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BGM: クラウディオ・アラウ / ショパン ピアノとオーケストラのための作品全集 [睡夢庵のBGM]

【BGM: クラウディオ・アラウ / ショパン ピアノとオーケストラのための作品全集 】

今日はクラウディオ・アラウのピアノ《ショパン ピアノとオーケストラのための作品全集》3枚組 約2時間20分。
オケも聴きなれた一番の出だしからその緻密かつ豊かな響きを持つ演奏を聴かせてくれますし、アラウの演奏も美しい粒立ちのよくオケとのバランスも優れた演奏です。

『クラウディオ・アラウ(Claudio Arrau Leon:1903/02/06-1991/06/09没)』
南米チリ出身でアメリカを中心に活動した20世紀を代表するピアノの巨匠。 チリ・チリャンの名門の家系の眼科医の父とアマチュア・ピアニストの母の間に生まれる。 早くから神童として知られ、5歳で最初のリサイタルを行い、1911年に首都サンティアゴでデビュー、同年チリ政府の援助を受け、ドイツ・ベルリンのシュテルン音楽院に留学、マルティン・クラウゼに師事する。 ベルリンでのデビューは1914年僅か11歳、以降ニキシュ、メッゲルベルク、フルトヴェングラーと言った大指揮者と共演、欧州での名声を確立する。 1915年にはグスタフ・ホランダー賞、イーバッハ賞、1918年にはシュルホフ賞、1919/20年にはリスト賞、1927年にはジュネーブ国際ピアノコンクールで1位と多くの賞を獲得している。 1925年には母校シュテルン音楽院の教授に就任している。 1941年カーネギー・ホールでコンサートを行い、翌年から活動の本拠をアメリカに移す。

『エリアフ・インバル(Eliahu Inbal:1936/02/16-)』
本名はエリアフ・ヨーゼフ。 イスラエル生まれの指揮者。 1936年2月16日イスラエル・エルサレムに生まれる。 幼少よりユダヤ教会の聖歌隊にて教会音楽の理論を学ぶ。 1948年12才で奨学金を得てエルサレム音楽院に入学、ヴァイオリンを4年間を学ぶ。 1952年音楽アカデミーに進み、ここでヴァイオリンのほか和声楽、作曲法を学ぶ。 その後指揮者への道を目指すようになり、1958年オランダのケルクラード音楽祭で優秀賞を受ける。 1960年レナード・バーンスタインの勧めでさらに指揮法を学ぶため、パリ音楽院に留学する。 1963年グイド・カンテルリ国際指揮者コンクールに優勝、指揮者としての認知度を高める。 1974年フランクフルト放送交響楽団の音楽監督となり、このオーケストラの黄金時代を築く。
Arrau_Chopin.jpg
発売日: 1974?
フィリップス/フォノグラム
LP-No. SFX-8666/8
ショパン ピアノとオーケストラのための作品全集
COMPLETE WORKS FOR PIANO AND ORCHESTRA

- SFX-8666 Side 1 -
ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11
01. First Movement Allegro maestoso

- SFX-8666 Side 2 -
01. Scond Movement Romance(Larghetto)
02. Third Movement Rondo(Vivace)

- SFX-8667 Side 1 -
ピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21
01. First Movement Maestoso
02. Scond Movement Larghetto

- SFX-8667 Side 2 -
01. Third Movement Allegro Vivace

02. クラコヴィアク 作品14(コンサート・ロンド ヘ長調)

- SFX-8668 Side 1 -
01. モーツァルト歌劇《ドン・ジョヴァンニ》の
  「ラ・チ・ダケーム・ラ・マーノ」による変奏曲 作品2

02. ポーランド民謡による幻想曲 イ長調 作品13-1

- SFX-8668 Side 2 -
01. ポーランド民謡による幻想曲 イ長調 作品13-2

02. アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 作品22

ピアノ : クラウディオ・アラウ
指 揮 : エリアフ・インバル
演 奏 : ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団



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