SSブログ

国内新型コロナ感染状況 2022/05/18 [睡夢庵 日々徒然]

【 国内新型コロナ感染状況 】

  累積  30日間 接種回数
都道府県   人口 高齢化 感染率 死亡率 致死率 感染率 2回目 3回目
北海道820123122527
青森県3012284143204535
秋田県371454438254746
岩手県3111464219194437
山形県357443914434645
宮城県144134383773825
福島県212340306264143
 
東京都1462534181712
神奈川県24441133302714
千葉県6409617382819
茨城県1136152132333934
栃木県1939222324273321
群馬県1832171822352339
埼玉県54281235292910
 
愛知県445117132234
静岡県1030203236374122
山梨県4126273740453132
長野県1613393626343638
新潟県1515414544404247
富山県369314041464341
石川県322926137133020
福井県4225304345123733
岐阜県1727181516233436
 
大阪府3371141522
奈良県292210815391924
和歌山県39624252528530
三重県2228231710322613
滋賀県264312203931209
京都府133469211793
兵庫県73552224135
 
香川県3814252728101116
徳島県43537299471831
高知県44235193211418
愛媛県28842348422528
 
岡山県20242126301448
広島県1233191412877
山口県27438245442244
島根県453474747363629
鳥取県461643464641623
 
福岡県938710276106
大分県3310292218111517
宮崎県34183628115815
鹿児島県241932312341626
熊本県2321161620163242
佐賀県403114334231211
長崎県301733353192140
沖縄県25473429111


各項目の赤のフィールドでワースト10を表示しています。

累積の感染者数では関東4都県、関西4府県、福岡、沖縄ですが、第6波後半からは九州各県が軒並み増加の傾向にあり、30日間の累積では九州6県が10位以内に入り以外も11、16位という有様です。
何が原因?? 3回目接種率との相関はなさそですし・・・

地域別でみると、関東以外は3月下旬以降殆ど減少を見せず、沖縄、北海道は寧ろ増加、福岡、愛知、大阪は横這い状態が続いています。

ちょっと危惧する所は第6波の最初の立ち上がり期の様に、ここに至って米国の入国者からの感染者が増加している事ですね。
この状況で、特定の国に限りはしますが団体観光客の誘致を始めるとか・・・

昨今の検疫で引っ掛かる感染者の数も入国制限3000人から5000人に合わせて60人前後から100人前後で推移しており、感染拡大のネタは入国者数に比例する事が明白になっているのですが・・・
出国前にPCR検査が義務付けられている状況で2%以上の感染者が出ている事を考えれば、ほぼ同率の無症状保菌者が捕捉されずに巷に解き放たれているのは間違いありません。

この発症率をみれば、ワクチン接種及びPCR検査にはこの程度の防疫寄与能力しかない事は明らかですから。
ワクチン接種をするよりも、人の移動制限と近距離接触を避ける事以外に感染率を確実に下げる方法はない事も明らかだといってよいでしょう。

これは最近の芸能人の感染者の発言を見ても明らかなのではないでしょうか。
彼らの殆どが感染のタイミングをトレース出来ていませんし、我々一般人以上に神経質な程マスク、手指の消毒、対人距離に気を付けていてでこれ以上どうすれば感染を防げるのかに疑問を呈している様ですから・・・

この状況では現状以上の感染率と死亡者数を受容しない限り従来と同じ経済活動に戻る事は不可能な事が明らかになったのではないでしょうか。

感染率、死亡率を受容しないとすれば仕事、家庭生活等あらゆる局面での対人接触機会を減らす以外にはないという事になるのでしょう。
とすれば、殆どの仕事を移動および対面の必要がない形態で継続可能な形態への転換が必要だという事になります。
これは公共サービスの電子化と手元での処理の完結を可能にする事が必要ですし、企業においてはリモートワークは元より営業活動等も人の移動を減らす為のネットワーク経由での手法が生まれる必要が出て来るでしょう。 生産場面でも労働集約型からの脱却が必要になってきます。
さてさて、今後どの様なトレンドが生まれてくるのか・・・
日本はこの種のシステムを開発するは下手ですからね・・・こういう場面では日本の意思決定の遅さと上長の度量の無さが足を引っ張りますね。 それと新たなチャレンジへの投資を促す環境も不足していますから。

米国や中国、東南アジア、インドといった辺りが伸びるのでしょうね。 人口も多く悪辣な事も平気でやる米国や中国がこれからも幅を利かすのでしょうね。


【 国内の死亡者の年齢構成 】

<10     5
10s      8
20s     28
30s     98
40s     318   前期高齢者: 65-74
50s     883   後期高齢者: 75以上
60s    1,707
70s    4,902
80s    8,439
90+    5,160
高齢者  2,698   年齢が高齢者として公表されている人
 合計 24,246 60<  22,906  94.5%

上記出典は 国立社会保障・人口問題研究所の
「新型コロナウイルス感染症について」付随の EXCEL ファイル

60歳以上の高齢者の比率が94.5%と異様な程高率ですね。

上記を見ると30歳代からほぼ倍で増加していくのを見ると生活習慣病や心臓・肺・血管系に問題を抱える人間の増加と近似するのではないかと推定されます。
とすれば、死亡率に目を向けるのではなく、如何に感染を防止するかに係るべきなのではないか。

死亡率は同じコロナウイルスの季節性インフルエンザに比べれば高いですが、これはどうも高齢者及び上記の様な基礎疾患を持つ人に対する致死性が高い事による様な気がします。
季節性インフルエンザでも毎年1万人前後の死者が出ている様ですが、そのほとんどが2次的に感染した細菌によるものです。

この新型コロナウイルスの場合はこれ自体によるウイルス性肺炎やサイトカイン症候群により急速に症状が悪化し死に至るという特徴があり、これが医療崩壊を招く恐れがある為、速やかに抑え込む必要があるという点と季節性がない事もあり爆発的感染を起こす危険性がある点が長期に渉る防疫を必要とする所以です。

《 2022/05/18 上位の感染者数の伸び 》

20220518_上位件数伸び.png

《 2022/05/18 新規感染者・死者数推移 》

20220518_感染・死者数推移.png

《 2022/05/18 新規感染者・死者数週スライド 》

20220518_感染者・死者週スライド.png

《 2022/05/18 空港検疫状況 》

20220518_空港検疫推移.png


共通テーマ:日記・雑感