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Photoshop の立ち上げ不能事象追跡中止 [睡夢庵の電脳環境]

【 Photoshop の立ち上げ不能事象追跡中止(^^;)>】

Photoshop CS2 が起動出来なくなる問題もエクスプローラのネットワークに関わる問題同様どういうタイミングで様相が変わるのかが捕捉出来ずフラストレーションが溜った為暫く追ってみましたが、結局の所力足らず、捕捉出来ませんでした。
・ 起動不能 ⇒ ブザー(WindowsUpdate) ⇒ 起動可能
       ⇒ 数分経過後起動不能
・ 起動不能 ⇒ ブザー(WindowsUpdate) ⇒ 起動不能
       ⇒ 数分経過後起動可能
・ 起動可能 ⇒ ブザー(AdobeUpdate1回目) ⇒ 起動不能
       ⇒ ブザー(AdobeUpdate2回目)
         AdobeUpdateは2フェーズ1セットみたい
・ 起動不能 ⇒ ブザー(SoftwareDistribution) ⇒ 起動可能
・ 起動不能 ⇒ ブザーならず ⇒ 起動可能
遣り方が悪いのかもしれませんが、以上の様に追っている3つの事象の何れでも確実にこの組み合わせならば起動可能/不能になるという物がないのです(TT;)

ランダムに Photoshop CS2 の起動確認をしていると、やはり「フォルダ監視」で見ている一般的な Windows Update や ベンダーアプリの更新チェック等以外にアプリケーションの互換性確認に影響を与えるモジュールを変更するフェーズが動いていると思わざるを得ない動作をしますので今の所原因者の特定は諦めです。

この過程で メインの更新やMicrosoft アプリケーションの更新に関してはその日時を知る術が分かった事で良しとして、追跡を放棄・・・

まぁ、「フォルダ監視」はそのまま続けますので、監視フォルダに加わった変更についての日時だけはログとして残しておく事にします。

で、また分からない事が1つ・・・ C:\Windows\Temp\ の下に tw-xxxx-xxxx-xxxxxxx.tmp という名称のフォルダが18個?作成される事がありますが、これはいったい何が作っている? 中身を見ようとするのですが、「フォルダ監視」のブザーがなった直後に見てもいずれも空。 「フォルダ監視」の1分のディレイの間にフォルダを作って何らかの作業が完了しているという事なのでしょうか。 で、このフォルダは複数回分溜って一気に消される事もあれば数分後に消される事もあるのですが、この時 Windows Update も SoftwareDistribution も動いていない事がある・・・

《フォルダ監視が捉えた WindowsUpdate.log 更新回数》

03/16   03/17   03/18   03/19   03/20   03/21   03/22
06:08   06:22   05:59   06:11   06:06   06:16   06:43
06:50   07:35   09:59   08:31   09:07   16:29   12:32
07:50   08:41   16:45   09:41   10:31   20:13   13:34
08:16   15:56   18:57   13:05   13:40        16:45
09:07   18:18        16:45   16:45        18:40
09:31   20:27        19:08   20:03        19:17
10:21                  22:16        20:25
16:45
17:14
18:07

上記の様に毎日信じられない位変更が掛かっています。 もしネットワークが見えなくなるのがこの回数トグルしたらとても仕事には使えませんよね。
実際には完全なフリップフロップにはなっていないので使えてはいますが、Photoshop CS2 では作業中にエクスプローラ系のモジュールが変わるのかファイルの読み出し/書き込みを選択するとコントロールが戻らず、タスクマネージャーで Photoshop CS2 をキルしなけらばならないという状況が実際に発生しています。
ここのところアンダーグラウンドでの Windows Update が頻発していますので、何時落ちるか分からず、コマメに中途でファイルを書き出して措かねば作業が全部パーになってしまいます。

タスクマネージャーの表示で Chrome の バックグラウンドタスクが分離して単独表示される件も繰り返し再現しています。 この2つの再現頻度は非常に高いです。

尚、エクスプローラのネットワーク接続端末の消失に関しては、今の処直っているみたいですね。

《 ReportingEvents.log で分かる事》

SoftwareDistribution 配下に出来る ReportingEvents.log の中には「2018-12 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1809 の累積更新プログラム (KB4471332)」や「悪意のあるソフトウェアの削除ツール x64 - 2018 年 12 月 (KB890830)」といった文字列が含まれており、エディタで「累積」や「悪意」、「(KB」で検索を掛ければ各々の更新タイミングを知る事が出来る様です。

<例>

{8297355F-C396-44C2-B02B-5E1B3F901E60}  2018-12-12 05:57:47:601+0900  1 181 [AGENT_INSTALLING_STARTED] 101  {710A7A2C-D4D2-4F65-826D-5B2E7C98B1F6}  1  0  UpdateOrchestrator  Success  Content Install  Installation Started: Windows has started installing the following update: 2018-12 x64 ベース システム用 Windows 10 Version 1809 の累積更新プログラム (KB4471332)  V4FEJtAsOEic6KMD.1.1.5.1.2.0

まぁ、ReportingEvents.log の中で「メインストリーム」アップデートだけでなく、Microsoft.~で示される Microsoftアプリケーションの更新も把握出来る事が分かっただけでも収穫でしょうか(^^)
Microsoft.WindowsAlarms/Microsoft.Xbox~/Microsoft.MSPaint といった文字列が入っていますので、「Microsoft.」で検索を掛ければアプリ関係のアップデートが拾えます。

最近は Windows に限らず、アプリケーションも通知せずに更新を掛ける物が増えて来ています。 Opera や Chrome しかり・・・
フリーウェア/シェアウェアの多くは未だ起動時に新しいバージョンを紹介するものがほとんどですが、インターネットに常時接続するアプリケーション以外ではこれも要らぬお節介です。 この判断はユーザーに任せられるべきもの、常用するものであれば定期的に、問題があれば更新の有無を確認するでしょうからね。 アプリケーションに勝手にネットに繋いではほしくないというのが正直な所、これが情報漏洩のリスクの一つなのは間違いありません。

Android アプリ方が酷いですが、アプリの仕様/動作には関わりのない情報迄アクセス権付与を要求し拒否すると使わせないという物もありますから要注意です。

【追記】

Photoshop CS2 が最初のフレームが出たところでWaitに入り、タイムアウトで落ちるという現象は WindowsUpdate.log や ReportingEvents.log 、adobegc.log 等を更新するタイミングで状態が変化する訳ではないようです。

何も通知がない状態で起動出来る様になったり、突然サブウインドウの上下関係が狂ったり、書き出しでロックしたりといろいろな状況が発生し始めており、だんだん動作しない期間が長くなって来ています。

【追記 2019/03/28】

問題を起こしたタイミングに何かファイルが出来ていないかチェックしてみたところ、Photoshop CS2 の起動エラーに関する情報をストックしているファイルが見付かりました。 エクスプローラの検索ツールで検索文字列を入力する枠に「アクセス日時:今日」と入れてやると、今日更新されたフォルダ/ファイルが全て拾い上げられます。 エラーになった時間付近を見てみた所、C:\ProgramData\Microsoft\Windows\WER\ReportArchive\AppCrash_Photoshop.exe_c~というフォルダが出来、その中に Report.wer というテキストファイルが格納されており、この中にエラーの状況が記録されていました。(もう面倒なので先は追っていませんが) これはエラー毎にフォルダが作られている様です。
で、これより前になにかないか探してみましたが結構な行数で・・・フィールド幅が変えられないので文字列が皆見えずで諦めました。

障害モジュールの名前: Photoshop.exe
例外コード     : c000041d & c0000005
例外オフセット   : 00aa0947
エラーのたびに上記例外コード毎のフォルダ2つが出来、Report.wer というファイルが1つ入っています。
関連があると思われる物は皆バーで繋がれたコードですので、それが何を指すが分かりません(^^;)
どこかにダウンロードしたファイルとそれを展開した物があるはずなのですが・・・エクスプローラの検索が時間範囲では出来ないみたいなので探す手立てが思いつきません。 まぁ、わかったとしても

多分この例外コードは下記の URL にある物の様ですが、見ても何のことやら(^^;)

URL : https://docs.microsoft.com/en-us/openspecs/windows_protocols/ms-erref/596a1078-e883-4972-9bbc-49e60bebca55

【追記 2019/03/29 今日一日の推移】

《フォルダ監視のログファイルの一部》

黄色: Photoshop CS2 が起動出来なかった時
薄緑: Photoshop CS2 が起動出来た時

05:33 C:\Windows\WindowsUpdate.log
05:34 Photoshop CS2 Start NG
07:18 C:\Windows\WindowsUpdate.log
07:18 C:\Windows\Temp\tw-2a84~
07:18 C:\Windows\SoftwareDistribution\Re--- 07:29 にベル
07:19 Photoshop CS2 Start NG
07:49 C:\Windows\Temp\adobegc.log
07:49 C:\Windows\Temp\adobegc.log
07:54 Photoshop CS2 Start NG
08:20 Photoshop CS2 Start NG
08:25 C:\Windows\WindowsUpdate.log
08:26 Photoshop CS2 Start NG
08:25 C:\Windows\SoftwareDistribution\Re--- 08:35 にベル
08:35 Photoshop CS2 Start NG
10:01 Photoshop CS2 Start NG
10:08 C:\Windows\WindowsUpdate.log OK
10:08 C:\Windows\SoftwareDistribution\Re--- 10:19 にベル
10:22 Photoshop CS2 Start NG
11:06 Photoshop CS2 Start NG
12:32 Photoshop CS2 Start NG
13:30 C:\Windows\WindowsUpdate.log
13:31 Photoshop CS2 Start OK
13:30 C:\Windows\SoftwareDistribution\Re--- 13:41 にベル
13:42 Photoshop CS2 Start NG
13:49 C:\Windows\Temp\adobegc.log
13:49 C:\Windows\Temp\adobegc.log
17:29 C:\Windows\WindowsUpdate.log
15:30 Photoshop CS2 Start NG
19:18 C:\Windows\WindowsUpdate.log
17:24 Photoshop CS2 Start NG
19:49 C:\Windows\Temp\adobegc.log
19:49 C:\Windows\Temp\adobegc.log
19:58 Photoshop CS2 Start NG
21:58 C:\Windows\WindowsUpdate.log
21:58 Photoshop CS2 Start OK
22:02:58 Photoshop CS2 Start NG
21:58 C:\Windows\SoftwareDistribution\Re--- 22:08 にベル
22:13:23 Photoshop CS2 Start NG
2019/03/30 06:13 C:\Windows\WindowsUpdate.log
06:13:58 Photoshop CS2 Start NG

ReportingEvents.log の更新日付は WindowsUpdate.log と同じ時間になっていますが、実際にフォルダには10分経過して書かれている様です。
Adobe の更新チェックはスタートとターミネートが別建てになっていて必ずセットで Log ファイルが出来ます。 ここの所 これでは可否のステータスチェンジは起きていませんので、やはり原因は Windows 側なのでしょう。

Log で追える物を見ているだけでは何が起きているのかつかめそうにありません。 これを見る限り起動可能な時間は非常に短い様です。
動かなくなるタイミングや状態が変化しますのでバックグラウンドのサービス層でモジュールの同期を取りながらアップデートをしているのではないかと思われます。 定期アップデートの様に再起動後に入れ替わるのではなくオンタイムで変更して行っているのでしょう。
なので、起動して使用中に起動不能な状況に至っても、起動されているアプリケーションの操作は出来、一度閉じて再起動するとダメという状態になるのであろうと推測出来ます。

ただ、Photoshop CS2 は使える時間が日に日に短くなって行く様な・・・それにタイムアウトエラーになる箇所が変わったのか落ちるまでの時間が非常に長くなり、Photoshop CS2 の大外のフレームに“応答なし”が出ることがあります。

29日は結局一度も使えませんでした。

【追記 2019/04/01 Report.wer からの臭い】

3/28 には Sig 項目(表題部とでも)だけしかみていませんでしたが、後半部を見ると LoadedModule[n]= という実行モジュールのローディングシーケンスではないかという部分があります。 この最後に wer.dll という Windows Error Reporter というモジュールがローディングされ、これ以降に OsInfo[n].Key= というOSに関わる情報と思われるものが羅列され、“FriendlyEventName=動作が停止しました”という文字列が入っています。 その後ろには原因がアプリケーションのクラッシュであることとアプリケーションの名前とパスが入っています。

で、この前にロードされたモジュールが一番臭いという事になりますが、それは全て C:\Windows\System32\IME\shared\imecfm.dll というものになっていした。 どうもこれは Windows10 固有のIME関連のモジュールの様です。
まぁ、プロセスはマルチで動いていますので、原因モジュールがこれだという事にはなりませんが・・・

ひょっとすると Photoshop CS2 が32ビットアプリケーションなのが関係しているかもしれません。 Windows7 では COMCTL32.dll がなくてこれをコールしているアプリケーションが起動出来ないという問題があったみたいです。

リストを見ると他の .dll は System32 というフォルダからロードされているのに、2種ある COMCTL32.dll だけが WinSxS というフォルダ配下のえらく長いフォルダ名からロードされています。 コケる直前にロードされるのがIME関連のファイルですので、なんだかキナ臭い(^^;)

これであれば Windows7 で経験済みでしょうからすぐに収まりそうなものですがね~


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