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【Windows 8.1 ・・・タッチパッド誤動作対策】 [睡夢庵の電脳環境]

【Windows 8.1 ・・・タッチパッド誤動作対策】

Panasonic MX3 にはSynaptics 社製タッチパッドがついていますが、これが非常に使い辛い。 現状ではマウスとしての基本動作を阻害してしまうので今週に入ってからは HOLD スイッチをオンにしタッチパッドだけを殺して、Bluetooth を経由してコントロールしていました。 これでやっと意図せざる動作からほぼ開放されました。

問題は、例えばファイルマネージャの上をカーソル移動させた時にカーソルポジションに重なったファイルが恰もダブルクリックして選択してずいと動かした様に、前にあるフォルダの中に移動してしまうと言った状況が起きる事です。 同じ様な事が写真を管理するソフトでも起き、この種の事故を既に数回経験してしまいました。 画面を見ていた時はまだ良いのですが、そうでないと気付かないままになってしまいます。 実際に2台の間でフォルダ同期をしようとしたら触っていないファイルがずらりと相互にコピーする様になっていたので気付きました。 私の場合は使っている同期ソフトがまず相互の同期する必要があるファイルをリストアップするタイプですのでこのタイミングで気付けましたが、一般の強制同期ソフトでは妙な処でファイルが重複する事になります。 こういうバックアップをしていなければ気付かず仕舞い・・・必要になって慌てなければなりません。

しかしながら、これでは解決にならないし、Bluetoothは切換え時間が掛かるので使える物ならタッチパッドを使いたい。

ネット上の他社のユーザーの質問への回答に設定機能が付いているというのがありましたので、最後の拠り所、電子マニュアルに助けを求めました。(ずっとノートをお使いの方は既にご存知の事とでしょうが)

ポインティングデバイス/キーボードの項を見ると「タップを無効にする」という項目がありました。 これこれ、これを切れれば妙な動作はしなくなるはずです。

手順は私の環境での説明になりますが、

① 左下隅の「ウインドウ」マークをポイントし《右ボタン》を押すと
  プルダウンが開き、その中の「コントロール パネル」がある

② これをポイントし《左ボタン》を押すとコントロール パネルが開く
mx3_touchpd_1.jpg
③ 「ハードウェアとサウンド」をポイントし、《左ボタン》を押すと
  「ハードウェアとサウンド」のウインドウが開く

④ 「デバイスとプリンター」のマウスをポイントし、《左ボタン》を押す
mx3_touchpd_2.jpg
⑤ 「マウスのプロパテー」が開くので、「デバイス設定」を開く
mx3_touchpd_3.jpg
⑥ 「デバイス(V)」にSynaptics TouchPadが反転表示されている事を
  確認した上で《設定》ボタンを押す
mx3_touchpd_4.jpg
⑦ 「デバイス設定:Synaptics TouchPad・・・」というウインドウが
  開くのでその中の以下の項を変更する
mx3_touchpd_5.jpg
 a) (ポインティング)-(感度)
  ・ (PalmCheck)=意図しないタッチへの対処
    このスライダーをポインターが通常のタッチで動く範囲で
    最大側に動かします。(私のは最大で問題なし)
mx3_touchpd_6.jpg
  ・ (タッチ感度)=タッチパッドの応答触圧を設定
    まず最大に設定し、駄目なら戻す(私は最大OK)
mx3_touchpd_7.jpg
 b) (タップ)で「タップ機能を使用する」のチェックを外す
mx3_touchpd_8.jpg
⑧ 以上の設定変更をすると右下の《適用》ボタンが生きますので
  これを押して設定内容を適用する

⑨ 《OK》を押してマウスのプロパティに戻る

⑩ 矢印若しくは《X》を押してデスクトップに戻る

以上でタッチパッド上でのタップ操作は機能しなくなります。
そして感度を下げた効果で掌や指の関節でパッド上をスライドしてもポインターは動かなくなっているはずです。
もし、ポインターの動きが渋ければ⑦で好みの感度に調整して下さい。

Firefox で確認した限り、指先1本でカーソル移動、指先2本でスクロールとして働きました。 それに右からのワイプでチャームが大体確実に出る様になりました。 タップを殺していますので、ラフに扱ってもジャンプする恐れがありませんので、結局の処この方が小気味良く操作出来ます。
結局タッチパッドを2ボタンマウスと考えればいいのです。

多分タップもスムーズに入るという最良点を見付けるのはなかなか難しいのではないでしょうか。

もうボタンを押し続けなければドラッグ&ドロップにはなりませんから、ファイルマネージャでもタッチパッドを心置きなく触れます(^^)

画面に関しても12.5インチで24インチと同じ様に複数のタブを開いていますので指でのタッチはそのままでは中々厳しいですね。 しかし内容を見るには二本指でズイと拡大出来るのですこしはカバー出来ます。
これは他のオフィスアプリケーションでも働き、又タッチパッド上で2本指で上下左右自在にスクロール出来るので助かります。

タップを殺した事でずんと使い易くなりました。(^^)

Windows アプリも少しづつ使って見始めていますが、SkyDrive と同期される恐れのあるものは使いたくありませんので、最初の画面で使うのは「メール」と「地図」、「Camera for Panasonic PC」だけという事になりそうです。

この結果、私のMX3は起動をダイレクトにデスクトップに持って来た様に、ほぼ Windows XP と同じ使い方をする単なる UltraBook PC となってしまいました。 そして時折お遊びでタブレット。
こういう使用法では Windows 8.1 は XPの2倍以上のメモリーを喰う水脹れのOSという事でしょうか。 確かにXPの初期に比べれば自己診断や修復機能は優れていますし、おかしな動作は今の所2度しかありませんので、安定したOSとは言えますが。

事務系の作業に使うアプリケーションは入力速度と正確さ、多様なデータの一覧性が必須ですから、Windows 8.1 が新たに付け加えた表の機能の殆どは無用の長物という事になりますね。 LAN等の設定は簡単になっていますが、要領を理解する迄は却って戸惑いました。 それに細目を知らずに使うのも少々恐い。

(追記)
タスクマネージャにバグ? 私のMX3では Bluetooth マウスを繋いでいますが、このマウスで操作しているにも関わらず Bluetooth の欄は「接続されていません」となっています。

それと「アプリの履歴」を見るとトップにあるアプリが外部とどれくらいデータの遣り取りをしているかが判りますよ。 「ストア」が一番多いですね。

その他、LANになぜかAPの当初の端末名称が付いてしまいました。 そしてAPの名称はそのサフィックス付きの一度接続がおかしくなった時に表示されたWi-Fi端末名に戻ってしまいました。 自動化された接続プロセスに矛盾があるようです。


(追記2)
これらの設定方法印刷物で付属している「活用ガイド」にも載っていました。 チャンと読め!・・・ですね(^^;)>


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