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新型コロナ 世界の感染状況 [睡夢庵 日々徒然]

【 新型コロナ 世界の感染状況 】

★ 感染率から見た現状
                         2022/04   22/05/03
           累積感染率   2021人口    感染率   接種率
001. デンマーク    54.386%    5,816,326  041. 0.928%  83/83
002. アイスランド   53.999%     343,666  036. 1.091% No Data
003. アンドーラ    53.454%     77,355  025. 1.713%  69/75
004. スロベニア    48.590%    2,078,724  023. 1.854%  50/55
005. サンマリノ    48.320%     34,017  012. 3.210%  69/77
006. オランダ     47.898%   17,178,476  039. 0.989%  72/78
007. スロバキア    46.298%    5,460,773  029. 1.431%  51/52
008. イスラエル    46.273%    8,808,879  026. 1.672%  66/72
009. オーストリア   45.759%    9,048,499  014. 3.105%  73/75
010. リヒテンシュタイン     44.928%     38,250  022. 1.940%  69/70
011. ラトビア     44.094%    1,864,228  033. 1.144%  70/72
012. フランス     44.059%   65,448,938  004. 4.330%  78/80
013. エストニア    43.185%    1,324,976  035. 1.102%  64/65
014. セイシェル諸島  42.949%     98,960  021. 2.103%  81/86
015. ジョージア    41.603%    3,978,356  074. 0.158%  32/41
016. スイス      41.488%    8,724,472  030. 1.287%  68/70

以上は累積感染率が40%を超えている国

接種率は 2022/05/03 Our World in Data COVID-19 Data Explorer より抽出
したものです。(前半が2回以上接種した人、後半が1回接種したひとの割合)

URL : https://ourworldindata.org/covid-cases

注)Metoric で People vaccinated(by dose)を指定すると接種完了と1回
  のみの比率を国別に参照可能になる

この状況は現状のワクチンの接種に効果があるとする状況とはとても思えるもの
ではありません。

その端的な例が 2022/04月度の感染率に示されています。

024. 韓国       33.668%   51,311,502  001. 7.012%  91/92
026. イギリス     32.546%   68,254,096  031. 1.223%  73/78
033. ドイツ      29.564%   83,918,691  005. 4.100%  77/77
036. イタリア     27.277%   60,356,097  017. 2.800%  79/84
037. ノルウェイ    26.059%    5,472,155  058. 0.336%  74/79

041. スウェーデン   24.594%   10,168,886  076. 0.129%  75/77
042. アメリカ     24.415%   333,191,993  057. 0.355%  66/78
045. オーストラリア  23.035%   25,829,818  003. 5.031%  84/86
047. シンガポール   20.212%    5,903,576  027. 5.127%  91/92
050. ニュージーランド    19.352%    4,866,228  002. 5.127%  80/84
052. フィンランド   18.508%    5,549,508  020. 2.404%  78/81
075. ロシア      12.280%   145,909,102  068. 0.211%  50/55

105. 日本       6.248%   125,990,670  040. 0.985%  81/82
153. 台湾       0.486%   23,860,543  059. 0.323%  78/83

イギリス、フランス、ドイツ、イスラエルなど接種を先行し、3/4回目の接種
を検討している国の状況がこの状況・・・

当初成績が良かった韓国、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、
そしてここに来て急激に感染者が増えている台湾・・・

いずれも集団免疫を獲得するという率に到達しているにも関わらず、累積感染率
が高い国よりも悪い状況になっています。

ロシアのデータの信頼度は分かりませんが、ゼネカやファイザーより効果がない
と言われた国産ワクチンを打っているのでしょうが、それでも欧米よりも状況は
良いのですから、これと大差がないとすれば mRNA ワクチン自体も従来の製法に
よるものよりも効果がないのかもしれません。
もしそういう結果が出たらWHOはどうするのでしょうかね(^^)


以下はイベルメクチンの投与が行われたというレポートが出ている国

054. チリ       18.508%   19,227,603  054. 0.413%  91/93
077. コロンビア    11.871%   51,323,577  117. 0.014%  69/100
066. ブラジル     14.215%   214,196,755  067. 0.212%  77/85
114. メキシコ     4.399%   130,452,067  091. 0.059%  61/66
117. フィリピン    3.313%   111,256,704  131. 0.006% No Data
120. インド      3.087%  1,395,322,789  136. 0.004%  62/72


★ 2022/04 の死亡率に見る状況

この中にフィンランド、韓国、ニュージーランド、ノルウェーという初期の
感染制御に成功した国が上がって来ている。 これらの国が入国制限の緩和と
生活制限を緩和した途端に急激に感染が拡大してしまっている事を示し、
現在のワクチンの抗体有効期間と接種間隔では役に立たない事が見えて
来ています。

これは日本でも同様で入国制限と国内の移動、会合制限を緩和した途端に
感染が拡大している事をみれば、最早ファイザー等の現行ワクチンには期待
出来ない事が示されている。

そもそも集団免疫の獲得という発想が幻想であったという事ですね。
感染やワクチン接種による抗体の有効期間が4か月程度では・・・

下の表で明らかな様にワクチン接種率と4月度の死亡率の間には有意的な関連
は認められないといって差し支えないと考えるので、ワクチンの接種が死亡率
の低減に効果があるというのも疑わしい。

インフルエンザワクチンの様に確実な効果はないがある程度の予防効果は出て
いるのだろうが・・・

結局の所、入国制限と国内の移動や会食・イベント制限といった物理的な
締め付け以外には有効な対策がない現れだろう。
マスクやアルコール消毒、対人距離といったものも有効とは言えない事がこの
第6波の推移状態に表れていますから・・・

尚、米国等ではその致死率から感染判断を有症患者に切り替えたと思われる
状況にあります。 この部分が同じではありませんので、各値は同列では
比較できないものなのかもしれません。

           2022/04   22/05/03  2022/04
            死亡率    接種率    感染率
001. オーストリア   0.0247%   73/75  014. 3.1048%
002. ギリシャ     0.0149%   73/76  017. 2.5657%
003. イギリス     0.0137%   73/78  031. 1.2225%
004. フィンランド   0.0137%   78/81  020. 2.4036%
005. マルタ      0.0135%   91/92  016. 2.5750%
006. 韓国       0.0114%   91/92  001. 7.0120%
007. スロバキア    0.0094%   51/52  029. 1.4305%
008. サモア      0.0090%   78/94  008. 3.7253%
009. ニュージーランド 0.0077%   80/84  002. 5.1273%
010. モナコ      0.0076%  No Data  018. 2.5411%
011. ノルウェー    0.0076%   74/79  058. 0.3360%
012. リトアニア    0.0075%   70/73  034. 1.1263%
013. デンマーク    0.0073%   83/83  041. 0.9275%
014. ハンガリー    0.0072%   64/66  052. 0.4862%
015. ラトビア     0.0069%   70/72  033. 1.1440%

016. ドイツ      0.0069%   77/77  005. 4.1004%
017. イタリア     0.0064%   79/84  015. 2.7997%
025. フランス     0.0053%   78/80  004. 4.3304%

041. アメリカ     0.0035%   66/78  057. 0.3550%
048. イスラエル    0.0023%   66/72  026. 1.6722%

074. 日本       0.0011%   81/82  040. 0.9854%
081. メキシコ     0.0009%   61/66  091. 0.0588%

108. ボリビア     0.0001%   50/61  109. 0.0217%

アフリカは南アフリカを除き皆低位にあるが、特に中央アフリカが低い。

097. エジプト     0.0002%   33/44  125. 0.0099%
150. アルジェリア   0.0000%   15/18  180. 0.0002%
119. スーダン     0.0001%    8/13  174. 0.0004%

153. ナイジェリア   0.0000%    7/12  183. 0.0001%
154. カメルーン    0.0000%   4.4/5.7  153. 0.0009%

148. モザンビーク   0.0000%   43/46  173. 0.0004%
094. ナミビア     0.0002%   15/18  102. 0.0387%
084. 南アフリカ    0.0005%   31/36  077. 0.1105%

下記はオンコセルカ症処置の為イベルメクチンの投与が続けられている
オンコセルカ症撲滅対策計画の対象7か国の状況です。
生活環境、医療環境等取り巻く環境は欧米に比して劣悪といってよい
でしょうが、それでも他の国と比べると比較にならぬ程低い状況です。

132. マリ       0.0000%   5.1/6.8  149. 0.0016%
138. トーゴ      0.0000%   18/24  171. 0.0005%
139. コートジボワール    0.0000%   20/29  155. 0.0007%
145. ブルキナファソ  0.0000%   7.2/11  187. 0.0000%
147. ニジェール    0.0000%   6.2/8.7  169. 0.0005%
154. ベナン      0.0000%   21/25  188. 0.0000%
154. ガーナ      0.0000%   11/13  162. 0.0006%

アフリカという地域的要素もあるのかもしれないが、イベルメクチンの長期
投与が何らかの影響を及ぼしていると見るのが自然ではないか。

また、新型コロナウイルスの様なエンベロープ・ウイルスは乾燥には強く
高温多湿では感染力を急速に失うと言う研究報告がなされていたが
極端な乾燥と多湿というアフリカの地理的な要素もあるのか・・・

国 名    首都     首都の湿度
MALI     Bamako    最低湿度  0%   12月~2月
              ほぼ100%      7月~9月
TOGO     Lome     最低湿度 86%   2月末~11月中旬迄 100%
Cote d'Ivoire Yamoussoukro 最低湿度 55%
              3月中旬~11月末迄 70% 以上
Burkina Faso Ouagadougo  最低湿度  0%   12月~2月
              5月下旬~10月初旬迄 70% 以上
Niger     Niamey    最低湿度  0%   11月中旬~3月初旬
              最高湿度 99%
              6月末~9月下旬迄 70% 以上
Benin     Porto-Novo  最低湿度 85%   2月半ば~11月下旬迄 100%
Ghana     Accra     最低湿度 90%   2月半ば~11月中旬迄 100%

地球上のあらゆる地域の年間の気候
URL : https://ja.weatherspark.com/   参照


【 国内の状況 】

★ 地域別新規感染者推移

20220506_地域別感染者推移.png

★ 関東地区新規感染者比率

20220506_関東地域新規感染者比率.png

★ 7日間新規感染者・死者数スライド

20220506_感染者・死者週スライド.png

地域別の新規感染者の動きでは関東は大きく減少していますが、北海道、九州は寧ろ増加傾向にある様に見えます。
現在は未だ地方拡散中という状況でしょうが、このゴールデンウィークで逆に関東へ再拡大する恐れが大きいのではないか、これが心配です。
関東の比率が3割を切るというのは従来であれば地方拡散の段階でしたが、これが減少期に起きているのが・・・
どれを見ても当分第3波当時程度迄に収まってくる様な状況にはないですね。



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