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自室の再生特性の計測 [睡夢庵の電脳環境]

【 自室の再生特性の計測 】

突発性難聴を患ってからだけでなく老化のせいもあり徐々に聴力が落ちて来ています。 母方の家系は皆70台から耳が遠くなっていましたので遺伝的な物もあるのでしょう。
201912_MyEar_Level.jpg
現状の耳の聴力レベルは上図の通りで、発症当時より特に高域が落ちています。 低域に関しては右耳はレベル的にはあるのですが、100~400Hz位迄が妙に歪んで原音とは異なる音で聴こえていますので、特に男性の声が沈んで聞き取り辛くなっています。 当初は右耳の高域がソコソコありましたので、倍音成分も感じ取れていたのですが・・・

罹病以来回復/劣化の度合いを自分で作った音源を使って月に5回測定して結果を追っていますが、劣化は突然来る様で或る時突如音が消えます。 ギリギリ聞こえていた周波数のレベルが落ちるとフッと音が消えて・・・それだけならよいのですが、右耳の方はフーと言う様なうなり音がする様になり、この帯域のせいなのか楽曲の種類によっては音酔いをする様な気がし始めました。 特に JBL PEBBLES でそれを感じる様になりました。
上図の赤のラインは治療中の最悪値で、黒のラインは初診後自宅に帰って音源を作り測定した結果です。
左の耳は高低域共に落ちてはいますが、聴力検査アプリによると年齢平均よりも少し良いレベルの様です。 高域は軽度の難聴という評価ですが・・・

右の耳は当初 1000~3000Hz が左よりも聴こえていましたので補完されていてLP音源を聴いてもそれほど雰囲気の喪失を感じませんでしたが、現在の状態では高域を相当持ち上げねばなりませんがうねった減衰カーブなので満足出来るレベルに調整は出来ません(^^;)

そこでラフですが、20Hz~22000Hz のサインウェーブスイープ音源を使って部屋の音響特性を見てみる事にしました。
モノラルのコンデンサーマイクを使えばもう少し良い特性で拾えるとは思いますが、押し入れから引っ張り出してくるのも面倒で、TAB4 8 Plus のマイクで直接拾っています。

ヘッドフォンに関してはマイク部の前に八の字にヘッドピースを置いて拾っていますので、特に広域は落ちていると思います。

《 現状の機器接続 》

☆ PC/スマホ側から見て

i7-7700_Windows10  Earphone出力   SANWA SPL2N
          USB接続      ONKYO SE-U33G(Headphone接続用)
          Bluetooth接続   VX3---BOSE 101MM(自炊音源再生用)

MX3_Windows8.1   Earphone出力   JBL PEBBLES(保護媒体再生用)
          USB接続      JBL PEBBLES(自炊音源再生用)
          USB接続      ONKYO SE-U33GV(Headphone接続用)
          Bluetooth接続   VX3---BOSE 101MM(自炊音源再生用)

Lenovo TAB4 8 Plus Bluetooth接続   VX3---BOSE 101MM(自炊音源再生用)

iPhone 6s      Bluetooth接続   VX3---BOSE 101MM(自炊音源再生用)

☆ スピーカー側から見て

BOSE 101MM         VX3(各端末との Bluetooth 接続で)

JBL PEBBLES         MX3 Earphone 出力(TV等保護機能対応の為)
              MX3 USB出力(自炊CD/LP音源再生)

SANWA SPL2N         Windows 10 PC Earphone 出力

SONY MDR-F1         Windows10 PC USB出力→ ONKYO SE-U33G

AKG K240 Studio       MX3 USB出力→ ONKYO SE-U33GV

《 各スピーカーの再生特性 》

以下の特性は TAB4 8 Plus のマイクで拾ったものですので目安ですが・・・
再生には既にサポートが終わってしまいましたが、 Winamp 5.666 2013/12/12 Release を使っています。
今の所これに勝ると思われる物には出会えていませんので、動作する限りこれを使って行くつもりです。

☆ SONY MDR-F1
20191214_SONY-MDR-F1.jpg
これを見ても特性の良さが見えますね。 ヘッドフォンだと余り耳に異常を感じないのはやはり低域の持ち上がりがない事によるのでしょう。
☆ AKG K240 Studio
20191214_AKG-240.jpg
これはセミオープンなので、実際に装着するともう少し低域が持ち上がります。 でも、まだスピーカーよりは耐えられます(^^;)

☆ BOSE 101MM
20191214_BOSE-101MM.jpg
音楽のながら聴きにはこれを使っています。 最近これも2~3時間聴いていると何となく右耳に違和感が出て来る様になっています。

☆ SANWA SPL2N
20191214_SANWA_MM-SPL2N.jpg
これは小径のスピーカーですので、101MM や PEBBLES と違い 70-300Hz が出ませんので Youtube や Amazon Prime Video の再生はこれで聞いていますが、ほとんど違和感は生じていませんし、聞き取り辛いと感じる事もありません。
Windows10 PC の常用として ディスプレイの下に横位置にして設置していますが、粗いので音楽再生には使えませんがその他では十分使用に耐えています。

☆ JBL PEBBLES
20191214_JBL-PEBBLES.jpg
購入当初はそれほど感じなかったのですが、よく言えば低域の厚み悪く言えばボンつき(籠ったような鈍さ)がだんだん耳につく様になりました。
最近ではイコライザーで低域を落としておかねば、いよいよ籠ってモゴモゴ・・・耳の中が膨れた様な妙な感覚や頭痛がしはじめたり、何となく目が回る様な・・・音酔いが起きる様になってしまいました。
特に当初の目的だったステーションTV の視聴が耐えられなくなってしまいました。
で、最近は TAB4 8 Plus のモアテレビで代替しています。 これだと低域がありませんので、ながらが出来ます(^^;)


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