BGM: カラヤン / チャイコフスキー 三大バレー組曲 [睡夢庵のBGM]
【BGM: カラヤン / チャイコフスキー 三大バレー組曲 】
今日はカラヤンの《チャイコフスキー 三大バレー組曲》を通しで。
これには他に《弦楽セレナーデ》がカップリングされています。
組曲版ですので、ある意味夫々のおいしい処の抜粋ですから楽しめます。 少しテンポを遅めにダイナミックに謳わせてる様です。 カラヤンらしいといった方がいいのでしょうか。 《白鳥の湖》ではオーボエで奏される「白鳥の主題」が命ですね。 特にこの01. 情景のハープに続いて出てくるオーボエの主題でしょうか。 《眠りの森の美女》では主としてイングリッシュ・ホルンで奏される「リラの精のテーマ」も好きですが、02. の「バラのアダージョ」が佳いですね。 出だしのハープのカデンツァからの甘美な弦の調べがなんとも。 03. パ・ド・カラクテール、出だしの管の掛け合いも・・・オーケストラ的には05. でしょう。 豪華且つ優美に音が広がります。 《くるみ割り人形》ではなんといっても、01. Overture miniature、この管による掛け合い、弦のピッチカート、非常に愛らしい。 それと03. 花のワルツ これはなんといっても木管とホルンの旋律ですね。
カップリングである《弦楽セレナーデ ハ長調 作品48》は曲想を異にするものですから通常これはカットして聴いています。 この第二楽章のワルツはシュトラウス等のウインナーワルツにも劣らない典雅なもので良く取り上げられますので、出だしを聴くと誰しもこれかと思われるほど有名なものですね。 第三楽章はエレジー(哀歌・挽歌)ここでは哀歌でしょうか、哀愁に満ちた、でもダイナミックな展開を持つものです。
これは2枚のカップリングで“カラヤン 2LP ベスト”と銘打って全部で13種類出た廉価盤です。
《白鳥の湖》はドイツの作家ムゼウスによる童話「奪われたベール」を基にして構想が練られたもの。 1875年にボリショイ劇場の依頼により作曲されたもので、翌年に完成されています。
《眠りの森の美女》はフランスの作家シャルル・ペローのおとぎ話「眠りの森の美女」(La Belle au bois dormant)に着想を得て作曲されたもので、1890年1月15日に初演されています。
《くるみ割り人形》はドイツ・ロマン派の文豪ホフマンの「くるみ割り人形とねずみの王」に基づく、アレクサンドラ・デュマの「くるみ割り人形物語」から着想されたもので、1892年12月18日に初演されています。
《弦楽セレナーデ》、セレナーデは一般的に「小夜曲」と訳されますが、“夕べの音楽”元をたどれば、ロミオとジュリエットのバルコニーでの情景や相聞歌・歌垣で歌われる恋歌に由来するものです。 この曲は1880年に作曲されたものであり、チャイコフスキーの代表的管弦楽曲として親しまれているものです。
今日はカラヤンの《チャイコフスキー 三大バレー組曲》を通しで。
これには他に《弦楽セレナーデ》がカップリングされています。
組曲版ですので、ある意味夫々のおいしい処の抜粋ですから楽しめます。 少しテンポを遅めにダイナミックに謳わせてる様です。 カラヤンらしいといった方がいいのでしょうか。 《白鳥の湖》ではオーボエで奏される「白鳥の主題」が命ですね。 特にこの01. 情景のハープに続いて出てくるオーボエの主題でしょうか。 《眠りの森の美女》では主としてイングリッシュ・ホルンで奏される「リラの精のテーマ」も好きですが、02. の「バラのアダージョ」が佳いですね。 出だしのハープのカデンツァからの甘美な弦の調べがなんとも。 03. パ・ド・カラクテール、出だしの管の掛け合いも・・・オーケストラ的には05. でしょう。 豪華且つ優美に音が広がります。 《くるみ割り人形》ではなんといっても、01. Overture miniature、この管による掛け合い、弦のピッチカート、非常に愛らしい。 それと03. 花のワルツ これはなんといっても木管とホルンの旋律ですね。
カップリングである《弦楽セレナーデ ハ長調 作品48》は曲想を異にするものですから通常これはカットして聴いています。 この第二楽章のワルツはシュトラウス等のウインナーワルツにも劣らない典雅なもので良く取り上げられますので、出だしを聴くと誰しもこれかと思われるほど有名なものですね。 第三楽章はエレジー(哀歌・挽歌)ここでは哀歌でしょうか、哀愁に満ちた、でもダイナミックな展開を持つものです。
これは2枚のカップリングで“カラヤン 2LP ベスト”と銘打って全部で13種類出た廉価盤です。
《白鳥の湖》はドイツの作家ムゼウスによる童話「奪われたベール」を基にして構想が練られたもの。 1875年にボリショイ劇場の依頼により作曲されたもので、翌年に完成されています。
《眠りの森の美女》はフランスの作家シャルル・ペローのおとぎ話「眠りの森の美女」(La Belle au bois dormant)に着想を得て作曲されたもので、1890年1月15日に初演されています。
《くるみ割り人形》はドイツ・ロマン派の文豪ホフマンの「くるみ割り人形とねずみの王」に基づく、アレクサンドラ・デュマの「くるみ割り人形物語」から着想されたもので、1892年12月18日に初演されています。
《弦楽セレナーデ》、セレナーデは一般的に「小夜曲」と訳されますが、“夕べの音楽”元をたどれば、ロミオとジュリエットのバルコニーでの情景や相聞歌・歌垣で歌われる恋歌に由来するものです。 この曲は1880年に作曲されたものであり、チャイコフスキーの代表的管弦楽曲として親しまれているものです。
発売日:? グラモフォン/ポリドール LP No.:MG 9692/3 | |
チャイコフスキー 三大バレー組曲/弦楽セレナーデ -MG 9692 Side-A- バレー組曲《白鳥の湖》作品20 01. 情景 : Moderato 02. ワルツ : Tempo di Valse 03. 白鳥の踊り : Allegro moderato 04. 情景 : Andante 05. ハンガリーの踊り(チャルダッシュ) : Moderato assai-Allegro moderato-Vivace 06. 情景 : Allegro agitato-Alla breve -Moderato e maestoso ソロ・ヴァイオリン: ミシェル・シュヴァルベ -MG 9692 Side-B- バレー組曲《眠りの森の美女》作品66a 01. 序奏=リラの精 : Allegro vivo-Andante-Andante sostemuto 02. アダージョ(パ・ダクシオン) : Andante-Adajio maestoso -Molto sostemute, quasi piu 03. パ・ド・カラクテール=長くつをはいたねこと白いねこ : Allegro moderato-Moderato 04. パノラマ : Andantino 05. ワルツ : Allegro, Tempo di Valse 録音年月日: 1971年1月4日,22日、2月17日 -MG 9693 Side-A- バレー組曲《くるみ割り人形》 作品71a 01. 小序曲 02. 特徴のある踊り a) 行進曲 b) こんぺい糖の踊り c) ロシア舞曲:トレパーク d) アラビアの踊り e) 中国の踊り f) あし笛の踊り 03. 花のワルツ -MG 9692 Side-B- 弦楽セレナーデ ハ長調 作品48 01. 第一楽章 ハ長調 Pezzo in forma di Sonatina; Andante non tropo-Allegro Moderato 02. 第二楽章 ト長調 Walzer;Moderato(Tempo di valse) 03. 第三楽章 ニ長調 Elegie;Larghetto elegiaco 04. 第四楽章 ト長調 Finale;Andante~Allegro con spirito 録音年月日: Side-A 1966年10月64日 Side-B 1966/10/13,12/29 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 録音場所: ベルリン、イエス・キリスト教会 |