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韓国歴史ドラマに見る朝鮮人社会の異常性 [睡夢庵 日々徒然]

【韓国歴史ドラマに見る朝鮮人社会の異常性】

さて、前に紹介した韓国の歴史ドラマが描く時代は【インス大妃】が第5代文宗(1450-)~第10代燕山君(-1506)==>【イ・サン】が第21代英祖(1724-)~第22代正祖(-1800)なのですが、庶民の生活や文化が描かれる事は殆どありませんし、両班以外は収奪の対象としてしか扱われていません。 日本の様に商人を中心とした華やかな文化や干拓を始めとした農地改革、都市の拡大、貨幣経済と流通経路の開拓、地域毎の物産開発等が行われず、首都近郊を除いては殆ど物々交換の域を出ない状態のまま発展をしていません。
そして描かれる内容といえば朝鮮風政治的暗闘ばかり。

当時の朝鮮人の性情に関しては、日本側に残された「朝鮮通信使」に関する資料を漁ってみると色々出て来ます。 他国に来ても国使としての矜持もなく、民の物、食事などに供された食器等をくすねる、下手に出ると直ぐに増長し、無理難題を吹っかけたり、女に手を出したりと饗応役が扱いに苦労した様が書かれています。
そして日本側の最大の関心事であった儒学に関しても随員・儒生共に固陋過ぎ、論駁されると今で言う火病状態に陥る為得るものなしと評価されています。 それに時代が下るに従ってレベルも低下していったのでしょう、酷評される様になって行きます。

また、民衆がこの行列を見る際大名行列に対する様に土下座を課していない事や、正使に臣下の礼を取らせている事を見ても幕府にとっては単なる朝貢使に過ぎず、徳川幕府の権威を庶民に示す為の道具と看做していた事が判ります。

ドラマに良く出てくるシーンと言えば、拷尋に掛ける、徒党を組んで大声で請願する、「恥入る」のではなく「面目に拘る」、蔓延る売官と賄賂、愚昧で横暴極まりない両班の子弟、無視される正義、強い猜疑心、被害妄想、黒を白といって憚らない、大義よりも私利私欲を優先すると言った処が余りにも多いですね。
そして儒教、特に性理学の悪い面ばかりを自身の権力強化に用いている様がそのまま見て取れ、位階や職位で一々区別し、隷従するかの様な「礼」を要求します。

日本では孟子のいう「五徳」が基本ですが、李氏朝鮮では漢の武帝時代に董仲舒が考案した「三綱」に重点が置かれ、礼を重んじこれで身分制度を固めています。 その為、仁、義、礼、智、信という本来の儒教が持つ人間性を備えた素養が醸成される事がなかったのでしょう。

例えば2007年の例ですが、    日本  韓国
誣告罪(虚偽の告発を行って貶める)  10  2171  542倍
偽証罪(宣誓した証人が虚偽の証言)   9  1544  427倍

韓国の司法は、対馬仏像盗難事件の様に1988年「ユネスコ条約」を批准しているにも拘らず韓国人が盗みだした盗品を返還しない、産経記者を不当拘束/出国拒否をする、「愛国無罪」等、とても近代民主主義法治国家とは言えぬいい加減なものですが、それでもこれだけの件数に上っているそうです。 これだけでも、現代の朝鮮人も如何に道義心に欠けるかが判ります。
ひょっとしたら日本の件数の中にも在日/帰化朝鮮人(人種的性情は同じでしょうから)が含まれているかも・・・とすればこれ以上の隔たりに。

これに輪を掛けたのが階級社会の構成比の変化でしょう。 李氏朝鮮成立時は8%弱(この時点で既に異常!)だった両班階級が末期では49%弱に増えているという特異さです。
如何に賄賂と売官が横行し、不正な階級移動が行われたかがわかります。
そしてその両班階級は性理学の教えの通り働かず、平民/賤民層を搾取するだけなのです。 国民の半分が働かない収奪層では国は疲弊して行くばかりなのは馬鹿でも判るはず。 だが、朝鮮人は200年間それに誰も気付かなかった。 いや、気付いた者はこれらの歴史ドラマが示す様に両班・官僚の誣告・偽証の餌食にされてしまうのです。

階級構成比は、例えば

<李朝朝鮮>
人口比率    1690年   1858年
両班       7.6%    48.6%
常民       51.2%    20.2%
奴婢       41.2%    31.3%

<日本> 明治3年   <英国> 産業革命初期
皇族     28人   貴族      0.05%
華族     0.01%   準貴族     1.45%  此処までは地代収入
士族     6.4%    中流階級   23%   で生活出来る
平民    91.9%    労働者階級  75.5%  労働者階級 45.5%
穢多・非人  1.7%               貧困層   30%

<フランス> フランス革命前
第一身分  僧侶               0.6%  商工業・農業階級
第二身分  貴族               1.6%  夫々が4階級に
第三身分  平民   商工業を営む市民階級 18%   分類される
           農民         80%

日本では士族といってもその殆どが何らかの役を貰って俸禄を得る層(今で言うサラリーマン)で、何もせずに生活出来る層というのは 1% にも満たなかったでしょう。 イギリスで1.5%、フランスでも2.2%です。
韓国の49%が如何に異常かが分ります。
こんな社会ではまともな富の蓄積も教育、そして倫理観なども醸成されるはずもないですね。 その他の欧州の多くの国でも特権階級(上級ブルジョアを加え)は 5% を超える事はありません。

中国明・清時代の人口・階級構成に関してははっきりした資料は見付かりませんでした。 しかし、官吏も俸給制ですので、王族・眷属、豪農・豪商や地方へ赴任した退職官僚等郷神の非労働階級を加えても5%を超える事はなかったと思われます。

この僅か一点を見ても朝鮮人というのは「世界の常識」が当て嵌まらない特殊な民族だと言えます。


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