BGM： マドンナ / EVITA COMPLETE VERSION [睡夢庵のBGM]
【BGM： マドンナ / EVITA COMPLETE VERSION 】
今日はマドンナの主演で話題となった《EVITA》のサウンドトラック。
これはアンドリュー・ロイド＝ウェバーのミュージカル「エビータ」の映画化版。 アルゼンチンのファーストレディだったエバ・ペロンの立身伝を描いたものです。 この映画は１９９７年度のゴールデングローブ賞では作品賞、主演女優賞、主題歌賞を受賞しています。 又、この中で歌われる「You Must Love Me」はアカデミー賞で歌曲賞を受けています。 映画制作に当たってはアルゼンチンの大統領官邸である「カサ・ロサダ」でのロケに成功、エバが演説を行ったバルコニーのシーンの撮影に成功したことも話題となりました。 又、アメリカのセックスシンボルであった“マドンナ”が主役のエバ・ペロンを演じることでも話題になった作品です。 アルゼンチンでは神格化されているエバ・ペロンをマドンナが演じるという事で否定的批判・デモなどもあった様です。
従来通りサントラでいいやでＣＤを入手したのですが、これはＤＶＤを選ぶ方が正解ですね。 映像を伴わないとちょっと・・・失敗でした(^^;)> ＤＶＤは2007/11/22発売のPHNE-104545が入手出来る様です。
『エバ・ペロン』（Maria Eva Duarte de Peron, 1919/05/07-1952.07/26没）、アルゼンチンの女優、政治家。 アルゼンチン・ロス・トルドスで私生児として生まれる。 １５歳で家出、ブエノスアイレスに出、モデルとして働き始める。 １９３０年代に入るとラジオ・ドラマの声優や映画女優として活躍し始めるが、その上昇志向は非常に強く夫々を時代を目を付けた男の愛人となり、その男を踏み台にして出世の階段を上っていく。 １９４３年軍事政権の副大統領兼国防大臣兼労働局長の肩書きを持つファン・ドミンゴ・ペロン大佐と出会い、その愛人となると共にその庇護下で自身のラジオ番組を通してペロンの民衆向けの政治宣伝を担う。 当時政変と汚職により貧富の格差が大きかったアルゼンチンで、搾取により貧しかった労働者階級からの支持を得る。 「エビータ」の愛称は当時のラジオを通して使用され始めている。 第二次世界大戦集結直後、１９４５年１０月エドワルド・アバロス将軍による軍事クーデターが起き、ペロンは軍事法廷で有罪となり服役する。 エバは放送等を使い、ペロンの釈放を呼びかけるが、支持母体の弱かったこの政権が直ぐに倒れた為、ペロンの解放に成功、釈放後の１０月２６日にはペロンと正式に結婚する。 ペロンは翌年１９４６年３月２８日に大統領選挙に勝ち、アルゼンチン大統領となり、エバはファーストレディに成り上がる。 エバは積極的に国政に参画、又、「エバ・ペロン財団」を設立、労働者用の住宅、孤児院、養老院等の施設を作る等、海外では貧困層の人気取りといわれているばら撒きを行い、ペロンを側面から支える。 財団を利用した国政への関与はその公私混同と取れる活動や言動、また私物化した蓄財、汚職の疑いもあり多くの批判もあるが、正義党の婦人部門を組織したり、女性参政権を実現したのも事実であり、国民の多くを占めるブルーカラーからの支持は強いものだった。 反面、大統領夫人に過ぎないにも関らず直接国政に嘴を入れることや国費を自身の人気取りのバラマキ施策に使った事などから、知識階級・富裕層・軍上層部からは蛇蝎のように嫌われ、「淫売」、「成り上がり」と蔑まれ続ける。 第二次世界大戦後は中立国ながら枢軸国よりの姿勢を示したことを打ち消す目的でヨーロッパ外遊を行い、大戦中に蓄えた外貨を欧州諸国にばら撒き、エバに勲章を与えるよう政府に要請した。 １９５１年ペロンは政権強化の為、エバを副大統領にしようとするが、直後にエバが子宮癌に侵されている事が判明、断念せざるを得なくなる。 １９５３年死去するがブエノス・アイレスで行われた葬儀には数十万の市民が参加しその死を悼んだ。 その遺体はアルゼンチンの政争の影響を受け、イタリア、スペインと転々とし、１９７６年の政変によりやっと母国へ戻り、ブエノスアイレスのラ・レコレッタ墓地に埋葬される。 アルゼンチンでは今尚「セイント・エビータ（聖エビータ）」とも呼ばれ、崇敬されている。
今日はマドンナの主演で話題となった《EVITA》のサウンドトラック。
これはアンドリュー・ロイド＝ウェバーのミュージカル「エビータ」の映画化版。 アルゼンチンのファーストレディだったエバ・ペロンの立身伝を描いたものです。 この映画は１９９７年度のゴールデングローブ賞では作品賞、主演女優賞、主題歌賞を受賞しています。 又、この中で歌われる「You Must Love Me」はアカデミー賞で歌曲賞を受けています。 映画制作に当たってはアルゼンチンの大統領官邸である「カサ・ロサダ」でのロケに成功、エバが演説を行ったバルコニーのシーンの撮影に成功したことも話題となりました。 又、アメリカのセックスシンボルであった“マドンナ”が主役のエバ・ペロンを演じることでも話題になった作品です。 アルゼンチンでは神格化されているエバ・ペロンをマドンナが演じるという事で否定的批判・デモなどもあった様です。
従来通りサントラでいいやでＣＤを入手したのですが、これはＤＶＤを選ぶ方が正解ですね。 映像を伴わないとちょっと・・・失敗でした(^^;)> ＤＶＤは2007/11/22発売のPHNE-104545が入手出来る様です。
『エバ・ペロン』（Maria Eva Duarte de Peron, 1919/05/07-1952.07/26没）、アルゼンチンの女優、政治家。 アルゼンチン・ロス・トルドスで私生児として生まれる。 １５歳で家出、ブエノスアイレスに出、モデルとして働き始める。 １９３０年代に入るとラジオ・ドラマの声優や映画女優として活躍し始めるが、その上昇志向は非常に強く夫々を時代を目を付けた男の愛人となり、その男を踏み台にして出世の階段を上っていく。 １９４３年軍事政権の副大統領兼国防大臣兼労働局長の肩書きを持つファン・ドミンゴ・ペロン大佐と出会い、その愛人となると共にその庇護下で自身のラジオ番組を通してペロンの民衆向けの政治宣伝を担う。 当時政変と汚職により貧富の格差が大きかったアルゼンチンで、搾取により貧しかった労働者階級からの支持を得る。 「エビータ」の愛称は当時のラジオを通して使用され始めている。 第二次世界大戦集結直後、１９４５年１０月エドワルド・アバロス将軍による軍事クーデターが起き、ペロンは軍事法廷で有罪となり服役する。 エバは放送等を使い、ペロンの釈放を呼びかけるが、支持母体の弱かったこの政権が直ぐに倒れた為、ペロンの解放に成功、釈放後の１０月２６日にはペロンと正式に結婚する。 ペロンは翌年１９４６年３月２８日に大統領選挙に勝ち、アルゼンチン大統領となり、エバはファーストレディに成り上がる。 エバは積極的に国政に参画、又、「エバ・ペロン財団」を設立、労働者用の住宅、孤児院、養老院等の施設を作る等、海外では貧困層の人気取りといわれているばら撒きを行い、ペロンを側面から支える。 財団を利用した国政への関与はその公私混同と取れる活動や言動、また私物化した蓄財、汚職の疑いもあり多くの批判もあるが、正義党の婦人部門を組織したり、女性参政権を実現したのも事実であり、国民の多くを占めるブルーカラーからの支持は強いものだった。 反面、大統領夫人に過ぎないにも関らず直接国政に嘴を入れることや国費を自身の人気取りのバラマキ施策に使った事などから、知識階級・富裕層・軍上層部からは蛇蝎のように嫌われ、「淫売」、「成り上がり」と蔑まれ続ける。 第二次世界大戦後は中立国ながら枢軸国よりの姿勢を示したことを打ち消す目的でヨーロッパ外遊を行い、大戦中に蓄えた外貨を欧州諸国にばら撒き、エバに勲章を与えるよう政府に要請した。 １９５１年ペロンは政権強化の為、エバを副大統領にしようとするが、直後にエバが子宮癌に侵されている事が判明、断念せざるを得なくなる。 １９５３年死去するがブエノス・アイレスで行われた葬儀には数十万の市民が参加しその死を悼んだ。 その遺体はアルゼンチンの政争の影響を受け、イタリア、スペインと転々とし、１９７６年の政変によりやっと母国へ戻り、ブエノスアイレスのラ・レコレッタ墓地に埋葬される。 アルゼンチンでは今尚「セイント・エビータ（聖エビータ）」とも呼ばれ、崇敬されている。
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発売日： 1997/01/25 Warner Music Japan CD-No.： WPCR-1001/2 | |
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EVITA THE COMPLETE MOTION PICTURE MUSIC SOUNDTRACK 収録曲： - WPCR-1001 Disc 1 - 01. A Cinema In Bueno Aires, 26 July 1952 02. Requiem For Evita 03. Oh What A Circus 04. On This Night Of A Thousand Stars 05. Eva And Magaldi-Eva Beware Of The City 06. Buenos Aires 07. Another Suitcase In Another Hall 08. Goodnight And Thank You 09. The Lady's Got Potential 10. Charity Concert-The Art Of The Possible 11. I'd Be Surprisingly Good For You 12. Hello And Goodbye 13. Peron's Latest Flame 14. A New Argentina - WPCR-1002 Disc 2 - 01. On The Balcony Of The Casa Rosada 1 02. Don't Cry For Me Argentina 03. On The Balcony Of The Casa Rosada 2 04. High Flying, Adored 05. Rainbow High 06. Rainbow Tour 07. The Actress Hasn't Learned The Lines (You'd Like To Hear) 08. And The Money Kept Rolling In (And Out) 09. Partido Feminista 10. She Is A Diamond 11. Santa Evita 12. Waltz For Eva And Che 13. Your Little Body's Slowly Breaking Down 14. You Must Love Me 15. Eva's Final Broadcast 16. Latin Chant 17. Lament |
