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BGM: ショルティ / マーラー 交響曲 第8番 変ホ長調 千人の交響曲 [睡夢庵のBGM]

【BGM: ショルティ / マーラー 交響曲 第8番 変ホ長調 千人の交響曲 】

今日はショルティ指揮のシカゴ交響楽団でマーラーの《交響曲 第8番 変ホ長調 千人の交響曲》。
ここでは非常にゆったりと円やかな響きを聴かせてくれます。 シカゴの音はこんなだったかな?と首を傾げたくなるくらいに円熟した渋めの音色です。 これを聴くとカラヤン/ベルリンの第5番の演奏がすこし尖がって聴こえてしまいます。

これは彼の「ウィーン」時代最後の交響曲。 大規模な管弦楽に加えて、8人の独唱者、複数の合唱団を要する巨大なオラトリオの様な作品、約81分。 従来の楽章形式ではなく、2部で構成されており、1部は中世マインツの大司教ラバヌス・マウルス作と言われる賛歌「来たれ、創造主たる精霊よ」、第2部ではゲーテの戯曲「ファウスト 第二部」の終幕部の歌詞が使われている。 演奏規模の大きさから「千人の交響曲」という名で知られているが、これは自身が命名したものではなく、初演の興行主エミール・グートマンがその宣伝用ポスターに付けたものによる。
Solti_tausand.jpg
発売日: 1973
LONDON/キングレコード
LP-No.: SLA-1039/40
グスタフ・マーラー 交響曲 第8番 変ホ長調 千人交響曲

- SLA-1039 Side 1 -
01. Part 1. HYMINUS-VENI, CREATOR SPIRITUS
      (賛歌:来たれ創造の主たる精霊よ)

- SLA-1039 Side 2 -
01. Part 2. FINAL SCENE FROM PART II OF GOETHE'S FAUST-
      (ゲーテの<ファウスト>の大詰めより)
      WALDUNG, SIE SCHWANKT HERAN

- SLA-1040 Side 1 -
01. Part 2. (CONTINUED): UNS BLEIBT EIN ERDENREST

- SLA-1040 Side 2 -
01. Part 2. (CONTINUED): BLICKET AUF, ALLE REUIG ZARTEN!

指 揮 : サー・ゲオルグ・ショルティ
演 奏 : シカゴ交響楽団
合 唱 : ウィーン国立歌劇場合唱団
      ウィーン楽友協会合唱団
      ウィーン少年合唱団
独 唱 :
罪深き女     : ヘザー・ハーパー(ソプラノⅠ)
罪を悔ゆる女   : ルチア・ポップ(ソプラノⅡ)
光明の神なる女  : アーリーン・オージェ(ソプラノⅢ)
サマリアの女   : イヴォンム・ミントン(アルトⅠ)
エジプトのマリア : ヘレン・ワッツ(アルトⅡ)
マリアを讃える学者: ルネ・コロ(テノール)
法悦の神父    : ジョン・シャーリー・カーク(バリトン)
思索の神父    : マルッティ・タルヴェラ(バス)

録音日 : 1972年9月
録音場所: ウィーン、ソフィエンザール



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