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BGM: ボニング/ドリーブ バレー音楽 シルビア [睡夢庵のBGM]

【BGM: ボニング/ドリーブ バレー音楽 シルビア 】

久しぶりの大雪、積雪13~14cm。 只、温度が下がらなかった様でここの処、毎日凍っていた屋外水栓の先端も凍っていませんでした。 そのせいか雪は朝8時で既に融け始めており、幹線道路の雪は既に融けてしまっています。 室内温度も15度以上ありました。
朝一番に車の屋根の雪降ろしと玄関から道路迄の雪掻き・・・通路の敷石の上は凍っていませんでしたので、楽に除雪完了(^^)

さて、PCの火を入れ、今日はレオ・ドリーブのバレー音楽《シルビア》の全曲版を。

このレコードは1975年にボニングがメトロポリタン歌劇場劇団に帯同して初来日しますが、これを記念してという事で出された一枚で、彼の指揮によるニュー・フィルハーモニア管弦楽団のものです。

リチャード・ボニングはオーストラリア出身の指揮者ですが、当初はピアニストを目指していましたが、同じロンドン王立音楽院にオーストラリアから留学していたソプラノ歌手のジョーン・サザーランドとの出会いによりオペラへ傾倒して行き、彼女と結婚、指揮者への転向を決意したという変り種?です(^^) その後のポストもオペラ畑を歩むと共にバレー曲も多く扱っています。

ボニングの演奏はこれでバレーが踊られていたとしても違和感を抱かないであろうと思うものです。 録音もクリアで眼前にオーケストラが広がります。

バレー音楽《シルビア》(原題:Sylvia, ou La nymphe de Diane)の原型はイタリア・ルネッサンス後期に活躍した詩人トルクァート・タッソの田園劇「アミンタ」の物語に基づくギリシャ神話をバレー化したもので、全3幕4場で構成され、1563年夏イタリアのフェルラーラ宮廷で上演されたものです。 ドリーブのものは1876年6月14日パリ・オペラ座で初演されており、全3幕5場で構成されています。 当時はそれほどの評価を得られませんでしたが、1952年フレデリック・アシュトンの振付で再演されて人気作品として取り上げられる様になっています。

このレコードのCDは入手可能な様です。
2007/05/16発売 ユニバーサル UCCD-3835
これは2枚組ですが、同じボニング指揮のマスネ:歌劇『ル・シッド』からのバレエ音楽が追加されています。

silvia.jpg
発売日: 1975/?
録音日: 1972/06
LONDON/キングレコード
LP-No.: SLC 2038/9
リチャード・ボニング指揮
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
独奏Vl: デズモンド・ブラドレー
Delibes SYLVIA complete ballet
-SLC 2038 Side A-
第1幕 1場
01. 前奏曲
02. No.1  牧神と森林の女神/Scherzo
03. No.2  羊飼い/Le Berger(Pastorale)
  No.3  狩の女神/Les Chasseresses
04. No.4a  間奏曲/Intermezzo
  No.4b  ゆるやかなワルツ/Valse Lente
-SLC 2038 Side B-
第1幕 2場
01. No.5  情景/Scene
  No.6  村人の行列/Cortege rustique
02. No.7  情景/Scene
  No.8  魔法使いの登場 終曲/Entree du Sorcier(Finale)
03. 間奏曲
第2幕 1場
04. No.9  オリオンの洞窟/Orion Scene
-SLC 2039 Side A-
第2幕 2場
01. No.10  エチオピア人の踊り/Pas des Ethiopiens
02. No.11  バッカスの歌/Chante bacchique
03. No.12  情景とバッカスの踊り/Scene et danse bacchique
  No.13  情景 終曲/Scene(Finale)
第3幕 1場
04. No.14  行進曲とバッカスの行列/Marche et cortege de bacchique
05. No.15a 情景/bis, Scene
  No.15b バルカロール/Barcarolle
-SLC 2039 Side B-
01. No.16a ピチカート/Pizzicati
02. No.16b アンダンテ/Andante
03. No.16c 奴隷の踊り/Pas des Esclaves
04. No.16d ヴァリアシオン(ワルツ)/Variation-Valse
05. No.16e ストレッテ(ギャロップ)/Strette-Galop
06. No.17  ダイアナの神殿 終曲/Le temple de Diana(Finale)
  No.18  アポテオース エンディミオンの登場/
         Apparition d'Endymion(Apotheose)



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