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BGM: マリア・クレウーザ / Meia Noite [睡夢庵のBGM]

【BGM: マリア・クレウーザ / Meia Noite 】

今日はブラジルの女性歌手 マリア・クレウーザの9作目と言われるアルバム《Meia Noite》。
このアルバムは1979年にリリースされたものですが、国内盤では《真夜中のマリア》という題になっていました。 彼女の声はFMで聴きその名前だけを記憶していて、デジタル化を開始する際にリストアップした1枚は持っておきたい一人に上げた人です。 これも近郊の古書店のCD棚を漁っていた時代に偶然見つけたもの。 おとなの女の香りが漂うクールで知的、そして官能的ながら穏やかで暖かい美声です。 灯りを落としてまったりと音に浸りたい時には一番でしょう。

そうそう、明日から4日間はお休みします。 この間の分は追って埋める事に致します。

『マリア・カレウーザ』(Maria Careuza, 1944/02/26生)、ブラジル・バイーア州エスプラナーダ出身のブラジル人女性シンガー。 2歳の時にサルヴァドールに移る。 コーラスグループで活動後、地元ラジオ局でパーソナリティーを務めていた。 1965年アントニオ・カルロス・ピントと出会い結婚、翌年彼のグループ“アントニオ・カルロス&ジョカフィ”と共に、リオデジャネイロに進出、彼の書いた曲「Se Nao Houvesse Maria」を歌い評判を取り、同じく彼の曲「Festa no Terreiro de Alaketu」をシングルとして出し、ヒットさせる。 1969年にはリオデジャネイロで開かれた音楽祭で「Mirante」で入賞する。 1970年代に入るとRGEでレコーディングを開始、その後RCAへ移籍する。 リオに来て直ぐの彼女を見出したのは詩人ヴィニシウス・ジ・モラエスで、1970年以降、彼はその公演旅行に彼女を随行させる。 1971年ゼルジオ・メンデス、ドリ・カミイ等のクレウーザ流のカバーをファースト・ソロ・アルバム《Yo...Maria Creuza》としてリリースする。 1972年にはセカンド・アルバム《Maria Creuza》を、1973年にはサード・アルバム《Eu disse adeus》をリリース、活動の範囲を中南米から欧州へ広げて行く。 1974年には東京で行われた国際歌謡祭にアントニオ・カルロス&ジョカフィと共に出演、“恋の痛手”で川上賞と特別賞を受賞している。 これ以降コンスタントにアルバムのリリースを続けている様であり、現在でもリオ・デ・ジャネイロで定期的にライブを行っているらしい。
  mariacreuza_meianoite.jpg
発売日: 2004/07/20
BMG International
CD-No.: 191310-2
Meia Noite
収録曲:
01. Dom de Iludir
02. Onde Anda Voce
03. Palavras Cruzadas
04. Outra Vez Bahia
05. Castigo
06. Fim de Noit
07. Otalia da Bahia
08. Tortura de Amor
09. O Amor em Paz-Brigas Nunca Mais-Voce e Eu-O Nosso Amor
10. Tete
11. A Distancia
12. Meia Noite


1992/06/21 BVCP-2083 国内盤 真夜中のマリア
但し、これは1979年にリリースされたLPに収録された12曲の内
Tr#09のメドレーが個別に分けられ、15曲として扱われています。


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