SSブログ

BGM: ドリーブ / バレー音楽 コッペリア・シルヴィア [睡夢庵のBGM]

【BGM: ドリーブ / バレー音楽 コッペリア・シルヴィア】

今日は久しぶりにバレー音楽を。 ドリーブのバレー音楽《シルヴィア》・《コッペリア》とグノーの歌劇《ファウスト》のバレー音楽のカップリングです。 何れもフランス・ロマン派の作曲家のもの。
ここで選択されている曲は皆さん何らかの形で耳にしておられるでしょう。
これを指揮するのは、チャールズ・マッケラスというオーストラリアの指揮者です。 特にオペラ・バレーの指揮を中心に活動していた指揮者ですので、この系統は得意分野でしょう。
これはSERAPHIM原盤の抜粋盤。 《シルヴィア》全曲版もありますが、なぜかこれも指揮はオーストラリア出身のリチャード・ボニング(^^)

『レオ・ドリープ』(Clement Pilibert Leo Delibes; 1983/02/21-1891/01/06没)、フランス・サルト県サン・ジェルマン・デュ・ヴァル出身のフランス・ロマン派作曲家。 「フランス・バレー音楽の父」と呼ばれ、バレー音楽やオペラで知られる。 パリ国立高等音楽・舞踏学校(パリ音楽院)にてアドルフ・アダンに師事し、作曲を学ぶ。

『チャールズ・マッケラス』(Sir Alan Charles Maclaurin Mackerras; 1925/11/17-2010/07/14没)、オーストラリア出身の指揮者。 生まれはアメリカ・ニューヨーク州スケネクタディ、2歳の時にオーストラリアのシドニーに移る。 ニュー・サウスウェールズ音楽院でオーボエを学び1943年からシドニー交響楽団の主席オーボエ奏者を務める。 その後指揮者を目指し、1946年イギリスに渡る。 1947年プラハに留学、ヴァーツラフ・ターリッヒに指揮を学ぶ。 1948年イギリスに戻り、サドラーズ・ウェルズ・オペラで「こうもり」を指揮し、指揮者デビューを果たし1953年までこのオペラを指揮していた。 1954~6年にはBBCコンサート管弦楽団の主席指揮者を勤め、コヴェント・ガーデン王立歌劇場にデビューする。 1979年にはナイトの称号を授与されている。 彼のレパートリーは広く、バッハから現代音楽迄をカバーするが、特に名を挙げたのはヤナーチェクのオペラを欧州に紹介した事であろう。
mackerras_favouriteballet.jpg
発売日: ?
セラフィム/東芝音楽工業
LP-No.: AA-5025
- AA-5025 Side 1 -
ドリーブ バレー音楽《シルヴィア》より

01. 狩の女神たち
02. 間奏曲とゆるやかなワルツ
03. ピチカート
04. バッカスの行列

ドリーブ バレー音楽《コッペリア》より

05. 前奏曲とマズルカ

- AA-5025 Side 2 -

01. ワルツ
02. チャルダッシュ

グノー 歌劇《ファウスト》よりバレー音楽

03. ヌビア娘の踊り
04. アダージョ~ヌビア奴隷の踊り
05. クレオパトラのヴァリアシオン~トロイの娘たちの踊り
06. 鏡の踊り~フリネの踊り

指揮: チャールズ・マッケラス
演奏: ニュー・フィルハーモニア管弦楽団



共通テーマ:日記・雑感