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PM2.5測定器 airmon 調達 [便利グッズ?紹介]

【PM2.5測定器 airmon 調達】

PM2.5は2.5μm 以下の浮遊微粒子を指します。 花粉を計量する物は見つかりませんでしたがPM2.5/10を計測する物がありましたので、自室の状態把握の為に買ってみる事にしました。
一応空気清浄機として National F-PXB40 を入れていますが、一日部屋に居ても夕刻になると症状が出てきますので、ひょっとしてこちらでも傾向がわかるかな?です。

《微粒子のサイズ》

髪の毛           60~80μm
大気浮遊粒子状物質(SPM)   10μm
スギ花粉          20~40
ヒノキ花粉         30~40μm
黄砂            0.5~5μm
咳(飛沫)         3~5μm
細菌            1μm
ウイルス          0.08~0.12μm

下に掲げる様な花粉やPM2.5関連のサイトがありますが、実際の症状の発現状態との相関がほとんど感じられません。
飛散量が増えた先週は3日遅れ位で症状は最悪に近い状態になり、2~3回鼻水で目覚め、咳と鼻水で1回30分位は咳と鼻かみ・・・
睡眠時間を長くしていますが、有効睡眠時間の中の深睡眠の割合は2割を切り始めてしまいました。 これが3日目・・・

で、手元でPM2.5を計測出来ないか・・・で、見つけたのが E3 Enterpriseのairmonという製品です。 この会社は東京都と上海に居を構えているようですが、この製品は国内デザインで組み立ては中国という物でした。
airmon

airmon

  • 出版社/メーカー: E3 Enterprise
  • メディア: エレクトロニクス


外装箱は廉価な中華物と変わりはありませんが、本体の雰囲気とクイックスタートガイドの出来などは中華物とは一線を画す良い出来でした。
20180331_airmon_Pack.jpg <梱包物>
・本体
・付属品
 クイックスタートガイド
 保証書/保障規定
 ミニUSBケーブル

専用アプリ「airmon」も可愛く且つ分かり易く出来ていますし、取得したデータをCSVとしてメールで送る手順も準備されているのも良いですね。

最初は完全放電状態だったのか電源も入らず・・・充電をしながら動作させようとした所うまく行かず。 ガイドの状態表示を見るとどうも充電しながらというのは許されていないみたいです。 充電口が底についているのもね。 測定上のエアフローを考えると上下があるでしょうから。

充電完了後はガイド通りでスムーズに接続出来、計測に入る事が出来ました。 QRコードで機器IDの設定を行うのですが、QRコードに慣れていないせいもありちょっと引っ掛かりましたが・・・
そうそう、シャープのセンサーを使っているのを売りにしている様です、1つの面にデカデカと“Sensor made by SHARP”と大書してあります(^^)

《メイン画面》
設定・現在位置温/湿度















PM2.5
測定日/時刻
バッテリー残量/表示・計測総数
屋内/外切替・計測開始
20180331_airmon_top.jpg 暑さ指数/現在位置PM2.5














PM10
計測位置温/湿度

共有操作

《サブ画面》
20180331_airmon_setup.jpg 20180331_airmon_prv.jpg
設定画面 プライバシー設定
20180331_airmon_auto.jpg 20180331_airmon_csv.jpg
自動計測設定 CSV出力

《その他の画面》
20180331_airmon_hot.jpg 20180331_airmon_pm25.jpg
暑さ指数 PM2.5現在位置
20180331_airmon_share.jpg 20180331_airmon_area.jpg
共有その他操作 屋内/外切替


メーカーサイト: https://e3e.jp/product/airmon/
クイックスタートガイド
URL: https://e3e.jp/wp-content/uploads/2017/09/quickstart-1.pdf

《計測結果》
日時場所気温湿度PM2.5PM10
2018/03/31 12:42 屋内自室机上  25.0℃  40.0%  12  10 
2018/03/31 12:43 屋外  25.1℃ 33.5% 23  7
2018/03/31 13:24 屋内自室棚上 24.8℃ 41.0%  9  4
2018/03/31 15:12 屋内自室棚上 24.6℃ 42.5% 10  9
2018/03/31 18:00 同上自動測定 24.8℃ 45.5% 11  6
2018/04/01 00:00 同上自動測定 23.0℃ 47.0% 11   6
2018/04/01 05:44 同上 20.2℃ 50.0% 16  8
2018/04/01 05:46 屋外 17.8℃ 47.0% 19 11
2018/04/01 06:00 屋内自室棚上 19.7℃ 46.5% 19 19
2018/04/01 06:36 同上 19.8℃ 50.0% 11  6
2018/04/01 08:00 同上 20.7℃ 50.0%  8  7
2018/04/01 09:24 同上 22.7℃ 47.5%  8  1

背景が青色は空気清浄機運転中
背景が紫色は屋外

4月1日分は 朝 5:44 起床直後に計測、その後静電ワイパーで室内を清掃後デッキに出てワイパーを叩き、新聞を取って来てデッキサイドの水栓で口を濯いだ後にデッキ上で屋外の状態を計測、部屋に戻り本体を棚の上に戻してウエットワイパーで床を清掃しました。 この過程で06:00 に自動計測が行われています。 掃除後空気清浄機を起動し、その高速運転が終わった後に計測という流れです。
空気清浄機は古いものですが結構効果はあるようで、1時間程度連続運転しているとPM2.5/10共に1桁迄落ちる様です。

《改善して貰いたい所》

・ 充電用のコネクタを横出しにし、充電中にも計測出来る様にならないか。
  エアフローと小型化の要求からなのかもしれないが・・・
・ データそのものの整理・削除が出来る様にならないか。
  参照も画面全体ではなく行に編集して見れる様にならないか。
  データ1件は80バイト程度なのでデータ量としては僅かだが
  件数が増えると現在の1件横スワイプでの参照は辛くなる。
・ データはCSV添付メールでPCに送ることが出来るが、アプリ内では
  送出音も鳴り送ったふりをするが、実際にはメールを起動してやらないと
  送信されない。
  内部データには屋内/外が付いているが、CSVからは落ちている。
・ トップ画面上で測定場所の切替えを行うとデータを書き換えるが、計測側は
  切り替わらないみたい。
  「計測をする」を押すと計測が始まるが、ここで測定場所の表示が出るので
  ここで切り替えねばダメみたいだ。 で、あれば指定をしてから計測を開始
  すべき。 現在は既に15秒の計測が始まってしまう。

《PM2.5/マスク関連情報サイト》

・ PM2.5対策、あなたはどう備えるのか?
  URL : http://e-heartshop.sakura.ne.jp/pm2.5/
・ ウェザーニュース 花粉情報
  URL : https://weathernews.jp/s/pollen/
・ 全国のPM2.5情報・予報サイト
  URL : https://pm25.jp
・ Air Pollution in Asia
  URL : http://aqicn.org//here/
・ 不織布マスクの性能と使用時の注意
  URL : https://www.env.go.jp/air/osen/pm/info/cic/attach/briefing_h25-mat04.pdf

高機能マスクの種類

従来一般用として販売されているマスクには空気・飛沫感染防止及びPM2.5対策には機能不足であり、現在市販されているマスクでは下記の2種ならば効果が期待されるといわれます。
ウイルス単体は別として飛沫及び浮遊物からの感染を防止するには、簡単に入手出来るものではN95マスクがあげられます。 しかし、気密度を求める為、バンドは頭の後ろに回しますし、マスク外周は特殊加工されていますので装着感はよくありません。 また、価格的にもお高いです。
もう一つは医療現場で使用されているサージカルマスクと呼ばれるものです。

<厚生省国家検定防塵マスク>
国家検定に対応したもので医療分野や放射能性物質、ダイオキシン類の暴露の恐れ、金属粉や微細粉塵が飛散する環境で使用するものとしてDS/DL/RS/RL各1~3の合計12分類の使い捨て(D)/取り換え(R)のマスクが規定されています。
これは日本バイリーン等から出ており、一部はamazonでも購入出来る様ですが価格的にはN95の系列と同じ位の様ですね。

<N95マスク>
呼吸器某互具(レスピレータ)に分類される塵埃の多い工場・製造現場や建築現場で使用する為に開発されたもので、防塵・微粒子用の保護マスクの基準であるN95規格(米国労働安全衛生研究所:NIOSH)準拠品をさします。
耐油性はないが 0.3μm の微粒子を95%以上捕捉するというもの。
気密性を優先する為肌への密着度が高く吸排気抵抗も一般のマスクより大きく湿気も溜まる点と外観から常用には抵抗があるかも。

<サージカルマスク>
主として医療現場で処置や手術の際に使用されるマスクを指し、米国食品衛生局が定めるBEF規格(約3μm の粒子を99%以上捕捉出来る)に準拠しているものをいいます。
もう1種上にVFE規格(約 1.7μm の粒子を99%以上捕捉出来る)に準拠しているものもありませんが、一般市場では見かけません。

<PM2.5対策用>
一般用ではPEF規格準拠品(ラテックス微粒子濾過率 0.1μm99%捕捉)を謳った物があるにはありますが・・・


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