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BGM: カラヤン/レハール 喜歌劇《メリー・ウィドウ》 全曲 [睡夢庵のBGM]

【BGM: カラヤン/レハール 喜歌劇《メリー・ウィドウ》 全曲】

オペレッタの一部をMP3化し忘れていましたので、今日はレハールの喜歌劇「メリー・ウィドウ」。 2枚組です。
このレコードは現在でもドイツ・グラモフォンの復刻版が入手可能なようです。 またSuper Audio CD ハイブリッド盤がある様ですが、既に廃盤となっており流通在庫があれば入手可能・・・

このオペレッタの題材はヘンリ・メイヤック(1803-1870)が書いた戯曲「大使館付き随員」から得ている。 ヘンリ・メイヤックはオッフェンバックの為に多くの台本を書いているだけでなく、ビゼーの「カルメン」、シュトラウスの「こうもり」なども彼の手によるもの。

カラヤン 喜歌劇《メリー・ウィドウ》 全曲
ヴィクトール・レオンとレオ・シュタインの台本による3幕のオペレッタ

Krajan_lehar_Witwe.jpg

指揮  : ヘルベルト・フォン・カラヤン
演奏  : ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
合唱指揮: ヴァルター・ハーゲン=グロル
合唱  : ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団

キャスト
ミルコ・ツェータ男爵     : ゾルダン・ケレメン
ヴァランシエンヌ       : テレサ・ストラータス
 同台詞           : ヘルガ・トゥリュムパー
ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵  : ルネ・コロ
ハンナ・グラヴァリ      : エリザベス・ハーウッド
カミーユ・ロジョン      : ヴェルナー・ホルヴェーク
カスカーダ子爵        : ドナルド・グローベ
サン・ブリション       : ヴェルナー・クレン


《フランツ・レハール》
Franz Lehar, 1870/04/30-1948/10/24没。 オーストリア=ハンガリー帝国生まれの作曲家。 オーストリア、ドイツを中心にオペレッタの作曲家として活躍した。
ドイツ人の両親の下、ハンガリーのコマーロムで生を受ける。 父親は軍楽隊長。 レハール自身もプラハ音楽院に学び、その後軍楽隊長を経てウィーンに出、オペレッタ作曲家としてデビューを果たす。 「銀の時代」と呼ばれたオペレッタの第二黄金期を支えた作曲家の一人に上げられる。 ドイツ・ジンクシュピーゲルの系譜を踏むオペレッタ作曲家であるが、悲劇的な要素を取り入れるようになり、この為かれの作品は「短調のオペレッタ」とも呼ばれる。 シュトラウスとは異なる官能的な旋律などを取り入れ、世紀末的な耽美的要素が強い。 また、ユーゴスラビア系のバルカン諸国出身と思しき配役であり、スラブ系の訛りを取り入れ、喜劇的な効果を上げている。 シュトラウスの「こうもり」に出てくるオルロフスキーに代表されるスラブ的色彩とハンガリー的色彩がこの時期のウィーン・オペレッタの光彩の一因となっている。 彼の死でウィーン系のオペレッタは終焉を迎える。

1905年「メリー・ウィドウ」で一躍人気作曲家となる。
そのオペレッタ作品は
・ ウィーンの女たち
・ メリー・ウィドウ
・ 針金細工師
・ ルクセンブルグ伯爵
・ ジプシーの恋
・ エヴァ
・ 天文学者
・ 春
・ フリーデケア
・ この世は美しい
・ パガニーニ
・ ロシアの皇太子
・ 微笑の国
・ ひばりの囀るところに
・ ジュディッタ