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BGM: エリス・レジーナ / A Arte De Elis Regina [睡夢庵のBGM]

【BGM: エリス・レジーナ / A Arte De Elis Regina 】

今日はブラジルの歌手エリス・レジーナのベスト盤《A Arte De Elis Regina》。

これは1975年に出た「Arrastao」や「Madalena」というヒットナンバーを含むベスト盤LPからのCDのリマスター盤。
彼女のものも一つ位は、で手にしたものですがライブものなど録音のせいもあるのでしょう、ナローかつハイが割れて聴こえ、まず録音・音質・楽器バランス等皆好みから外れているものが多くて(^^)。 男声が入るのでこれも邪魔(^^;)
ブラジリアン・ボサの旗手の一人ですので、時折引っ張り出して聴いてみるのですが、どうもシックリしません。
「Pra Dizer Adeus」、「Aquarela Do Brasil」、「Aguas de marco」、「Casa no campo」、「E Com Esse Que Eu Vou」辺りは私の中の“ボサ”らしいテンポと歌唱になってますけれど・・・

『エリス・レジーナ』(Elis Regina Carvalho da Costa, 1945/03/17-1982/01/19没)、ブラジル・リオ・グランデ・ド・スール州ポルト・アングレ市出身の歌手で1960~70年代にはブラジルで絶大な人気を誇った歌手だった。 11歳の時子供向けラジオ番組でその歌手としてのキャリアをスタートさせる。 1961年最初のアルバム「Viva a Brotolandia」を発表、人気を獲得する。 2ndアルバム「Dois na Bossa/ふたりでボサ・ノヴァ」でジャイール・ロドリゲスと共演、これはブラジル国内のレコード売り上げ記録を更新するヒットとなる。 彼女が歌手として開花するのは、このあと発表したシングル「Arrastao」で大ブレークしてからだろう。 1965年リオで行われた初のポピュラー音楽フェスティバルに出演しこの曲を歌うが、その鳥肌が立つような歌声とパフォーマンスは伝説となった。 当時の独裁政権下での政権批判やそれに伴う圧力、そして両親の世話や育児疲れ、2度の離婚といった様々なストレスからアルコールやコカインに溺れる様になる。 1982年3度目の結婚をし、新しいレーベルで録音を再開、立ち直ったかに見えたが、コカイン・アルコールの摂取過多が原因で36歳の若さで急逝してしまう。
  elisregina_836250-2.jpg
発売日: 2004/10/26
Polydor
CD-No.: 836250-2
A Arte De Elis Regina
収録曲:
01. Reza
02. Pot Pourri
03. Arrastao
04. Zambi
05. Tristeza Que Se Foi
06. Louvacao
07. Pra Dizer Adeus
08. Lunik 9
09. Aquarela Do Brasil
10. Upa Neguinho
11. Corrida de Jangada
12. Vera Cruz
13. Casa Forte
14. As Curvas da Estrada de Santos
15. Vou Deitar E Rolar
16. Ih! Meu Deus Do Ceu
17. Madalena
18. Agaus de Marco
19. Atras da Porta
20. Casa No Campo
21. E Com Esse Que Eu Vou



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