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BGM: デュファイ / ミサ「ス・ラ・ファス・エ・パール」 [睡夢庵のBGM]

【BGM: デュファイ / ミサ「ス・ラ・ファス・エ・パール」】

今日はブルゴーニュ楽派の旗手ギョーム・デュファイの《ミサ「ス・ラ・ファス・エ・パール」》を。
久しぶりのハルモニア・ムンディ盤です(^^)

『ギョーム・デュファイ』(Guillaume Dufay, 1400頃~1974/11/27没)、1363年から1477年フランス東部からドイツ西部にかけて存在したブルゴーニュ公国(ヴァロワ=ブルゴーニュ家の支配領域)出身の作曲家・宗教家(ローマカトリック司祭)。 ルネサンス初期のブルゴーニュ楽派を代表する音楽家であり、中世西洋音楽を統合し、ルネサンス音楽への転換を行った音楽史上の巨匠とされる。 14世紀迄の欧州ではイギリス、フランス、イタリアは夫々独自の音楽様式を持っていたが、これらがデュファイの音楽の中で融合され、新しい国際的な様式を生み出したとされる。 これらにはフランス叙情歌曲、イングランドの和声法、イタリアの旋律性等が上げられ、彼の音楽は次代のフランドル楽派の作曲家達に多大な影響を与え、その方向性を定めて行った。 その作品は宗教作品として76のモテット、9つのミサ曲及び83の世俗的作品(シャンソン、バラード、ロンドー等)等約200曲にのぼる。 
フランドルに生まれた彼はカンブレ司教座聖堂の少年聖歌隊員としての音楽教育を受ける。 1418年イタリアのリミニ宮廷に移り、本格的に作曲を開始する。 1420~26年にはアドリア海沿いのリミニ/ペザーロの領主であるマラテスタ家に仕える。 1928~33年迄はローマ教皇カペルラの歌手として活躍している。 1934年からはサヴォア公に仕えている。
dufay_missa.jpg
発売日: 1974
BASF・armoiamundi/テイチク
LP-No.: ULX-3114-H
ギョーム・デュファイ ミサ「ス・ラ・ファス・エ・パール」他

- ULX-3114-H Side-A -
ミサ「ス・ラ・ファス・エ・パール」
(もしも顔が青いなら」による4声部のためのミサ曲)

01. Ⅰ キリエ     1. Kyrie1
            2. Kyrie2
  Ⅱ グロリア    1. Et interra
            2. Qui tollis peccata mundi
            3. Cum Sancto spiritu
  Ⅲ クレド     1. Patrem omnipotentem
            2. Et iterum venturus est
            3. Confiteor unum baptisma

- ULX-3114-H Side-A -

01. Ⅳ サンクトゥス  1. Sanctus
            2. Osanna(1)
            3. Osanna(2)
  Ⅴ アニュス・デイ 1. Agnus Dei(1)
            2. Agnus Dei(2)
02. イムヌス「星の創り主」
03. イムヌス「すべての者の贖い主キリスト」

ソプラノ: クウィリン・ザップル
テノール: テオ・アルトマイヤー
      ウィルフレッド・ブラウン
      ベルンハルト・ミヒャエリス
      ハンス・ヨアヒム・ロツシュ
バリトン: ヴィリー・ゲゼル
      ハンス・マルティン・リンデ
テルツ少年合唱団
演奏: コレギウム・アウレウム合奏団員
指揮: ゲルンハルト・シュミット・ガーデン
録音: 1964



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