USB抵抗器(電子負荷) URF1 調達 [睡夢庵の電脳環境]
【USB抵抗器(電子負荷) URF1 調達】
新たにPowercore 13000 というモバイルバッテリーを調達しましたので、先に報告した通り Touch6 を使って充電/放電効率の確認をしたのですが、Touch6 自身の充放電がどうにも安定しません。 これは iOS11 もバッテリー制御に悪戯があるせいか・・・それだけでなくバッテリーチェックソフトまで妙な具合になってしまって・・・そこで抵抗器を作ろうかと思いましたが、材料の手持ちもありませんし、たぶん材料代だけで、市販の抵抗器より遥かに高くついてしまうだろう・・・で、アマゾンを探して、電子負荷型ですがポテンショメーターで負荷範囲を可変にしているものが安価にあったので、ポチッと・・・
《USB抵抗器(電子負荷) URF1 仕様》
動作電圧範囲 : DC3.7V ~ 13V
連続電流 : 0.15~3A
最大消費電力 : 15W
製造国 : 中国
販売元 : kaumo
製品は静電防止袋に直に入っており、付属資料は袋に貼られたラベルだけです。
他には付属はありません。
ポテンショメーターを廻せば連続負荷電流は 0 ~ 3A+ 迄可変出来ますので、特に回路上での上下のリミッターはないのでしょう。 精度に関する記載がありませんが、+0.04A 位温度ドリフトがある様ですので、精度は -0/+0.05A 位と思っておけば良いようです。 まぁラフな確認用としては十分でしょう。
只、裸基板状態のままですのでケースに入れたい処ですが、放熱用のファンが間歇的に動作しますので、当面裏面にだけ樹脂のプレートを付けて絶縁する事にしました。 0.5mm 厚のアクリル板を基板サイズより少し大きく切って、屋外用のアクリル系接着テープで下面に4点止めで貼り付けています。
《PowerCore 13000 放電検証》
URF1 を使い、連続負荷を 1.00A 掛けてみようとしたのですが、不思議と0.99と1.01Aの間をフラフラ、その内 1.01A で安定しましたのでこれを掛け続けてみようと思います。 初回の検証には「レメカニケ USB Tester」を間に挟んで、放電量、時間を確認する事にします。
1.01A の連続負荷の状態では冷却ファンは1:1の状態で回転/停止を繰り返しています。
バッテリー残量は Powercore 13000 が充電を遮断しLEDが消えた状態から放電を開始しています。
点滅を開始した辺りから負荷電流が 1.01~1.02A でふらふら・・・
対仕様では 61% に過ぎず・・・効率が悪いですね~利便性を考えないならPC等のポートから充電する方が無駄がありません。
《PowerCore 13000 充電検証》
レメカニケはQC対応となっていますが、充電電流が 0.83mA 程度しか流れてくれません。 結局充電には約14時間掛かりました。
急速充電器が必須ですね。 Waves では 1.8-9A 前後流れていましたので、7時間半で終わりました。
3回目の充電ではLED全消灯後も 0.05mAh から徐々に減少しながら流れており、waves が計測を終了したのは、全消灯から15分後 11880mAh ででした。
PowerCore 13000 は バッテリー定格 3000mAh * 4 = 12000mAh
PowerCore 10000 は * 3 = 9000mAh という事になります。
給電側の効率は 8000/12000 になりますので、75% 対仕様では 61% ・・・
《PowerCore 10000 放電検証》
13000 の充電に並行してこちらの確認もする事にしました。 計測には「waves USB Safety Tester」を使います。
URF1 は Safety Tester の電流表示で、1.00xxA に合わせてあります。 気付く限り 1.005 以下に調整しました。
経過時間 放電量
3点灯 02:03 1996mAh
2点灯 03:21 3390mAh
1点灯 04:33 4590mAh
1点滅開始 06:02 6015mAh
放電停止 06:09 6174mAh
《PowerCore 10000 充電検証》
「waves USB Safety Tester」はQCに対応していますので、 1.8A 前後で充電されます。
経過時間 充電量
1点灯 00:58 1780mAh
2点灯 02:07 3848mAh
3点灯 03:30 6360mAh
4点灯 05:06 8305mAh
全消灯 05:12 8370mAh
充電停止 06:02 8525mAh
全消灯になった時も 0.5A が流れており、その8分後でも 0.27A という具合に徐々に電流は少なくなっていきました。
充電停止は「waves USB Safety Tester」が停止したタイミングにします。
【追記】
PC側で iOS を使っていないので、おかしいとは思いながらも詳細を追っていませんでしたが、iOS11 では 32bit App のサポートを停止するというアナウンスが一昨年前半よりなされ、2016年9月7日 から 32bit App は App Store から削除されていた様です。 私が iPod Touch6 を購入したのが2016年4月ですのでその時には既にこれは既知の事実だった訳ですね。
それだけではなく、A7以前のCPUを搭載する iOS 端末は iOS 11 にはアップデート出来ないらしい。 Touch6 で色々おかしな現象に悩まされていたのは昨年9月20日?から配布を開始した iOS 11 を適用したが故のトラブルというですね。
MSはまだ 32bit アプリを捨て去ってはいませんが、Appleは本当にやってしまった様です。 この辺り Appleらしいというか・・・傲慢ですね(^^)
これが原因でAppleから離れるユーザーも多いのではないでしょうかね。 中国市場の事もありますし・・・
私の場合、使っている騒音計、傾斜計・水平儀、振動計、距離計、速度計、周波数アナライザー、周波数ジェネレータ、スペクトラムアナライザ、コンパス、健康管理系といった所は Android でも同じアプリが揃い始めたのでAppleである必要がなくなって来ましたし・・・
新たにPowercore 13000 というモバイルバッテリーを調達しましたので、先に報告した通り Touch6 を使って充電/放電効率の確認をしたのですが、Touch6 自身の充放電がどうにも安定しません。 これは iOS11 もバッテリー制御に悪戯があるせいか・・・それだけでなくバッテリーチェックソフトまで妙な具合になってしまって・・・そこで抵抗器を作ろうかと思いましたが、材料の手持ちもありませんし、たぶん材料代だけで、市販の抵抗器より遥かに高くついてしまうだろう・・・で、アマゾンを探して、電子負荷型ですがポテンショメーターで負荷範囲を可変にしているものが安価にあったので、ポチッと・・・
KAUMO USB抵抗器(電子負荷)負荷調整ボリューム URF1
- 出版社/メーカー: カウモ(KAUMO)
- メディア: Personal Computers
《USB抵抗器(電子負荷) URF1 仕様》
動作電圧範囲 : DC3.7V ~ 13V
連続電流 : 0.15~3A
最大消費電力 : 15W
製造国 : 中国
販売元 : kaumo
製品は静電防止袋に直に入っており、付属資料は袋に貼られたラベルだけです。
他には付属はありません。
ポテンショメーターを廻せば連続負荷電流は 0 ~ 3A+ 迄可変出来ますので、特に回路上での上下のリミッターはないのでしょう。 精度に関する記載がありませんが、+0.04A 位温度ドリフトがある様ですので、精度は -0/+0.05A 位と思っておけば良いようです。 まぁラフな確認用としては十分でしょう。
只、裸基板状態のままですのでケースに入れたい処ですが、放熱用のファンが間歇的に動作しますので、当面裏面にだけ樹脂のプレートを付けて絶縁する事にしました。 0.5mm 厚のアクリル板を基板サイズより少し大きく切って、屋外用のアクリル系接着テープで下面に4点止めで貼り付けています。
《PowerCore 13000 放電検証》
URF1 を使い、連続負荷を 1.00A 掛けてみようとしたのですが、不思議と0.99と1.01Aの間をフラフラ、その内 1.01A で安定しましたのでこれを掛け続けてみようと思います。 初回の検証には「レメカニケ USB Tester」を間に挟んで、放電量、時間を確認する事にします。
1.01A の連続負荷の状態では冷却ファンは1:1の状態で回転/停止を繰り返しています。
バッテリー残量は Powercore 13000 が充電を遮断しLEDが消えた状態から放電を開始しています。
1回目充電量:12000mAh | 2回目充電量:10978mAh | |||
点灯状態 | 経過時間 | 放電量 | 経過時間 | 放電量 |
3点灯 | 02:15 | 2280mAh | 02:34 | 2612mAh |
2点灯 | 04:35 | 4586mAh | 04:45 | 4780mAh |
1点灯 | 06:46 | 6796mAh | 06:49 | 6900mAh |
1点滅開始 | 07:35 | 7662mAh | 07:50 | 7920mAh |
放電停止 | 07:52 | 7925mAh | 08:10 | 8248mAh |
点滅を開始した辺りから負荷電流が 1.01~1.02A でふらふら・・・
対仕様では 61% に過ぎず・・・効率が悪いですね~利便性を考えないならPC等のポートから充電する方が無駄がありません。
《PowerCore 13000 充電検証》
レメカニケはQC対応となっていますが、充電電流が 0.83mA 程度しか流れてくれません。 結局充電には約14時間掛かりました。
急速充電器が必須ですね。 Waves では 1.8-9A 前後流れていましたので、7時間半で終わりました。
2回目充電レメカニケ/0.83A | 3回目充電 Waves/1.8-9A | |||
点灯状態 | 経過時間 | 充電量 | 経過時間 | 充電量 |
1点灯 | 02:30 | 2110mAh | 01:08 | 2055mAh |
2点灯 | 07:15 | 5995mAh | 03:21 | 6339mAh |
3点灯 | 11:40 | 9722mAh | 05:18 | 10160mAh |
4点灯 | ? | ?mAh | 07:24 | 11860mAh |
充電停止 | 13:49 | 10978mAh | 07:32 | 11870mAh |
3回目の充電ではLED全消灯後も 0.05mAh から徐々に減少しながら流れており、waves が計測を終了したのは、全消灯から15分後 11880mAh ででした。
PowerCore 13000 は バッテリー定格 3000mAh * 4 = 12000mAh
PowerCore 10000 は * 3 = 9000mAh という事になります。
給電側の効率は 8000/12000 になりますので、75% 対仕様では 61% ・・・
《PowerCore 10000 放電検証》
13000 の充電に並行してこちらの確認もする事にしました。 計測には「waves USB Safety Tester」を使います。
URF1 は Safety Tester の電流表示で、1.00xxA に合わせてあります。 気付く限り 1.005 以下に調整しました。
経過時間 放電量
3点灯 02:03 1996mAh
2点灯 03:21 3390mAh
1点灯 04:33 4590mAh
1点滅開始 06:02 6015mAh
放電停止 06:09 6174mAh
《PowerCore 10000 充電検証》
「waves USB Safety Tester」はQCに対応していますので、 1.8A 前後で充電されます。
経過時間 充電量
1点灯 00:58 1780mAh
2点灯 02:07 3848mAh
3点灯 03:30 6360mAh
4点灯 05:06 8305mAh
全消灯 05:12 8370mAh
充電停止 06:02 8525mAh
全消灯になった時も 0.5A が流れており、その8分後でも 0.27A という具合に徐々に電流は少なくなっていきました。
充電停止は「waves USB Safety Tester」が停止したタイミングにします。
【追記】
PC側で iOS を使っていないので、おかしいとは思いながらも詳細を追っていませんでしたが、iOS11 では 32bit App のサポートを停止するというアナウンスが一昨年前半よりなされ、2016年9月7日 から 32bit App は App Store から削除されていた様です。 私が iPod Touch6 を購入したのが2016年4月ですのでその時には既にこれは既知の事実だった訳ですね。
それだけではなく、A7以前のCPUを搭載する iOS 端末は iOS 11 にはアップデート出来ないらしい。 Touch6 で色々おかしな現象に悩まされていたのは昨年9月20日?から配布を開始した iOS 11 を適用したが故のトラブルというですね。
MSはまだ 32bit アプリを捨て去ってはいませんが、Appleは本当にやってしまった様です。 この辺り Appleらしいというか・・・傲慢ですね(^^)
これが原因でAppleから離れるユーザーも多いのではないでしょうかね。 中国市場の事もありますし・・・
私の場合、使っている騒音計、傾斜計・水平儀、振動計、距離計、速度計、周波数アナライザー、周波数ジェネレータ、スペクトラムアナライザ、コンパス、健康管理系といった所は Android でも同じアプリが揃い始めたのでAppleである必要がなくなって来ましたし・・・