睡夢庵のPC環境: データ保護法 [睡夢庵の電脳環境]
【睡夢庵のPC環境: データ保護法】
私のデータ保護の為のPC環境は、「全てのコンピュータ環境はいつ壊れてもおかしくない」という前提の元に、つぎの様な考えに基づいて構築しています。
1. 原則として1台のPC/ネットワーク機器が壊れたとしても
作業を継続出来る事。
2. 最短時間でネットワーク環境を回復出来る事。
3. データに障害の影響を及ぼさない事。 少なくとも前日の
状態から復帰出来る事。
以上を満たすため、
① ルーター/スイッチング・ハブ
ルーターは落雷事故迄 Corega製とNTT製の2台を持っており、いずれも so-net と asahi-net にPPPoEで同時接続が可能な様に設定し、NTTのものをサブにしていました。
処がCoregaは落雷事故の直接的影響で、NTTはその直後に動作が不安定になり、最後は起動不能。
その為、現状は取り敢えずCorega CG-BARGXを購入して凌いでいますが、ルーターに関してはトラブルと慌てて買いに走らねばならない状態です。
PC側が2台共にGIGAになっていますので、GIGA4ポートを備えたもので、2プロバイダー同時接続・振分けが可能なものを探していますが、有線型は以前のような中級機がなくなってしまっており、1台3万越え・・・ちょっと躊躇しています。
マイクロリサーチのGigaLink1000とかヤマハのNVR500と言ったプロ・セミプロ用の機材しかなくなっている様ですので。
私自身完全リタイヤ状態ですので、昔の様にデューティも高くないので、今後はここは後退させるかどうか悩んでいます。 2プロバイダー同時接続、端末振り分け、ポート設定等は矢張りやっておきたいので1台買う?
スイッチング・ハブは100BASEの古い物1台を予備としておいてありますが、その内GIGAの5ポートに置き換える予定です。
② PC本体
2台のPCは共に250GB/1TBと容量及びHDD構成を合わせ、各々の論理ドライブのディレクトリの構成を合わせてあります。
・ PCのOSクラッシュに対する対応
これはほぼ同じアプリケーション・インストール状態にしてありますので、代替PC側で作業を継続する事が可能です。 この状況ではシステム側HDDをフォーマットしてクリーン・インストールをします。 これには丸々1日以上掛かってしまいますが、HDDのイメージ・コピーと言った方法は考えていません。 溜まったゴミを一挙に消去するいいタイミングだと思って。 CD-RでKNOPPIXを用意していますので、タイミング毎にC:のイメージをとっておけば出来ないことはありませんが・・・
・ HDDクラッシュに対する対応
PC2台のHDDは
1台目第一区画 OSとアプリケーションのみ
第二区画 メール・ソフト及び全ての自己作成常用データ、
使用ソフトウェア保管庫、ブログ用データ等
2台目第一区画 自身で撮った写真の保管庫、音声レコーダの
ファイル保管庫、過去のHP関連データ
第二区画 音楽ファイル・ライブラリー、TV録画ライブラリー、
Scanデータライブラリー
という様に分けており、1台目第二区画以降は原則として内容を変更をした場合、2台の間で同期を取り、まったく同じファイルが双方に存在する形にしています。
メール・ソフトもこのような使用に耐えるものという事で、未だに“Eudora”というソフトを使い続けています。 このソフトは2台に夫々インストールし、その上に過去のフォルダ配下をドンと上書きしてやれば問題なく過去を引き継いで動作します。 異なるハード構成の上でも同じドライブ/ディレクトリ構造の上に置きさえすれば、同期さえまじめに取っておけば直ちにもう一台で再開出来るという便利なものです。 その他、安全の為にプロバイダー側のメールは1週間残す設定にしています。
メールと自己作成常用データを1台目に置いているのは、旅行用の小型ノートPCとのデータ同期を可能にする為です。
これらの同期には シェアウェアですが、“Fliesync”という英国製のソフトを使用しています。 このソフトは日本語にも対応しているので使い勝手も優れています。 また、双方のファイルのバイナリー・コンペアの機能もありますのでファイルの破損チェックも可能です。
なぜバイナリー・コンペア機能があるソフトを探したかというと、過去外付けHDD装置3台でデータ化けを経験しており、ファイルサイズの大きなものを大量にコピーした場合等はこのソフトの機能を使って確認しています。
なぜデータ化けに気付いたかというと、レコードやCDから落としたファイルは全て無圧縮Zipファイルにして、レコード及びCDを単位に1ファイルにしていたからです。 これを解凍しようとしたらエラーが出て慌てて調べたら、幾つも破損したファイルが出て来て・・・
それからは以下の2本はなくてはならないソフトになっています。
《圧縮・解凍ソフト》
・ WinRAR シェアウェアですのでお金が掛かりますが、対応する
圧縮形式も多く、GUIも使い易く出来ています。
また、混在した圧縮形式の複数のファイルを連続して
テストする事が出来ますので、手持ちのZIP化して
いる音楽ファイル類の大量移動をした場合は必ずこれ
で確認します。
《ファイル同期ソフト》
・ Filesync 日々のフォルダ同期作業はこれを使います。 指定した
二つのドライブ、フォルダ配下の全てのファイルをまず
比較し、差を色分けして表示してくれますので、この
プログラム上で不要なファイルは削除した上で同期を
とることが出来ます。 また双方の空のフォルダの削除
等も行えます。
もう一つの重要な機能は、時間は掛かりますがファイルの
バイナリ比較を同時に行う事も可能な事です。
通常のコピーや移動はエクスプローラを使います。
以上の様にしておけば、1台ではTVを見ながらもう1台で検索やファイル作成とか1台で検索結果や資料を眺めながら、もう1台でファイル作成等作業効率も同時に上げることが可能です。
私のデータ保護の為のPC環境は、「全てのコンピュータ環境はいつ壊れてもおかしくない」という前提の元に、つぎの様な考えに基づいて構築しています。
1. 原則として1台のPC/ネットワーク機器が壊れたとしても
作業を継続出来る事。
2. 最短時間でネットワーク環境を回復出来る事。
3. データに障害の影響を及ぼさない事。 少なくとも前日の
状態から復帰出来る事。
以上を満たすため、
① ルーター/スイッチング・ハブ
ルーターは落雷事故迄 Corega製とNTT製の2台を持っており、いずれも so-net と asahi-net にPPPoEで同時接続が可能な様に設定し、NTTのものをサブにしていました。
処がCoregaは落雷事故の直接的影響で、NTTはその直後に動作が不安定になり、最後は起動不能。
その為、現状は取り敢えずCorega CG-BARGXを購入して凌いでいますが、ルーターに関してはトラブルと慌てて買いに走らねばならない状態です。
PC側が2台共にGIGAになっていますので、GIGA4ポートを備えたもので、2プロバイダー同時接続・振分けが可能なものを探していますが、有線型は以前のような中級機がなくなってしまっており、1台3万越え・・・ちょっと躊躇しています。
マイクロリサーチのGigaLink1000とかヤマハのNVR500と言ったプロ・セミプロ用の機材しかなくなっている様ですので。
私自身完全リタイヤ状態ですので、昔の様にデューティも高くないので、今後はここは後退させるかどうか悩んでいます。 2プロバイダー同時接続、端末振り分け、ポート設定等は矢張りやっておきたいので1台買う?
スイッチング・ハブは100BASEの古い物1台を予備としておいてありますが、その内GIGAの5ポートに置き換える予定です。
② PC本体
2台のPCは共に250GB/1TBと容量及びHDD構成を合わせ、各々の論理ドライブのディレクトリの構成を合わせてあります。
・ PCのOSクラッシュに対する対応
これはほぼ同じアプリケーション・インストール状態にしてありますので、代替PC側で作業を継続する事が可能です。 この状況ではシステム側HDDをフォーマットしてクリーン・インストールをします。 これには丸々1日以上掛かってしまいますが、HDDのイメージ・コピーと言った方法は考えていません。 溜まったゴミを一挙に消去するいいタイミングだと思って。 CD-RでKNOPPIXを用意していますので、タイミング毎にC:のイメージをとっておけば出来ないことはありませんが・・・
・ HDDクラッシュに対する対応
PC2台のHDDは
1台目第一区画 OSとアプリケーションのみ
第二区画 メール・ソフト及び全ての自己作成常用データ、
使用ソフトウェア保管庫、ブログ用データ等
2台目第一区画 自身で撮った写真の保管庫、音声レコーダの
ファイル保管庫、過去のHP関連データ
第二区画 音楽ファイル・ライブラリー、TV録画ライブラリー、
Scanデータライブラリー
という様に分けており、1台目第二区画以降は原則として内容を変更をした場合、2台の間で同期を取り、まったく同じファイルが双方に存在する形にしています。
メール・ソフトもこのような使用に耐えるものという事で、未だに“Eudora”というソフトを使い続けています。 このソフトは2台に夫々インストールし、その上に過去のフォルダ配下をドンと上書きしてやれば問題なく過去を引き継いで動作します。 異なるハード構成の上でも同じドライブ/ディレクトリ構造の上に置きさえすれば、同期さえまじめに取っておけば直ちにもう一台で再開出来るという便利なものです。 その他、安全の為にプロバイダー側のメールは1週間残す設定にしています。
メールと自己作成常用データを1台目に置いているのは、旅行用の小型ノートPCとのデータ同期を可能にする為です。
これらの同期には シェアウェアですが、“Fliesync”という英国製のソフトを使用しています。 このソフトは日本語にも対応しているので使い勝手も優れています。 また、双方のファイルのバイナリー・コンペアの機能もありますのでファイルの破損チェックも可能です。
なぜバイナリー・コンペア機能があるソフトを探したかというと、過去外付けHDD装置3台でデータ化けを経験しており、ファイルサイズの大きなものを大量にコピーした場合等はこのソフトの機能を使って確認しています。
なぜデータ化けに気付いたかというと、レコードやCDから落としたファイルは全て無圧縮Zipファイルにして、レコード及びCDを単位に1ファイルにしていたからです。 これを解凍しようとしたらエラーが出て慌てて調べたら、幾つも破損したファイルが出て来て・・・
それからは以下の2本はなくてはならないソフトになっています。
《圧縮・解凍ソフト》
・ WinRAR シェアウェアですのでお金が掛かりますが、対応する
圧縮形式も多く、GUIも使い易く出来ています。
また、混在した圧縮形式の複数のファイルを連続して
テストする事が出来ますので、手持ちのZIP化して
いる音楽ファイル類の大量移動をした場合は必ずこれ
で確認します。
《ファイル同期ソフト》
・ Filesync 日々のフォルダ同期作業はこれを使います。 指定した
二つのドライブ、フォルダ配下の全てのファイルをまず
比較し、差を色分けして表示してくれますので、この
プログラム上で不要なファイルは削除した上で同期を
とることが出来ます。 また双方の空のフォルダの削除
等も行えます。
もう一つの重要な機能は、時間は掛かりますがファイルの
バイナリ比較を同時に行う事も可能な事です。
通常のコピーや移動はエクスプローラを使います。
以上の様にしておけば、1台ではTVを見ながらもう1台で検索やファイル作成とか1台で検索結果や資料を眺めながら、もう1台でファイル作成等作業効率も同時に上げることが可能です。