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BGM:3台の歴史的チェンバロの魅力 [睡夢庵のBGM]

【BGM:3台の歴史的チェンバロの魅力】

今日はハルモニア・ムンディの「3台の歴史的チェンバロの魅力」。 ドイツ・ハルモニア・ムンディというレーベルは中世・ルネッサンス期からバロック前後の楽曲を古楽器を用いて再現している稀有なレーベルで、この時期の楽曲は出来ればその時代の楽器、調律法の下で演奏されたものを聴いて見たいという欲望に答えてくれます。 このレーベルの下で、18世紀製の弦・管楽器を用いるコレギウム・アウレウム合奏団の演奏も多く提供されています。 これらは一聴の価値ありです。

さて、これに使用されている楽器はニュールンベルグのゲルマン博物館所蔵の3台のバロック・チェンバロ(イタリア/フランドル/ジャーマン)を使用した1969年の録音。
奏者はパイプ・オルガン/チェンバロでは右に出るものはないであろう、グスタフ・レオンハルト。 演奏されている曲は耳にした事のないものばかりですが、その時代の音に浸るだけでも価値があります。
  leonhardt_chembali.jpg
?発売
ハルモニア・ムンディ/テイチク
LP-No. ULX-3183-H
使用チェンバロ:
① グリマルディ製作/メッシーナ
  一段鍵盤 1697年製
② ルッカース製作/アントワープ
  一段鍵盤 1637年製
③ グレーブナー製作/ドレスデン
  二段鍵盤 1782年製
演奏されている楽曲自体の紹介は
省きます。


現在このレーベルはSONYの傘下だったと思いますが、最近は50周年記念のBOXもの以外目にしていないですね。
このCD盤があるのか否かも不明です。

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