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インプレッサ フロントガラス 撥水処理 [睡夢庵の足]

【インプレッサ フロントガラス 撥水処理】

初代カムリの時代からガラス面にはRAIN Xを使って撥水処理をしてきましたがもうかれこれ30年以上になりますね。

撥水処理剤を使う原因となったのは、1975年頃でしたか台風の中での豪雨、ワイパーが全く役をなさず、動かさない方がよい位の状態の時に対向車が突如ハイビームを点けたためフロントガラスだけでなく前方全体がハレーションを起こした様になり、先行車のテールすら全く見えなくなるという経験です。 その時はこれは動くと危険と思い、ゆっくり左側歩道上に乗り上げて雨が小降りになるのを待ちました。

その暫く前に軍事専門誌の中で戦闘機のキャノピーの視界確保の為に撥水剤が開発されていると言う記事を見ていたので、これ以降国内の販売元を探していたのですが当時は未だ何処も取り扱っていませんでした。

その後約6年間は勤務地が変わりましたので、車は使っていませんでしたが、関東に移動、結婚を期に又車に乗り始めました。

物好きですので、BOSHのライトやリレーセットを使って4灯同時点灯可能にしてハイビームをフォグランプ代わりに使える様にしたり、ボッシュの高容量コイルに交換したりと外からは分らない処に悪戯をしていました。

その時出入りしていた小さな輸入物も扱うパーツ屋に、ある時マイクロロンとRAIN Xが1缶づつ入っていて、主人に聞いてみると面白そうだったので取り寄せてみたとの話。 早速その場でゲットです。

当時乗っていたカムリをトヨタの営業所に持ち込んで処置を依頼した処、やんわりとお断り。 リスクは負えませんという事、「じゃ見てるだけでいいから」で、缶に書いてある手順を復唱して、缶を暫く振って中身を均一にして、中身を添付容器に移してヘッドカバーの中にタラリと。 1/3位入った処でスーッと800rpmで廻っていたアイドルが1200rpm迄上がり、周りからオ~という声が・・・それからアイドルの回転数を何処まで落せるかスロー調整・・・500rpmでもハタハタと暫くは廻るのには皆吃驚。 その時は540rpm迄戻し、加速ポンプ(アクセルペダル)をベタっと踏んでもギクシャクしない処迄絞りました。
これで燃費8.6kmが15.4~8kmに大幅改善です。 只、車検に出すと、規定の処置をするので元の木阿弥。 違反承知で自分で又再調整していましたが(^^;)

RAIN Xは特に帰省の時に重宝しました。 高速道路ではほぼワイパー要らずですし50km/h以上になれば効果発揮してくれましたので、安全確保、疲労低減には必須でした。 特にラルゴ スーパークルージングの時代は効果絶大、どんな大雨のなかであれ、走っていればワイパー要らずでした。

さて、インプレッサのフロントガラスは傾斜が大きいせいか直進中は~50km/h位迄は雨粒が殆ど動きません。 ボンネット先端からフロントガラス上部への層流が出来、内側は滞留する様です。

昨日は天気が不安定で埼玉県地方は一部で大きな雹がふり、結構な突風と集中雨がありましたが、その時の状態をUPしてみます。


《小降り:40km/h~停止》

《驟雨:50km/h~停止》

《~80km/h~》

バン型の様にガラス面が立っており、横に雨滴が流れる状態ですと車速、雨量、風速によってはガラス面には全く雨滴がない状態になりますので、この形式の車にお乗りの方は是非試してみて下さい。 豪雨になればなるほど有効ですので、事故防止の有効な手立てです。


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