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電脳環境: クリーニング・グッズ [睡夢庵の電脳環境]

【電脳環境: クリーニング・グッズ】

20120426_arive.jpgスタイラス・クリーナーは大分前に廃棄しましたし、今使っている AT-6012 も古くなりましたので入れ替える事にしました。
そう思って近郊の幾つかの楽器店やCDショップ等を廻ってみましたが、もうアナログの時代ではないのですね、どこにも置いていませんでした。 仕方なくネットのヨドバシカメラで調達です。
ついでにLPカバーのビニールも多くが痛んでいますので、確認用に40枚ばかり買ってみました。




《スタイラス・クリーナー》

stailuscleaner.jpgオーディオ・テクニカ製のAT-607という製品です。 女性のマニュキア等と同様蓋に刷毛が付いています。
スタイラス・クリーナーの成分比は分かりませんが、エタノールとイオン交換水だという事です。

箱に書いてある使用法ではスタイラス側を上にして、下から上に刷く様にして清掃する様になっています。
しかし、私は逆でスタイラス側を下にしてシェル毎立てて、上から下に刷く様にしています。 これは洗浄液が間違ってもダンパー側に流れ込まない様にする為です。
というのは、主成分であるアルコール類はゴムや樹脂を膨潤劣化させる性質を持っているからです。

日本薬局方の無水アルコール(エタノール99.5%以上)若しくは一般消毒用アルコール(エタノールが76.9-81.4v/v%/添加剤=イソプロパノール)でも構わないはずです。 洗浄剤として考えればこちらの方がより強力ですね。
添加剤のイソプロパノールもCD/DVDのレンズクリーナーや車のガソリンタンクの水抜き剤等にも使われるものなので注意して使えばなにも専用のスタイラス・クリーナーは要りません。 只、純度が高い分、使い方を誤るとダンパーを劣化させるリスクが高い事とイソプロパノールは酸化するとアセトン(これも溶剤)に変わる事位。 一時面相筆を使ってこれで掃除していた事もありますが、やはり筆を管理するのが億劫(^^;)>、専用のクリーナーを買う事にしました。
そうそう、スタイラスを拭いた後刷毛側に汚れが移っていますので、濡れている内にティッシュかガーゼにトントンと当てて汚れを取っておかねば、クリーニング液自体を汚してしまいますよ。

《レコード・クリーナー》

recordcleanica.jpgオーディオ・テクニカ製の先に紹介した事があるAT-6012という製品です。 今迄使った中ではこれが私には使い易かったですね。 新しい物は繊維が立っているのでしょうね、結構汚れが取れる様な気がします。 これが洗浄液を染み込ませた効果なのかもしれませんが。

旧品は眼鏡用クロスに水を含ませ硬く絞った物をトレーに載せてその上に本体を置き、常時加湿しておくという方法を採っています。 使わない時はそのままジッパーが付いたビニール袋にいれていますので、暫くすると袋の中は少し結露(^^) 取り出して暫く置くと丁度いいくらいにしっとり。 只、黴の温床になりかねないので、2日間隔で乾燥させてますが今の所は大丈夫みたいです。 レコードを拭く度にダスターで布面を払いますので心配はないでしょうが・・・

《LPジャケットカバー》

フエル・アルバム等で有名なナカバヤシ・トレーディングのもので品番NO-108/3、10枚250円。 帯電防止レコード内袋 50枚という製品もありますが、内袋を破る様な取り扱いはしていませんから、こちらは不要。 透明度が高く75μ厚ですので、しっかりしています。 ちょっと上下方向が大きいかな? 4層2枚組のジャケット迄はすんなり入ります。 大阪の大月やヤマハなどで入れて貰っていたものはもう一寸厚手でしたが、これでもぎっしり詰めた棚から引っ張り出しても伸びたり、破れたりする心配はなさそうです。

その他実験中(^^)

《静電気対策》

・ その1 帯電防止ブラシ

electrostatic.jpg効果の程は分かりませんが、ELECOM KBR-007SV という静電気除去ブラシを使ってレコード再生でレコードに溜まる静電気をターンテーブルを経由してプレーヤー本体側から逃がせないか確認中です。 レコード再生中に刷毛の繊維を見ているとレコード盤に引き付けられたり離れたりを繰り返すのが見える事もありますので、除電効果?がある様です。 

このブラシ、多分カーボン系?の導電繊維がほんの僅かですが一緒に束ねられていますので、これを探してレコードの外周部とターンテーブルに接触しやすい様にして写真の位置に置いて見ています。
これを始めて以降、レコード盤を取り外す際パチ音は未だしますが、ゴムのターンテーブル・シートに貼りついた様になる事がなくなっていますので、効果はある?です。 それに少し静謐になった様な気がするのは気のせいか(^^) また、ジャケットに戻す際に埃が吸い寄せられて引っ付かないみたいですし、付いている繊維等も一度拭けば取れますので・・・
これ位で効果があるならもっとまともな導電繊維を使ったブラシを探してみようかです。

・ その2 ゴミ除去用クロス

これも ELECOM KCT-001BU というOAマルチクロスで、東レの超々極細繊維「トレシー」を使ったOA用のゴミ・汚れ除去用クロスです。 只、開けて見てちょっと吃驚。 繊維が強く、結構な番手の紙ヤスリを触っている様な感覚・・・指先にザラザラと纏わり付き指先も毛羽立ちそうな感じですので、テイジンの「ミクロスター」の様にちょっと使って見ようという気にはなれませんでした。 音溝からのゴミ掻き出し目的では未使用、エッジやセンターに付いた指紋等はサッと一拭きでとれますが・・・

そうそう、これに先立つ事2日、とあるネットショップで SE-U33GXV、ヤマハのNVR-500の2品で“在庫限り”という表示を見つけ、ECカレントで慌てて発注したのですが、未だ送られて来ません。 ヤマハは在庫を持っていた様ですが、SE-U33GXV が納期確認中のまま4日経過、ちょっと心配しましたが28日にやっとECカレントに入荷する様です。 現在の SE-U33GX は既に8年を経過していますので、入出力切替のスライド・スイッチが何時壊れるか心配で。 自分で修理は可能ですがCも草臥れ始めた事でしょうから、代替品を準備しておかなくてはです。 NVR-500 の方は落雷以降 Corega の安物ルータで2プロバイダ同時接続を諦めて運用してきましたが、無くなりそうなのと今年の夏迄には購入する予定でしたので。


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