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施主立会い検査 [終の棲家]

【施主立会い検査】

3月13日施主立会いを行いました。 屋根廻りや外壁、2F窓廻り等はこの時点では見ることができませんので、足場が取り外される前にチェックさせて貰いました。

屋根を張った後、春の嵐で玄関前の屋根と足場が当たり、コロニアルに欠けが生じた際等に全体のタッチアップをされた様だったのですが、また見てみると結構エッジのケラレがありました。 素材の脆さがこんな形で出てくる様です。 再度チェックとタッチアップをお願いしました。 窓枠等のコーキングは自分ではとてもこんな具合には出来ないという綺麗な仕上がりでした。

施主立会いでは、図面を元に仕上がり状態を確認して行きました。 前以て完成状態確認シートを手製しておいたのですが、住んでみないと気付かない点があるはずですので、保証に基づく半年後のフォロー前にこれは提示する事にしました。

明らかに図面と異なる配置になってしまったのは、庭・駐車場用の水栓の設置位置とこの部分の雨水、汚水枡の設置状態。 クーラー室外機の設置位置*1箇所。 支障のある形ではなかったので、そのままで受け入れることにしましたが、ここに来て庭の造作を考え始め、直して貰っておけば良かったかな?になっています。

こちらの意向が通じていなかった点が、電気工事で1点。 AC通信を考えるので、居室は配電盤の片相にまとめて欲しいとした点。 これは直して貰う事にしました。

少々ガッカリした点は、ワックスがけ。 その前工程の清掃も悪いのでしょうが、至る所に小さな木屑が入り込んでいたり、斑があったり。 これについては半年後のフォロー迄に処置する所を決めて、修正して貰う事で手を打ちました。

ドア枠の打ち傷もありましたが、数も少なく、これらについても指摘点があれば半年後のフォロー迄に処置しますとの事でしたので、引渡し迄の修正はなしとしました。

只、使用された資材、突き板張りとなっているものは突き板の薄さ、フイルムの上に印刷したも同然の代物になっていました。 昔は0.5~1mmはあったと思いますが、今は0.1mmもないように感じます。 突き板の裏は紙の両面テープで別の目の荒い薄合板に貼り付け、これを芯材に貼ってある様です。 上がり框の下面には貼ってないなど・・・ 芯材に集成材を使う為、歪・剥げを避けるには薄ければ薄い方がよいのでしょうが。 取り替えることにはなっていましたが、1箇所養生テープを剥がした時に剥げた処があり、剥げた後が余りにみっともない・・・梱包紙が貼り付いている様な・・・上り框や床の間廻りはコストがかかっても無垢材にしておけば良かったかな?
TOEXのドア枠等は樹脂フィルムに木目を印刷したもので、その下地は木粉を圧縮成型したような材質になっています。 傷の部分をマクロレンズで撮ろうとして吃驚、木目は見えずインクドットがはっきりと見えて。 昔の印刷物はドットがぼやけていますが、今の物は際がはっきりとしています。

夫婦で全部屋設備機器の動作を含め確認をしましたが、開成さんが既に気付き、処置を手配する事にしておられる処以外は大きな処はありませんでした。

これで、残金を精算して引渡しを受けるだけ。

引越し迄に建物の表題登記を済ませ住宅家屋証明迄は取得しておき、固定資産税納税前に土地不動産取得税減免申請をしてしまいたかったので、引越し前に転出・転入届けをしてしまいました。 精算・引渡し時点でここでの住民票を渡し、登記に着手して貰いました。


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