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BGM: マルゴワール/ラモー「優雅なインドの国々」 [睡夢庵のBGM]

【BGM: マルゴワール/ラモー「優雅なインドの国々」】

今日は今で言うオペレッタ、ラモーのオペラ・バレー「優雅なインドの国々」をMP3化する事に。
これも面倒なので、3枚分ベタに繋いだままにする積もりでしたが、3時間弱の為色々割り込みが入ってオペチョンをしてしまい、致し方なくミスった盤面の繋ぎ部分をカットしてMP3-6本を繋いだzipedmp3にしました。 久しぶりに<mp3DirectCut>と<mp3album>のお世話になりました。

ジャン=フィリップ・ラモー
オペラ・バレー 『優雅なインドの国々』 全曲
rameau__lesindesgalantes.jpg
指揮  : ジャン=クロード・マルゴワール
演奏  : ラ・グランド・エキューリ・ラ・シャンブル・デュ・ロワ
合唱指揮: ダニエル・サルツァー
合唱  : アンサンブル・ヴォーカル・ラファエル・パサケ

録音日 : 1974/01
録音場所: Eglis des Maronites(Paris)
レコード: フランスCBS原盤 SOCX-370-372 3枚組

このレコードではヴィオラ・ダ・ガンバ、バロック・フルート/ピッコロ/オーボエ/トランペット/シンバル等が使われており、その音色も興を呼ぶ所です。

《ジャン=フィリップ・ラモー》
Jean-Philippe Rameau, 1683/09/25-1764/09/12没。 18世紀フランス・バロック期最大の作曲家・音楽理論家。 ヴェルサイユ楽派最後の巨匠とされ、「和声論」を始めとする多くの音楽理論書を発表し、以後2世紀の間の音楽の基礎を体系化した。 
元々は法学を学んだが、父親がディジョン大聖堂のオルガニストであったこともあり、音楽及び音楽理論も学ぶ。 父親の足跡を継ぎ、17才でアヴィニオン聖堂のオルガニストに就任、以降クレモン=フェラン、デジョン、リヨン等フランス各地の教会のオルガニストを勤めている。 同時に作曲にも手を染めるも、40才近く迄はほとんど無名の田舎のオルガニストに過ぎなかった。 しかし、1972年にパリで出版された「自然の原理に還元された和声論」が音楽理論家としてラモーの名を一躍高める事となる。 翌73年パリに出たラモーはその死迄この街に留まる事になる。 初期の10年間はオルガニストやクラブサン教師を勤める傍ら、音楽の理論的な研究に没頭し、「純理論的音楽の新体系」、「和声発生論」等を発表、音楽の基礎を音程や旋律ではなく和声に求め、和声の概念を統一して新しい機能和声法の土台を築いた。 作曲家としては《グラヴサン曲集》等を発表していたが、依然無視されていた。 当時のフランスでは作曲家とはオペラ作曲家を意味しており、ラモーもオペラへの進出を目指し、1733年「イポリートとアリシ」でデビューし、35年にはこのオペラ・バレエ「優雅なインドの国々」を発表、センセーショナルな大成功を収め、作曲家としての位置を固める。




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