SSブログ

【Bluetooth用レシーバーの導入】 [睡夢庵の電脳環境]

【Bluetooth用レシーバーの導入】

夜は結構すずしい風が入る為クーラーを止め窓を開けてTVを見ていた処、娘から2階の窓を開けたらはっきり聴こえる、近所迷惑を考えろとのお叱りを受けてしまいました(^^;)>
MX3に繋いでいるスピーカーは古いTDKの「SP-XA10」という樹脂ケースのフラットスピーカー。 低域は寂しいですが、高域は結構抜けが良く音の透りが良いのでPC-TV鑑賞用に使っていますが・・・
再生レベルはPC側50%/Flash側35%位だったのですが・・・夜が更け廻りが静かになると高域がよく透るみたいです。

Main側にはSANWAの安物を買足して繋いでいますが、ダブつく低域、籠もった中域、全く出ない高域・・・酷い代物(^^) Subはステレオからしか音が出せない・・・かといって夏はヘッドフォン常時掛けているのも辛いし・・・どうせなら動き回れる様にならないか・・・で、Blutooth用のレシーバーを購入する事にしました。

価格帯は結構広い様ですが、価格・評価のバランスと到達距離に惹かれて「ELECOM LBT-PAR500AV」を調達してみました。
aptX/AACコーデックに対応しているので、そこそこの音質で聴かせてくれるのではないか期待しています。
8台LBT-迄ペアリング出来るというのも魅力のひとつ、SUBとMX3に繋いでみる予定にしています。 どの位の音を聴かせてくれるか、ヘッドフォンをチャンとドライブしてくれるか気になるところです。

これはAmazonに21日発注、23日13時頃到着。 早速充電してSub1とMX3に2台にペアリング。 ペアリングするPCの電源だけを立ち上げた状態で設定すればよかったのですが3台共火を入れた状態でやってしまった為、相互の接続確認に手間取ってしまいました。

Bluetooth接続に関しては、現在はこの電源を入れればSUB側に繋がる様にしていますが、XPと8.1では設定方法が異なりますので、暫く弄ってみて最も簡単なPCの切換え方を探して見ようと思っています。

lbt-par500av.jpg《製品構成》
・ LBT-PAR500AV 本体
・ MicroUSB充電ケーブル
・ 和文取扱説明書
・ 和文簡単接続ガイド
・ 多国語取扱説明書
・ コーションカード2種





《試聴用ヘッド/イヤフォン》

機種再生周波数帯域インピーダンス感度最大入力
Sony MDR-F110-30,000Hz12Ω100dB/mW700mW
AKG K240 Studio5-25,000Hz55Ω91dB/mW200mW
iPod MA662G/A

《試聴曲》
(Jpop)
あべ静江         愛する人のそばで 192Kb/s
阿川泰子         Night Line 256Kb/s
岩崎良美         赤と黒 192Kb/s
五輪真弓         恋人よ 128Kb/s
石川さゆり        ウィスキーがお好きでしょ 192Kb/s
Wink         Especially For You 128Kb/s
柏原芳恵         ちょっとなら媚薬/カム・フラージュ 192Kb/s
香坂みゆき        いっそセレナーデ(Catos 2) 128Kb/s
島谷ひとみ        春待ち人 192Kb/s
中村あゆみ        翼の折れたエンジェル 192Kb/s
長山洋子         蜩 192Kb/s
高橋由美子        友達でいいから 128Kb/s
由紀さおり        夜明けのスキャット 128Kb/S

(海外)
クリスティーナとウーゴ  コンドルは飛んでいく(265Kb/s-VBR-V0)
アストラッド・ジルベルト Meu Piao 192Kb/s
バーブラ・ストライザンド Smile 192Kb/s
シルヴィ・バルタン    Love is Blue 192Kb/s
リシャール・アントニー  さすらいの青春 192Kb/s

(その他)
オイゲン・キケロ・トリオ C.P.E. バッハ ソルフェジオ(276Kb/s-VBR-V0)
喜多郎 絲綢之路 NHK特集オリジナルサウンドトラック盤(248Kb/s-VBR-V0)
ジプシーの音楽 ハンガリーのツィンバロム 麦、そして踊り 192Kb/s

(クラシック)
モーリス・アンドレ
 ヴィヴァルディ 2つのトランペットの為の協奏曲 ハ長調 192Kb/s

コレギウム・アウレウム合奏団(242Kb/s-VBR-V0)
 モーツァルト ディヴェルティメント 第15番 変ロ長調
パーボ・ベルングルド/ボーンマス交響楽団(240Kb/s-VBR-V0)
 シベリウス 交響詩「フィンランディア」作品26
グスタフ・レオンハルト
 グリマルディ製チェンバロ(1697)  ジョヴァンニ・ビッキ トッカータ(282Kb/s-VBR-V0)
 パイプオルガン          スヴェーリンク イ調のトッカータ
カラヤン/ベルリン・フィル
 モーツァルト 弦楽の為のアダージョとフーガ ハ短調 K546(241Kb/s-VBR-V0)
 スッペ「軽騎兵」序曲(249Kb/s-VBR-V0)
マウリツィオ・ポリーニ(238Kb/s-VBR-V0)
 ショパン ポロネーズ 第1番 嬰ハ短調 作品21の1
イツァーク・パールマン(247Kb/s-VBR-V0)
 サン=サーンス 序奏とロンド・カプリチオーソ 作品28

イ・ムジチ/タッシナーリ
 ヴィヴァルディ フルート協奏曲 第1番 「海の嵐」 192Kb/s


赤 : LPから320Kb/s-VBR-V0 でリップしたもの
黄 : LPからフィックス・レートでリップしたもの
白 : CDからフィックス・レートでリップしたもの

《試聴構成》

・ SUB-PC──>Winamp───┬>Bluetooth──> LBT-PAR500AV
              └>USB   ──> SE-U33GX

・ MX3  ┬─>Winamp───┬>Bluetooth──> LBT-PAR500AV
     └─>StationTV S ┘

《感想》

この製品を購入される一般の方の使用目的は携帯電話でのヘッドセットと音楽再生の為のイヤフォンアンプの共用が主だと思いますが、私の場合は赤外線方式のヘッドフォンの置き換えが目的なので一寸視点が異なるかもしれません。 それを念頭に・・・

☆ 音質

aptX/AACコーデック対応という事で320kbps相当と言われていますがそれはすこしオーバーかな? 左右上下をちょん切っていますので、LPから直接採った~23KHz迄伸びている 320Kb/s & VBR-V0 をSE-U33GXを通して聴くよりやはり劣化しているのを感じます。

特性上は 20-20000Hz という事ですが、アンプ側で高/低共に持ち上げられている様で、2種のヘッドフォンでは特に低域のボンつきと刺す様な高域がどうしても気になりました。 これを打ち消すにはイコライザで70Hz-3dB/12kHz-2dB/14kHz-3dB/16kHz-4dBに設定してやる事が必要です。 特に高域の倍音が多い女性歌手やトランペット/バイオリン等ではこれでも耳が痛い。

CDからリップしたものではこれでもサ行が強調されリンギングも感じてしまいます。 バックのレベルが高過ぎるせいもありますが、特にシャリシャリとしたJPopのCDの録音には辟易させられ、頭痛が出てしまいます。 なんでこんなに録音レベルを上げてオーバーシュートによる歪を出すのか。 歌手の声を聴かせるのではないのか?いつも疑問に思っています(^^;)

これはやはりイヤフォン・タイプ向きに調整されているのでしょう。 SE-U33GXV に繋ぎかえるとその清澄で伸びやかな音にほっとさせらます。
只、粒立ちはこちらの方がよくクリアな感じを受けます。 逆に言えば音が硬くダイナミックと言いう事か。 録音の状態をより強調して聴かせてしまう?

定位は左右に広がるタイプです。 ヘッドフォンアンプ+MDR-F1でこれほどはっきりと差を感じたのは初めてです。

MDR-F1 で聴く香坂みゆきの「いっそセレナーデ」、結構活けてるのには顔が綻びます。 それなり以上のヘッドフォン/イヤフォンを要求する様です(^^)
iPod用の MA662G/A でもそこそこの音は聴かせてくれますが、やはり高域の刺々しさと入力マージンのなさが歪となって表れます。

色々言いましたが、ながら聴き用としては全ジャンル、手持ちヘッドフォン/イヤフォンで充分以上の音を聴かせてくれます(^^)

☆ ドライブ能力

100mW * 2 出力インピーダンスが低めなのか12Ωの MDR-F1 を余裕を持ってドライブしてくれます。
この面では SE-U33GXV のアンプ部よりもパワーがありますが、MDR-F1、 AKG-K240 では音の明瞭度が少し下がる様に感じました。

☆ 電波到達距離

一般的なものは BlueTooth機器では10~20mですが、理論値とはなっていますが100mとなっていましたので期待したのですが・・・
木造屋内のPC設置場所から直線5mの別室でもうNGでした。
再生途中でこちらが落ちて接続が切れたら、Winampでアクセスしていたファイル・マネージャモジュールが発狂してしまい以後再起動する迄ファイル・マネージャーが使用不能というトラブルを経験してしまいました。
庭側は2重ガラスのサッシ開口方向へは10m位は届いてくれましたので音楽を聴きながらの庭いじりも可能になりました。 赤外線では駄目でしたから(^^)

追記-1)
Bluetooth USBアダプター LBT-UAN04C2BK を使っていますが、個体差が大きい様です。
SUB に使っている方が設置場所的には悪いのですが対屋外の到達距離が大きい。 MAIN に使っている方では5m位でブツブツ切れ始めます。 まぁClass 2 、Max10m/推奨5m ですから、SUB で使っている方が当たりという事でしょうか。 Class1 対応の LBT-UAN04C1BK にしておけば良かった(^^;)>

追記-2)
到達距離を伸ばしたくて本日 Bluetooth USBアダプター LBT-UAN04C1BK を調達して来ました。 こちらは Class 1 なので 少しは伸びるだろう・・・です。 添付されていたCDは LBT-UAN04C2BK と同じ物で、インストールはこのユニットを装着せずに行いますので必要なドライバー類は既にインストール済みという事になります。

まず LBT-UAN04C2BK を外して一度起動し、ペアリングしていたユニットが消えている事を確認し、シャットダウン。  LBT-UAN04C1BK を取り付けて再起動し、キーボード/マウス/レシーバーとペアリングを行い、夫々のユニットが接続された事と動作する事を確認し、シャットダウンして再起動。

レシーバーの電源を入れ、タスクバーの吹き出しに従って操作すると、“aptX”のバルーンが出てオーディオ接続出来ました。 ここで「サウンドとオーディオデバイスのプロパティー」を開いて<オーディオ>タブの音の再生が“Bluetooth ステレオオーディオ”になっている事を確認し、Winamp と PCastTV for 地デジでの再生を確認します。

さて、到達距離の伸延ですが、期待を裏切られてしまいました(^^;) 屋内は僅かに4m伸びただけ。 屋外は2重ガラス掃き出し窓正面方向10m左10m右方向5mでは立っている限り粗問題なく受信出来る様になりましたが草取りの為しゃがみ込むと外周部では体の影に入るとブツブツと切れて落ちてしまいそうになります。 正面方向もレシーバーをストラップでぶら提げてやってやっと13mが限度でした。 Main側に付けていた LBT-UAN04C2BK と比べると約2倍に伸びましたが、SUB側の LBT-UAN04C2BK とでは僅かに3m程度伸びたか?という処、期待を完全に裏切られました(^^;)

☆ 電池の充電時間と連続再生時間

最初の充電には2時間半位掛かった? ちょうど私の担当の1階の掃除をしている内に終わっていたので・・・
再生時間は現在迄12時間位使っていますが、未だ大丈夫の様です。 カタログ値を18時間持つのか?

追記)
7/24 20:05 再生停止 バッテリーがなくなった様です。 昨日は約6時間弱、今日は12時間強再生していますのでほぼ仕様通りと言って良いでしょう。
しかしながら残量表示が無いにも関わらず充電中は使用出来ないというのは駄目ですね。 充電時間は仕様上2時間となっていますので、この間使用不能に陥る訳です。 それに充電終了後の通電を避けろとなっています。 クールダウンが必要という事であれば実質3時間は使えない事になります。 12~15時間使ったら翌日の寝起きの3時間で充電するという方法しかなさそうですね。

☆ ワンセグ SCMS-T 対応

MX3にインストールしている「StationTV S」の視聴を試みましたが、残念ながらLBT-PAR500 ステレオヘッドフォンとしての再生は非対応となってしまいました。 aptX を切ってみましたがやはり駄目。 ヘッドセットにすれば再生は可能となりますがやはりこれは残念。

仕様上?それともピクセラの PIX-DT300/StationTV S のせいか?

追記)
Main-PC に繋いでいる Buffalo DT-H50/U2 + PCastTV for 地デジ ではステレオヘッドフォンとして再生出来ました。 ということはピクセラ PIX-DT300 + StationTV S 側の問題という事ですね。

☆ デザイン

・ この種の機器で角が立ったデザインは少々疑問あり 角が当たると痛い
・ クリップ部の形状は優れている様です。 重いヘッドフォンのメタル
  ジャックとケーブルの重量が掛かっても外れる事はありませんでした。
・ ボリューム・コントロールはポケット等での誤操作対策なのでしょうが
  操作性は? 現在のポジションが判らないのも? Max/Minだけは警告音
  で判りますが。

《変更希望点》

この種のものでNFCが果たして必要なのでしょうか。 NFC機器を有さない私には・・・

只、8台の接続が可能なのに接続先を端末側で選択出来る様にしていないのは理解に苦しみます。 一々PC側の設定を変えねば切換えられない仕様は頂けません。 NFCのアンテナを外し、此処に現在の接続先の番号とボリュームレベルを切換え表示する様に変更して貰えると有難いですね。

複数機器に接続出来る出力機器としては現在の接続切換えの操作性は劣悪といってよいでしょう。

TK-FBP044/M-NV1BR では端末側で選択を可能にしているのですから製品の統一性からもこれは必須です。 おなじメーカーなのでしょう?


さて・・・こうなると次はオープンタイプのイヤフォンの良いのがほしくなってきますね~ やはり、iPod用 MA662G/A と MDR-F1 では音の厚みと艶、高域の質がまるで違いますから。 かといって MDR-F1 を一日中頭に載せているのは・・・(^^;)>

追記)
自宅周辺のPCショップや家電量販店を見て廻ったのですが、オープンタイプのイヤフォンは1000円前後の廉価品しか置いていませんでした。 インナーイヤーはカナル型全盛ですね~ 私にはあの挿入感/圧迫・閉塞感と周囲の音が聴こえないと云うのは許容出来ません(^^;)
ネットで購入する以外にはなさそうですが、下記位しか選択肢がありませんね。 1万以上となるとちょっと足してヘッドフォンを買った方が・・・
・ ゼンハイザー(SENNHEISER)   MX 375
・ オーディオテクニカ       ATH-CM707
・ AKG              K315


共通テーマ:日記・雑感