airmonによる計測結果と近傍の浮遊物質関連データ [便利グッズ?紹介]
【airmonによる計測結果と近傍の浮遊物質関連データ】
airmon導入初日の計測に続けて翌々日朝迄の計測結果を纏めてみました。
<設置位置>
棚 入り口ドア前110cm高さ126cm 前40cmに空気清浄機
TV前 反対面壁面から60/90cm離れた高さ76cmテーブル上
<空気清浄機運転状態>
睡眠中は停止
青のラインは清浄機運転
緑のラインは掃除機を掛けた直後
紫のラインは換気直後
茶のラインはナノイーショット(強)運転後
橙のラインは中央換気扇停止&清浄機運転
土色のラインは中央換気扇清浄機共に運転
これで見る限りすべての時間帯 airmon の評価では“非常にきれい”になっていますが、症状は色々変化します。
ここの所はほぼ一日中空気清浄機を入れて自室にいますが、この状態でも症状が屋外の状態に合わせた様に出るのはちょっとショック、対処法がない・・・
二酸化炭素濃度 1600-2000ppm でサッシを開けて 500ppm に下がる迄換気すると、PM2.5/10共に外気と同じレベルになってしまいます。 で、サッシを開けて換気をするのは止めにし、廊下との間のドアを開いておくと 900~1100ppm 迄は下がりますので、時間は掛かりますがこの方法を採る事にしました。 これであれば 10μg/m3 上がる程度で済みます。
廊下の品位は、各室にはフィルタ付きの吸気ファンが付いていますが、それなりのフィルタ効果はある様で集中排気ファンを回していても2.5が 20mg/m3 、10は 15mg/m3 を上回る事はない様です。
4月7日の屋外は夜雨が降ったせいでしょう、屋内よりも清澄!でした。
<PM2.5/PM10/SPM について>
大気汚染に係る環境基準
・SPM(浮遊粒子状物質) 1時間値の1日平均値が0.10mg/m3以下であり、
かつ、1時間値が0.20mg/m3以下である事
・PM2.5 空気力学径が 2.5μm 以下の粒子の事。
これは 2.5μm 以下の粒子を 100% 含み、
2.5μmを超える粒子を全く含まないという意味
ではない。 これは捕集効率 50% となる空気
力学径が 2.5μm の粒子という意味になる。
下図の様に 4μm で 95% 程度の捕集効率
・PM10 PM2.5と同様の意味なので 捕集効率 50%
になるのが 10μm なのでこれ以上の径の粒子を
含んでいる。
この3つに含まれる粒子径は PM2.5<SPM<PM10という関係に
ある。
PM2.5とSPMの捕集効率曲線(国立環境衛生研究所HP)
https://www.nies.go.jp/kanko/news/20/20-5/gh5r5k0000018571-img/20-5-05-t1.jpg
<埼玉県飯能県土整備事務所での計測結果のまとめ>
自宅より最も近い測定点のデータを整理してみました。
花粉は WeatherNews の市別の花粉情報から拾ってみました。
上記の表で橙色の所は車が花粉塗れになってしまったと報告した部分です。
付着していた花粉の色から判断すると、3月16日迄は鮮やかな黄色でしたのでほとんどは杉、3月27日以降は薄茶系でしたのでヒノキがほとんどという状態でした。
しかし、PM2.5は大体 4μm 以下、SPMは 10μm 以下ですのでスギ花粉は 20μm から 40μm 、ヒノキ花粉は 30μm から 40μm 位という事からすると上記の表とはちょっと話が合いません。
それに車に付着している花粉の量はPM2.5/SPMの合計量の多さに比例するかと思いましたが、4月に入ってからの状態が一番多いのですが薄っすら乗っている程度で洗い落とさねば邪魔という雰囲気ではありませんのではて?・・・花粉飛散の実態もアレルギーの発症との相関も分らずしまい。
しかしここの所、SleepMeister と H Band が示す睡眠状態のデータの差が大きくなっています。 SleepMeister では入眠潜時(寝付き)が非常に悪く出ており、昨日などは4時間20分・・・録音をみると30分当たりでは寝付いた呼吸になっていますし、40分頃には鼾を掻いていますので何の差なのか?? H Band の方が録音の状態との一致度が高くなっています。
ここで深睡眠率を見てみると3月6~8日、14~16、27~30、4月2~4日は総睡眠時間を加味すると鼻水で起こされるのと薬を飲み症状が治まるのを待つ為グンと低くなっており、アレルギーの影響がはっきり表れています。
4月に入ってからは外出するとマスクをしていても途中でくしゃみと鼻水が出る様になってしまいました。 これからみるとスギやヒノキ等の花粉等は副次的要因で、主因はPM2.5/SPMという事になる様です。
PM2.5に対する寄与が大きいのはディーゼル車から排出されるDEP(Diesel Exhaust Paricles)であり、これは 1μm 以下の粒子から構成されています。 DEPにはカーボンだけでなく、窒素酸化物、炭化水素、二酸化硫黄などのガス状物質が含まれ、これらは大気中での光化学反応でより微細な二次粒子を生成します。
排気ガスに含まれるナノ粒子個数はガソリンエンジンに比べディーゼルは3桁多いと言われ、またこれは直接排気分だけでです。
一般に大気中の総個数濃度は平均 2.92E+04個/cm3 程度であり、ディーゼル車では平均2.13E+8個/cm3、ガソリン車では5.48E+5個/cm3 程度と言われます。
しかもその多くはPM2.5では捕集されない 1μm 以下の粒子なのですから・・・
ただ、ディーゼルの場合、1~10μmクラスの物も大量に排出しますので、これがPM2.5に引っ掛かって来るのでしょう。
最近は車のガラスの表面にネットリ油が乗り、水洗いだけでは汚れが落ち辛くなっていますし、サイドミラーやドアノブ下に薄くグレーの汚れが目に付く様になって来ています。ディーゼルの規制が始まる前はもっと黒いたれがついておりカーボンの粒状も見えていましたが、最近は粒状が小さくなったせいか油化した様な感じで簡単には落ちません。
これを吸い込んでいるのですから・・・
私自身の経験から、空気が綺麗な東北の山中等では周りが杉に囲まれた出先では花粉が飛んでいても鼻炎だけでなく体表に出ているアレルギー反応まで消えていましたので、主因を花粉に求めているのは間違いだと思っています。 アレルギー性の気管支喘息を持っている友人は東北の勤務先では完全に治癒した状態でテニス等の運動にも支障を来していないのですが、新幹線で東京方面へ出張すると白河を超える辺りから喘息の発作の前兆が出始めるので忘れずに対症薬を飲んでおかねばならないといっていました。 他にも関東勤務の花粉症持ちが東北の工場へ出張するとジュルジュルが収まり、熟睡出来るといっていましたので彼らの症状も主因は花粉やハウスダストではないことを示していると思います。
こういう状況ですので、サージカルマスクレベルでは余り効果がないのは当たり前。
N95マスクは空気力学的質量径でおよそ 300nm を 95% 以上捕集する能力があるものですからやはりこれを使った時は余り症状が出ずに済むはずですね。
【追記 airmon本体バッテリーのもち】
3月31日12:42に充電完了後初回の測定をし、4月7日朝6:15にアプリを起動した所6:00のデータを取り込んで電池表示が50%から空白になってしまいました。
このアプリは省電力化の為か、再起動かデータ取り込みを行わねば airmon 本体をアクセスしないみたいです。
電源を切り充電して再起動した所、一瞬赤で20%という表示が出て、本体の読み込みをした様で100%になりました。
この間で95回計測をしています。 最初の日時確認の為に95件分スワイプを往復しましたが、やはり大変ですね~
1週間に1度充電すれば良い様です。 まぁ、3時間おきに自動計測で56回、これに朝晩屋外での計測をするとすれば14回ですので合計70回ですからこの程度はもちそうです。
もつのはいいのですが、これを1年続けると3650件・・・とても初期のデータは本体上ではみれませんね。 CSVを活用するしかありません(^^;)
airmon導入初日の計測に続けて翌々日朝迄の計測結果を纏めてみました。
<設置位置>
棚 入り口ドア前110cm高さ126cm 前40cmに空気清浄機
TV前 反対面壁面から60/90cm離れた高さ76cmテーブル上
<空気清浄機運転状態>
睡眠中は停止
青のラインは清浄機運転
緑のラインは掃除機を掛けた直後
紫のラインは換気直後
茶のラインはナノイーショット(強)運転後
橙のラインは中央換気扇停止&清浄機運転
土色のラインは中央換気扇清浄機共に運転
これで見る限りすべての時間帯 airmon の評価では“非常にきれい”になっていますが、症状は色々変化します。
ここの所はほぼ一日中空気清浄機を入れて自室にいますが、この状態でも症状が屋外の状態に合わせた様に出るのはちょっとショック、対処法がない・・・
日 時 | 計測場所 | 温度 | 湿度 | PM2.5 | PM10 |
2018/04/01 11:00 | 棚 | 23.6 | 51.0 | 9 | 7 |
2018/04/01 11:05 | 机上 | 23.6 | 51.5 | 8 | 7 |
2018/04/01 12:00 | 棚 | 25.0 | 48.0 | 11 | 1 |
2018/04/01 12:45 | デッキ | 26.8 | 36.5 | 16 | 10 |
2018/04/01 12:46 | 棚 | 27.0 | 32.5 | 13 | 4 |
2018/04/01 14:30 | 棚 | 23.8 | 48.5 | 12 | 4 |
2018/04/01 15:00 | 棚 | 23.7 | 47.5 | 12 | 6 |
2018/04/01 16:26 | 棚 | 23.6 | 53.0 | 13 | 7 |
2018/04/01 18:00 | 棚 | 23.8 | 50.5 | 7 | 7 |
2018/04/01 18:35 | 棚 | 23.7 | 49.0 | 13 | 2 |
2018/04/01 18:35 | TV前 | 23.7 | 48.5 | 10 | 6 |
2018/04/01 21:00 | TV前 | 23.5 | 50.0 | 13 | 7 |
2018/04/02 00:00 | TV前 | 22.7 | 52.0 | 17 | 20 |
2018/04/02 03:00 | TV前 | 21.7 | 54.0 | 13 | 12 |
2018/04/02 06:00 | TV前 | 20.7 | 55.5 | 16 | 11 |
2018/04/02 06:44 | TV前 | 20.8 | 55.5 | 15 | 7 |
2018/04/02 07:56 | TV前 | 21.5 | 55.0 | 8 | 3 |
2018/04/02 08:59 | TV前 | 22.8 | 53.5 | 8 | 1 |
2018/04/02 09:00 | TV前 | 23.0 | 53.5 | 7 | 3 |
2018/04/02 10:12 | TV前 | 24.1 | 55.0 | 11 | 6 |
2018/04/02 12:00 | TV前 | 26.0 | 51.0 | 7 | 2 |
2018/04/02 18:00 | TV前 | 26.6 | 49.5 | 10 | 4 |
2018/04/02 19:25 | TV前 | 24.2 | 50.5 | 26 | 14 |
2018/04/02 19:52 | TV前 | 25.7 | 50.5 | 10 | 3 |
2018/04/02 21:00 | TV前 | 26.0 | 50.5 | 10 | 10 |
2018/04/02 21:18 | TV前 | 26.0 | 51.5 | 13 | 9 |
2018/04/02 22:09 | TV前 | 26.0 | 53.5 | 9 | 7 |
2018/04/02 23:06 | TV前 | 25.5 | 52.5 | 13 | 9 |
2018/04/03 00:00 | TV前 | 25.1 | 53.0 | 13 | 8 |
2018/04/03 03:00 | TV前 | 23.7 | 54.5 | 14 | 6 |
2018/04/03 06:00 | TV前 | 22.3 | 53.5 | 28 | 21 |
2018/04/03 06:03 | デッキ | 21.2 | 54.0 | 45 | 40 |
2018/04/03 06:24 | TV前 | 22.7 | 55.5 | 17 | 11 |
2018/04/03 06:40 | TV前 | 22.7 | 55.5 | 14 | 6 |
2018/04/03 09:00 | TV前 | 23.3 | 54.0 | 13 | 12 |
2018/04/03 12:00 | TV前 | 25.3 | 58.0 | 19 | 11 |
2018/04/03 15:00 | TV前 | 27.7 | 54.0 | 9 | 8 |
2018/04/03 18:00 | TV前 | 26.5 | 52.5 | 15 | 11 |
2018/04/03 21:00 | TV前 | 25.7 | 54.5 | 14 | 12 |
2018/04/04 00:00 | TV前 | 25.0 | 56.5 | 13 | 22 |
2018/04/04 03:00 | TV前 | 23.8 | 59.0 | 16 | 9 |
2018/04/04 06:00 | TV前 | 22.7 | 54.0 | 16 | 12 |
2018/04/04 06:25 | デッキ | 21.0 | 57.0 | 46 | 52 |
2018/04/04 06:26 | TV前 | 21.0 | 60.0 | 35 | 30 |
2018/04/04 06:48 | TV前 | 22.6 | 60.0 | 17 | 3 |
2018/04/04 09:00 | TV前 | 25.1 | 55.5 | 15 | 5 |
2018/04/04 12:00 | TV前 | 28.8 | 49.5 | 8 | 4 |
2018/04/04 12:43 | デッキ | 29.1 | 40.5 | 47 | 33 |
2018/04/04 12:48 | TV前 | 29.7 | 46.0 | 10 | 4 |
2018/04/06 06:00 | TV前 | 21.3 | 55.0 | 18 | 13 |
2018/04/06 06:03 | デッキ | 21.0 | 54.5 | 35 | 39 |
2018/04/06 06:10 | TV前 | 19.3 | 52.5 | 33 | 37 |
2018/04/07 09:17 | TV前 | 24.8 | 55.5 | 10 | 3 |
2018/04/07 09:18 | デッキ | 25.8 | 45.5 | 6 | 1 |
2018/04/07 09:44 | TV前 | 24.1 | 45.0 | 9 | 6 |
二酸化炭素濃度 1600-2000ppm でサッシを開けて 500ppm に下がる迄換気すると、PM2.5/10共に外気と同じレベルになってしまいます。 で、サッシを開けて換気をするのは止めにし、廊下との間のドアを開いておくと 900~1100ppm 迄は下がりますので、時間は掛かりますがこの方法を採る事にしました。 これであれば 10μg/m3 上がる程度で済みます。
廊下の品位は、各室にはフィルタ付きの吸気ファンが付いていますが、それなりのフィルタ効果はある様で集中排気ファンを回していても2.5が 20mg/m3 、10は 15mg/m3 を上回る事はない様です。
4月7日の屋外は夜雨が降ったせいでしょう、屋内よりも清澄!でした。
<PM2.5/PM10/SPM について>
大気汚染に係る環境基準
・SPM(浮遊粒子状物質) 1時間値の1日平均値が0.10mg/m3以下であり、
かつ、1時間値が0.20mg/m3以下である事
・PM2.5 空気力学径が 2.5μm 以下の粒子の事。
これは 2.5μm 以下の粒子を 100% 含み、
2.5μmを超える粒子を全く含まないという意味
ではない。 これは捕集効率 50% となる空気
力学径が 2.5μm の粒子という意味になる。
下図の様に 4μm で 95% 程度の捕集効率
・PM10 PM2.5と同様の意味なので 捕集効率 50%
になるのが 10μm なのでこれ以上の径の粒子を
含んでいる。
この3つに含まれる粒子径は PM2.5<SPM<PM10という関係に
ある。
PM2.5とSPMの捕集効率曲線(国立環境衛生研究所HP)
https://www.nies.go.jp/kanko/news/20/20-5/gh5r5k0000018571-img/20-5-05-t1.jpg
<埼玉県飯能県土整備事務所での計測結果のまとめ>
自宅より最も近い測定点のデータを整理してみました。
花粉は WeatherNews の市別の花粉情報から拾ってみました。
日 付 | PM2.5 | SPM | 花粉個数 | |||
最大値 | 日量値 | 最大値 | 日量値 | 最大個数 | 時間 | |
03/01 | 21 | 170 | 24 | 219 | 4 | 13:00 |
03/02 | 17 | 242 | 23 | 301 | 2 | 14:00 |
03/03 | 25 | 416 | 28 | 486 | 3 | 09:00 |
03/04 | 31 | 595 | 38 | 707 | 18 | 14:00 |
03/05 | 41 | 666 | 50 | 811 | 3 | 05:00 |
03/06 | 14 | 152 | 17 | 194 | 29 | 03:00 |
03/07 | 19 | 333 | 21 | 378 | 4 | 17:00 |
03/08 | 14 | 170 | 17 | 213 | 1 | 09:00 |
03/09 | 9 | 90 | 12 | 126 | 9 | 22:00 |
03/10 | 13 | 157 | 16 | 193 | 25 | 14:00 |
03/11 | 21 | 347 | 25 | 404 | 4 | 13:00 |
03/12 | 21 | 334 | 24 | 382 | 25 | 14:00 |
03/13 | 29 | 486 | 33 | 564 | 11 | 17:00 |
03/14 | 27 | 576 | 33 | 681 | 19 | 06:00 |
03/15 | 32 | 651 | 39 | 781 | 130 | 18:00 |
03/16 | 35 | 316 | 42 | 410 | 85 | 13:00 |
03/17 | 18 | 246 | 21 | 299 | 12 | 16:00 |
03/18 | 19 | 373 | 23 | 440 | 5 | 23:00 |
03/19 | 26 | 469 | 32 | 566 | 4 | 03:00 |
03/20 | 25 | 294 | 30 | 352 | 4 | 20:00 |
03/21 | 13 | 164 | 14 | 200 | 11 | 04:00 |
03/22 | 9 | 83 | 13 | 126 | 3 | 16:00 |
03/23 | 6 | 78 | 9 | 122 | 38 | 13:00 |
03/24 | 11 | 200 | 15 | 256 | 20 | 10:00 |
03/25 | 19 | 345 | 20 | 412 | 35 | 19:00 |
03/26 | 25 | 437 | 30 | 517 | 35 | 05:00 |
03/27 | 44 | 672 | 54 | 809 | 69 | 16:00 |
03/28 | 41 | 762 | 48 | 895 | 61 | 16:00 |
03/29 | 32 | 639 | 41 | 754 | 307 | 24:00 |
03/30 | 30 | 374 | 40 | 471 | 187 | 07:00 |
03/31 | 18 | 360 | 25 | 456 | 36 | 14:00 |
04/01 | 24 | 401 | 28 | 527 | 29 | 16:00 |
04/02 | 36 | 611 | 50 | 837 | 45 | 10:00 |
04/03 | 40 | 801 | 53 | 1077 | 152 | 16:00 |
04/04 | 44 | 785 | 59 | 1077 | 60 | 12:00 |
04/05 | 18 | 196 | 26 | 291 | 60 | 12:00 |
上記の表で橙色の所は車が花粉塗れになってしまったと報告した部分です。
付着していた花粉の色から判断すると、3月16日迄は鮮やかな黄色でしたのでほとんどは杉、3月27日以降は薄茶系でしたのでヒノキがほとんどという状態でした。
しかし、PM2.5は大体 4μm 以下、SPMは 10μm 以下ですのでスギ花粉は 20μm から 40μm 、ヒノキ花粉は 30μm から 40μm 位という事からすると上記の表とはちょっと話が合いません。
それに車に付着している花粉の量はPM2.5/SPMの合計量の多さに比例するかと思いましたが、4月に入ってからの状態が一番多いのですが薄っすら乗っている程度で洗い落とさねば邪魔という雰囲気ではありませんのではて?・・・花粉飛散の実態もアレルギーの発症との相関も分らずしまい。
しかしここの所、SleepMeister と H Band が示す睡眠状態のデータの差が大きくなっています。 SleepMeister では入眠潜時(寝付き)が非常に悪く出ており、昨日などは4時間20分・・・録音をみると30分当たりでは寝付いた呼吸になっていますし、40分頃には鼾を掻いていますので何の差なのか?? H Band の方が録音の状態との一致度が高くなっています。
ここで深睡眠率を見てみると3月6~8日、14~16、27~30、4月2~4日は総睡眠時間を加味すると鼻水で起こされるのと薬を飲み症状が治まるのを待つ為グンと低くなっており、アレルギーの影響がはっきり表れています。
4月に入ってからは外出するとマスクをしていても途中でくしゃみと鼻水が出る様になってしまいました。 これからみるとスギやヒノキ等の花粉等は副次的要因で、主因はPM2.5/SPMという事になる様です。
PM2.5に対する寄与が大きいのはディーゼル車から排出されるDEP(Diesel Exhaust Paricles)であり、これは 1μm 以下の粒子から構成されています。 DEPにはカーボンだけでなく、窒素酸化物、炭化水素、二酸化硫黄などのガス状物質が含まれ、これらは大気中での光化学反応でより微細な二次粒子を生成します。
排気ガスに含まれるナノ粒子個数はガソリンエンジンに比べディーゼルは3桁多いと言われ、またこれは直接排気分だけでです。
一般に大気中の総個数濃度は平均 2.92E+04個/cm3 程度であり、ディーゼル車では平均2.13E+8個/cm3、ガソリン車では5.48E+5個/cm3 程度と言われます。
しかもその多くはPM2.5では捕集されない 1μm 以下の粒子なのですから・・・
ただ、ディーゼルの場合、1~10μmクラスの物も大量に排出しますので、これがPM2.5に引っ掛かって来るのでしょう。
最近は車のガラスの表面にネットリ油が乗り、水洗いだけでは汚れが落ち辛くなっていますし、サイドミラーやドアノブ下に薄くグレーの汚れが目に付く様になって来ています。ディーゼルの規制が始まる前はもっと黒いたれがついておりカーボンの粒状も見えていましたが、最近は粒状が小さくなったせいか油化した様な感じで簡単には落ちません。
これを吸い込んでいるのですから・・・
私自身の経験から、空気が綺麗な東北の山中等では周りが杉に囲まれた出先では花粉が飛んでいても鼻炎だけでなく体表に出ているアレルギー反応まで消えていましたので、主因を花粉に求めているのは間違いだと思っています。 アレルギー性の気管支喘息を持っている友人は東北の勤務先では完全に治癒した状態でテニス等の運動にも支障を来していないのですが、新幹線で東京方面へ出張すると白河を超える辺りから喘息の発作の前兆が出始めるので忘れずに対症薬を飲んでおかねばならないといっていました。 他にも関東勤務の花粉症持ちが東北の工場へ出張するとジュルジュルが収まり、熟睡出来るといっていましたので彼らの症状も主因は花粉やハウスダストではないことを示していると思います。
こういう状況ですので、サージカルマスクレベルでは余り効果がないのは当たり前。
N95マスクは空気力学的質量径でおよそ 300nm を 95% 以上捕集する能力があるものですからやはりこれを使った時は余り症状が出ずに済むはずですね。
【追記 airmon本体バッテリーのもち】
3月31日12:42に充電完了後初回の測定をし、4月7日朝6:15にアプリを起動した所6:00のデータを取り込んで電池表示が50%から空白になってしまいました。
このアプリは省電力化の為か、再起動かデータ取り込みを行わねば airmon 本体をアクセスしないみたいです。
電源を切り充電して再起動した所、一瞬赤で20%という表示が出て、本体の読み込みをした様で100%になりました。
この間で95回計測をしています。 最初の日時確認の為に95件分スワイプを往復しましたが、やはり大変ですね~
1週間に1度充電すれば良い様です。 まぁ、3時間おきに自動計測で56回、これに朝晩屋外での計測をするとすれば14回ですので合計70回ですからこの程度はもちそうです。
もつのはいいのですが、これを1年続けると3650件・・・とても初期のデータは本体上ではみれませんね。 CSVを活用するしかありません(^^;)