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スマートブレスレット V07-S 経時報告 [便利グッズ?紹介]

【スマートブレスレット V07-S 経時報告】

スマートブレスレット V07-S は評価の時からずっと使っており、サポートソフトの「H-Band」の中には既に3ヶ月分のデータが蓄積されていて、アプリ上で睡眠/心拍/血圧の経時推移を見る為に使っています。
目安として見るには長期に渡るデータが自動的に保存され、遡って参照が出来るのでこのシステムの範囲でクローズしてみれば状態判断に有効です。 保存されたデータを吐き出す手段が用意されていればよいのですが・・・

ただ、実データの管理には LibreOffice の Calc を使い Panasonic EW-BW10 での昼/晩2回の計測結果と「iCare血圧測定」で朝起床覚醒時に床の中で測定した血圧/血中酸素/血液粘度、「Sleep Meister」で採った就寝/起床/睡眠時間/入眠潜時/深睡眠率/睡眠効率、ICレコーダの録音データから「mp3DirectCut」で確認したトイレ回数を拾っています。
録音データでは鼾の音量、無呼吸の状態を見ていますが、鼻テープによる「口呼吸」学習効果か、現状テープを止めていますが音量レベルも下がっていますし、無呼吸の回数も減っています。 最近は3~4回30~40秒の無呼吸が続くと寝返りを打つ様です。

《V07-S 使用感からの評価》

 本体表示の見易さ

・ OLEDを使用している為室内では問題はないが屋外では全く見えない。
・ 時計表示がどのタイプを使ってもOLEDを生かしておらず一目で
  状態を把握出来ない。 文字形状、サイズ、アイコンサイズなども
  悪い。
・ 手首を返した時の表示が安定しない。
  手首を完全に返して直ぐに戻せば表示する様だが・・・

 バッテリーの持ち

  2日+持つが、2日目寝る前に充電せずにいたら寝てる間に切れた事が
  あるので、42~46時間で充電している。
  使い方によっては60時間以上もつ事もある様だが3日はもたないと
  思った方がよい。

 端末接続/データ同期

・ アプリとV07-Sとの同期はまずミスらない。
・ 端末との接続が切れている場合も、アプリ側で接続操作をすれば
  今の所100%繋がってくれる。
・ 今の所データロスは発生していない。

 アプリの使い易さ

・ トップ画面での表示・操作性、項目別の表示内容・操作性何れも
  使い易く、データの展開形も良いので一覧性も高い。
・ 使用メモリー量も3ヶ月分のデータを抱いても33MBにしかなって
  いない。

 歩数計

・ 歩数計としては使い物にならない。 腕にする為腕を動かすと反応する
  場合があるので・・・アプリ上では30分毎に歩数が表示されるので
  目安になる部分も生じる。
・ 距離・カロリーは累積歩数から出されるので目安にもならない。
・ 睡眠中はトイレ以外はゼロなので、ほぼ静止に近い状態で手を動かす
  程度ではカウントはされない。
  起きている時も1台で文書作成やブラウジングだけをしている時は
  2~3時間全くカウントされていない事もある。

 睡眠

・ 就寝・トイレ・起床はほぼ正確に捕捉されるのでこれは役に立つ。
  ただ、着床後浅睡眠から中途覚醒が短期間で起きると寝付きが大きく
  シフトしてしまう事や5時起きでその後机でデスクワークをすると
  2度寝扱いになってしまう事がある。
・ トイレは確実に捉えらるが、目覚めてもそのままで悶々としていた
  時は「覚醒」ではなく「浅い眠り」扱いになる方が多い。
・ 睡眠の深さについては覚醒・浅睡眠・深睡眠の3段階なので
  1レベル深い方に判断されている。

☆ アナロググラフ表示の「SleepMeister」の方が状態把握には良いので
  併用を薦める。 中途覚醒に関しては「SleepMeister」の方が遥かに
  シビアに捕捉する。

 心拍計

・ これは24時間30分毎に計測されるので目安になる。
・ 低下・亢進双方のアラームをバイブレーションで知らせてくれる。
  下は60、上は設定値の様である。
・ はっきりしないが結滞(脈間隔異常)もアラームをだしてくる様だ。

 血圧計   血圧計としては目安にもならないが・・・

・ 数値としての精度はまったく期待出来ない。(元々保証していない)
・ 補正値をセットした場合は全て高い方にシフトし、設定した値に近い
  所にまとまる。 110前後/150以上の時は不思議と近い値に
  なっている。
・ 夜間は1時間毎に計測されるので期間で眺めれば夜間の変動状態が
  把握出来る点は良い。

  精度は別として心拍/血圧共に何時でも測定可能なのは便利。
  ただし、血圧は記録も出来るが心拍は記録出来ない。

 タイマー(アプリ側でセット)

・ 朝・昼・晩の血圧測定のエンドリミットをタイマーにセットして
  おけば、バイブレーションで知らされるのでデータを記録するのを
  忘れずに済む。
・ 3つ以上のタイマーがセット出来、20個のアイコンから選択して
  出せるのは気が利いている。
・ カウントダウンタイマーもバイブレーションで終了が知らされるので
  使い勝手が良い。 本体には砂時計が表示される。
・ 本体のストップウオッチ表示では積算型のストップウオッチとして
  動作し、タッチでスタート/ストップ、長押しで終了となる。

未使用項目

・ 「通知機能」に関しては一切使用していないので未確認。

・ 「運動」に関してはジョギング/散歩といった運動をしていないので
  使っていない。
  トラッキングをしたい様な行動様式が今の所ない。

・ 「座りがち警告」に関しては「座りっぱなし」が常態なので・・・

本体側は充電以外触れる必要がなく、アプリの「H-Band」の動作が安定していて操作もし易く、データも見易いので負担を感じる事なく使える点が一番のメリットかもしれない。


【 CITIZEN CH-550 葬送報告 】

思い出した様に引っ張り出しては測定してみていましたが、カフの止め方/位置で 20~30mmhg ズレるだけでなく、Panasonic EW-BW10 に対して常に 30~60mmHg 高い値を出して来ます。 無意識に巻くといつも超高血圧判定、下手をすると200超え・・・
EW-BW10 でも2~3分間隔で測定してもちょっとした感情や体の動きで ~20mmHg 位は簡単に変わりますが、例えば5回繰り返し計測の結果がほぼ全て同じ方向に 30~60mmHg ズレる様ではとても規格校正品とは思えません。 どちらが正しいのかはですが、今迄病院の水銀型でも 160mmHg 以上は一度も出た事はありませんので、幾ら何でも 200mmHg 超えが頻発するはずはありません。

そこでどうせ捨てるなら近い値が出る様調整してみるか・・・

調整箇所は1か所の様で上面の硬質樹脂のフィルムを剥がせば調整用のボリューム?が見えるのですが、基板直付けの超小型部品でその頭の形状が私の老眼でははっきり見えず微調が効きません。 プラス/マイナス色々当てがって見ましたが・・・

そこで致し方なく分解しようとして唖然、簡単に分解出来る構造設計にはなっていませんでした(^^;) よくもまぁこんな・・・製造原価を考えれば分解修理は想定外なのかもしれませんが、これでは生産効率も悪いでしょうね。 スイッチ基板取り付けに妙な形状の樹脂製座金を挟んでネジ止め、いくら成形型抜き絡みとはいえ・・・とても精密機器の CITIZEN とは思えない・・・設計評価時点で差し戻しレベル(^^)。

何とか分解して調整し、ほぼ同じ値が出る様になったので再組立てしようとしましたが、これが一筋縄では・・・ブチ!!と切れてしまい、どうせ捨てるからもういいやで液晶と基板を繋いでいるフイルムを剥いでしまいました(^^;)>

調整器の形状が分かった時点で分解を中断すればよかったのですが(^^)

調整器の頭は十字の溝をプレスしたパーツのハトメ止めになっていますが、その位置が調整孔からズレていますので懐中電灯で照らして見てもその構造が良く見えませんでした。 現物を見てみると刃先幅が 2mm 以下のマイナスドライバー(ミニチュアか時計・メガネ用?)でなら調整出来ましたので、もし同じお悩みをお持ちの方は・・・(^^)深さがないので十字は全く引っ掛からず・・・

本来基準器校正品のはずなのに、メーカーや製品でこんな誤差が罷り通るというのも妙な話です。 仕様上はいずれも±3mmHg なのですから。

そうそう、武田鉄矢もこの辺の話をラジオでしていましたね、合わないって。 健康機器オタクの秋野暢子からメーカー誤差の話を聞いたとか・・・


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