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スマートウォッチ E80 4か月使ってみて [便利グッズ?紹介]

【 スマートウォッチ E80 4か月使ってみて 】

70を過ぎたオジンですので、一般の方とはスマートウォッチに対する要求点が少々違っています。

多くのスマートウォッチはメール、SNS等からの通知や運動強度、経路等の記録が重視されていますが、私が求めた物は「バイタルサイン」の計測と記録が出来、心電図の計測と判定が出来るものになります。

こうなると現状では選択の範囲が非常に狭くなってしまい、新しい Apple Watch 等限られた物しかありません。
ただ、これらの高級機種は単純に計測結果を記録するだけでなく要らぬ加工や干渉をする様です。 それに製品自体の寿命や日々のバッテリーのもちを考えると高級機種は選択範囲から除外される事になります。

で、いろいろ探して引っかかって来たのが 「E80」という機種です。 丁度初回購入割引をやっていたため3千円台で入手出来た為望外のCPになりました。


最近はアマゾン取り扱いでも出て来たようですが、価格はほぼ6千円ですがこの価格では安物の指先を挟むタイプの血中酸素濃度計しか買えません。
で、これらは手動の1回計測だけですから。

この製品は、簡易とはいえ

・ 心電図を取り波形の正常性判断を自動で行う
・ 血圧、心拍数、血中酸素濃度、呼吸数、体温を24時間指定時間幅で監視
・ 睡眠時間を把握出来る
・ 現状使用状態でぎり6日はもつが、3から4日で充電すればよいので、

  これだけ充電間隔空けられるという事は Apple Watch 等に比べれば
  はるかに使い易いといえる

以下は日々の変動の図形表示部を切り出したものです。
おのおのの日々のページはこのグラフの下に指定時間間隔での測定結果が文字列で表記されています。

・ 血圧変動

20210727_血圧-2.png 20210727_血圧-1.png
  血圧は補正をかけていますが、血圧計で計測した物の変動範囲とほぼ
  一致しているので問題はない。
  無論異常検知ではないので上下共にピークはまず出ない。

  手首式での実測値平均は以下の様な物
  5月 朝 124.3/81.9 昼 128.3/82.9 夜 131.7/82.9
  6月 朝 124.8/82.5 昼 128.8/82.6 夜 129.7/83.2
  7月 朝 125.7/82.2 昼 126.5/82.6 夜 128.6/82.9
  これに対し日々の最低/最高が大体 123/77 ~ 145/89 で推移しているので
  まぁ、実用上の問題はない。

・ 心拍数変動

20210727_心拍-1.png 20210727_心拍-2.png
  睡眠、高負荷作業に応じて67~128という拍数を検出しているので
  実用精度はあると思われる。

  手首式での1月以降の実測値平均は以下の様な物
  朝 107.0/72.0/88.6 昼 101.0/72.0/84.9 夜 102.0/70.0/83.5

・ 呼吸数変動

20210727_呼吸数-1.png 20210727_呼吸数-2.png
  故意に呼吸数を増やしてみても追従しないので手動測定での精度は疑問
  ただ自動測定では13-26回という差が検知されているので・・・

・ 血中酸素変動

20210727_SpO2-1.png 20210727_SpO2-2.png
  パルスオキシメータとの+1位で機器誤差の範囲。

・ 体温変動

20210727_体温-1.png 20210727_体温-2.png
  朝腋の下で測る値との誤差は±0.2℃位なので機器の精度レベルの誤差で
  腕の皮膚で測っているにしては非常に正確といえる。
  ただ外気の影響は受けるので計測は屋内に入って暫くしてになる。

  4桁体温計での1月以降の実測値平均は 37.10/36.03/36.51

  なので十分に実用に耐える精度はある。

☆ 現在の自動計測間隔は30分になっています。 血圧以外は多分平滑化
  して表示しているのでしょう。

☆ 血圧、心拍数、呼吸数、血中酸素濃度、呼吸数、体温については
  グラフィック表示上にふれると上図の様に時間と値が縦ラインと共に
  表示されます。

・ 睡眠時間

 ・ 就寝時間はほぼ正確、また起床時間の誤差もすくないし、起床後の
   朝の作業時間が2度寝扱いになる率も過去の物を含め最も少ない。
   睡眠時間もほぼ正しい値を返す。

一般的バイタルサインに加えてこれだけの項目を自動的にある程度の精度で取得出来るとすればこれは非常に有効な商品でしょう。
確かにアプリの出来は良いとはいえませんが、私が使うビューワレベルと割り切れば必要十分ですし、少し妙な事になった部分もありますがちゃんと更新もされています。

これらバイタル系以外の機能では目覚まし時計を薬を飲む時間にセットし、1日4回アラームがなる様にしていますが、これは機能しています。

しかし、「座りっぱなし警告」に関しては1時間にセットしていますが、ほぼ鳴ることはありませんのでこの機能がゴミの様です。

これ以外の通知や運動に関する機能は使用していませんが歩数計が数倍の値を返しますので、運動系は使えないと思った方がよいのかもしれません。

通知系に関しては初期のアプリでは使えませんでしたが、更新が掛かりましたので使えるようになっているのかも。
カメラや音楽再生操作も可能ですが、今の所まったく使っていません。

それと、夏に向かって樹脂製ではカブレるのでメッシュのメタルバンドに変えました。 同じ処から購入しましたので互換性の問題はありませんが、値段並みの安っぽさです。
が、金属チェーンが細いせいでメッシュの隙間が広く、却って通気性は良いですね。

バイタルサインの自動記録が出来、ほぼ実用上問題のないレベルの値を返す事を考えれば十分価格に引き合う製品と言えます。
これを超えると思われる物が出るまで、左腕にはこれが鎮座し続けるでしょう。

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《 新型コロナワクチンの有効期間が短過ぎるのでは? 》

以前ファイザー製薬が3度目の接種を呼び掛けていましたが、やはりワクチン接種による集団免疫の早期獲得も夢だった様です。
イギリスやアメリカも3回目の接種を目指す様ですが、イスラエルはついに初回接種から5か月を経過した人に対しての3度目の接種を開始したみたいです。

どうも6か月経過すると2割程度の予防効果しかなく、ここに来てまた高齢者の感染者が増加しているという事が明らかになりつつある様です。

こうなると既感染者の自己免疫がどの程度もつのかが気になる所ですが、これもワクチンメーカーの動きをみるとどうもワクチンと同じ位なのではないかと思われる状況です。

ただ、幾つかの国では新規感染者と死者の発生率に乖離が見られますが、これがなにが原因なのか。

一つ気になるのが各国がWHOに報告する感染患者のカウントの基準が本当に一致しているのかですね。
ドイツやフランスも一時数万人単位で患者数の下方修正を行っていますし、ドイツの様に新規感染者対死者の比率が極端に変わったケースもありますからね。

何れにせよ現在主流のファイザー/モデルナ(mRNA)、アストラゼネカ/ヤンセン(ウイルスベクターワクチン)の限界が明らかになったようですから、組み換えタンパク、不活性化といった従来型のワクチンの治験の完了と承認が待たれる所です。
ただ、インフルエンザワクチン等と同様コロナ系ウイルスを対象とするワクチンですから、その効果についてはやはり一過性のものでしかないと思われますけれど。

《 主要国の7月度の状況 》

                         人口1万人当たり
      新規感染者数  死者数 期間致死率  感染者  死亡者
アメリカ    1,280,519   8,299  0.6481    38.49  0.2494
フランス     329,425    767  0.2328    50.39  0.1173
イギリス    1,040,341   1,473  0.1416   152.74  0.2163
ドイツ      38,713    718  1.8547    4.62  0.0856
イタリア     83,610    481  0.5753    13.85  0.0797
スペイン     638,084    611  0.0958   136.52  0.1307

インド     1,160,710  23,758  2.0469    8.34  0.1707
ブラジル    1,323,132  37,394  2.8262    62.25  1.7593

イスラエル    29,566    40  0.1353    33.79  0.0457
日本       114,413    467  0.4082    9.07  0.0370

上記の様にドイツについては感染判定のレベルそのものを変えた疑いが非常に高い。
期間致死率が過去と比べ余りに高過ぎますし、周辺と比べてもですから。

数字を比べれば日本の状況は他国に比べればよい状況にある訳ですが・・・
でも、国民レベルでの衛生概念差を考えれば、お寒い。 政策や国策に対する忠誠度については我儘かつ低い。


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