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BGM: ブーレーズ / バレー音楽《中国の不思議な役人》 [睡夢庵のBGM]

【BGM: ブーレーズ / バレー音楽《中国の不思議な役人》 】

今日はブーレーズ指揮によるバルトークのバレー音楽《中国の不思議な役人》作品19 全曲。
カップリングは《舞踏組曲》。
ブーレーズを選んだのは彼が数学に強い作曲家・指揮者ですので、この種の曲には最適化なというところです。 

バルトーク・ベーラ・ヴィクトル・ヤーノシュはハンガリー領トランシルヴァニアのナジゼントミクローシュ生まれの作曲家・ピアノ演奏家。
《中国の不思議な役人》は、脚本家レンジェル・メニヘルートの書いた台本に基づく1幕のパントマイムの為の舞台音楽で、バルトーク自身も“音楽を伴うパントマイム”に強く拘っており、総譜にも必ず記載するように求めています。 しかしながら、バレー音楽として扱われ、実際に上演されることも・・・ その為、この曲にはバレー用のバージョンと演奏会用のバージョンの2つが存在しますが、ブーレーズはバレー用のバージョンを選択しています。
《舞踏組曲》は、ハンガリーの2つの都市、ブタ(Buda)とペスト(Pest)の合併50周年記念の為の式典用に、コダーイ《ハンガリー詩篇》、ドホナーニ《荘厳序曲》と共に委嘱によって作曲されたもので、1923年11月19日に初演されています。
bartok_mandarin.jpg
発売日: 1972
CBS/SONY
LP-No. SOCP-5
THE MIRACULOUS MANDARIN / DANCE SUITE
- SOCP-5 Side 1 -
01. THE MIRACULOUS MANDARIN
   (Beginning)

- SOCP-5 Side 2 -
01. THE MIRACULOUS MANDARIN
   (Conclusion)

02. DANCE SUITE
 Ⅰ. Moderato
 Ⅱ. Allegro molto
 Ⅲ. Allegro vivace
 Ⅳ. Molto tranquillo
 Ⅴ. Comodo
 Finale: Allegro

指揮: ピエール・ブーレーズ
演奏: ニューヨーク・フィルハーモニック
    スコラ・カントルム合唱団/ヒュー・ロス合唱指揮



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