2019年 インプレッサ 夏支度 [睡夢庵の足]
【2019年 インプレッサ 夏支度】
3月24日タイヤを夏タイヤに履き替えに行ってきました。
今年はついに一度も雪を見ず。 家族3人で使っていますが、誰も雪には会わずです。
今年もスタッドレスとしての評価は出来ず・・・こうなるとスタッドレスは勿体ないという事になって来ます。
これからも暖かくなる方向でしょうから、次はオールシーズンでしょうかね~
さて、MICHERIN X-ICE 3+ と TURANZA の印象ですが・・・
X-ICE 3+ は最初の一皮剥ける迄の間が一番おいしかった様な気がします。
当初はグリップも排水特性も期待値以上で流石ミシュラン、それと 94H も伊達ではないなという感じでしたが一皮剥けた辺りから感覚的には急激に劣化した(スタッドレスタイヤらしくなった)様な気がします。 スタッドレスとしてのサイプがちゃんと機能しだしたせいなのか、横方向のグリップもやはり落ちた様に感じます。 今は乗り出しの時のような速度でカーブに突っ込むとブロックが潰れる感覚が手に伝わって来て・・・とはいってもそれは TURANZA と比較してであって、REVO GZ よりは高い領域での話。
今日の行き帰りで比較してみると、
・ 当初に比べサイプから出ているチーッという様な高周波ノイズが
特に荒れた舗装路で気になる様になった。
・ 踏面の硬度が上がったせいかスタッドレスのグニャリ感が出る速度が
落ち、スキール音が出る様になった。
・ バネ下が躍る様な感覚が出て来た。 これは TURANZA でも感じるので
バネ下に対してダンパーの減衰力が変化した?
・ ウエット/制動特性はまだスタッドレスにしては上等。
TURANZA T001 205/55R16 91V はインプレッサスポーツのシャーシにあっているのでしょう、静かで乗り心地もグリップ感も相変わらずいいですね。
空気圧を前後共 0.1 しているせいかもしれませんが、双方共少しコツコツとした突き上げを感じる様になっています。
この時だけバネ下が重い感じ、ダンパー類が熟れて来たせいで当たりが強くなったのかも・・・
ブリザック REVO GZ ではゴムの硬度が増えて行ったのか経年と共にグニャリ感は薄れて行きましたが、3シーズン後半からは制動特性やウエット特性は急激に劣化しました。 X-ICE 3+ はもともと硬度が高めなのでどういう変化を見せるかですね。
トレッド面はやはりスタッドレスです、硬軟差があるのか面全体が荒れています。 ただ前輪外側のエッジは約1cm弱擦れてはいますが、 REVO GZ の時の様にささくれ立って捲れる様に削れていない所にトレッド面の硬度差やゴムの質が表れていると共に速度記号差が窺えます。
《タイヤ名 :MICHERIN X-ICE 3+ 205/55R16 94H XL》
☆ 2018年度
装着期間 :2018/11/27~2019/03/24
積算距離 :16,084km
走行距離 : 2,411km X-ICE 3+ 積算距離: 5,546km
☆ 2017年度
装着期間 :2017/11/02 購入装着~2018/03/29
積算距離 :8,025km
走行距離 :3,135km
初年度はグリップがいいのでちょっと苛め過ぎたみたいですね。 それと私が乗った距離も多い。 前後輪差が 0.5mm ありますから倍以上の消耗をした見たい(^^;)>
中央部の溝で見た場合、前後輪の差が右 -0.46 左 -0.46 でしたが、今年は前後入れ替えていますので差が右 +0.21 左 +0.46 と逆転している所を見ても最初の消耗の激しさが凄い・・・
今年の摩耗は前輪で -0.22/-0.27mm 後輪で +0.06/-0.17 になりますので、大人しく乗れば平均 0.2mm/年 位とみればよいのでは? 0.1mm/1200kmとして考えると最も浅いスノーマーク位置が 2.90mm ですので寿命は後 35,000km 位という事になりそうです。
帰って来て溝に挟まっている石の除去とトレッド面のチェックをし、計測した後洗浄、陰干しして倉庫に収納です。
前輪にはほとんど石は挟まっていませんでしたが、後輪は結構挟まっていました。 でも BLIZZAK シリーズと比べるとサイプやピットが少ない分小さな石は少なかったです。 左後輪は道路の轍を左に避けて走るせいか大きめの石が挟まり、頭が摩耗しているものが結構ありました。 高周波音が強く感じたのはこのせいがあるかもしれません。
《タイヤ名 :BRIGESTON TURANZA T001 205/55R16 91V》
☆ 2018年度
使用期間 :2018/03/29~2018/11/27
積算距離 :13,673km
走行距離 : 5,648km TURANZA 積算距離 :10,538km
《取外し時の状態》
☆ 2017年度
使用期間 :2017/05/25納車~2017/11/02
積算距離 :8,025km
走行距離 :4,890km
《取外し時の状態》
前後輪を入れ替えて取り付けますので、
右側前輪 左側前輪
7.06 → 6.51 -0.55 6.90 → 6.50 -0.40
右側後輪 左側後輪
6.40 → 6.44 +0.04 6.42 → 6.63 +0.21
グルーブの底がフラットではなくU字型に近く、タイヤゲージのピンのトップはフラットなのでどうしても誤差が出てしまいます。
上記の値からは前輪使用で 0.5mm 後輪使用で 0.1mm と考え、1スパン2年当たり 0.6mm 消耗という事になりそうです。
スリップサイン迄は現時点で 5mm ありますので、この消耗具合であれば寿命は8年位という事になりそうです。 とすればサイドのゴムの状態で交換時期を決める事になりますね。
3月24日タイヤを夏タイヤに履き替えに行ってきました。
今年はついに一度も雪を見ず。 家族3人で使っていますが、誰も雪には会わずです。
今年もスタッドレスとしての評価は出来ず・・・こうなるとスタッドレスは勿体ないという事になって来ます。
これからも暖かくなる方向でしょうから、次はオールシーズンでしょうかね~
さて、MICHERIN X-ICE 3+ と TURANZA の印象ですが・・・
X-ICE 3+ は最初の一皮剥ける迄の間が一番おいしかった様な気がします。
当初はグリップも排水特性も期待値以上で流石ミシュラン、それと 94H も伊達ではないなという感じでしたが一皮剥けた辺りから感覚的には急激に劣化した(スタッドレスタイヤらしくなった)様な気がします。 スタッドレスとしてのサイプがちゃんと機能しだしたせいなのか、横方向のグリップもやはり落ちた様に感じます。 今は乗り出しの時のような速度でカーブに突っ込むとブロックが潰れる感覚が手に伝わって来て・・・とはいってもそれは TURANZA と比較してであって、REVO GZ よりは高い領域での話。
今日の行き帰りで比較してみると、
・ 当初に比べサイプから出ているチーッという様な高周波ノイズが
特に荒れた舗装路で気になる様になった。
・ 踏面の硬度が上がったせいかスタッドレスのグニャリ感が出る速度が
落ち、スキール音が出る様になった。
・ バネ下が躍る様な感覚が出て来た。 これは TURANZA でも感じるので
バネ下に対してダンパーの減衰力が変化した?
・ ウエット/制動特性はまだスタッドレスにしては上等。
TURANZA T001 205/55R16 91V はインプレッサスポーツのシャーシにあっているのでしょう、静かで乗り心地もグリップ感も相変わらずいいですね。
空気圧を前後共 0.1 しているせいかもしれませんが、双方共少しコツコツとした突き上げを感じる様になっています。
この時だけバネ下が重い感じ、ダンパー類が熟れて来たせいで当たりが強くなったのかも・・・
ブリザック REVO GZ ではゴムの硬度が増えて行ったのか経年と共にグニャリ感は薄れて行きましたが、3シーズン後半からは制動特性やウエット特性は急激に劣化しました。 X-ICE 3+ はもともと硬度が高めなのでどういう変化を見せるかですね。
トレッド面はやはりスタッドレスです、硬軟差があるのか面全体が荒れています。 ただ前輪外側のエッジは約1cm弱擦れてはいますが、 REVO GZ の時の様にささくれ立って捲れる様に削れていない所にトレッド面の硬度差やゴムの質が表れていると共に速度記号差が窺えます。
《タイヤ名 :MICHERIN X-ICE 3+ 205/55R16 94H XL》
☆ 2018年度
装着期間 :2018/11/27~2019/03/24
積算距離 :16,084km
走行距離 : 2,411km X-ICE 3+ 積算距離: 5,546km
右 | 左 | |||||
位置 | 深さ | 硬度 | 深さ | 硬度 | ||
中央全深さ | 7.61 | 60 | 7.56 | 60 | ||
前 | 円周溝 | 外側スノー | 3.12 | ~65 | 2.90 | ~65 |
中央スリップ | 6.05 | 6.07 | ||||
内側スノー | 3.08 | 2.96 | ||||
中央全深さ | 7.40 | 63 | 7.17 | 63 | ||
後 | 円周溝 | 外側スノー | 2.53 | ~66 | 2.64 | ~65 |
中央スリップ | 5.68 | 5.58 | ||||
内側スノー | 2.53 | 2.57 |
☆ 2017年度
装着期間 :2017/11/02 購入装着~2018/03/29
積算距離 :8,025km
走行距離 :3,135km
右 | 左 | |||||
位置 | 深さ | 硬度 | 深さ | 硬度 | ||
中央全深さ | 7.34 | 60 | 7.34 | 60 | ||
前 | 円周溝 | 外側スノー | 2.75 | ~62 | 2.80 | ~62 |
中央スリップ | 5.76 | 5.61 | ||||
内側スノー | 2.80 | 2.90 | ||||
中央全深さ | 7.83 | 55 | 7.83 | 55 | ||
後 | 円周溝 | 外側スノー | 3.55 | ~60 | 3.37 | ~60 |
中央スリップ | 6.23 | 6.23 | ||||
内側スノー | 3.60 | 3.55 |
初年度はグリップがいいのでちょっと苛め過ぎたみたいですね。 それと私が乗った距離も多い。 前後輪差が 0.5mm ありますから倍以上の消耗をした見たい(^^;)>
中央部の溝で見た場合、前後輪の差が右 -0.46 左 -0.46 でしたが、今年は前後入れ替えていますので差が右 +0.21 左 +0.46 と逆転している所を見ても最初の消耗の激しさが凄い・・・
今年の摩耗は前輪で -0.22/-0.27mm 後輪で +0.06/-0.17 になりますので、大人しく乗れば平均 0.2mm/年 位とみればよいのでは? 0.1mm/1200kmとして考えると最も浅いスノーマーク位置が 2.90mm ですので寿命は後 35,000km 位という事になりそうです。
帰って来て溝に挟まっている石の除去とトレッド面のチェックをし、計測した後洗浄、陰干しして倉庫に収納です。
前輪にはほとんど石は挟まっていませんでしたが、後輪は結構挟まっていました。 でも BLIZZAK シリーズと比べるとサイプやピットが少ない分小さな石は少なかったです。 左後輪は道路の轍を左に避けて走るせいか大きめの石が挟まり、頭が摩耗しているものが結構ありました。 高周波音が強く感じたのはこのせいがあるかもしれません。
《タイヤ名 :BRIGESTON TURANZA T001 205/55R16 91V》
☆ 2018年度
使用期間 :2018/03/29~2018/11/27
積算距離 :13,673km
走行距離 : 5,648km TURANZA 積算距離 :10,538km
《取外し時の状態》
位置 | 右 | 左 | ||||
深さ | 硬度 | 深さ | 硬度 | |||
前 | アウター側横溝 | 4.58 | 63 | 4.31 | 63 | |
円周溝 | 外側 | 6.32 | 6.55 | |||
中央 | 6.51 | 6.50 | ||||
内側 | 6.34 | 6.42 | ||||
後 | アウター側横溝 | 4.68 | 63 | 4.58 | 63 | |
円周溝 | 外側 | 6.39 | 6.63 | |||
中央 | 6.44 | 6.63 | ||||
内側 | 6.32 | 6.40 |
☆ 2017年度
使用期間 :2017/05/25納車~2017/11/02
積算距離 :8,025km
走行距離 :4,890km
《取外し時の状態》
位置 | 右 | 左 | ||||
深さ | 硬度 | 深さ | 硬度 | |||
前 | アウター側横溝 | 4.25 | 63 | 4.35 | 63 | |
円周溝 | 外側 | 6.39 | 6.39 | |||
中央 | 6.40 | 6.42 | ||||
内側 | 6.43 | 6.40 | ||||
後 | アウター側横溝 | 4.86 | 63 | 4.88 | 63 | |
円周溝 | 外側 | 6.62 | 6.67 | |||
中央 | 7.06 | 6.90 | ||||
内側 | 6.81 | 6.84 |
前後輪を入れ替えて取り付けますので、
右側前輪 左側前輪
7.06 → 6.51 -0.55 6.90 → 6.50 -0.40
右側後輪 左側後輪
6.40 → 6.44 +0.04 6.42 → 6.63 +0.21
グルーブの底がフラットではなくU字型に近く、タイヤゲージのピンのトップはフラットなのでどうしても誤差が出てしまいます。
上記の値からは前輪使用で 0.5mm 後輪使用で 0.1mm と考え、1スパン2年当たり 0.6mm 消耗という事になりそうです。
スリップサイン迄は現時点で 5mm ありますので、この消耗具合であれば寿命は8年位という事になりそうです。 とすればサイドのゴムの状態で交換時期を決める事になりますね。