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インプレッサ スポーツ 5年6か月点検 [睡夢庵の足]

【 インプレッサ スポーツ 5年6か月点検 】

インプレッサ、乗り始めて早くも65か月を経過しました。
新型コロナの影響で殆ど外出をしなくなり、車もほぼ近場のスーパー往復と病院通いだけになっています。
お陰でこの半年は全く距離が伸びていません。

車の状態に関しては前回の5年目車検迄、入庫する度に動き始めのエンジンの立ち上がりがスムーズでないというクレームを入れ続けていましたが、この点に関してはこの車検に合わせて行われたリコールによってほぼ解消。
今迄幾つのリコールは掛かってはいますが、これ以外には実害を感じる物はなく、超優良児です(^^)

この問題は5年目の車検の前にECUのプログラム更新が行われ、解消かと思わせましたが徐々に悪化の傾向が出ていて・・・
どうもこのECUのプログラム変更でイグニッションコイルに過負荷が掛かるのか、イグニッションコイルのリコールが掛かりました。

車検の際にイグニッションコイルの交換が行われ、その結果現在ではアクセルの最初の踏み込みへの反応が遅れ急加速の様な状況はほぼ解消した様です。 CVTのスリップなのか踏み込み始めの繋がりが遅い点は残っていますが、まぁ許容レベルになりました。

《 この車の美点 》

・ エンジン   1.6L NA エンジンとしては常用域で非常にトルクフルで
         CVT とのマッチングも良く小気味よい加速と粘りを
         味わえる。
         加速時、高回転時の音質、音量共に寧ろ爽やか。
         以前乗っていた Fit/コルトの 1.5L のパワー/トルク不足
         とガサツなエンジン音と比べると別物。
・ 視界     有効視界が非常に広く、体を動かさずに済む。
         ワゴンボディにありがちな閉塞感もない。
・ ボデー  - 床の微振動やハンドルへの嫌なキックバックもなく、
         ドアの閉まる音も新車時から変わらず重厚。
       - ドアラッチの嵌合部の傷の少なさ、ドアのラバーシール類
         の汚れの少なさも建付けの良さを示している。
       - ワゴンにも関わらず後ろからのロードノイズの侵入が
         少ない。
・ 外装     フロントオーバーハングが長くヘビーだが、、飽きが
         来ないフォルムだし、選択したクオーツブルー・パール
         という色も良く経年を感じさせない。
・ 内装   - QFCというオプション構成を選択したが追加される
         オプションも必要充分、過剰な装飾もなく飽きがこない
         内装。
・ シート  - 私、妻、息子、娘それぞれに身長・座高・体形差があるが
         チルト&テレスコピック、シートスライド&アップダウン
         、手動ですが簡単に自分の位置に合わせられる。
         電動メモリー型はノソノソでイライラさせられる物が
         結構ありで・・・
         シート幅、肩位置での余裕も大きいのでしっかりした
         ホールドと相まって長時間でも疲れを感させない。
・ 運動性    スバルならAWD、その安定性で皆さん選ぶ様だが、
         敢えてFFを選択した。
         自身の使用状況を考える時AWDのメリットよりも
         デメリットの方が大きいという判断。
         FFでもフラット4の低重心と高剛性ボディのせいて
         使う速度域や道路状態では思った通りのラインで
         ヒラリヒラリと走るだけの操安性を持っている。
         寧ろAWDに伴うセンターデフによるロス、重量増に
         伴う燃費の悪化、タイヤの摩耗増・・・
         林道や未舗装道路、泥濘路を走る事が多かったり、多雪
         地帯であれば別だがAWDの必要性を感じる事はない。
         雪が降ったら出掛けなければ良いだけだし(^^)
・ 荷室     リアシートを倒せばフラットになり長尺物も積める。
         トノーカバーも巻き取り式の四角の棒状で扱い易い。
         リアシートを立てた状態で装着タイヤ、スタッドレス
         4本もそのまま積めるのも有難い。

《 残された要改善点 》

・ CVT    立ち上がりの繋がりの遅れがスタート時のスムーズな加速
         加速感をスポイルする。
         YouTube でみる限り新しい物では改善されているらしい。
・ 顎を擦る   フロントオーバーハングが長く、先端のギャップが 18.5cm
         しかないので注意しなければならない。
         荒れた道や轍が深い所も・・・
         通行のない雪道はフロントの形状もあり、突き刺さるか
         乗り上げてタイヤが空転して動けなくなる。
         こんな時はAWDならば違うのでしょうが(^^)

《 総 評 》

購入した車の仕様は Impleza Sport 1.6i-L EyeSight 1.6L/2WD のメーカーオプション QFC というタイプの物ですが、このレンジでこれ以上のCPを持つ車はないのではないでしょうかね。
価格的にはBレンジですが、室内の広さやしなやかな乗り心地、静粛性等はCレンジを凌駕し兼ねない出来です。

全てがカッチリと出来上がっており、今の所経年やヤレを感じる所がありません。
購入時に比較対象にした車種にしなくて良かったとつくづく感じています。


《 今回の点検結果 》

総走行距離 : 31,591km 期間走行距離 : 1,444km 燃費 : 11.4km/l

点検項目  : 全項目異常なし

タイヤ   : スタッドレスに履き替え、全輪溝残 6.2mm
        エア: 前 270kPa 後 260kPa

帰宅して点検簿を確認していてエア圧が?? 標準タイヤの指定空気圧 230/220 だったはず??
チェックしてみたらやはり高過ぎます。

夏タイヤはブリジストンのTURANZA T001 205/55R16 91V ですが、このタイヤの空気圧別荷重能力はJTMAの規格に従うと 250kPa 以上は記述されない様です。

JTMA規格  LI  180 190 200 210 220 230 240 250
205/55R 16 91  475 495 515 535 555 575 595 615


スタッドレスのミシュラン X-ICE3+ 205/55R16 94H XL というもので、XL規格(欧州)の空気圧別荷重能力は

LI   200 210 220 230 240 250 260 270 280 290
94   500 520 535 555 575 595 615 635 650 670

車自体に指定される空気圧は前輪 230kPa 後輪 220kPa ですので、X-ICE3+では同じ荷重 575/555 を支えるには 240/230 に 10kPa 上げてやればよいはずで、270/260 ではフロントが 575kg に対し635kg リアも 555kg に対し 615kg はやはり遣り過ぎですね。
帰りに感じた突き上げ感と高くなったロードノイズはこのせいの様です。

270/260 だと真ん中が減り、ウエット特性が落ちる事になるはずですので、240/230 にセットし直しです。
従来もずっとこれで偏摩耗なしで来ていますから・・・

このタイヤ 2017/11/04 調達ですので ジャスト5年を経過していますが、走行距離が距離だけにまだプラットフォーム迄は 2mm 弱残っていますので今季は余裕のはず・・・


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