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Lenovo Yoga 670 /Windows11 の問題点 [睡夢庵の電脳環境]

【 Lenovo Yoga 670 /Windows11 の問題点 】

2週間近く使って来てのYoga 670/Windows11 の問題点について

Lenovo 670 使用上の問題点

① 本体の温度が上がり過ぎる

  なにしろ発熱量が半端ない。 CPU Package 温度が 99.3℃迄上がると
  裏面の発熱部は55℃を超えるのはちょっと問題。


  Youtube の高画質動画を再生するとあれよあれよ・・・
  CPUスペックでの上限が105℃なのに・・・この意味でもマージン不足。

  その時の温度は
  排気口(後) 左 43.6℃          右 45.8℃
  吸気口(裏) 左 40.5℃  中央 55.5℃  右 30.5℃

  これでは低温火傷レベルでは済まないのでは?
  キートップの最高温度は 47.7℃にも達していてこの条件ではとても
  入力など出来ない。

  温度を下げる方法は? で、設定 - 電源とバッテリー - 電源モードを
  触ってみたら変化があった。
  3つの設定肢があるが「トップクラスの電力効率」を選択するとテスト
  した範囲では約半日でMax90℃(15%弱のマージン)迄上がらなかった。

  Youtube 動画で確認した時は
  URL : https://www.youtube.com/watch?v=Q0-yFxpV7Egを開始から10分迄
  ・ 最適なパーフォーマンス  ~79.6℃ 停止後しばらくすると87.8℃
  ・ トップクラスの電力効率  ~62.1℃ 停止後しばらくすると57.7℃

  熱くならないレベル迄は温度は下がらないけれど、熱暴走リスクは低減が
  可能。

  これは大きな問題・・・
  テキスト処理や軽いブラウジングでも60℃を超える事が多い。
  Youtube や動画を膝の上に置いて観る等は無理。

② ディスクアクセスランプがない

  Yoga 670 にはディスクのアクセス状態を示すデバイスが何もない。
  バックグラウンドで処理をしていた場合、アクセス中に気付かずに
  電源を落としかねない。
  また、アプリがバックグラウンドでスキャンをし始めても気付けない。

  タスクトレイにアクセス状況を表示するアプリを導入して対応した。

  URL : https://www.pierschel.com/en/component/content/article/9-blog/20-winled-en

③ ノートアプリがどれも操作法を含め分かり辛い物ばかり(^^;)

  ペンの滑りも反応も今一で文字をまともに描くのはまだ難しい様だ。
  これはノングレアフィルターを貼った状態でであり、ノーマルでは滑りが
  悪く使う気にはなれない。
  筆圧検知もしている様だが意図する状態には程遠い。

  手指に対しても反応し意図しないフィールドが出たり、スクロールを
  始めたりとアプリに遊ばれている(^^;)

  これを一つの目的にしているので、イライラしながらも暫くお勉強・・・

  音声入力の方は使い勝手が良くなっているので、テキスト入力には
  こちらを使う事になりそう。
  マウスのサイド前ボタンに“Win + H”を割当ればオンオフをマウスで
  切り換えられ、アプリケーションを問わずに使え便利。

  ただ、聞取り・変換が結構間違うので・・・喋り方の練習が必要(^^;)

④ 有線LAN で使うための外付け HUB の温度が上がり過ぎる。

  表面温度が 40 ℃以上に上がる事。

  これはHUB側の問題だがどうも・・・
  65-100W USB 給電に対応し、LAN 端子や HDMI 端子を備えた物は皆熱く
  なる様だ。

⑤ Lenovo Vantage のシステムアップデートで BIOS のアップデートが
  出来ない。

  ダウンロードは出来ている様だが、エラーが起きたといってインストール
  出来ずに終わる。 ネットワークに問題があるかの様な表現なので
  HUB 経由の有線LAN 接続を止めて、本体だけにUSB-C 給電状態で確認して
  見たが状況は変わらず。

  その前のドライバーのインストールは出来ているので BIOS アップデータ
  の問題と思うが、これがうまく行かねば次の更新が出来るのかが心配。


Windows11 の問題・後退点

RS-232C Port、Wi-Fi 接続に関しては Windows11、Wi-Fi6 絡みで互換性が失われている様だ。
どうしてこういう物理層の互換性問題が出て来るのか?
ハード側仕様は同じはずなのに・・・

① 外付けGPSユニットが使えなくなった。
  8.1 では GPS衛星ビューワ等は動作したが Windows11 ではビューワも
  反応せず。 新しい機種を買わねばダメな様だ。

② メイン側のルーターに Wi-Fi 接続が出来ない

  現在使用している Buffalo の Wi-Fi ルーターは ソフト更新をしなければ
  Windows11では接続不能かつ Wi-Fi6 のサービスには対応出来ていない事が
  分かった。

  また、実質的な恩恵を受ける為の IPoE(IPv4 over IPv6)通信サービスを
  使うには結局の所 Buffalo には私が使うサービスに対応した機種がまだ
  ない状況。

  サブの TP-LINK Archer C9 には繋がるので Wi-Fi4/5Ghz で使えはするが

  ただ、現状の状況でも対楽天モバイルとの間で下記の速度が出ているので
  実用上の問題はない。

  現状では Wi-Fi4 PPPoE 接続で

  無線/so-net   Down 114.16-118.16Mbps  UP 82.96-87.44Mbps
          ( 5G 接続ですが電波強度は 3-4 位の状態で)
  有線/asahi-net  Down 221.75-289.82Mbps  UP 296.99-402.17Mbps

  有線で so-net に MX3 - TP-LINK Arcer C7、asahi-net に Yoga 670 -
  Buffalo WSR-2533DHP - YAMAHA NVR 500 の2チャンネルで繋いで同時に
  Rakuten Mobile に接続して speedtest を実施してみた所

  so-net 185.67/189.82Mbps & asahi-net 203.51/297.95Mbps で
  合計ダウン側 400Mbps弱 アップ側 500Mbps弱 なので NTT 光ネクスト
  ファミリーギガライン の実効では平日16時台ならば満足の行く速度。

  有線は最高 600Mbps 強迄出ることがあるが通常でも 120-200Mbps 位は
  出るので Yoga 670 と MX3 間のファイルコピーの3倍以上の速度。
  MX3 の外付けディスク間の場合は 130-160Mbps なのでこれ並みの速度が
  出ているので今の所十分。

  無線ルーターの更新を考えているが、Wi-Fi6 & IPoE が使っている
  プロバイダーのサービスに対応するまで暫く様子見をするしかない状況。

③ インストアラー型でも素性がはっきりしないアプリについては Windows が
  インストールを拒否する様になった?

  フリーウェア等でレジストリを使わない様な場合でも、管理者権限で
  実行する必要がある様だ。
  また同種の物を手操作でスタートアップに登録してもタスクトレイに
  常駐しない。
  設定の「スタートアップ」には表示され、タスクトレイに常駐に設定
  してもダメだった。

  自身でフォルダを作って解凍し、そこから実行するタイプのプログラムは
  そのプロパティの「互換性タブ」で「管理者としてこのプログラムを実行
  する」にチェックを入れておくとよい。

④ Windows の更新作業が非常に効率が悪くなった。

  Windows8.1 では更新対象の有無のチェックから返る一覧から選択して
  実行が可能であり、再起動も全てインストールを終えて1度で済んでいた。

  Windows11 では更新をチェックしても上がってくるのは1件だけ?
  これをインストールすると再起動を強制する印象。
  再起動してチェックに行くと次が・・・

  更新履歴も機能別に分かれて提示され、確認に手間が掛かるだけでなく
  確認漏れが起きる。
  少なくとも1か月分は時系列に一覧表示してほしい。

  また、朝一番の起動時の動作がモッサリしているのでアクセスを見ている
  とディスクアクセスを頻繁にしているので、チェックした所 Defender の
  定義ファイルの更新とスキャンのせいだった。

⑤ Microsoft ID へのログオンで設定した所、本名が表示される。
  これをロック画面解除時に表示してくるのは拙い。
  ニックネームでなければならないはず。 本名を晒しては・・・
  仕事用途もあってニックネームにし辛い。

  これでログオンさせるなら、ニックネームの設定を用意すべき。

⑥ OneDrive は使わないのでアンインストールしたが、エクスプローラに
  アイコンが出たり、サービスが動いている疑いが出て来たので調べた所
  “OneDrive Standalone Update Task”が毎日1時間間隔で動作する
  設定になっていた。 「削除」は何が起きるか分からないので「無効」
  に設定した。

  Microsoft アカウントの“アプリおよびサービスのアクティビティ”等
  をチェックすると何がトレースされているかが分かる。

⑦ Cortana は使わないので“設定”の“アプリと機能”から“Cortana”を
  選択し、スイッチをすべてオフに設定する。
  アンインストールも出来る様だが・・・

⑧ ディスプレイの背景やロック画面の表示が実質単色か画像になった。
  従来は背景色と画像を組み合わされたので背景色黒にしてセンターに
  写真を切り替えて出す事が出来たが合成画像を作らねばならなくなった。

⑨ Windows11 がサービスやアプリの接続を切っているせいか余計なお世話
  をして来て、すべてパスをした所最終画面で固着し、操作を受け付けなく
  なった。 ゲームを始めとするMicrosoft のサービスを日を置いて同じ
  画面を出す積りの様で強制しようとしているみたい。

  電源を切ってノート状態からタブレットモードに戻した途端この画面が
  出た。 サービス/アプリを探してみたが??

⑩ Firefox で Youtube で動画を再生しながらファイル同期を取ろうとした
  所相手が見つからないというエラーが出た。
  ??で、タスクバーを見ると Wi-Fi 接続に切り換わっていた。
  (Wi-Fi側は別セッションで so-net に接続しており別ネットワーク)

  手動で切り替えるか有線側が落ちない限り Wi-Fi 接続にならないはずで
  あり、Youtube を参照し始めた時は MX3 の参照が可能で有線接続だった。
  動画再生の途中で有線側が落ちた様だが、再起動しなければ有線LAN側に
  切り換えられなかった。

  Firefox、Youtube か Windows11 側か分からないが Youtube 参照時には
  結構色々妙な現象が発生する。

⑪ Windows11 が用意する I/O などのシステムコールの仕様が変えられており、
  どう足掻いても Windows8.1/10 と同様の画面表示状態に出来ないアプリが
  出ている。

  特に行間ピッチやベースフォント、システムアイコン等が変わっている為
  画面が見辛くなり、又1画面で得られる情報量が減ってしまっている。


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