Android/Windows10 間でのファイル交換(暗号化) [睡夢庵の電脳環境]
【 Android/Windows10 間でのファイル交換(暗号化)】
Android 端末は外に持ち出しますので、出来ればPCから転送するファイルはすべて暗号化しておきたい所です。
その対象になるのは
・ 写真
・ メール
・ 住所録類
・ 個人情報等を含む文書ファイル類
といった処でしょう。
私の場合はPCがメインのプラットフォームなので、管理の対象は参照資料としての個人情報関連のファイルやオープンにしたくない写真の類になります。 写真にせよ文書類にせよ TAB4やTouch6上で作ったものはすべてPC側に取り込み、編集した上で戻します。 これらの上のオリジナルはPCに転送すると共に原則削除してしまいます。
現状は
・ 写真 隠しアルバムソフトにいれていますが、何分PWが4桁
ですので・・・
・ メール メインのメールを見る必要がある時はMX3を持ち出し
ます。 Gメールは見れる様になってはいますが、使う
事はまずないでしょう。 今までの処はアプリのデータ
の送出に使った位です。
・ 住所録 年賀状印刷ソフトの住所録にすべての情報を入れて管理
しています。
常時必要とする部分についてはCSVから表ソフトに
入れPDF化した上でPWを設定しています。
・ 文書類 ワードやテキスト系の文書は皆PDF化してPWを設定
しています。 Excel系はアプリ上でPWを設定
しています。 これらは参照出来ればよいという扱い。
一々不要な個別でのパスワード設定や暗号化は出来れば避けたいですね。 持ち歩く端末で使う可能性があるファイルは1つのフォルダに纏め、これを暗号化しておくというのが一番ですが今のところ3つのプラットフォームで使えるものが見つかりません。
iOS と Android 共通のコンテナアプリがあればいいのですがどうもなさそうです。
従来 WindowsXP では TrueCrypt という暗号化ソフトを使っていました。 このソフトで作った暗号化ボリュームをコピーし、これを夫々のPCでマウントしてやればあたかも1つのドライブを追加した様に動作しますので、アプリケーションから直接参照して使えました。
ただこれは既にサポートが停止されましたので、現在はこのフォーマットが開ける VeraCrypt という暗号化ソフトを windows8.1/10 で使っています。
この系譜のよい点は暗号化ファイルをドライブとしてマウントしますので、エクスプローラからだけでなくアプリ上からも直接コンテナ内のファイルにアクセス出来る点です。
《 Android 上での暗号コンテナアプリ》
本来は Windows/Android/iOS 全ての上で TrueCrypt/VeraCript で作成したコンテナが開けるアプリがあれば良いのですが・・・
Google/Apple Store をざっと探して見たところでは3者共通という物は見付かりませんでした。
Android には「EDS Lite」というものがありましたのでこれで暗号コンテナ作成にチャレンジです。
で、Windows10 上でコンテナファイルを作り、この中にファイルを入れておき、USB 接続で Android の SD 上にコピーして開いてみようとしたのですが、PW入力の処でどうもサポート外のフォーマットとなっている様で開く事が出来ませんでした。
少々面白くないのですが、「EDS Lite」上でコンテナファイルを作成してTAB4を USB で接続し、Windows10 のボリューム上にコピーし VeraCrypt でマウントしてみた処マウントする事が出来ました。 やはりPC側のソフトの方が出来が良いみたいです(^^;)
そこで、Windows のエクスプローラでフォルダを作り、Libre Office のファイルや PDFファイル、JPEGファイル等を入れ、SD へコピーしてみました。
TAB4で作ったコンテナをPC側にコピーした状態
暗号コンテナをドライブⅩ:にマウントする
ドライブⅩとしてマウントされた状態
このファイルは TAB4のエクスプローラ上では1つのファイルでしかありませんが、これを「EDS Lite」上で開いてみた処、一応開け、中のファイルも見えました。 画像もExcleのファイルも開けましたが、残念なのは「EDS Lite」がエクスプローラとして働くだけで、アプリはビューワー的な動作しか出来ないと思われる処です。 外部エクスプローラや画像ビューワーも使える様なのですが、その設定方法が妙で、外部エクスプローラは2つとも存在は出して来るのですが選択しても自動的に切り替わる事も、選択したエクスプローラ側にボリュームが出てくる事もありませんでした。 写真や画像類はデフォルトの外部ビューワが google の「フォト」になっている様でクリックすれば「フォト」で全画面表示は出来るのですが、他のビューワを設定してみた処画面がチラッとするだけで内部ビューワ表示になってしまいました。 うまくリンク出来ていない様でビューワアプリが飛んでいるみたいです。 フォルダの中の画像に関してはサムネイルを表示する様になっているみたいですが、これも全ては出て来ません。 まだまだバグだらけの様ですが暗号化コンテナとしては使えそうです。
まぁこんな有様ですが、少なくともコンテナをマウントしない限り、中に入っているファイルに関して一切分からないという状況は作れました。 PWも大小英文字、数字、特殊文字を組み合わせて設定出来ますので、まず破る事は不可能でしょう。
文書類も Windows 上とは違いアプリケーションからこのコンテナ内のファイルを直接開ける様にはなりませんでしたが、EDS Lite 上から1クリックで開けますのでなんとか使えそうです。
今の所 EDS Lite の操作手順の構成がどうにも良く理解出来ません。 Windows のアプリケーションの様にポップアップやリストからイメージした操作をしても思った流れで動かず、それがバグなのか、反応が鈍くて無視されているのかといったものまであって・・・
設定事項についてもうまく整理されていない為、設定が正しいのか??、カットアンドトライ状態です。
ですので、こんなものがあるという紹介のレベルで留めておきます。 ご自身で操作してみて使い方が理解出来ればと・・・
Android 端末は外に持ち出しますので、出来ればPCから転送するファイルはすべて暗号化しておきたい所です。
その対象になるのは
・ 写真
・ メール
・ 住所録類
・ 個人情報等を含む文書ファイル類
といった処でしょう。
私の場合はPCがメインのプラットフォームなので、管理の対象は参照資料としての個人情報関連のファイルやオープンにしたくない写真の類になります。 写真にせよ文書類にせよ TAB4やTouch6上で作ったものはすべてPC側に取り込み、編集した上で戻します。 これらの上のオリジナルはPCに転送すると共に原則削除してしまいます。
現状は
・ 写真 隠しアルバムソフトにいれていますが、何分PWが4桁
ですので・・・
・ メール メインのメールを見る必要がある時はMX3を持ち出し
ます。 Gメールは見れる様になってはいますが、使う
事はまずないでしょう。 今までの処はアプリのデータ
の送出に使った位です。
・ 住所録 年賀状印刷ソフトの住所録にすべての情報を入れて管理
しています。
常時必要とする部分についてはCSVから表ソフトに
入れPDF化した上でPWを設定しています。
・ 文書類 ワードやテキスト系の文書は皆PDF化してPWを設定
しています。 Excel系はアプリ上でPWを設定
しています。 これらは参照出来ればよいという扱い。
一々不要な個別でのパスワード設定や暗号化は出来れば避けたいですね。 持ち歩く端末で使う可能性があるファイルは1つのフォルダに纏め、これを暗号化しておくというのが一番ですが今のところ3つのプラットフォームで使えるものが見つかりません。
iOS と Android 共通のコンテナアプリがあればいいのですがどうもなさそうです。
従来 WindowsXP では TrueCrypt という暗号化ソフトを使っていました。 このソフトで作った暗号化ボリュームをコピーし、これを夫々のPCでマウントしてやればあたかも1つのドライブを追加した様に動作しますので、アプリケーションから直接参照して使えました。
ただこれは既にサポートが停止されましたので、現在はこのフォーマットが開ける VeraCrypt という暗号化ソフトを windows8.1/10 で使っています。
この系譜のよい点は暗号化ファイルをドライブとしてマウントしますので、エクスプローラからだけでなくアプリ上からも直接コンテナ内のファイルにアクセス出来る点です。
《 Android 上での暗号コンテナアプリ》
本来は Windows/Android/iOS 全ての上で TrueCrypt/VeraCript で作成したコンテナが開けるアプリがあれば良いのですが・・・
Google/Apple Store をざっと探して見たところでは3者共通という物は見付かりませんでした。
Android には「EDS Lite」というものがありましたのでこれで暗号コンテナ作成にチャレンジです。
で、Windows10 上でコンテナファイルを作り、この中にファイルを入れておき、USB 接続で Android の SD 上にコピーして開いてみようとしたのですが、PW入力の処でどうもサポート外のフォーマットとなっている様で開く事が出来ませんでした。
少々面白くないのですが、「EDS Lite」上でコンテナファイルを作成してTAB4を USB で接続し、Windows10 のボリューム上にコピーし VeraCrypt でマウントしてみた処マウントする事が出来ました。 やはりPC側のソフトの方が出来が良いみたいです(^^;)
そこで、Windows のエクスプローラでフォルダを作り、Libre Office のファイルや PDFファイル、JPEGファイル等を入れ、SD へコピーしてみました。
TAB4で作ったコンテナをPC側にコピーした状態
暗号コンテナをドライブⅩ:にマウントする
ドライブⅩとしてマウントされた状態
このファイルは TAB4のエクスプローラ上では1つのファイルでしかありませんが、これを「EDS Lite」上で開いてみた処、一応開け、中のファイルも見えました。 画像もExcleのファイルも開けましたが、残念なのは「EDS Lite」がエクスプローラとして働くだけで、アプリはビューワー的な動作しか出来ないと思われる処です。 外部エクスプローラや画像ビューワーも使える様なのですが、その設定方法が妙で、外部エクスプローラは2つとも存在は出して来るのですが選択しても自動的に切り替わる事も、選択したエクスプローラ側にボリュームが出てくる事もありませんでした。 写真や画像類はデフォルトの外部ビューワが google の「フォト」になっている様でクリックすれば「フォト」で全画面表示は出来るのですが、他のビューワを設定してみた処画面がチラッとするだけで内部ビューワ表示になってしまいました。 うまくリンク出来ていない様でビューワアプリが飛んでいるみたいです。 フォルダの中の画像に関してはサムネイルを表示する様になっているみたいですが、これも全ては出て来ません。 まだまだバグだらけの様ですが暗号化コンテナとしては使えそうです。
EDS 起動画面 | コンテナパスワード入力 |
コンテナ内ディレクトリ | Documents ディレクトリ内 |
まぁこんな有様ですが、少なくともコンテナをマウントしない限り、中に入っているファイルに関して一切分からないという状況は作れました。 PWも大小英文字、数字、特殊文字を組み合わせて設定出来ますので、まず破る事は不可能でしょう。
文書類も Windows 上とは違いアプリケーションからこのコンテナ内のファイルを直接開ける様にはなりませんでしたが、EDS Lite 上から1クリックで開けますのでなんとか使えそうです。
今の所 EDS Lite の操作手順の構成がどうにも良く理解出来ません。 Windows のアプリケーションの様にポップアップやリストからイメージした操作をしても思った流れで動かず、それがバグなのか、反応が鈍くて無視されているのかといったものまであって・・・
設定事項についてもうまく整理されていない為、設定が正しいのか??、カットアンドトライ状態です。
ですので、こんなものがあるという紹介のレベルで留めておきます。 ご自身で操作してみて使い方が理解出来ればと・・・