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企業による個人データの収集について [睡夢庵 日々徒然]

【 企業による個人データの収集について 】

ひろゆき氏も Youtube で Apple 製品を使わない理由として 「 OS レベルで個人が使うデバイスの MAC アドレス、IPアドレス、現在位置、使用したアプリケーション、検索した情報等を製品やOSの品質向上の為として収集しているからだ。」といった事を言っています。

GAFA+Mは何れも同じ穴の狢、悪い意味で個人情報収奪や企業活動の機会簒奪の手段を創出して来た輩ですが、現状ある程度の情報や利便性を確保しようとするとこれらが提供するサービスと無縁ではいれません。 必要悪として受け入れ、その中で少しでもリスクを削る工夫をする意外にはありません。

私自身現在迄PCはずっと Windows で来ていますが、スマホは iPhone と Android の2台使いです。
iPhone は出掛ける際の電話連絡用と iPhone にしかない健康管理系、音響系、計測系、コンパス等のアプリ用になっています。
Android は Redmi Note9S を使っており当初はこれを電話用に使う予定でしたが、チェックしていく内に色々不安になる要素が出て来て、現在は睡眠系アプリ及び自室での音楽再生用としての限定使用になっています。

スマホのメインを iPhone にしているのは 中華製 Android に比べ個人情報やデバイス、アプリの権限関連の設定がより明確な為です。
例えば、Redmi はユーザーインターフェースをオリジナルにしていますので??という処がいろいろ出て来ています。
どちらもアンダーグラウンドでシステムを弄っているのは間違いないと思いますが、馬脚の出方に差があります(^^;)

さて、リスク回避法の1つ目ですが、以下がブラウザに Firefox 若しくは DuckDuckGo を使う理由です。
関係がないトレースサイトなどをこれでもかと繋いで来ます。 どこもが広告収入目的で繋ぎますから・・・

Chrome/Firefox 共にアドブロック拡張機能を掛けた状態でもこれだけ色々なサイトと繋いでいますので、どれだけネット資源を浪費しているかですね。
Microsoft の IE/Edge は最初に確認した時点で呆れるほどトレース/アドサイトや他社の広告に接続していましたので、今は起動出来る様にしていません。 多分サービスの一部も殺していたはずです。 Windows8.1 は Internet Explorer ですがこれもリンクは消しています。

☆ Windows8.1 を起動しアイドル状態でのネット接続状況
0-Windows8.1_AtStart.png
☆ Chrome を空白のホームで開いた状態
0-ChromeSingleTab.png
☆ Firefox を空白のホームで開いた状態
0-Firefox-SingleTab.png

これで複数タブを開いたりするとアドサイトやデータ収集系と思われるサイトに繋がり50行以上の接続先がリストされますから嫌になります。 アドのポップアップの先にまた複数のリンクといった具合で・・・

スマートフォンではこれ以上の注意が必要なので双方ともブラウザ・検索は DuckDuckGoがメインになっています。
加えて絶対に行っておくべきなのは、GPSログのサーバーサイドだけでなく端末上にも保存をさせない事でしょうか。

それに各アプリ毎の権限設定も充分に吟味しておく必要があるでしょう。
マイク、カメラ、位置情報等を許可する場合でも「アプリ使用中だけ」にすべきです。 アプリの中には常駐モジュールを仕込み、これが見えないところで動いている場合がありますので、アプリを終了したあと マイク・GPS のアイコンがステータスから消えている事を確認すべきでしょう。

利便性がなくなるのは致し方なしですが、現在いる場所で特に指定しないのに近くの情報が提供されるというのは非常に危険な事なのです。
しかしこれをやると地図や案内系のアプリの便利機能は使えなくなってしまいますけどね(^^;)

位置情報サービス等の履歴を殺しても Sili や Map を使ってしまうとあなたの思想・嗜好傾向や行動履歴が Apple や Google に筒抜けになる理由がこれですね。

その証拠が Apple や Google が地域別の人出の状況を出した事や Mapサービス等で嗜好にあった店や商品が紹介される事で明らかになっています。 また、これらの情報を社外に出している事もアプリに同様の広告が出て来る事で分ります。 リンクが同じアドサービスサイトに繋がっていますから・・・このせいで指定したサイトに繋がる迄左下にアクセスしていないサイトのアドレスが出たままで暫く応答がない事がありますが、これが一番イライラさせられる・・・

最近では同じ事をアプリ開発会社も遣り始めていますので注意が必要ですね。 スマートブレスレット等のアプリの場合メーカーがアプリ開発元等にも個人情報を流しているケースもあります。 特に米国・中国の製品およびアプリは要注意です。

なので、スマホは丸裸になる覚悟でなければ便利には使えない状況になってしまったといってもよいでしょう。

・ iPhone、Pixel、Galaxy いずれもメインの機能としてサーバーサイド
  アプリケーションを提供していますのでその要求権限と合わせて考えれば
  個人情報、嗜好だけでなく使っている機器やアプリといった辺りまで収集
  されていると考えるのが順当です。
・ 中国製のスマホについては上記だけでなく、システム系の周辺アプリを
  削除したり、動作を止めたり出来なくしています。
  今迄に使ったもので異常を感じた点を挙げて見ると
 - OPPO は個人情報だけでなく ユーザーID迄をソフト開発会社等に
   渡していた。
 - Redmi はシステムアプリに徐々に情報収集機能を追加している。
   なおかつ、これに同意しないとアプリを使わせないという態度に出た。

   それとロック画面をオフにしない設定で夜間睡眠計測をしていた処
   トイレに起きてみたら画面が点灯していて熱くなっているという事が
   2度続いた。 で、Wi-Fi 接続を切って就寝したらテスト期間1度も
   この状況は発生しなかったが、繋いでみたらやはり再発した。
   これは夜間若しくは使用していない時に裏でなにかやった現れ。
 - UMIDIGI では日本法人?や本社?からメールが来たが、とても社用
   とは思えない文体や明らかな氏名の詐称を行っているとしか思えない
   日本人の名を本文に使い、中国人のメールIDで送りつけるという
   信じられない企業姿勢だった。
 - その他、 Huawai なども・・・PCの Lenovo も脛に傷があります
   から・・・
・ Windows PC メーカーも大同小異なのかもです。
 - Lenovo、DELL 等の PC もですが、以前の経験では自作した物に比べると
   起動時間が異常に長いというのがあります。
   起動時のネットアクセス状態が追えればですが・・・ここは闇
 - Windows は 30分間隔?で Microsoft のサイトにポーリングを掛けて
   アンダーグラウンドアップデートの有無を確認している様です。
   Windows10 ではこのアンダーグラウンドアップデートのせいでよく
   IMEが狂っていましたが、8.1 では今の処同様の状況はありません。
   IME自体が違うせいでしょうかね。
   8.1 のIMEの方が確実に直近に使った変換内容が最初に来ています
   ので、入力ミスでイライラさせられる事が格段に減りました。

個人情報やデバイスセキュリティに関しては、EVや自動運転等が市場を拡大していくとますます丸裸にされ、しかもそれが巨大企業に独占されるという負のスパイラルに入ってしまうでしょう。

テスラを見ていると最早コンピューターに乗っているのも同じです。 自動車の基本機能に関わる部分よりも周辺の便利機能の強化が著しく、この部分が個人のセキュリテー情報を丸裸にする手段に使われています。

例えば、鍵を閉じ込めても、車と連携してあるスマホを持っていれば外から全ての操作が出来たり、両方を閉じ込めてもテスラに連絡し本人確認が出来ればリモートで解錠して貰えるとか、ドライブレコーダーや周囲監視システムで止めた車の周囲で起きた情報が蓄積されているとか、ナビが移動経路を記録しているとか・・・サーバーサイドプロセスでなければとても追い付かない様なサービスが組み込まれている様ですからね。
EVや自動運転、高度ナビだけでなく昨今のキャッシュレスに関わるサービスやホームエレクトロニクスもいよいよ個人情報(移動・嗜好等を含む)が丸裸にされる方向に進んでいて、これを個人レベルで防御・監視する方法がなくなって来ています。 家の鍵をスマホで開ける! ちょっと怖すぎます(^^;)

こういう事もあり、支払いはキャッシュかクレジットでの一括払いしか使っておらず、サブスクリプションになった物はアプリなども使用を止めています。

サブスクは一括購入に比べて高い買い物になりますし、忘れて支払いを続けるというリスクだけでなく毎月複数の会社でクレジット情報がネット上に流さるという流出リスクを負いますから。


米国は中国を攻めていますが、貪欲さと社会に与えた悪影響の程度では Apple、Microsoft、Google といった米国の企業の方が中国の Huawai などよりももっと質が悪いと思いますね。 白人の貪欲さと厚顔無恥ぶりは・・・

例えば、Apple ですが電池交換不能な iPod というデバイスを世に出した事なども最たる悪行でしょう。
これで商品の寿命をメーカーが握る事に成功しましたから。
確かにコンセプトやデザイン、使い勝手は良かったですが3~5年で買換えが必要になります。
資源・環境に対するやさしさに関しても他人にツケを回すだけです。 これは将に「悪貨が良貨を駆逐する」。

電池交換式では外装構造に開口部を設けなくてはなりませんし、電池自体を商品として流通させる必要もありますので製品自体のコストだけでなく、品質や保証上の部品供給の面でも多くのコストが掛かります。

電池というリサイクル上では別種の扱いが必要な物を組み込んでしまう事で自身の利益と顧客の囲い込みを行ったのです。
これによってユーザーの利便性や品質保証上の安全性を捨て、コスト面やデザイン上での優位性を前面に出し、マイナス面をユーザーの目から覆い隠して行ったのです。

こういった姿勢は Google、Microsoft、Amazon 等といった米国企業の、と言うか米国の企業家の性格ですね。
これらの企業が競合他社を排除する為に取った行為は・・・ユーザーの為といいますが、どうしてどうしてユーザーは良い鴨にされているだけです。

現在話題のテスラも同様です。 最終的にボデーをフルダイキャストにするらしい。
これは最も効率が良い生産方式だと判っていても今迄どこも手を染めなかった事です。 確かに初期投資という面ではやっと実現可能な時代となったと言えるのかもしれませんが。

資源の有効活用や環境への負荷やユーザーの求める処に寄り添うのではなく、その先進性を謳う事で自己の理想をユーザーに押し付けようとしています。
確かにボデー剛性は遥かに高くなりますので操縦安定性や乗り心地の面ではよい結果が出るでしょうが、万一ダイキャストに歪が出る様な事故を起こしたら全損、買い替える以外には方法がなくなります。 
これもそのレベルの事故確率と通常使用時の安全寄与率のトレードオフだという彼らなりの合理性の表われなのでしょうが。

また、現在の販売方式やサービス体制に関しても同様ですね。 ネット販売・無人納車等にする事で対面販売の様な個別価格交渉から逃れ、クレーム率も下げる事が可能でしょうし、コスト面でも大きなアドバンテージを得る事が可能になります。
そして充電設備の提供という営業強化手段をユーザーに与えるデメリットの代替手段として提供する事で保守サービス面でのマイナスを隠そうとしています。 まぁ、社会インフラを自己の資金で構築していくのですから、その面ではプラスなのでしょうが・・・

現実には既に軽度の事故や故障でサービスを受けなければならなくなった方々がサービス・部品供給能力の低さという悪しき面に悩まされておられる様ですが、こういった個人レベルでの問題は大きく報道される事はまずありません。 せいぜい Youtube でのささやき位ですので、余程大きな事件にならないと・・・

わたしの様に電気というインフラに全ての面で頼る事に大きな危惧を抱くものとしては・・・近くを這い回る為のセカンドカーであればですが、メインとして電気自動車を使う気にはとてもなれません。

まぁ、昨今の車はガソリン車でもデジタル化が進んでいますので、昔の様に自分で弄れなくなってしまったのは寂しい処ですし、これもそのうち大同小異になってしまうのでしょうが。
車もメインの売りが移動手段としての機能ではなくなりつつありますから・・・


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