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MUSON MC2 偏光フィルムシート取付け [睡夢庵の眼]

【 MUSON MC2 偏光フィルムシート取付け】

車載状態で撮影した動画がフロントガラス及びダッシュボードの反射が原因で白飛び、色滲みが発生している事が分りましたので、ちょっと手を打って見る事にしました。
偏光フィルターを探してみましたが、これに取り付ける物はない様です。

次善の策として偏光フィルムを探してみる事にしました。 片面粘着のシートがあれば防水ケースのレンズ面に貼ってある保護フィルムを型紙にして偏光フィルムシートをカットし、保護フィルムの代わりに貼ってやればいい、です。

amazon で探して見た処、下記の様な物がありました。 100cm方形で片面粘着/両面保護シート付きの様でしたのでこれを調達しました。
 
偏光板 スモーク 100×100mm巾 粘着あり 1個用

偏光板 スモーク 100×100mm巾 粘着あり 1個用

  • 出版社/メーカー: ポラテクノ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

偏光板 スモーク 100×100mm巾 粘着あり
購入先:特殊素材問屋 ¥343- 関東送料無料
Muson_PL-Film-1.jpg Muson_PL-Film-2.jpg
フィルム梱包状態及び使用道具PLフィルム貼付状態

送料込みでこの値段でしたので余り期待しておりませんでしたが、ちゃんと袋に入れダンボールで裏当てしてありました。 それに偏光フィルターの機能説明がついていましたし。
物は厚み200ミクロン(0.2mm)の硬質樹脂で片面が粘着面になっています。 チャンと両面に保護フィルムも貼ってありました。

防水ケースのレンズ部保護フィルムをシートに貼付け鉛筆で型を写します。 
デザインカッターでカットを試みましたが、突き彫りの要領でないと刃が進まず・・・
短気なもので鋏でチョキチョキと。

ついでに iPod Touch 用をベルト等の掛け穴あけに使用するポンチを使って作ってみたのですが打撃で抜く為にどうしてもエッジにRが付いてしまい、元々コーティングのあるレンズ部には貼り付ける事が出来ませんでした。

《効果の確認》

今回も助手席のシート、ヘッドレストにベルトでカメラを取り付けて撮影しましたが、防水ケースを使用した為、重量が増えた事で振動の影響を大きく受ける様になってしまいました。 体感しないアイドルストップ/起動の振動でプルプルと震えるレベルになってしまいました。
又、音は全くといっていいほど入っていません。 振動でケースとバンドが競るカタカタという音だけが入っていました。 防水ケース入りですから当然と言えば当然ですが(^^)

因みにおのおのの重量は
MUSON MC2 65g
防水ケース+支持アーム 85.5g
ホルダー+ネジ式支持アーム  32g

97g:150.5g この 50g とベルト支持支点からのLが増えた為揺れが増えたのでしょう、静止時でも画像の鮮明度が落ちてしまっています。

フイルムの効果に関しては、1面だけのスリットで抑えられないようですね。 僅かに効果は認められますが、NDフィルタ効果の範囲? 矢張り、スリット交差角を調整出来る正式なPLフィルタでなければ駄目な様です。 それでもこれだけはっきりしていると減光によるデメリットとどちらが大きくなるか・・・
このカメラにはフィルタが取り付けられませんのでここまでです。
粘着面のある樹脂物2枚重ねでは暈けますから、これにはチャレンジしません。

揺れに関しては、サンクションスタンドを使えば少し改善するかもしれませんが、現在の手持ちはガッチリと固定されるタイプではないので、やはり重量増の影響が出るでしょう。

今回撮影した動画の中からダッシュボード上部の反射の影響が出ている範囲を確認して見た結果が次の画像です。
助手席の乗員視点からだとこの中の赤く囲われた範囲以外にはダッシュボード上部が写り込んでいる為、本来の風景を見る事が出来ない事が分りました。
この領域は車の向きや太陽光の射入角によって変わりますので、影響を少なくするにはレンズを可能な限りガラス面に近くセットする以外にはないと言う事の様です。

この様なダッシュボードの写り込みは大同小異、どの車にもある現象ですが人間の眼ではこれほど激しく感じられないのは脳の補完作用の結果なのでしょう。

最近歳のせいかこれが邪魔に感じられるようになり、ドライブの際には偏光グラスを眼鏡の上から懸けている事が多いです。 動画中でも左手を頻繁に顔に持っていっていますが眼鏡に何か違和感を感じているのでしょう、無意識にやっていました(^^;)

Muson_PL-Film_CleanArea.jpg
(ダッシュボード上部の反射の影響を受けない範囲)
Muson_PL-Film_Off.jpg
(フィルターなし)
Muson_PL-Film_Op.jpg
(フィルター付き)

(フィルター付き動画)
上の動画の区間ではブレーキは全く使用していません。 全てパドルでのシフトアップ/ダウンで走行・進入速度をコントロールしています。 又、アクセルは可能な限り踏まず、惰性を活かす様にしながら速度維持をしています。 こういう走り方をするとMからDにもうちょっと早く戻ってほしいような気もします。 待てずにシフトレバーでD-M-Dと操作して強制的にDにしてしまいます。

此処の所ディスプレイにはアクセル開角・瞬間燃費・平均速度を出して状態を見ているのですが、開角が 20% を超えるのは極々稀です。 瞬間燃費も表示されている時間からすると 20km/l 以上が殆どなのですが、平均燃費は未だに 11.8km/l 、ここらが限界かも・・・Fit 15A より2割見当悪いみたいです。 車重の300kg+がね~

このタイプのファイルの連続再生には、Windows Media Player が一番楽かもしれません。 Windows Media Player を開き、エクスプローラで選択したファイル群を Video に放り込んで再生してやれば連続して再生してくれますから。

追記)
Muson_Samsung32G_Read.jpgMUSON で使用している Sumsung microSD 32GBですが 、Windows10 のエクスプローラで内蔵HDDへのコピーで 65MB/S~85MB/Sで読み取っていますので、このクラスではお薦めですね。
64GB 以上の媒体では 書き込みの速度も非常に速い様ですから。



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