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電脳環境: SL-1200でSPU-GTを使うには [睡夢庵の電脳環境]

【SL-1200でSPU-GTを使うには】

SL-1200仕様書によると標準のサブ・ウエイトではシェル込み重量で15.5~19.5g迄のカートリッジにしか対応出来ません。

手持ちのカートリッジの重量はシェル込みで

Cartridge NameTotal Weight(g)Cartridge W(g)Shell Model
SHURE V-15 TYPE Ⅲ17.96STAX HS-7/Type2
EMPIRE 1000ZE/X18.37STAX HS-7/Type2
FR FR-5 EX18.34YAMAHA HS-800
DENON DL-103S20.27.8YAMAHA HS-800
Ortofon SPU-GT31.5-SHELL/TRANS込み

シェル込み重量は実測、カートリッジ重量はデータベースから。 ダンピング用のスペーサーを入れていますので同一シェルでも差が等しくありませんが。

DL-103SとSPU-GTが使えない。 さて、どうしたものか?

超軽量のSME S2シェルがありますので、DL-103Sはこれに付け替えれば何とかなりそうですが・・・只、このシェルはSHUREでこれを使いましたが、共振するのか音が濁るような気がしてSTAXの高剛性シェルに交換してますので、出来れば使いたくない・・・

調べてみた所、SL-1200mk2から適合カートリッジを拡げる為に、別売りオプションでサブ・ウエイト・セットを出していた様です。

型番 SH-1200W  価格 10,000-

これは3個のサブ・ウエイトが入っており、20~23.5g/23~26.5g/30~33.0g迄対応出来る事になっています。 しかし、既にディスコン(TT)

ちょっと前にYahooオークションに出ていた様な記憶がありますので、気長に待ってみるしかなさそうです。

サブ・ウエイトの取付けネジは4mmφ、標準のサブ・ウエイトは10.3g、バランス・ウエイトは100gですから、アームのLを採って算出すれば作れなくはないでしょう・・・
アーム支点からウエイト中心迄約45mm、シェル中心迄約220mm。 20.2*220/45=98.76、え? DL-103S付くじゃない。 あれ~仕様書の数値は一体なんだ?

装着チェック・・・うん、標準サブ・ウエイト付きの状態でカウンター・ウエイト調整範囲でちゃんと水平バランスとれますね~。 なにか読み違いかな~ これでSMEに換えずに済む。

じゃ、SPU-GTはどうだ? 31.5*220/45=154。 ゲッ、54gのサブ・ウエイトが必要!! 毎回糸半田をサブ・ウエイトに巻き付けるのもせわしいし・・・
4mmミリピッチのステンレス・ナットの周りに鉄のタボ・ピンを貼り付けて半田で固定するか~ その内作ってみますかね・・・

プロクソンのマイクロ・レースでもあれば簡単に作れるのですが、安い所でも12万台ですからね~悪戯用の道具としてはとても山の神のお許しはでませんね(^^;)>


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