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我が家の断熱効果の確認 [終の棲家]

【 我が家の断熱効果の確認 】

我が家は着工:2009/12/05、完成:2010/03/30、引っ越し:2010/04/06 ですので住み始めて12年を経過しようとしています。
で、現状で朝最低温度の時間帯でどれくらいの室温を保っているかを確認してみました。

現在2月初旬ですが、今のところ起床後エアコンで22℃迄室温を上げ、その後は室温が18℃を切らない限り就寝迄エアコンは止めています。

下の図は前日夜就寝前の換気後のベッドサイドの温度が18.6℃の時の翌朝の各部の温度です。
測定器は非接触型赤外線温度計 TH006 で計測面からの距離は約30cm。
20220210_断熱性能.jpg
この時のベッドサイドの温度は15.4℃でしたので、就寝時からは3.2℃温度が下がっています。
この原因は24H換気扇の影響で南側の引き違い扉の下のレール部からの冷気の侵入があり、この部分の床温度が最も低くなっている事に表れています。

もともと我が屋のプロトタイプの設計年次では現在の様な高気密高断熱設計にはなっていませんが、外気接触外壁・床部には断熱材にセルロースファイバーを選択しましたので、グラスファイバーや発泡系よりは断熱性能も経年劣化も少ないはずです。

一応1階のコンセントケースからセルロースファイバーの含湿状態を見てみましたが、今のところすべて乾燥状態にありました。

集中換気にも出来たのですが、会社の事務所や工場の換気ダクトから落ちる黒い粉塵と黴臭を見ていますし、エアコンのシロッコファンや吹き出し口周辺に付く黒カビをみていますので、交換・清掃が出来ないダクトは極力避けたかったので、トイレと共用にした24H換気扇を置くだけにして貰いました。

ですので、ダクトは風呂の換気扇の約60cmとトイレから24H換気扇への1mおよび24H換気扇から外への約3.5mしか入っていません。

吸気ファンは各室1台、リビング2台、納戸1台を設置していますが、余りに空気が汚くフィルタがあっという間に真っ黒になりますので現在は全部停止していますがそれでも2年と持ちません。 で、自室はシャッターも閉めてしまいました。

排気ファンはキッチンファンと風呂場・洗面脱衣所、リビング、2階トイレ、納戸についていますがこれもそれぞれ使用時だけ回す様になりました。
排気ファンの出口にスリットがついていますが、これのせいで壁厚分の排気ダクトの中には綿埃にカーボンが付いた物が溜まります。 特に洗面脱衣所は洗濯や脱衣で繊維片が出ますので特に酷い事になります。 出口のフィルタが外せればよいのですが、防滴のカバーが付いている上シリコンで固められていて・・・室内からファンを外して掃除機で吸い取る以外に手がない。
年々空気の汚れがひどくなっているのをこのフィルターの汚れ具合で感じています。 それと粒状が細かくなり油分を纏っているのか洗っても落ちが悪くなっています。

それに各室には吸気ファンを設置し、ドア下にも約1cmの間隔を開けて廊下に設置した24時間換気扇から排気し出来るだけ窓を開けて換気しなくても済む様にした積りです。 が、これはそれぞれの抵抗で想定の1/3位の能力しか発揮出来ていませんので、CO22000ppm をリミットとすると日に3回から4回窓開け換気が必要になります。


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