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【Windows XP インストール時に発生したトラブルについて】 [睡夢庵の電脳環境]

【Windows XP インストール時に発生したトラブルについて】

今回のインストールの流れは以下の通りです。

① Windows XP Pro SP2 インストールCDからインストール/再起動

② Service Pack 3 をいれたCDから SP3 へ更新/再起動

③ ASRock のCDから Audio/LAN/USB 等のドライバー類をインストール/
  再起動

④ LAN へ接続

⑤ ESET Smart Security をインストール/再起動

⑥ Windows Update を行うも更新を検索の状態でWindows Updateが
  フリーズしたので再起動

⑦ PCastTV インストール/再起動 動作確認=OK
  タスクマネージャを立ち上げ、プロセスを確認した所 svchost.exe の
  CPU使用率が50%に張り付いてしまっていた。

⑧ ここで電源を切ろうとした所、自動更新でのインストールが
  表示されたのでインストールを実施

⑨ 再起動後履歴を確認した所、127個の内7個以外はインストール
  に失敗していた。

ここでこのインストールを諦め、再度 SP2 のインストールから遣り直す事にしました。

2回目は⑦のインストール後、PCastTV をバージョンアップし再起動した処、 チャンネルスキャンでブルースクリーンになり、バファローのUSBドライバー(マウスらしい)で発狂してしまいました。

ここで PCastTV を再インストールしようと考えアンインストールし、Program Files フォルダ配下を見てみた所、 Buffalo というフォルダ配下にフォルダー/ファイルがぞろりと残っていました。 “BUFFALO”フォルダの内容を削除しようとすると「別のプログラムがこのファイルを開いているので操作を完了出来ません。」、「ディスクが一杯で・・・」というメッセージが出てしまいます。 プログラムが発狂した時にファイルをロックしていたのでしょう。

いろいろ足掻いた結果、何とか全て削除する事には成功しましたが、せっかくのクリーン・インストールですから問題を起こした状態のまま設定を続けるのは・・・で、3度目を試みる事にしました。

只、闇雲にトライしても仕方がありませんので、「削除出来ないファイルを消す方法」、「CPU使用率が50%に張り付く」、「Windows Update が出来ない」の原因をこのインストールで調べる事にしました。

まずは Microsoft のサイトで関連を事項を探してみましたが、SP3 が当たっていますので、これらから得た情報では原因及び対処法を得る事は出来ませんでした。

また、IE6のせいかとも思い、IE8への Update も試みましたが、これもWindows Update と同じ現象でダウンロード出来ませんでした。


《別のプログラムがこのファイルを開いているので操作を完了出来ません。》

これは Windows のインストールとは直接関係ありませんし、3回目のインストールでファイル構造は全て消えるのでほっておいてもよいのですが、従来の方法で消去出来るか、出来ない場合は他の方法があるのかを確認する事にしました。

<一般的なWindows 上で削除出来ないファイルの削除法>

一般的な方法はコマンド・プロンプト(DOS窓)で DOS コマンドを使って消去する方法です。 これはファイル名の化けなどには有効ですが、「ファイルシステムがロックしているファイル」の削除はやはり出来ませんでした。

<別のプログラムがこのファイルを開いているの・・・というファイルの削除>

インターネットで調べた処、「NoVirusThanks File Governor」というフリーウェアがあり、これならばロックの解除が出来そうでしたのでダウンロードし確認してみました。

インストールして起動すると、ロックされているファイルが一覧の形で表示され、ここから強制解除する事が出来るはずですが、ちょっと怖かったので1ファイル毎にファイルを選択して解除操作を行いました。 再起動後ロックされていたファイル・フォルダ共に削除が可能になっていました。

他にも2~3削除専用のプログラムを見つけましたが、「別のプログラムがこのファイルを開いているので操作を完了出来ません。」という物を解除出来るのはこれだけでした。


《Windows Update が出来ない/CPU使用率が50%から下がらない》

この件はタスクマネージャを使ってどのタイミングでこの状態に陥るのかを確認して見る事にしました。

Windows 起動後、タスクマネージャを起動し「パフォーマンス表示」にしてCPU使用率を監視します。

見ていると Windows Update の更新の検索ボタン(高速/カスタム・ボタン)を押し、数秒後に50%に張り付き、同時にインターネットアクセスも止まる様でした。 この時「プロセス」表示に切り替えて見ると、「svchost.exe」のひとつが50%占有していました。 他のプログラムを起動してみると、この占有率も変化しますが開放されることもありません。 これから Windows Update が使用するサービスの一つが無限ループに陥っていると想像出来ます。
古いインターネット上の情報に Windows Update のサービスの設定を一時的に停止して再起動してやると Update が可能になるといった記述があったので、メインPCとWindows Update 絡みの設定を比較して見ると Background Inteligent の設定に差がありましたのでこれを弄って見る事にしました。

(確認-1)

① <スタート>-<設定>-<コントロール パネル>-<自動更新>で
  「自動更新を無効にする」に設定。

② <スタート>-<設定>-<コントロール パネル>-<管理ツール>の
  <サービス>を選択し、
 ・ Automatic Updates を「停止」、「手動」に設定
 ・ Background Inteligent を「停止」、「手動」に設定

この状態にして Windows を再起動して、IE6で Windows Update にアクセスすると、同じ様な状態ではあるもののタスクを停止出来、CPU使用率も50%に張り付きませんでした。

Background Inteligent を停止していますので、アップデートは動かないというのは正解でしょう。 これからこのサービスが何か悪さをしているのは間違いありません。 そこで

(確認-2)

ここで Backgroud Inteligent を「開始」、「手動」に変え、 IE8のダウンロードを試みた処、正常にダウンロード出来ました。

これで問題をクリア出来そうでしたので、3回目のクリーンインストールに挑戦です。

①~⑤迄は同じですが、

⑥ <スタート>-<設定>-<コントロール パネル>-<自動更新>で
  「自動更新を無効にする」に設定。

⑦ <スタート>-<設定>-<コントロール パネル>-<管理ツール>の
  <サービス>を選択し、
 ・ Automatic Updates を「停止」、「手動」に設定
 ・ Background Inteligent を「停止」、「手動」に設定

⑧ この状態で Windows を 再起動し IE6で Windows Update にアクセスし
  タスクが閉じれ、CPU使用率が0%に戻る事を確認

⑨ <スタート>-<設定>-<コントロール パネル>-<管理ツール>の
  <サービス>を選択し、
 ・ Automatic Updates を「自動」、「開始」に設定
 ・ Background Inteligent を「手動」、「開始」に設定

⑩ IE8のダウンロードを行うも正常に終了し、CPU使用率も0%にダウン
  IE8をインストール

⑪ Windows Update を行うも正常に終了、この後もCPU使用率は0%にダウン
  但し、147個の更新のダウンロードとインストール!!

あ~やれやれ・・・ これでなんとかほぼ同じ環境に持っていけそうです。

アプリケーションのインストールもほぼ終わりましたので、「自動更新」に設定し直してみましたが、その後自動更新が行われても CPU使用率はちゃんと0% に戻っています。 今の所、目出度し目出度し・・・

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