhone 6s での結果を残している最良値はバッテリー交換後 iOS 13.5.1 で出た 49時間+、iOS 14 では 45時間弱 でした。 これに対し iOS 14.0.1 では 5回目の確認が 38時間弱、6回目が 40時間 掛けた負荷の状況からはまぁ良いところ現状 40時間という感じでしょう。
iOS 13.5.1 では 14.0.1 よりも負荷が多いと思われる状況で 46~50時間弱 もちましたので、これと比べると未だ2割ダウン、14 と比べても1割ダウンという状況ですからちょっと不満。 どうもタスク毎のベース消費が増えている感じですので、これ以上の改善があるかどうか・・・

使い方はゲーム、電話、ライン等は無論ネットサーフインすらほぼ使わず、ニュースもヘッダーをざっと漁って興味がある所はあとでPCでチェック。 使うのは天気などの環境状況確認や健康管理、測定といった単発的機能ですから一般のユーザーに比べれば超軽負荷です。 ですから、最低限2日に1回の充電で済んでほしい訳です。 48時間± 4時間に収まってくれれば寝る前に夜間もたないレベルにならない様運用が出来るので(^^)

《 2020/10/10 05:10 起床時 》

また Wi-Fi がオンになっています。 今回はアプリ-ホームを行き来しても状況に変化なし。 それとAppストアにバッジがついて4本の更新がある事を示しています。
あちゃ、またバッテリーのバックグラウンド実行状況を示す薄い青の棒グラフが出ていません。

アンダーグラウンドで更新を掛けるのはいい加減にしたら? Microsoft もですがこちらのグループのテスト能力が双方ともに低いですからね。 Microsoft は正規の更新で直ったバグもアンダーグラウンドでの更新が2~3回行われると悪い方に固定されてしまうみたいです。 月度更新とパッチグループのソースマネジメントの同期が取れていないとしか思えない状況を繰り返しますが、Apple もその状況に陥った様です。

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《 なぜに日本は新型コロナのコントロールに失敗した? 》

          東京都     シンガポール   台湾
面積        2,194平方キロ  719平方キロ   36,197平方キロ
人口        1,399万人    580万人     2,377万人
予算規模      73,540憶円    65,000憶円    78,500億円

感染者総数     26,487人     57,812人       518人
死亡者数        411人       27人        7人
新規感染者数      200人/日前後   15人/日前後    1人+

上記の数字は東京都とシンガポール、台湾の現状を比較したものです。
予算規模に関してはシンガポールは徴兵制を敷く国ですので、国防費が4.8%を占めますし、東京都は多くの分野で国費でも賄われる部分がありますので、ほぼ同じくらいの規模と考えてもいいのではないでしょうか。
台湾は国防費が含まれますし、人口・面積比で考えれば半分以下ではないでしょうか?

しかし、新型コロナへの感染状況をみると、シンガポールは人口比での感染者では東京都の5倍を超えています。 しかしながら、死亡者数は1/6強、しかも現状の毎日の新規感染者数も1/10以下に抑え込んでいます。
台湾に至っては感染者数は1/50、死者は1/58に過ぎず、完全に感染拡大をコントロールしていると言えます。

この差はどこにあるのでしょうかね~

もし新たな波が来るならば、この現時点での新規患者数がこれからの患者数を決める起点になりますから・・・感染症に対する防護施策が完全に機能していれば、日々の感染者数はゼロになるはずです。 まぁ、1桁+程度で推移している国においても同様といってよいでしょう。 

感染者数が多いにも関わらず、死者および現状での新規感染者数が少ないという事は地域医療およびそのフォロー体制、感染症対応組織が確立され機能している事の表れでしょうね。

ところが東京は日本の縮図、すべてにおいて国内一人員、機材等が豊富なはずなのに、感染症に対応出来る組織及び情報処理体系すら未だに構築出来ないという・・・

《 現在新規感染者をほとんど出していない国の基本施策 》

・ 早い時期での鎖国策(海外からの入国禁止)の採用
   ニュージーランド、台湾、ベトナム、シンガポール・・・

・ 濃厚接触者等広い範囲に対するPCR検査の徹底
   ニュージーランド、台湾、ベトナム、シンガポール、韓国、中国・・・

・ 感染者の完全隔離・マスク等個人防疫策の徹底と地域隔離の実行

・ 早期ロックアウトの実行及び収束してからの解除

日本の場合、

・ 国境封鎖(鎖国)の遅れ
・ PCR検査能力不足および増強体制構築の失敗による捜索範囲の限定化
   疑いのある患者、濃厚接触者範囲の矮小化による感染拡大
・ 事前の感染症対策および装備の準備不足による入院・隔離・治療環境不足
  同時にそのフォロー策の稚拙さによる被疑患者の放置
   陽性患者の自宅待機(家族内感染の発生)、中等/軽症/無症状患者の
   隔離施設確保の失敗(待機患者の発生)
・ 政治・経済的側面優先による早期解除に伴う対策効果阻害

といった稚拙な対応によって、現在の新規発生感染者平均500人/日前後という状況が感染速度拮抗点になってしまった。

最初の解除が4日~1週間早過ぎた事、そして第2波に対する対策発動が2週間近く遅れた事等により致命的な結果を導いたと言える。
これを耐えていれば、多分現時点での新規感染者数は100人/日以下に収まっていたのではないか?

《 現状の感染率、死亡率、致死率上位の国について 》

以下はJHUが提示している188か国中感染者数上位60か国内での順位

・ 感染率    1位 カタール    4.482%   総人口に対する比
         2位 バーレーン   4.477%
         3位 イスラエル   3.251%
         4位 パナマ     2.746%
         5位 クウェイト   2.573%

         59位 日本      0.068%

・ 死亡率    1位 ペルー     0.101%   総人口に対する比
         2位 ボリビア    0.093%
         3位 ベルギー    0.088%
         4位 ブラジル    0.0699%
         5位 スペイン    0.0695%

         57位 日本      0.0013%

・ 致死率    1位 イタリア    10.909%   総感染者に対する比
         2位 メキシコ    10.363%
         3位 エクアドル   8.238%
         4位 イギリス    7.984%
         5位 ベルギー    7.515%
         6位 スウェーデン  6.119%

         40位 日本      1.859%

《 第3波に向かうか? 》

20201003_週別増減傾向.pngここ3週間下がり止まりの状態が続きましたが、先週は上昇に転じてしまいました。
Go To の影響がどう出るか・・・東京も解除しますからね~

北海道、関東、関西、九州共にあきらかな増加傾向が出ています。
本来であれば、何らかの手を打つべきなのでしょうが、正直今更の感があります。

初手が政治優先でしたから、大きな経済のダメージを覚悟しない限り最早打つ手は消滅していますから。
接触者のPCR検査適用範囲を広げるとか検査希望者はすべて検査する位しか手はありませんが、それすら出来るだけの病院・施設および要員・機材の確保も出来ていない様ですから。

~Que Sera, Sera(Whatever will be, will be) ドリス・デイの歌の文句ではありませんが、“なるようになるぅ”だけですね。

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